検査データの読み方 肝臓の検査 肝炎などで肝臓の働きが悪くなると高くなります。 GOT(AST) 臨床参考値 10~35 IU/l GPT(ALT) 臨床参考値 男性 8~42 IU/l 女性 6~27 IU/l ALP 臨床参考値 110~360 IU/l LAP 臨床参考値 30~80 IU/l T-Bil 臨床参考値 0.2~1.2 mg/dl (総ビリルビン) 飲酒が原因の肝障害で高くなります。 γ-GT 臨床参考値 男性 5~60 IU/l (γ-GTP) 女性 5~40 IU/l 腎臓の検査 腎炎などで腎臓の働きが悪くなると高くなります。 UN (尿素窒素) 臨床参考値 8~20 mg/dl CRE (クレアチニン) 臨床参考値 男性 0.60~1.10 mg/dl 女性 0.45~0.80 mg/dl K (カリウム) 臨床参考値 3.6~4.9 mEq/l 痛風で高くなります。また、腎臓に溜まると結石の原因になります。 UA (尿酸) 臨床参考値 男性 3.5~7.0 mg/dl 女性 2.5~7.0 mg/dl 心臓の検査 心筋梗塞など、心臓の機能が低下すると高くなります。 CK 臨床参考値 男性 62~287 IU/l 女性 45~163 IU/l 膵臓の検査 膵炎や耳下腺炎、腎不全などで高くなります。 AMY 臨床参考値 37~124 IU/l 炎症、感染症 細菌感染などで炎症が起こると高くなります。 CRP 臨床参考値 0.3以下 mg/dl WBC(白血球)臨床参考値 4000~8500 個/μl 高脂血症の検査 高いと動脈硬化の原因となるコレステロール T-CHO (総コレステロール) 臨床参考値 130~219 mg/dl TG (中性脂肪) 臨床参考値 40~149 mg/dl LDL-C (悪玉コレステロール) 臨床参考値 70~139 mg/dl 動脈硬化を防いでくれるコレステロールで高い方がよい。 HDL-C (善玉コレステロール) 臨床参考値 男性 40~85 mg/dl 女性 40~100 mg/dl 糖尿病の検査 糖尿病で高くなります。 空腹時血糖 臨床参考値 70~109 mg/dl HbA1c 臨床参考値 4.6~6.2 % (グリコヘモグロビン:NGSP) 貧血の検査 貧血で低くなります。 RBC (赤血球) 臨床参考値 Hct(ヘマトクリット) 臨床参考値 Hgb (ヘモグロビン) 臨床参考値 男性 女性 男性 女性 男性 女性 410~530万 個/μl 380~480万 個/μl 39.0~52.0 % 35.0~44.5 % 13.6~17.0 g/dl 11.8~15.0 g/dl 減少すると血が止まりにくくなります。 PLT (血小板) 臨床参考値 14.0~44.0万 個/μl 児島市民病院 臨床検査科
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