~2014年3月期決算説明会資料~ 2014年 5月29日 目 次 1. 連結決算の概要 2. 事業概要 3. 2014年3月期決算報告 4. 2015年3月期業績見通し 5. 研究開発の状況 6. 生産体制の状況 7. 株主還元 8. 中期経営計画 9. 経営の方向性 10.トピックス 1 ・・・・・・・・・・P.2 ・・・・・・・・・・P.3 ・・・・・・・・・・P.5 ・・・・・・・・・・P.17 ・・・・・・・・・・P.18 ・・・・・・・・・・P.19 ・・・・・・・・・・P.20 ・・・・・・・・・・P.22 ・・・・・・・・・・P.24 ・・・・・・・・・・P.25 連結決算の概要 2014年3月期 連結決算のポイント ◆売 上 高:425億5百万円 (前期比 +15.2%) 国内リニューアル市場と海外市場での売上増加 ◆営 業 利 益: 33億8千4百万円 (前期比 +40.9%) コスト競争力のある新商品の市場導入と国内外でのコストダウンの推進 ◆経 常 利 益: 36億2千3百万円 (前期比 +53.1%) 営業利益の増加と、為替差益の計上 ◆当期純利益: 20億6千万円 (前期比 +47.4%) 経常利益の増加と特別損失の発生 ・売上高においては、過去最高を更新。 ・利益においても前期を上回る。 2 事業概要 事業系統図 (2014年3月現在) 3 事業概要 4 ネットワーク(2014年3月現在) AIPHONE S.A.S. フランス・リッセ市 愛峰香港有限公司. 中国・香港 愛峰(上海)有限公司. 中国・上海市 アイホン本社 AIPHONE COMMUNICATIONS (THAILAND)CO.,LTD. タイ・チョンブリ県 AIPHONE COMMUNICATIONS (VIETNAM)CO.,LTD ベトナム・ヒンズン省 AIPHONE PTE.LTD. シンガポール AIPHONE CORPORATION アメリカ・ワシントン州 ベルビュー市 2014年3月期決算報告 5 2014年3月期 連結決算実績 (利益 百万円) 4,000 3,500 (百万円) (売上高 百万円) 40,000 36,884 3,000 35,000 2,500 30,000 25,000 2,000 3,384 20,000 2,401 2,366 2,060 1,000 15,000 1,397 10,000 500 5,000 0 営業利益 ◆連結売上高 ◆営業利益高 ◆経常利益高 ◆当期純利益 2014年3月期 経常利益 当期純利益 :前期比 :前期比 :前期比 :前期比 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 36,884 2,401 2,366 1,397 42,505 3,384 3,623 2,060 3,623 1,500 2013年3月期 2013年3月期 2014年3月期 45,000 42,505 <ポイント> 1.増収要因は、国内のリニューアル市場と海外市場で の売上増加 ・国内において集合住宅のリニューアル売上が前期比 24.4%増と大幅増加 ・海外の主力市場である北米と欧州における売上高が 現地通貨ベースにおいて前期に引き続き過去最高 売上高 15.2%増 40.9%増 53.1%増 47.4%増 2.増益要因は、コスト競争力のある新商品の市場導入 効果及びコストダウンの推進により増益 2014年3月期決算報告 6 営業利益について 9000 9000 1,870 8000 7000 3,751 6000 (百万円) -1,637 8000 7000 -1,750 売上増に伴う 為替(円安)の 売上原価の増 影響による利益増 6000 -517 5000 為替変動による 費用増 4000 3000 5000 -733 3,385 研究開発費の増 加 2,402 その他販管費の 増加 3000 売上増に伴う 利益増 2000 4000 2000 1000 1000 0 2013年 3月期 +982百万円 2014年 3月期 0 ポイント 営業利益は、研究開発費及び販管費が増加となったが、国内リニューアル市場や海外市場の売上増加 により、9.8億円の増益。 2014年3月期決算報告 7 販売市場別 海外市場 10,363 24.4% 戸建住宅市場 6,054 14.3% 2014年3月期 その他市場 売上高 2,597 42,505百万円 6.1% ケア市場 6,014 14.1% 国 内 市 場 集合住宅市場 17,476 41.1% 補 足 連結売上の増加について( ◆国内: 27.8億円 ◆海外: 28.3億円 ◆合計: 56.2億円 前期比56.2億円の増加、+15.2% ) (+ 9.5%) (+37.7%) (+15.2%) 2014年3月期決算報告 8 販売市場別-国内市場 海外市場 10,363 24.4% その他 2,597 戸建住宅市場 8.1% 6,054 18.8% ケア市場 6,014 18.7% 国内市場 32,142 75.6% (百万円) 国内市場別 売上高 (百万円) 34,142百万円 増減率(%) 戸建住宅 6,054 3.1 集合住宅 17,476 14.1 ケア 6,014 6.4 その他 2,597 3.0 34,142 9.5 合計 国内売上 集合住宅市場 17,476 54.4% 2014年3月期決算報告 9 販売地域別-海外地域別 中東・アフリカ 中南米 326 231 3.1% 2.2% 中国 64 シンガポール 0.6% 182 アジア・オセアニア 1.8% 758 7.3% 海外市場 10,363 24.4% 国内市場 32,142 75.6% 海外地域別 北米 欧州 シンガポール 中国 アジア・オセアニア 中東・アフリカ 中南米 合計 売上高 (百万円) 5,363 3,436 182 64 758 326 231 10,363 増減率(%) 44.1 33.1 64.0 4.6 29.4 24.2 37.7 海外売上 10,363百万円 欧州 3,436 33.2% 北米 5,363 51.8% 2014年3月期決算報告 10 市場概況-戸建住宅市場 (百万円) 7,000 6,000 連結売上高構成比 5,000 4,000 3,000 5,870 6,054 (百万円) 2,000 2013年3月期 2014年3月期 5,870 6,054 増減率 1,000 戸建住宅市場 0 2013年3月期 2014年3月期 新築市場 ・新設戸建住宅の着工戸数は前期と比較して増加。 ・大手ハウスメーカでの仕様化が継続し、テレビドアホンの販売は増加。 ・録画機能付テレビドアホンの需要増から販売が増加。 リニューアル市場 ・ROCO録画等を家電量販店へ積極的に提案するも他社製品攻勢が激しく販売が減少。 3.1% 2014年3月期決算報告 11 市場概況-集合住宅市場 (百万円) 連結売上高構成比 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 15,310 (百万円) 17,476 6,000 2013年3月期 4,000 2,000 集合住宅市場 0 2013年3月期 15,310 2014年3月期 増減率 17,476 14.1% 2014年3月期 新築市場 ・新設共同住宅着工戸数は前期と比較して増加。 ・これまでの大手デベロッパーへの採用活動の効果とOEM機器の販売台数が増加し、売上に貢献。 リニューアル市場 ・主力地域への専任担当配置の施策やアフターサービス情報との連携による管理会社や管理組合 への積極的な営業活動が功を奏し、売上は好調に推移。 ・市場ニーズに対応した商品「らくタッチ」の市場導入が貢献し、売上は増加。 ・消費税増税前の駆け込み需要の影響から売上は増加。 2014年3月期決算報告 12 市場概況-ケア市場 (百万円) 7,000 連結売上高構成比 6,000 5,000 4,000 3,000 5,652 6,014 (百万円) 2,000 1,000 ケア市場 0 2013年3月期 2013年3月期 2014年3月期 5,652 6,014 増減率 6.4% 2014年3月期 新築市場 ・「介護基盤緊急整備等臨時特例交付金」による事業の実施期限延長から、高齢者施設への販売 が大幅に増加。 ・「地域医療再生計画」に伴う、新築病院着工件数の増加とともに、中核病院への積極的な提案活 動が功を奏しナースコールシステムの販売が増加。 リニューアル市場 ・病院における修繕計画の延期等により、販売が減少したが、継続的に提案活動を行ってきた大型 高齢者施設の受注や高齢者住宅における監視用PC及びソフトウェアの更新等により、売上はほ ぼ横ばい。 2014年3月期決算報告 13 市場概況-海外市場 (百万円) 12,000 231 326 758 64 182 10,000 8,000 186 252 786 111 (百万円) 2013年3月期 2014年3月期 増減率 北米 3,721 5,363 44.1% 欧州 2,582 3,436 33.1% 111 182 64.0% 3,436 6,000 2,582 4,000 シンガポール 5,363 2,000 連結売上高構成比 3,721 0 2013年3月期 北米 中国 中南米 2014年3月期 欧州 シンガポール アジア・オセアニア 中東・アフリカ 中国 - 64 4.6% アジア・オセアニア 786 758 中東・アフリカ 252 326 29.4% 中南米 186 231 24.2% 合計 7,528 10,363 37.7% 2014年3月期決算報告 14 市場概況-北米市場 (千ドル) 60,000 50,000 53,584 40,000 44,804 30,000 20,000 10,000 0 2013年3月期 北米市場 2014年3月期 (千ドル) 2013年3月期 2014年3月期 増加率 44,804 53,584 (過去最高) 19.6% 物件受注活動として、IS-IPシステムやJMシリーズ の積極的な提案活動を進める中、米国社会における セキュリティニーズの高まりを受け、 販売が増加し、現地通貨ベースで前期比19.6% の増加。 2014年3月期決算報告 15 市場概況-欧州市場 (千ユーロ) 30,000 25,000 25,570 20,000 24,175 15,000 10,000 5,000 0 2013年3月期 欧州市場 2014年3月期 (千ユーロ) 2013年3月期 2014年3月期 増加率 24,175 25,570 (過去最高) 5.8% 景気の低迷から、厳しい環境が続く中、主要国であ るフランスでの住宅着工戸数は減少したが、新商品 JOシリーズの販売が好調に推移し、現地通貨ベー スでは前期比5.8%の増加。 2014年3月期決算報告 16 市場概況-シンガポール・マレーシア市場 (千Sドル) 2,500 2,290 2,000 1,500 1,674 1,000 500 0 2013年3月期 シンガポール・マレーシア市場 2014年3月期 (千シンガポールドル) 2013年3月期 2014年3月期 増加率 1,674 2,290 36.8% ・主力商品である「GTシリーズ」の販売が好調であり、 当初の計画を上回る形で推移。 ・マレーシア市場でも好調な不動産景気の後押しが あり、「GTシリーズ」の販売が好調に推移。 2015年3月期(連結)業績見通し 17 2015年3月期業績の予想 (利益 百万円) (百万円) (売上高 百万円) 44,000 42,505 4,000 45,000 2014年3月期実績 2015年3月期予想 40,000 3,500 3,000 2,500 42,505 44,000 営業利益 3,384 3,600 20,000 経常利益 3,623 3,650 15,000 当期純利益 2,060 2,300 10,000 <ポイント> 5,000 1.海外市場での施策とネットワーク対応商品の市場導入 で増収を見込む。 ・消費税率引き上げ前の駆け込み需要等の影響により、 住宅着工戸数やリニューアル物件の減少が懸念される。 ・海外市場での物件受注活動と販路拡大を推進するこ とで、売上増加を見込む。 ・付加価値の高いネットワーク対応商品の市場導入を推 進し、売上増加を見込む。 2.増益要因は、増収による利益の増加 ・増収による利益の増加とコスト競争力の強化を推進し、 営業利益、経常利益、当期純利益すべてにおいて増 益を見込む。 35,000 売上高 30,000 25,000 2,000 1,500 3,384 3,600 3,650 3,623 2,300 2,060 1,000 500 0 0 2014年3月期実績 営業利益 2015年3月期予想 経常利益 当期純利益 売上高 <2015年3月期業績アップ率> ◆連結売上高 :前期比 3.5%増 ◆営業利益高 :前期比 6.4%増 ◆経常利益高 :前期比 0.7%増 ◆当期純利益 :前期比 11.6%増 研究開発の状況 18 (百万円) 4,000 3,500 5.7% 5.1% 3,000 5.6% 6.4% 6.0% 5.9% 4.8% 2,500 2,000 1,500 1,000 500 1,812 1,482 1,772 1,914 2,202 2,719 2,592 0 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 (予想) 研究開発費 売上高開発費率 生産体制の状況 19 海外生産比率(台数)目標は44.0% 中期経営計画では50%(2015年度)を目指す。 (千台) 4,000 3,500 44.0% 41.0% 39.8% 38.7% 38.4% 38.7% 3,000 2,500 2,000 1,500 1,917 2,304 2,271 2,131 2,470 2,438 1,915 1,000 1,265 1,434 1,330 1,600 1,558 500 0 2009年度 2010年度 2011年度 国内 2012年度 海外 海外生産比率 2013年度 2014年度 (予想) 株主還元 20 自己株式の取得状況 (単位:株) 2,152,709 1,764,283 1,851,751 1,952,215 1,456,202 308,081 200,494 87,468 100,464 644 2009年度 2010年度 2011年度 自己株式取得株数 2012年度 自己株式累計株数 2013年度 株主還元 21 配当の推移 (円) 45 2.0% 1.8% 40 1.5% 35 30 1.8% 1.9% 1.6% 1.5% 1.2% 1.0% 25 10.0 18.0 15.0 15.0 10.0 20 15.0 15 10.0 8.0 15.0 15.0 5.0 3.0 10 2.0 2.0 15.0 5 10.0 10.0 10.0 06年3月期 07年3月期 08年3月期 15.0 15.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10.0 10年3月期 11年3月期 12年3月期 13年3月期 14年3月期 (予定) 0 中間配当 09年3月期 中間特別配当 期末特別配当 記念配当 期末配当 配当利回り 15年3月期 (予定) 中期経営計画 中期経営計画おいて当社グループが目指す姿 2013年度~2015年度 「輝け!アイホン ~ 真の輝きを求めて ~」 中期経営計画の基本方針として、「利益体質の強化」 を掲げ 以下の重点戦 略を推進中です。 重点戦略 (1)グローバル化の推進 (2)ネットワーク対応の市場創造 (3)コスト競争力の強化 (4)生産技術の改革 (5)源流管理による品質保証 (6)企業体質の強化 当社グループ一丸となって今回の中期経営計画を推進することで、社会や ステークホルダーにとって真に輝くアイホンを目指します。 22 中期経営計画 23 中期経営計画目標数値 当社は、2014年3月期において中期経営計画に掲げる初年度の業績目標を達成。 業績結果及び経営環境の変化等を勘案し、2014年5月1日に第5次中期経営計画の修正を公表。 売上高目標 営業利益目標 (百万円) (百万円) 50,000 45,000 40,000 44,000 42,505 47,000 4,500 36,884 4,000 35,000 3,500 30,000 3,000 25,000 2,500 20,000 2,000 15,000 29,356 33,000 32,142 35,000 10,000 5,000 1,500 1,000 7,528 10,363 11,000 12,000 0 9.57% 5,000 7.96% 8.18% 6.51% 4,500 3,384 3,600 2013年度 実績 2014年度 目標 2,401 500 0 2012年度 実績 2013年度 実績 国内 2014年度 目標 海外 売上高 2015年度 目標 2012年度 実績 営業利益高 2015年度 目標 営業利益率 (2014.5.1公表分) 経営の方向性 24 バランス経営について 海外 30% 海外 24.4% 2014年3月期 売上構成 国内新築 43.1% 目標とする 売上構成 国内リニューアル 32.5% 国内リニューアル 30% バランス経営 国内新築市場に偏った売上構成を見直し、リニューアル市場 や海外市場での売上を拡大することでバランス経営を進める。 選択と集中 バランス経営を進めるために、商品戦略や投資等において、 選択と集中を進める。 国内新築 40% トピックス(新商品・新技術) 25 世界3大デザイン賞「iF design Award」を受賞! 海外の戸建市場向け戦略商品「JOシリーズ」 欧州市場で価格競争が激化する中、欧州の 競合他社に先がけ、7型ワイド画面のテレビ ドアホン「JOシリーズ」を2013年8月に発 売いたしました。 今回この商品のデザインが大きく評価され、 1953年から続くドイツのデザイン賞で、国 際的に最も権威のある賞のひとつである「iF design Award」を受賞することが決定い たしました。 ドアホン子機 モニター付親機 トピックス(オセアニア駐在事務所) 26 オセアニア駐在事務所の開設(2014年3月1日) ・ オーストラリア及びニュージーランドにおける市場の拡大を目指し、オーストラリアに おける営業の拠点づくりを行うため、オセアニア駐在事務所を開設いたしました。 ・ オセアニア駐在事務所では、常駐活動拠点として市場調査等を通じて各種の情報 提供を積極的に進めてまいります。 【名称】アイホン株式会社 オセアニア駐在事務所 (A I P H O N E C O . , L T D . O c e a n i a R e p r e s e n t a t i v e O f f i c e) オセアニア駐在事務所 オセアニア駐在 27 Communication & Security 弊社ホームページ http://www.aiphone.co.jp/ 本資料に掲載されております業績予想や将来予想は、現時点において入手可能な 情報に基づき当社が判断して予想したものであり、実際の業績は今後様々な要因の 変化により予想とは異なる結果となる可能性があることをご承知おき下さい。
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