● クルマのない生活今日、３週間ぶりに、クルマが返っ夜間GS を管理しているおっちゃんも、てきます。真夜中のセルフ GS で、いエラい、無愛想。面倒くさそうに、ヨきなりエンジンのスターター・モーレヨレになった JAF のパンフレットをターが壊れました。くれただけで、そそくさと２階の事務所に引っ込んでしまわはったし･･･。給油終了後、いつものようにエンジンをかけようとすると、ガラガラガでも、GSのオッチャンには感謝です。ラともガリガリガリとも区別のつかパンフレットくれはれへんかったら、ない異音が･･･！ JAFの電話番号すら分かれへんかったんですから。怖くなってエンジンを切り、「今のナンやったんやろ？」と思いながら恐る恐るエンジンを再スタートさせしゃあない。JAFに頼むしか手立てはありません。ようとキーをひねっても、ウンともスンともいいません。 JAF にも加盟していない、加入している保険屋さんの電話番号もわからない、おまけに真夜中のセルフ GS 。ひぇ～エライコッチャ～！どないしよー！ただ幸いだったのは、自宅の近隣のGS だったこと。それと、不思議なことにその日に限ってGSのいちばん奥で給油したこと。いつもなら、手前の道路に最も近い場所で給油するのですが、その日に限って、そこが先客でふさがっていました。おかげで、JAFの人が到着するまでの約１時間、ほかのお客さんにもGSの人にも大きな迷惑をかけずにすみました。ところが、この日に限って、いつもと違うことがありました。携帯電話自宅までの牽引料だけで約17,000円。を持っていたこと。なぜか壱万札を翌日以降ディーラーに持って行くのた数枚もっていたこと。めにもう一度牽引を頼まなアカンということは･･･いつもは、まず携帯電話は滅多に持たない（大嫌いだから）、壱万札は持ち歩かない（持っていると使ってしまうから）。うわっ！ (￣□￣； ) こりゃタマランわ･･･。ということで、JAFに必然的にその場で加入することに。加入料6,000円。加入者は15kmまでの牽引なら無料になります。が、歌島橋のディーラーさんまで自宅から16kmやし！ナニ？ (^_^;) このビミョーなんは･･･！ 15kmを超えると、１kmごとに800円くらいずつ追加や言（ゆ）うてはるし･･･。めっちゃ痛い出費やわ～。 (ﾟｰÅ) でも家の近くでよかった～。それから３週間、車のない生活。毎週日曜日には必ず行くスーパー銭湯にも交通手段は電車と徒歩。坂道なんかは歩かんとクルマで通るモンやなんて言わんと、たまには歩いてみるもんですね。クルマでなら、あっという間のところにも家がいっぱい立ち並んでいて大規模スーパーとか、中古車センターとか、公園とか、その街の人々の暮らしぶりや町の空気で満ち満ちています。これは、歩きやないと、わかりません。「先生、町は歩くもんやで。歩かんと、世の中のホンマの動きは読めんよ。」は塾生のお父様のお言葉です。その日は、大神（おおみわ）神社に行って、奈良と大阪の県境にある金剛山の水越（みずこし）峠を越え、自宅近くのセルフGSで給油したところで起きた故障。世の中のホンマの動きは草の根にあります。まさに人間の生活の原点です。トンネルができてからは、国道309号線とはいえ、通るのは登山客・地元の人・クルマは便利やけれど、速い分だけ県境にある滝近くの湧水目当ての人、細かいところは見えません。そして路線バスのみ。おまけに、この峠を越えたのは夜の11 時頃。もしここでトラブルを起こしていたら牽引料も 16,000 円では到底済まなかったところです。でも、何か不思議なタイミングというか、なにか絶妙さを感じます。おそらく人間業ではなくてこれぞ神業。世の中の草の根を見るためには早いのも、速いのもアカンのです。 JAFの人、めっちゃエエひとやった。「16kmですが、15kmにしておきます」。いろいろな人に、様々に助けられ、教えられた３週間でした。感謝多謝。