Taro-14 MA-11

「管 理会計 入門 」 第 11講
10
戦略的・戦術的価格決定
(1)経済学における価格決定モデル
①
需要と価格
②
生産量と価格
(限界)抽象化(単純化)されすぎていて「現実」への適用可能性が低い。
↓
売上は、「価格」以外の要素の影響も大きい。
(2)会計における価格決定モデル
①
全部原価法
価格
②
=
原価
+
利益
部分原価法
1)直接原価計算法
2)増分分析法
(限界)原価を基礎に計算した生産者の希望価格での販売保障はない。
↓
売上は、「原価」以外の要素の影響も大きい。
(3)価格戦略
①
すくい上げ価格戦略と浸透価格戦略
②
弾力性価格決定戦略(弾力的価格決定)
③
追随価格戦略
④
セグメント別価格戦略
⑤
再販制度
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「管 理会計 入門 」 第 11講
(4)現実の価格決定の類型
①
価格契約
②
製品のライフサイクルと価格決定
③
独占と競争
④
公共調達
(5)お店の経営と価格設定
売上高
=
商品の価格
×
販売数量
売上高
=
客単価
×
買上客数
↓
↓
単価 × 買上点数
来店客数 × 買上率
(販売価格)
↑
売価 = 仕入値 + 値入高
(利益)
お店の粗利益 = 値入高 - 値引高 - ロス高(廃棄等による損失)
○
商品の在庫と回転率
↑
品切れは、機会損失を生むが、売れ残りは値引やロスにつながる。
〔 今日のポイント 〕
10
□
戦略的・戦術的価格決定
価格決定の考え方を理解する。
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