新製品の主な特長(GR-H610FV/H560FV/H510FV/H460FV)

東芝ライフスタイル株式会社:同じ本体幅のまま内容積を増やした「マジック大容量」の冷凍冷蔵庫の発売について/プレスリリース
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企業概要
2014年8月21日
東芝ライフスタイル株式会社
社会環境活動
資材調達
同じ本体幅のまま内容積を増やした「マジック大容量」の冷凍冷蔵庫の発売について
-「野菜室がまんなか」レイアウト、静電式タッチオープン採用のガラスドアタイプ-
採用情報
関係会社
当社は、冷凍冷蔵庫の新製品として、10年前の当社機種と同じ本体幅685mmのままで定格内容積を142L注1増やした「マジック大
容量」GR-H610FV(定格内容積605L、6ドア)を10月から発売します。
製品・サービス情報
お客様サポート
新製品は、外気を遮断して冷気を逃がさないために用いる冷蔵庫背面の断熱材(ウレタン)を無くす、あるいは従来機種の約半分注2の
厚さにすることで、冷蔵庫本体の外壁を薄くして庫内容積を増量しました。外壁の薄型化による断熱性能の低下を補うために、真空断熱
材の配置変更と被覆面積の拡大を行うと同時に、小型省エネファンの採用、冷却器の効率を高め、大容量化と高い省エネ性能を両立さ
せています。
また、湿度約95%注3で野菜の鮮度を保つ野菜室を、真ん中に配置した使いやすいレイアウトです。野菜室は、新設計で広くなり2L
のペットボトルを6本、500ml缶や開封済みの調味料等も立てたまま収納できます。冷蔵室は、天井灯に加えドア側からも庫内を照ら
すLEDの「フロントブライト照明」、上から下まで明るく見渡しやすい新採用のガラス棚、収納する食品の高さに合わせて見直した棚の間
隔等により、使いやすさにも配慮しています。加えて、静電タッチスイッチのタッチオープンドアも新搭載しました。近くに手をかざすと浮か
び上がるタッチスイッチに軽く触れると扉が開きます。洋服のまま肘を触れるだけでも開けられます。
他に550Lクラスで685mm幅のGR-H560FV(555L)を10月から、500L、450Lクラスで本体幅650mmの
GR-H510FV(508L)、GR-H460FV(458L)を11月からGR-H610FVと併せて「マジック大容量」FVシリーズとして順次発売し
ます。
また、鋼板・6ドア冷蔵室両開きのGR-H62FX (618L)、GR-H56FX (556L)、GR-H51FX (510L)、GR-H48FX (481L)を
9月中旬から、ガラスドア・冷蔵室片開きのGR-H43GXV(426L)、鋼板・冷蔵室片開きのGR-H43Gを9月下旬から発売します。
新製品の概要
形 名
ドア
形 態
GR-H510FV
ガラス
マジック大容量
6ドア
508L
458L
GR-H62FX
618L
GR-H51FX
鋼板
6ドア
GR-H48FX
556L
510L
発売時期
10月
555L
GR-H460FV
GR-H56FX
価 格
605L
GR-H610FV
GR-H560FV
定格内容積
11月
ガラス
GR-H43G
鋼板
5ドア(片開き)
426L
2千台
1千台
4千台
3千台
1千台
オー
プン
9月中旬
481L
GR-H43GXV
月産台数
1千台
3千台
3千台
9月下旬
4千台
7千台
商品化の背景と狙い
2014年度の国内家庭用冷凍冷蔵庫の需要は、消費税増税による駆け込み需要の反動減等により、前年度比約85%の約400万
台を見込んでいます(当社予測)。またここ数年、500L以上の冷蔵庫の構成比が増加し、今年度も2割程度となると推定しています。
現在の日本の都市における住環境においては、冷蔵庫の基本ニーズのひとつとして、「限られた設置スペースの中で、より多くの食品
を収納したい」が挙げられます。まとめ買い需要、嗜好の多様性で種類が増える調味料等、冷蔵庫の収納量増への要望は年々高まっ
ています。当社はこうした背景を踏まえ、設置時に制約されがちな本体幅を変えずに容量を増加させた冷蔵庫を商品化し、発売します。
新製品の主な特長(GR-H610FV/H560FV/H510FV/H460FV)
1.本体幅を変えずに内容積を増量した「マジック大容量」
新製品は、高容積化技術(「マジック断熱構造」)により、本体幅を変えずに内容積を増量しました。本体幅685mmで2機種、650mm
で2機種あります。このうち、GR-H610FVは、同じ本体幅685mmの10年前の当社機種(GR-W46FA)と比べて、142L注1増量し
ています。
当社独自の「マジック断熱構造」は、省エネ性能を損なうことなく冷蔵庫本体の外壁を薄くすることで庫内容量を増やす高容積化技術
です。冷凍室背面では、冷気を逃がさず外気を遮断する断熱材(ウレタン)を従来機種の約半分の厚み注2に、冷蔵室、野菜室背面に業
界で始めて注4ウレタンレス構造を採用し約60%注2、側面は平均約25%薄くしました。外壁の薄型化と同時に真空断熱材の最適配置
と被覆面積の拡大により断熱性能を維持し、冷却器の表面積の拡大(約119%注5)、小型省エネファンの採用、仕切りヒーターの最適制
御等により、高容積の実現と高い省エネ性能を両立しています。
2.使い勝手に配慮した庫内設計
冷蔵室:
ドア側から庫内を照らす「フロントブライト照明」を新たに採用しました。従来の天井灯だけでは上段の食品の影になっていた下段の食
品も、全体を前から照らすことで従来機種比約1.6倍注6の明るさになります。新採用のガラス棚により、冷蔵室全体が明るく見渡しやす
くなると同時に、新商品では収納する食品を想定して棚の高さの見直しを図り、使いやすさを改善しました。
野菜室:
当社だけの「野菜室がまんなか」のレイアウトに加え、野菜室の収納量を49L注1増やしました。大容量に加え、下段にはキャベツや白
菜がまるごと入れられる高さを確保した他、ケース形状の変更により一段深くしたスペースを新たに設けて、冷蔵室に入りきらない開封
済み調味料など高さのあるストック食材等も入れられるようにした収納上手な野菜室です。手前には、2Lのペットボトルを最大6本まで
立てたまま収納できます。
2014/08/21 14:02
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冷凍室:
冷凍室は新設計により、買い物かご4.2個分の大容量注7となっています。冷凍室下段(上段ケース下内側寸法)は約22cmの深さが
あるため、冷凍食品を立てて保存できます。収納力が向上し、置き場を選ばなくても山型パンや500mlの凍結用ペットボトルも立てたま
ま入れられます。
3.軽く触れるだけで開くタッチオープン(静電式)を採用したガラスドア
冷蔵室ドアには、新たに静電タッチスイッチ式のタッチオープンを採用しました。飲料などを収納してドアポケットが重くなったドアも、軽
いタッチ操作で開けられます。また、手がふさがっている時にもひじや手の甲などで軽く触れるだけで簡単にドアを開けることができま
す。近くに手をかざすと表示が浮かび上がるタッチスイッチは、使用しない時は消灯します。
4.約95% 注3 以上の高湿度とピコイオンで野菜が長持ち、ラップなしでも乾燥しない
東芝独自のツイン冷却「野菜専用冷却」で冷蔵室、野菜室を効率よく冷やし、安定した低温と高湿度環境を実現します。水分をたっぷ
り含んだ冷気を1日20回以上送るため、野菜室は湿度約95%注3を維持して、野菜の鮮度を乾燥から守ります。また、ピコイオンにより
庫内の冷気や食品、庫内壁面まで除菌注8、脱臭注9、ビタミン等栄養素増量効果が認められます。さらにセラミック低温触媒で、野菜の
老化を促進するエチレンも分解注10し、野菜が長持ちします。
5.リビングとキッチンに合わせた新色
評価の高いクリアシェルホワイト色に加え、新色として木目調のグレインブラウン、大理石調のルーセントアイボリーを採用しました。ナ
チュラルからモダンまで、リビングとキッチンのインテリアトレンドに合わせられます。
6.その他の便利な機能
・ecoモード:
当社独自の冷却システム(W-ツイン冷却)、断熱技術(高性能真空断熱材)、制御技術により、省エネを実現しています。さらに、節電
サポート機能「節電」、「おでかけ」、「ピークシフト」により、最大約20%注13の節電が可能です。
・ピコイオン除菌:
冷蔵室と野菜室の冷気、食品や庫内壁面を除菌注8、脱臭注9します。
・フリーケース:
どこにでも置ける「フリーケース」と「小物スタンド」、「フリーケース」とセットでも使用可能な卵スタンドで、自分の好みで使いやすく庫内
を整理することができます。
・熱もの冷凍:
炊き立てのご飯などを熱いまま冷凍し、おいしさを保ちます。
・野菜そのまま冷凍:
下ゆでなしで生のまま、野菜を簡単に冷凍する機能です。
・霜ガード冷凍:
冷凍室用冷却器の霜取り運転前にしっかり冷却することで冷凍室の温度上昇を抑え、-18℃を保持します。食品を冷凍焼けや霜つ
きから守り、おいしさをガードします。
7.ホームITシステム「フェミニティ」との接続で、スマートフォンでの庫内確認等も可能 注14
東芝のホームITシステム「フェミニティ」に接続する注15ことで、外出先からスマートフォン、携帯電話での、節電サポート機能の設定、
消費電力の確認などができます。また、故障予知診断に基づく通知、使用状況に応じた省エネ・節電対策のアドバイス、節電効果など
の情報確認もできます。さらに、遠隔地に住む家族の生活状況を冷蔵庫の使用状況を通じて確認することもできます。遠隔地に住む家
族が冷蔵庫を使用していない場合に通知するメールを特定のアドレスで受信することも可能です。
また、庫内カメラユニット(HNW-RCB1:別売)の設置により、外出先から冷蔵庫の庫内注16を確認できます。庫内カメラユニットは、
設定した時刻に自動起動し、1日1回庫内を撮影して「フェミニティ」サーバに画像データを送信します。また、外出先のスマートフォン、携
帯電話などからの撮影指示も可能です。庫内カメラを利用して、遠隔地に住む家族の食生活の様子を見守ることもできます。
注釈一覧
注1 2004年度当社従来機種GR-W46FA(定格内容積:463L、冷蔵室:246L、野菜室:90L、冷凍室:127L) 幅685㎜×高さ
1,806mm×奥行688mmと新製品GR-H610FV(定格内容積:605L、冷蔵室:303L、野菜室:139L、冷凍室:163L) 幅
685mm×高さ1,833mm×奥行745㎜との比較。
注2 2013年度当社従来機種GR-G56FXVと新商品GR-H610FVとの比較。冷凍室背面の外壁厚さGR-G56FXV:88㎜、
GR-H610FV:49㎜。冷蔵室・野菜室背面の外壁厚さGR-G56FXV:51mm、GR-H610FV:21㎜
注3 食品負荷有り時、当社試験結果による。運転状況や食品の量によって異なります。
注4 国内家庭用冷凍冷蔵庫において。新商品GR-H610FV、冷蔵室・野菜室背面ウレタンレス断熱構造。
2014年8月21日現在(2014年10月発売予定)。
注5 2013年度当社従来品GR-G62FXVと新商品GR-H610FVとの比較。【冷蔵用冷却器フィンの表面積】
GR-G62FXV:1.44m2、GR-H610FV:1.72m2。
注6 2013年度当社従来機種GR-G56FXVと新製品GR-H610FVとの比較。冷蔵室2段目中央において明るさ
GR-G56FXV:261ルクス、GR-H610FV:405ルクス、当社試験結果による。
注7 容量22Lのカゴを使用。GR-H610FVの冷凍室上段と下段合計の食品収納スペースの目安92L。
注8 【試験依頼先】(財)日本食品分析センター、【試験方法】寒天平板培養法、【除菌方法】ピコイオン噴霧による菌の除去、【対象場所】
野菜室、冷蔵室、チルドルーム【試験結果】99%以上の除菌効果を確認。試験結果は、実使用空間の実証結果ではありません。
注9 ピコイオンユニットの働きにより、ニオイ分子を分解。全てのニオイがとれるわけではありません。
注10 セラミック低温触媒におけるエチレンガス分解の当社試験結果による。【試験方法】ガスクロマトグラフ法 【試験条件】試験空
間:125L、風量:200L/min、初期濃度:20ppm、分解速度:38μL/h。
注11 にんじんを3日間保存した場合のビタミンA量測定。【測定方法】高速液体クロマトグラフ法、【測定結果】ピコイオン未付与: 838μg/100g、ピコイオン付与:1010μg/100g、当社試験結果を(財)日本食品分析センターにて分析。
注12 なすを3日間保存した場合のポリフェノール量測定。【測定方法】FOLIN-CIOCALTEU法、【測定結果】ピコイオン未付与: 0.12g/100g、ピコイオン付与:0.14g/100g、当社試験結果を(財)日本食品分析センターにて分析。
注13 ecoモード通常運転とおでかけ機能との比較。当社試験環境室において、以下の当社試験条件にて測定した値。条件:ビルトイン
設置状態のGR-H610FVにおいて。周囲温度30℃時。ecoモード通常運転:冷蔵室「中」・冷凍室「中」設定。扉開閉なし。製氷
運転あり。おでかけ機能:おでかけ機能設定。1.1kWh⇒0.9kWh。使用環境・機種により測定値は異なります。「おでかけ機能」
効果の測定条件はJIS C 9801(2006年)測定基準とは異なります。
注14 NetReady対応機種は、GR-H610FV、GR-H560FV、GR-H510FV、GR-H460FV。
注15 別売りの「ホームゲートウェイ」「HAアダプタ」「庫内カメラユニット」及びパソコンまたはタブレットが必要です。無線通信を利用して
いますので電波の特性上、環境条件により通信距離、通信速度は異なります。
注16 庫内画像が確認できるのは、カメラの撮影範囲に限ります。
新製品の主な仕様
シリーズ
マジック大容量、FVシリーズ
GR-
H610FV
形 名
GR-
H560FV
形 態
GR-
H460FV
両開きタイプ(フレンチドア)
定格内容積
605L
555L
508L
458L)
冷蔵室
<チルドルーム>
303L
<23L>
280L
<23L>
258L
<19L>
232L
<15L>
野菜室
139L
128L
114L
105L
冷凍室
<冷凍室下段>
163L
<127L>
147L
<114L>
136L
<105L>
121L
<93L>
幅
外
形
寸
法
685mm
奥行き
650mm
745mm
699mm
高さ
649mm
1,833mm
ecoモード
制御
○
節電
サポート
機能
節電、おでかけ、ピークシフト
強化処理
ガラスドア
○
タッチ
オープン
○(静電式)
ネットワーク
対応
○
除菌・脱臭
ピコイオン
冷凍機能
熱もの冷凍、野菜そのまま冷凍、一気製氷
一気冷凍、霜ガード冷凍(可変プレクールシステム)
その他
全段ガラス棚、卵スタンド、フリーケース、小物ケース
本体色
(ZW)クリアシェルホワイト、(ZC)ルーセントアイボリー、
(ZM)グレインブラウン
シリーズ
形 名
FXシリーズ
GR-
H62FX
形 態
定格内容積
外
形
寸
法
GR-
H510FV
GR-
H56FX
Gシリーズ
GR-
H51FX
GR-
H48FX
GR-
H43GXV
両開きタイプ(フレンチドア)
GR-
43G
片開きタイプ
618L
556L
510L
481L
426L
冷蔵室
307L
281L
262L
233L
224L
<チルド
ルーム>
<17L>
<21L>
野菜室
144L
129L
119L
93L
冷凍室
167L
146L
129L
109L
<冷凍室
下段>
<123L>
<113L>
<101L>
<88L>
幅
750mm
奥行き
732mm
高さ
1,818mm
<21L>
685mm
745mm
600mm
699mm
1,833mm
1,769mm
ecoモード
制御
○
節電
サポート
機能
節電、おでかけ、ピークシフト
692mm
1,833mm
1,816mm
強化処理
ガラスドア
-
○
-
タッチ
オープン
○
○
(静電式)
-
ネットワーク
対応
-
除菌・脱臭
ピコイオン
冷凍機能
野菜そのまま冷凍、一気製氷、
一気冷凍、霜ガード冷凍(可変プレクールシステム)
その他
全段ガラス棚、卵スタンド
本体色
ルネキャット®
(WS)
シェルホワイト、
(N)
レディッシュゴールド
(ZM)
グレイン
ブラウン、
(ZW)
クリア
シェル
ホワイト
(S)
シルバー、
(NP)
ピンク
ゴールド
ルネキャット®は(可視光でも消臭・除菌等の機能を発揮する可視光応答型光触媒に関する)東芝マテリアルの登録商標です。
掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更さ
れることがありますので、あらかじめご了承ください。
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東芝ライフスタイル株式会社|個人情報保護方針|
2014/08/21 14:02