EX-CLOUD 品質保証約款

EX-CLOUD 品質保証約款
テコラス株式会社（以下「当社」といいます。）は、「EX-CLOUD」サービスのうち、「クラウドシリーズ」および「専用サーバ
ーシリーズ」（以下総称して「本サービス」といいます。）の品質保証について、「EX-CLOUD 品質保証約款」（以下「本約
款」といいます。）を定め、本サービスの品質について次のとおり保証します。
第１条（本約款の適用）
１. 本約款は、当社と本サービスの「利用契約」を締結する、契約者に対し適用します。
２. 本約款は、別途当社が定める「EX-CLOUD 利用約款」（以下「基本約款」といいます。）とあわせて適用されるもの
とし、本約款の各条項と、基本約款の各条項との間で矛盾または抵触が生じる場合、当該矛盾または抵触が生じ
る範囲内において、本約款が優先して適用されるものとします。
３. 本約款で使用する用語の定義は、本約款に定めのある場合を除き、基本約款の定義によるものとします。
第２条（保証内容）
１. 当社は、契約者に対して、本サービスの品質保証として、利用契約の対象となるサーバ（以下「対象設備」といいま
す。）の月間稼働率が、９９．９９％以上（以下「保証内容」といいます。）であることを保証します。
２. 月間稼働率は、次の計算式のとおりとします。
『月間稼働率（％）＝（月間総稼働時間－累計障害時間）÷月間総稼働時間×１００』
・月間総稼動時間は、対象設備の総数 × ７２０時間（２４時間×３０日）とします。
・累計障害時間は、対象設備が１分以上連続して次の各号の状態（以下「障害状態」といいます。）であったと
当社が確認した時間（１分未満は切り捨）とします。
(1) 対象設備の電源が入らない状態であったとき
(2) 対象設備に全くアクセスできない様態であったとき
(3) 対象設備の記憶装置に全くアクセスできない状態であったとき
３. 当社は、当社の責めに帰すべき事由により、本サービスの品質が、保証内容に満たなかった場合、当該対象設備
にかかる月額費用の１０％の金額（消費税を含まない金額とし、以下「返還額」といいます。）を、基本約款の定め
にかかわらず返還します。
第３条（返還手続）
１. 契約者は、前条に定める返還額が発生した場合、当社が別途指定する「減額申請書」に必要事項を記載のうえ、
障害状態を証明する資料（当社が障害と判断できる、対象設備のホスト名、ログデータ等を含みますが、これらに
限りません。以下、あわせて「請求資料」といいます。）を、当社に郵送する方法により、返還額の請求を行うものと
します。
２. 契約者が当社に提出した請求資料は、当社が、障害状態を確認することに限定して使用するものとし、障害状態
の確認完了後においても返還されないことにつき、契約者は予め承諾するものとします。
３. 契約者が、障害発生の日から３０日以内に返還額の請求を行わなかったときは、契約者が当該返還額の請求を放
棄したものとみなします。
４. 当社は、契約者からの返還請求があった場合、すみやかに事実関係を確認し、当社が現実に障害が発生したこと
を確認した場合、返還額の原因となる障害の発生した月の翌々月以降の利用代金と相殺する方法により、返還額
を支払うものとします。ただし、返還額の返還の月において、当社と契約者間の利用契約が終了又は解除してい
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た場合、当社は契約者に対する返還額を返還する義務を負わないものとします。
５. 返還額の発生、請求、支払は、当社と契約者間における契約アカウントの単位で行うものとします。
第４条（適用除外事項）
次の各号に該当する障害については、返還の対象から除外されるものとします。
(1) 当社によるメンテナンス（緊急メンテナンスを含みます。）による対象設備の停止
(2) ファイルシステムの問題に起因する場合
(3) 対象設備にインストールされているドライバーまたはオペレーティングシステムの不具合によるとき
(4) 第三者、コンピュータウィルス、BOT 等からの攻撃、妨害によるとき
(5) 仮想化ソフトウェアおよびコントロールパネルの不具合によるとき
(6) 契約者（契約者の顧客を含みます。）が、別途当社が定める利用規約等の違反に起因するとき
(7) 障害が継続した時間を、契約者が証明できないとき
(8) 契約者の端末環境、インターネット環境などの不具合又はドメインの停止などの場合
(9) 火災､停電等により本サービスの提供ができなくなった場合
(10) 地震､噴火､洪水､津波等の天災により本サービスの提供ができなくなったとき
(11) 戦争､動乱､暴動､騒乱､労働争議等により本サービスの提供ができなくなったとき
(12) その他、運用上あるいは技術上の理由により、当社が本サービスの一時的な中断が必要と判断した場合
や、乙の通信設備の保守または工事などを行うとき
(13) 電気通信事業者等の都合により、当社が電気通信サービス等の提供を受ける事ができなくなったとき
(14) 電気通信事業法第８条の規定に基づき、天災事変その他の非常事態が発生し、もしくは発生するおそれが
あり、災害の予防もしくは救援、交通、通信もしくは電力の供給の確保または秩序の維持に必要な通信その
他公共の利益のために緊急を要する通信を優先的に取り扱うため、本サービスの利用を制限されるとき
条文以上
付則
２０１４年２月１日
２０１４年５月１日
２０１４年１１月１日
制定・施行
改定・施行
改定・施行
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