HF 事業再生計画の修正について

2014 年 11 月 26 日
各
位
本田金属技術株式会社
代表取締役社長 成田洋介
HF 事業再生計画の修正について
当社は、2014 年 11 月 21 日開催の臨時取締役会において、2013 年 10 月に発表した事業
再生計画「生産拠点の集約ならびに技術開発拠点の移転について」の修正を行い、実施す
ることを決議しましたので、概要をお知らせします。
記
1.修正の理由
激しさを増す国内外の競争環境認識において、当社が国内生産の変動に対して収益確保
できるボトム体質を実現し、グローバルオペレーションを支える役割を果たしていく必要
性と方向性は、昨年発表した計画に変更はありません。しかしながら、昨今の国内におけ
る東京オリンピック決定後の建設費高騰、及び国内外の生産開発ニーズの変化により、国
内生産体質構築の費用対効果において、当初計画から大幅な乖離が生じることが避けられ
ず、ボトム体質の実現は困難であると判断いたしました。
2.修正の方向性
目指す国内生産の体質目標は変えずに以下の3つの施策を実行し、2019 年までに体質
改革を完了させます。
① 投資・費用圧縮のために生産及び開発の拠点集約は凍結し、2拠点の既存資産をフ
ル活用する
② 海外 HF 現地法人に対して、新技術生産設備導入などの海外エンジニアリングを強
化する。
③ 新たなお客様、部品を取り込み、拡販展開を加速させる
3.修正の概要
① 全ての生産事業は、既存資産を最大限活用するとともに、高効率化が見込める生産
体質改革を最優先とした投資を行い、ボトム体質を目指す事とします。
② 栃木テクニカルセンターの新設も凍結し、技術開発基本機能は、現川越にて存続さ
せ、ボトム体質目標達成に貢献できる施策を実行してまいります。
以上