ダウンロード - 山陽核医学カンファレンス

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eの 2例
長 谷川
真 , 池 田 裕 政 ,浅 野 健 夫 , 鷹 取 弘 茂 諜
放射性コロイドによる肝シンチグラムにおいて肝
において肝、月陣が解剖学的に存在するにもかかわ
の 描 出 が み ら れ な い 症 例 は hepa
ti
cr
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loendo-
摂取が認められない局所的な R
ら ず そ れ ぞ れ の RI
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hel
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iure(以下 HREFと 略 )と い わ れ て い る が
ES機 能 不 全 状 態 が 報 告 さ れ て い る 。 牌 へ の 摂 取
我 々 に は 慢 性 肝 炎 の 増 悪 時 に HREFを呈し軽快と
u
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a、肝への摂取がな
がない場合は f
共 に 肝 描 出 を み た 1例 と 肝 硬 変 症 末 期 に HREFを
い 場 合 は hepati
cr
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oendothei
1alf
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eといわ
呈 し た 1例 を 経 験 し た 。
れている 。
症 例 1:29
歳 、 女 性。
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len
iaとしては J
W動脈又は静脈の閉塞、
5年 間 1日 3 - 5合 の 飲 酒。 食 欲 不 振 、 悪 心 を 主
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l anemiaなど脚の f
盾環不全、
サラセミア、 si
訴 と し て 本 年 3月 受 診 し 入 院。 黄痘、Jl夏水があり
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astによる RE b
lock、 放 射 線 障 害 、 悪 性 腫
、
言 日
中 2f
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:
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旨
角
虫
主口、 ZTT1
8.
5、TTT11.5、
月
干 4将射i
oi
di
受潤などによる網内系細胞障害が報
疹 又 は amyl
GOT180、GPT33、Al
-P1
3.
2、
血 清ピリルピン 8.
2、
告されている 。
1、 ch-EO.
2
4、 血 清 Y グロプリ
直 接 ビ リルピン 7.
hepati
c RE f
ai
l
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re は 1972年 O'Br
i
enにより f
am-
7% 、 I
CG36.
2%、 9
9
mTc
_phytateによる肝シ
ン 38.
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1ar erythrophagocyt
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ymphohi
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sにお
ンチグラムでは肝摂取が殆んどみられず腫大した
ej
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いて報告され、その後体重減少のための j
牌 の 摂 取 が 強 く 胸 骨 、肋 骨 、 脊 椎 骨 な ど の 骨 髄 摂
bypass後 後 、 マ ン リ ン 住 血 吸 虫 症 、 ア ル コ ー ル 性
取 が 強 く み ら れ る ( 図 1)
0CTで は 肝 、 牌 は H
重大し
肝硬変症などで報告されている 。
干の辺縁は整で結節はなく l
owdensi
t
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ており H
国 内 で は 1982年 和 田 が ア ル コ ー ル 性 肝 硬 変 症 の 1
もみられない(図 2)。
例 を 報 告 し そ の 後 劇 症 肝 炎 、真 性 多血 症 に 合 併 し
J
杢鏡では肝はほぼ平滑、辺縁は鈍で弾性硬、月干
腹I
た肝のうっ血性梗塞、先天性代謝異常、糖原病な
の組織像は結合織の増殖が強く正常構造は破壊さ
ど 私 の 調 べ え た 範 囲 で 合 計 10
例が報告されている。
れ 小葉 と 間 質 の 境 界 は 不 明 瞭 で 、 壊 死 に 陥 い っ た 細
こ の 中 で 4例 は 広 島 犬 放 射 線 科 よ り の 報 告 で あ り
胞が多数みられ慢性活動性肝炎である 。
広 島 大 で は 1976
年より 7年 間 に 施 行 し た 延 べ 16,
000
入 院 4 カ 月 後 に GOT、GPT、血 清 ピ リ ル ピ ン な ど
例 の 肝 シ ン チ の 中 で 4例 が み ら れ て い る 。
が正常となった時の肝シンチグラムでは腫大した
我 々 の 報 告 し た 第 l例 は 慢 性 肝 炎 の 増 悪 時 に み ら
肝 が 鮮 明 に 描出 し、牌の活性は肝より高いが骨髄
れたものであり、 67Gaシ ン チ で は 肝 は 正 常 に 描 出
) 退院後再度強い
活 性 も 軽 度 に な っ て い る ( 図 3。
しており、肝 RES機 能 と 肝 の Ga集 積 機 能 と の 解
黄 痘 (血 清 ビ リ ル ピ ン 19.
2
)を 来 し 再 入 院 し た 。 こ
離を示している 。
干の描 出 は 不 良 だ が 6
7Ga
の時の肝シンチグラムも H
肝硬変症末期、劇症肝炎なと守強い肝実質障害にお
4
)。
い て も 肝 RES機 能 は 一 般 に 保 持 さ れ 、 肝 シ ン チ に
シ ン チ グ ラ ム で は 肝 に 正 常 に 描 出 している(図
症 例 2:
33歳、男性。
で 肝 は 描 出 さ れ る が 、 HREFの成因については肝、
昭和 5
4年 3 月 よ り 全 身 倦 怠 感 、 微 熱 が あ り 6月 黄
牌、骨髄の網内系機能、肝の有効血流量、門脈圧
痘 を 指 摘 さ れ 入 院 。 ZTT17.
9、TTT11.8、 GOT
尤進などより今後検討する必要がある 。
110、GP丁目 、血 清 ビ リ ル ピ ン 26.0、 ch-EO.
55、
γーグ ロ プ リ ン40.9%。
9
9
mTc_phytat
eに よ る 肝 シ ン チ グ ラ ム は 症 例 lと同
様に肝摂取は殆んどみられず、牌及び骨髄が強く
摂 取 し て い る ( 図 5)。シンチ施行 1
5日 後 に 死亡 し
た 。肝 組 織 像 は 結 合 織 増 殖 を f
半う修復機転が著明
で 間 質 の リ ン パ 球 浸 潤 が 強 く 肝硬 変 症 で あ る 。
考 察 :放射性コロ イ ド に よ る 肝 、 牌 シ ン チ グ ラ ム
※
岡 山市 立 市 民 病 院 内 科
同
放射線科
一
-9ーー
一 山陽核医学カンファレンス記録集 1(
1
9
8
5
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2)
〈
症例 1)
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ANT
POST
「しAT
9
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e肝シンチグラム(入院時 )
図 1. 9
図 2. 腹 部 CT
ANT
ANT
7
G
aシンチグラム(再入院時)
図 4. 6
r-LAT
POST
図
9
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e肝シンチグラム(入院 4ヶ月後)
3. 9
〈
症例 2)
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図5
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e肝シンチグラム(入院時)
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10-