フィックス TS・EG

準速硬性高強度1材型ポリマーセメントモルタル
1
材
型
タ イ プ
(シックスペシャル・1材型イージータイプ)
フィックスTS・EGは、アクリルカチオン系特殊粉末樹脂を配合した、完全プレミックスタ
イプの繊維補強1材型ポリマーセメントモルタルです。作業効率及び高強度を重点に開発して
おり、一般コンクリート構造物の断面修復はもちろんのこと、高強度コンクリートの補修にも
適しています。
高 強 度
50N/㎟以上の圧縮強度が得られるため、PC構造物等高強度コンクリー
ト構造物の補修に適しています。
作業効率
水と混ぜ合わせるだけの完全プレミックスポリマーセメントモルタルであ
り混練が容易で、十分な可使時間を持ちながら硬化が早いため、次工程へ
の待ち時間が少なく、効率の良い作業が可能です。
接 着 性
接着性に優れた特殊粉末樹脂の適正添加により、液体樹脂と変わらぬ接着
力が得られます。
施 工 性
ポリマーセメント特有のベタツキをなくしたためコテ塗り施工性に優れて
います。
コンクリート構造物の欠損部断面修復 壁・床面全面補修
荷姿
● 施工図
標準塗厚
荷 姿
(配 合)
塗 り 厚 別
材料使用量
(kg/㎡)
・粉 体 20kg
5mm以上
粉体
20kg
水
2.6∼3.1kg
5mm
9.0
10mm
18.0
20mm
36.0
30mm
54.0
40mm
72.0
積算比重
1.80
練上り量
11.1ℓ
1㎥使用量
1800kg
(90袋)
コンクリート
ERボンド#55
フィックスTS・EG
ERボンド#55[新旧打継用エポキシ系接着剤]
■ ERボンド#55
種 類
配 合
1.2kgセット
3.6kgセット
18kgセット
剤
1.0kg
3.0kg
15kg
硬 化 剤
0.2kg
0.6kg
3kg
主
使用水量
標 準 塗 布 量
施
工
面
積
はつり面 塗 布 量
施
工
荷姿
面
積
0.6kg
1.8kg
9kg
0.15kg/㎡
0.15kg/㎡
0.15kg/㎡
8㎡
24㎡
120㎡
0.20kg/㎡
0.20kg/㎡
0.20kg/㎡
6㎡
18㎡
90㎡
注:標準塗布量に水は含まれておりません。
・1.2kgセット
・18kgセット
・3.6kgセット
1.下地処理
脆弱部や付着物の除去、亀裂処理等断面修復材の性能が低下しないよ
うに充分な下地処理を行う。
2.プライマー塗布
下地とフィックスTS・EGとの接着を高めるため、ERボンド#55を塗布
する。
塗布量 原液換算 0.15∼0.20kg/㎡
フィックスTS・EGの塗り継ぎで下層が硬化した場合も同様にERボンド
#55を塗布する。ただし、表面が乾燥色※になるまでは、ERボンド#55
を使用せずに塗り継ぐこともできる。
この場合は、塗り継ぎ面を粗仕上
げにし、塗り継ぎ時は十分にコテ圧をかけて材料を擦り付ける。
※乾燥色とは表層部の水気が失われ白っぽくなった状態のこと。硬化後1.5∼3
時間程度。硬化時間が早いほど乾燥色になるのも早い。
3.混練
規定量を計量し、ハンドミキサーやモルタルミキサーで混練する(低速ミ
キサー推奨)。撹拌時間の目安は2∼3分程度 ※とする。材料が均一に
なったら過度の攪拌はしない。
※低速ミキサー使用、混練量1/2∼1セット以上の場合。攪拌時間はミキサーの種
類、回転数や混練量等により調整して下さい。
4.塗り付け
ERボンド#55に糸を引くようなタックが出た段階で、フィックスTS・
EGを塗り付ける。深い凹部がある場合は、先にその部分を充填する。薄
く塗り付けた後に所定の厚みに塗り付ける(1層の厚みは最大20㎜)。
モルタルの締り状態を確認し、適宜に金コテを用いて表面を平滑かつ
緻密に仕上げる。
5.養生
雨水や直射日光を避けて1日以上養生する。
項 目
圧縮強度
(N/mm2)
曲げ強度
(N/mm )
2
1日
16.2
7日
35.4
28日
55.7
1日
3.8
7日
7.8
28日
10.8
JIS A 1171
(ポリマーセメントモルタルの試験方法)
温度20℃
JIS A 1171
(ポリマーセメントモルタルの試験方法)
温度20℃
7日
2.3
(N/mm2)
28日
2.7
長さ変化率
28日
−0.02
NEXCO断面修復材料
(左官工法)
硬化収縮率試験方法
熱膨張係数
28日
1.04×10−5
NEXCO断面修復材料
(左官工法)
熱膨張性試験方法
静弾性係数
28日
24.7
透 水 量
28日
1.2
J
I
SA 1404
(建築用セメント防水材試験方法)
水圧及び時間:0.3MPa×1時間
磨 耗 量
28日
1.5
J
I
SK 7204
(磨耗輪による磨耗試験方法)
輪荷重:1kg 磨耗輪:H-22 1000回転
表面水分量
1日
7.5
3日
4.1
接着強度 ※
(%)
(-20∼60℃)
(KN/mm2)
(g)
(g)
(%)
・製品は直射日光、湿気を避け5∼35℃で保管して下さい。
夏用・冬用の2種類があります。冬用は5∼20℃前後、夏用
は20℃前後∼35℃が使用温度の目安です。
・低温時、施工、養生中に5℃以下が考えられる場合は凍害
防止のため採暖を行って下さい。
・高温時、練上がり温度は35℃以下(望ましくは30℃以下)
になるように冷水等で調整して下さい。
・長時間の直射日光が当たる場合や強風の場合はシート養
生を行って下さい。
・混練に高速ミキサーを使用した場合は、エアの巻き込みに
より強度が低下することがあります。
・混練にアルミ製の羽根は使用しないで下さい。
・練り水は水道水水質と同等のものを使用してください。不
純物が硬化時間等に影響することがあります。
・一度練った材料の練り返しはしないで下さい。
・開封した製品は、即日中に使い切るか、余った場合は、ビ
ニール袋等に密封し、開封後一週間以内に使用して下さい
(性能低下の恐れがあります)。
・廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託
して下さい。
試験方法
材 齢 試験結果
・ご使用に際してはMSDS (製品安全データシート) をよく読
んで下さい。
建研式 温度20℃
● 本資料について
・本資料の技術情報は、当社の試験・研究に基づいたもの
で、信頼しうる情報と考えられます。
しかし、記載の諸性能および特性などは、施工条件など
により本資料と異なる結果を生じることがあります。
・本資料の記載事項は、予告なしに変更する場合があり
ますので、予めご了承下さい。
コンプレッソメータ法
高周波容量式水分計
塗り厚20mm:温度20℃
※ ERボンド#55使用
注)上記は当社実験室で試験を行った結果であり、
品質保証値ではありません。
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本 社 ・ 工 場
い わ き 工 場
大
阪
支
店
福
岡
支
店
関 東 ・ 東 支 店
仙
台
支
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名 古 屋 支 店
札 幌 営 業 所
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大 分 県 大 分 市 三 川 新 町 1 - 2 - 2 3
福島県いわき市小川町上平字中平30-3
大 阪 府 吹 田 市 江 坂 町 2 - 1 2 - 5 0
福 岡 県 福 岡 市 城 南 区 堤 1 - 9 - 1 0
埼 玉 県 草 加 市 清 門 1 - 2 4 8 - 3
宮城県仙台市若林区六丁の目中町6-2
愛知県名古屋市守山区小幡南3-5-21
北海道札幌市東区東苗穂5条3-2-32
岩手県盛岡市津志田中央3-6-11
新潟県新潟市中央区南出来島1-10-23
栃 木 県 宇 都 宮 市 戸 祭 2 - 5 - 5
神奈川県横浜市都筑区平台19-24
石川県金沢市駅西新町2-11-25
兵庫県神戸市兵庫区荒田町3-75-1
広島県広島市安佐北区落合2-41-22
福岡県北九州市八幡西区本城1-19-1
熊本県熊本市東区小山2-14-47
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高 知 県 高 知 市 長 浜 5 2 2 6 - 1 3
愛 媛 県 松 山 市 南 吉 田 町 1 4 0 8 - 1
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H26.12