２０１４年８月４日記者発表資料大阪経済記者クラブ会員各位（同時資料提供：関係記者の皆様）米国ファイア・アイ社関電システムソリューションズと提携、西日本市場へ事業拡大～増加するサイバー攻撃の脅威から関西の企業を保護～【お問合せ】大阪外国企業誘致センター（O－BIC）事務局：藤田、岡本ＴＥＬ０６－６９４４－６２９８ ○ 大阪商工会議所、大阪府、大阪市が設立・運営する大阪外国企業誘致センター（Osaka Business & Investment Center、略称＝Ｏ－ＢＩＣ、事務局＝大阪商工会議所）は、これまで外国企業の大阪誘致に注力してきましたが、このたび、高度なサイバー攻撃の対策製品・サービスで業界をリードする米国の FireEye, Inc.（以下ファイア・アイ）が、西日本市場において事業を拡大するため、関電システムソリューションズ株式会社（以下 KS-SOL）と情報セキュリティ分野において包括的なパートナーシップを締結し、大阪に拠点を設置することとなりました。 ○ アメリカのカリフォルニア州に本拠地を置くファイア・アイは、標的型攻撃※1 の防御・対応を専業としており、ウェブ及び電子メール経由のほか、ファイル共有に潜むマルウェア※２や、セキュリティ・リスクの検出、分析、防御といったサービス、ソリューションを国内及び全世界で提供しています。同社は、今年のゴールデンウィークに大きな問題となった Internet Explorer の脆弱性を最初に発見し、対策を講じた企業として知られています。 ※１機密情報を窃取する目的で特定の企業や組織を狙うサイバー攻撃 ※２不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称 ○ ファイア・アイの独自調査※３によると、日本は世界で４番目に攻撃リスクの高い標的国で、特に、化学産業をはじめとする製造業が最も高い攻撃対象となっており、製造業の事業所数が全国で最も多い大阪は、攻撃の危険性が高い地域と見なされています。このたび、ファイア・アイが KS-SOL とパートナーシップを締結して大阪に拠点を開設したことで、ファイア・アイの高度なセキュリティ製品・サービスと、KS-SOL の情報システム全体におけるコンサルティングから開発、構築、保守、運用およびアウトソーシングに至る一貫したフルサポートが可能になり、関西企業の知的財産漏えいを未然に防ぐことができると期待されています。 ※３ファイア・アイ独自調査「高度な攻撃に関する脅威レポート：2013 年版」より ○ なお、O-BIC はファイア・アイの大阪進出に際して、広報サポートを行いました。以上＜添付資料＞資料１：FireEye、関電システムソリューションズ株式会社の概要資料２：大阪外国企業誘致センターの概要＜資料１＞ファイア・アイ、関電システムソリューションズの概要 FireEye について（同社日本法人：ファイア・アイ株式会社所在地：東京都千代田区代表：茂木正之） FireEye®は、次世代のサイバー攻撃から、世界中の民間企業や官公庁をリアルタイムで防御するために専用設計された、仮想マシンベースのセキュリティ・プラットフォームを発明した企業です。高度なサイバー攻撃は、次世代ファイアウォールやIPS、アンチウイルス、各種ゲートウェイなど、シグネチャベースのセキュリティ対策を容易にすり抜けてしまいます。 FireEye®脅威対策プラットフォーム™は、攻撃ライフサイクル全体で、モバイル、Web、電子メール、ファイル・システムといった主要な攻撃経路にわたり、シグネチャを利用しないリアルタイムでダイナミックな脅威防御策を組織へ提供します。FireEyeプラットフォームの核となる仮想実行エンジンは、Dynamic Threat Intelligenceによって補完されており、サイバー攻撃をリアルタイムに検出・防御することができます。FireEyeのソリューションは、世界40か国以上の 1,900を超える組織に導入されており、Fortune 500企業の130社以上で利用されています。ウェブサイト： http://www.fireeye.co.jp プラットフォームについて： http://www.fireeye.com/jp/ja/products-and-solutions/ 関電システムソリューションズ株式会社について（所在地：大阪市北区代表取締役社長：田村和豊）関電システムソリューションズは、関西電力の基幹システムの運用を担う会社として設立され、その後約半世紀に亘り、関西電力グループの IT を担う会社として電気という社会インフラを支えています。現在は総合システムインテグレータとして、コンサルティングからシステム開発・インフラ構築・運用保守まで「フルサポート」でご支援する体制を整え、経営の効率化や業務改革の実現など総合力を活かし、お客さまニーズや時台の変化に合わせたサービス提供を行っています。ウェブサイト： http://ks-sol.jp/ ＜資料２＞大阪外国企業誘致センターの概要大阪外国企業誘致センター（略称：Ｏ－ＢＩＣ）は、２００１年４月に大阪府、大阪市、大阪商工会議所が共同で設立。外国企業、外国公館・経済団体等の大阪進出を支援するワンストップ・サービス・センターとして、有望企業の発掘、進出のサポートから定着支援まで、幅広く取り組んでいる。２０１３年度までの誘致実績は３４２件。うち、米国企業は３９件、国別では第３位。（１位中国、２位韓国） O-BIC の主なサポート内容 ○ 外国企業誘致・支援のための情報提供大阪の一般情報（地勢・気候・経済・文化等）オフィス、倉庫、工場、住居などの不動産情報公的支援（インセンティブ）の紹介生活インフラ（住宅・生活・教育・医療・公的サービス機関）等 ○ 拠点設立手続きサポート（司法書士、税理士等専門家による企業設立手続のアドバイス） ○ ビジネスパートナーの発掘支援 ○ テンポラリーオフィスの提供（IBPC 大阪企業誘致センター、ジェトロ大阪本部）など以上