2500型デュアルフォトダイオードメータ

レーザーダイオードパルス試験システム
型
レーザーダイオードの L−I−V テストに最適
A
G R E A T E R
M E A S U R E
O F
C O N F I D E N C E
2ch の (± 100V バイアス電源 +1fA 分解能ピコアンメータ)
特長
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2ch のフォトダイオードの輝度測定
± 100V バイアス
2nA ∼ 20mA の 8 レンジ
1fA 暗電流測定分解能
1000 回 /s の高速読み取りスピード
3000 データメモリ(各チャンネル当たり)
1 本の三重同軸ケーブルで電圧印加&電流測定
ビンソート、スイープテストのためのデジタル I/O
GPIB、RS-232C 標準装備
ハーフラックサイズ
アプリケーション
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レーザダイオードの L-I-V 測定
LED の全放射測定
光スイッチのクロストークやインサーションロス測定
トランスミッタやポンプレーザモジュールの工業試験
トリガリンク
サーミスタ
ケースレーの2500型デュアルフォトダイオードメータはレーザダ
イオードの生産試験で行われるL-I-Vテストのスループット向上を
狙って設計されました。光通信用LDモジュールのトップメーカー
と共同開発され、輝度計との緊密な同期が特長です。3000 データ
をストアできるメモリとケースレーのみが提供するトリガリンク
機能により最高速の L-I-V 試験を実現します。また3 交代稼働の生
産現場で重要な信頼性と再現性を兼ね備えるよう、性能に加え特
に堅牢に設計されています。
微小電流を高速測定
ケースレーの定評ある微小電流測定に、高速測定性能を加えまし
た。2500 型の各チャンネルは電圧源と高速ピコアンメータから構
成されます。その電圧源とピコアンメータは内部でリンクされ、二
つのチャンネルは互いに独立して使えます。
高速 L-I-V 試験システムのコンポーネント
レーザダイオードモジュールの DC 試験において、2500 型は、LD
のバックサイドPDとファイバー通過後のフォトディテクタに電圧
を供給します。そして二つのPDの電流を測定し、光パワー(輝度)
に変換します。この変換はユーザが設定したLDモジュールの波長
に対する校正係数によって行われます。輝度の高速で正確な測定
は、結合効率(レーザ光が光ファイバーへ入射する効率)や輝度
特性の試験に大変重要です。マルチバックフォトダイオード付LD
を試験するときにも、ハーフラックで高密度な試験が行えます。
ペルチェ
ワイドダイナミック測定レンジ
ファイバー
GPIB
コンピュータ
積分球
2500 型は LD モジュールの L-I-V 試験システムによく使われるケースレーの
他の製品と緊密な連携をするよう設計されています。他の製品とは、2400型
ソースメータ、2510型 TECソースメータ、2000 型デジタルマルチメータ、
7000 シリーズ スイッチングシステム、2361 型トリガコントロールモジュー
ルです。
2nA ∼20mA の 8 レンジのワイドレンジで、LDの L-I-V 測定、LED
の全放射測定、光スイッチのクロストークやインサーションロス
などのアプリケーションにお使い頂けます。またトランスミッタ
やポンプレーザモジュールの工業試験にも適合します。
1000 データ/秒、トリガリンクによるLIV 同期、ハンドラ制御機能付
高確度な暗電流測定
レシオ&デルタ測定
2500 型の 2nA レンジは 1fA の分解能をもち、暗電流測定に最適で
す。暗電流のレベルがわかれば、2500 型のREL 機能が暗電流をオ
フセットとして差し引き、その後の輝度測定を正確に行えます。
2nA レンジの確度は、読み値の 1%+350fA と大変正確です。
2500型の完全にアイソレートされた二つのチャンネル間の比や差
を測定できます。用途として、バックサイドPDとファイバー通過
後のPDとの比を、入力電流を変えながら測定することがあげられ
ます。この機能は前面パネルからでもGPIB でも使えます。マルチ
バックサイド PD をもつ LD モジュールでは、この測定結果を LD
の出力制御に利用できます。
電圧バイアス性能
2500 型の電圧バイアスレンジは± 10V と± 100V が用意されてい
ます。これによってエリアの大きなフォトディテクタには±10V、
アバランシェタイプのフォトディテクタには± 100V レンジなど、
タイプに応じて使い分けができます。そうすることで、測定のリ
ニアリティと確度が改善できます。分解能は±10Vレンジで500μ
V、± 100V レンジで 5mV です。
プログラマブルリミットとフィルタ
試験開始時などに過電圧がかかり、デバイスを破壊しないように、
他のケースレー製品と同様、電圧リミットと電流リミット機能が
用意されています。またバッファにストアされたデータに加算平
均フィルタやメディアンフィルタを適用できます。
高試験スループット
試験要求の変遷に柔軟に対応
2500 型は 4 1/ 2 桁で 1000 回/秒の読み取りが行なえます。これ
は光デバイスの特性評価や生産試験でよく一緒に使われる 2400
型ソースメータのスピードと同じです。また共にケースレー独自
のハードウェアトリガである「トリガリンク」とバッファメモリ
をもっています。例えばスイープ試験をするとき、測定を完全に
同期させ、測定値をメモリにストアするのにトリガリンクを使う
と測定の信頼性を上げられます。同時に GPIBによるトリガリン
クや個々のデータ転送が不要になることで、試験スピードは大幅
に向上します。
PD 付のパワーメータと異なり、2500 型はユーザが最適なフォト
ディテクタを選び、その校正係数をプログラムすることで、幅広
いレンジの測定ができます。波長補正は必要なく、試験スピード
の向上にも貢献します。
省スペース設計
輝度測定に必要な全てのファンクションをコンパクトなハーフ
ラックサイズの筐体に収めました。それもますます複雑になる
レーザダイオード同様、試験機器も複雑化の傾向にあります。
2500型を使うと試験システムのスペースや床面積を減らせ、GPIB
アドレスの節約になります。
インターフェイス
システムアップを迅速かつシンプルに行なうために、2500 型は、
トリガリンク、デジタル I/O、GPIB、RS-232C を標準装備してい
ます。トリガリンクは1つのコネクタ中に 6 つのソフトウェア選択
可能なトリガラインがあり、システムの全機器をコントロールで
きます。スイープするアプリケーションでトータル試験時間を減
らす場合に特に有効です。2500型は2400 型からトリガを受け取り
1 回のスイープを実行できます。デジタルI/O を使い、外部ハンド
ラの制御やビンソート動作も簡単に行なえます。
2500 型 背面パネル
仕様
2500 型背面パネル2500 型フォトダイオードメータは2系統のフォ
トダイオード電流、もしくはユーザが設定した光パワーゲイン/
波長校正ファクタから光パワーを測定、表示します。
測定仕様
確度 1, 2
温度係数
23℃±5℃
0°
-18℃, 28°
-50℃ 最大DC
レンジ
最大分解能 ±(読みの%+オフセット) ±(読みの%+オフセット)/℃ 入力抵抗3
2.000000 nA
1 fA
1.00%+ 2 pA
( 0.01 + 200fA )
20kΩ
20.00000 nA
10 fA
0.40%+ 2 pA
(0.01 + 200fA)
20kΩ
200.0000 nA
100 fA 0.30%+ 200 pA
(0.02 + 20pA)
200Ω
2.000000μA
1 pA
0.20%+ 200 pA
(0.02 + 20pA)
200Ω
20.00000μA
10 pA
0.10%+ 20 nA
(0.01 + 2nA)
2.0Ω
200.0000μA
100 pA 0.10%+ 20 nA
(0.01 + 2nA)
2.0Ω
2.000000 mA
1 nA
0.10%+ 2μA
(0.02 + 200nA)
0.2Ω
20.00000 mA 10 nA
0.10%+ 2μA
(0.02 + 200nA)
0.2Ω
最大許容入力:±20.0mA.
ノイズフロア測定仕様(公称値)6
レンジ
2.000000 nA
20.00000 nA
200.0000 nA
2.000000μA
20.00000μA
200.0000μA
2.000000 mA
20.00000 mA
ノイズフロア(公称値)、1標準偏差、100測定値
0.01 NPLC 0.1 NPLC 1.0 NPLC
10 NPLC
2 pA
1 pA
40 fA
15 fA
2 pA
1 pA
40 fA
15 fA
200 pA
100 pA
2 pA
500 fA
200 pA
100 pA
2 pA
500 fA
20 nA
10 nA
200 pA
50 pA
20 nA
10 nA
200 pA
50 pA
2μA
1μA
25 nA
5 nA
2μA
1μA
25 nA
5 nA
スピードとノイズ除去比(公称値)4
読み取り/秒
桁数
GPIB(SCPI) GPIB(488.1)
4 1/2
700
900
5 1/2
460
475
6 1/2
58
58
フォトダイオード電圧バイアス仕様
NPLCs
0.01
0.1
1
NMRR
─
─
60 dB
2
確度
レンジ
分解能
23℃±5℃
最大電流 負荷変動率 5 温度係数
0 to±10V <400μV ±(0.15% of setting 20mA
<0.30% 150ppm/℃
+ 5mV)
0 to20mA
0 to±100V <4mV ±(0.3% of setting 20mA
<0.30% 300ppm/℃
+ 50mV)
0 to20mA
注) 1 スピード=ノーマル(NPLC 1.0)、
フィルタ オン
2 1年間
3 フルスケール及びゼロの入力電流で ⊿ Vin /⊿ I in を測定
4 2チャンネル、
内部トリガ、測定のみ、
ディスプレイオフ、
マニュアルレンジ、
オートゼ
ロオフ、
ソースディレイ=0、
フィルタオフ、
リミットオフ、CAL5、CAL6 オフ、60Hz
5 フルスケール
(20mA )及びゼロの負荷電流で ⊿V in / ⊿I in を測定
6 ノイズフロア測定:1標準偏差、
100測定サンプル、
フィルタオフ、入力オープン
(キャップ付)
7 設計仕様
8 フルスケール
(20mA)
とゼロの入力電流で ⊿ Vin を測定
一般仕様
許 容 試 料 容 量 :∼ 10nF(公称値)
入力バイアス電流 7:50fA 以下@ 23℃
入 力 電 圧 降 下 8:4mV 以下@ 20mA レンジで 20mA 入力時
電圧ソーススルーレート:3.0ms/V(公称値)
コモンモード電圧:200VDC
コモンモードアイソレーション:109 Ω //300pF(公称値)
オーバーレンジ :測定値の 105%
メモリバッファ :6000(3000 × 2)
指定した測定値とタイムスタンプ
プログラマビリティ:GPIB(SCPI-1995.0)
、RS-232C、5 つのユーザ
設定パワーアップ状態+工場出荷デフォルト
(*RST)
デジタルインターフェイス:
イネーブル :アクティブ Lo 入力
ハンドラインターフェイス:試験開始、試験終了、3 ビット分類信
号、+5V @ 300mA 電源
デジタル I/O:1 トリガ入力、4TTL/リレードライブ出力(33V
@ 500mA、ダイオードクランプ)
商 用 電 源 :100/120/220/240V ± 10%
商 用 周 波 数:50 Hz / 60Hz
消 費 電 力 :60VA
保 証 :1 年間
E M C :欧州連合 98/336/EEC に適合
振 動 :MIL-T-28800F ランダム加振クラス 3
安 全 性 :欧州連合 72/23/EEC に適合
ウォームアップ :規定確度まで 1 時間
寸 法 : 89mm(H)× 213mm(W)× 370mm(D)
ベンチ状態(ハンドルと足を含む)
:
104mm(H)× 238mm(W)× 370mm(D)
重 量 : 23.1kg
環 境 : 動 作 : 0°∼50℃、70%RH(∼35℃、結露しないこと)
35°∼ 50℃、3% RH /℃を減じる
保 存 : − 25°∼ 50℃、結露しないこと
オプション
237-ALG-2 型
低ノイズ三重同軸ケーブル(3 スロットTRX −
ワニ口クリップ)
237-BNC-TRX 型 BNC メス− 3 ラグ三重同軸オスアダプタ
7078-TRX-1 型
低ノイズ三重同軸ケーブル
CS-1053 型
バレルアダプタ
CS-751 型
バレルアダプタ
ケースレーインスツルメンツ株式会社
〒105−0022 東京都港区海岸1−11−1 ニューピア竹芝ノースタワー13F TEL : 03−5733−7555 FAX : 03−5733−7556
Web site : www.keithley.jp・Email : [email protected]
Keithley Instruments, Inc
28775 Aurora Road ・ Cleveland, Ohio 44139 ・ 440-248-0400 ・ Fax: 440-248-6168
1-888-KEITHLEY (534-8453) ・ www.keithley.com
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Printed in the Japan
0402300057