アップロードファイル 60-1

長衛だより 335号
-平成26年 5月―
DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DHDH DH DH DH DH DH
DH
DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DH DHDH DH DH DH DH
発行人
発 行
DH DH DH DH
発行日
猪野恵美
一般社団法人
長崎県歯科衛生士会
平成 26 年 5 月 17 日
一般社団法人長崎県歯科衛生士会
H26 年度総会のご案内
本事業は長崎県歯科医師会が長崎県から委託を受け、H25 年度から 3 年間
で実施するものであり、訪問歯科診療システムの構築および在宅歯科医療に
精通するキーマンを養成し、現場である郡市において、切れ目のない在宅歯
科医療を提供する体制を構築する事を最終目標とする事業です。
本事業において、在宅医療の現場で必要とされる知識技術の習得を目的と
日時:H26 年 6 月 15 日(日)15:30
場所:長崎県歯科医師会館4階
総会案内・資料等を同封しています。
必ずご確認いただき、出欠ハガキをお
送りください。
(*欠席の場合委任状の提出が必要!
です。)
して標記研修会を長崎県歯科医師会と共に平成 26 年 2 月~3 月まで4日間の
カリキュラムにて実施されました。全カリキュラム受講者には終了証が授与さ
今年度は佐世保と諫早地区にて開催予定です。長崎地区での受講が出来な
☆新卒新入会員の皆さんへ
歯科衛生士免許証の新規登録の申
請はお済みですか?
(歯科衛生士国家試験に合格した者の
登録申請により、歯科衛生士名簿に登
録することによって免許証が交付さ
れます)
*必ずご自身で登録申請を行い、免許証
かった方は是非ご受講ください。
が交付されたら、本会へも免許証の登録
れました。
○終了証受領者数:33名
口腔ケアの専門職である歯科衛生士ですが、診療所以外の場(在宅・施設・病院)に
出向いて口腔ケアを行うことは、戸惑うことも多いと思います。しかし研修を受けら
れた方は、今後自信を持って、積極的に実施して頂きたいと思います。
番号をお知らせください。
~主な内容~
※氏名・住所等が変わったら、
下記の 団体へ届出が 必要で
す。
第 1 回:H26.2.19(水)19:30~21:00
内容①「高齢者歯科概論」②「口腔ケア概論」
③「口腔機能維持管理と摂食・嚥下リハビリテーション」
●一般財団法人歯科医療振興財団
講師:吉田 敏先生先生(長崎県歯科医師会 理事)
参加者:64 名
超高齢社会の今、在宅医療の中で歯科医療の重要性を中心に
歯科衛生士が在宅に関わる必要性や高齢者歯科概論および
口腔ケア、摂食・嚥下の基本についての講義していただいた。
第 2 回:H26.2.27(木)19:30~21:00
内容:①「訪問口腔衛生指導の現状」
②「口腔機能の評価と専門的口腔ケア」
③「介護現場における口腔機能の現状と課題」
講師:猪野恵美(本会会長)
参加者:64 名
歯科衛生士業務としての訪問口腔衛生指導の現状、
および専門的口腔ケアの基本と口腔機能の評価、
施設における口腔機能の維持管理の実際を通して、
介護現場において必要とされる歯科衛生士の役割を講義しました。
1
→婚姻などにより、氏名・本籍地等 DH
免許証登録事項の変更が生じた場合。
●歯科衛生士会(日衛又は長崎県)
→住所・氏名・勤務先等の変更が生じた
場合、本会へ異動届を提出してくださ
い。
*他県異動の場合→日衛へ
※長崎県歯科衛生士会事務局へお問い
合わせください。
長衛だより 335号
-平成26年 5月―
第 3 回:H26.3.13(木)19:30~21:00
内容:①訪問口腔衛生指導の実際
②指導計画、ケアプラン(グループワーク)
講師:橋口和子(本会長崎支部長)
参加者:63 名
現在私が実際に、施設・在宅で行っている口腔ケアの内容に
ついてご紹介させて頂きました。訪問の流れの説明、実際に口
腔ケアを行っている時の姿勢の調整・嚥下体操などを行ってい
る時の写真などを見て頂き、訪問口腔衛生指導の現場の様子な
どを感じ伝えられたでしょうか。
次に、指導計画・ケアプランをグループワークでやって頂き
ました。文字だけの症例を見ての、指導計画、ケアプランの作
成という事で、皆さん、悪戦苦闘の様子でした。ケアプラン作
成をやった事がない人も多く、こちらの説明不足のところもあ
り、難しかった様子でした。訪問口腔衛生指導を行うにあたっ
ては、患者さんの問題の把握、どうしたらいいかという指導計
画などはとても大切な事なので、今後は口腔ケアを始める前
に、ケアプラン作成をやって頂けたらと思います。
第 4 回:H26.3.21(金・祝)10:00~15:00
~受講者感想~
~受講者感想~
(大学病院勤務 村井里衣)
私は病院歯科に勤務しているため、在宅訪問歯科診療
の経験が一度もありません。頭では理解できているつも
りでしたが、やはり実際は大きく違いました。
今回の養成講座において、訪問歯科診療を行っている
歯科医師や歯科衛生士の方から口腔ケアの流れ、現状や
課題などの現場の声を聞き、グループワークによる口腔
ケアプランの作成、相互実習を行うことで在宅訪問歯科
診療の基礎から実践までを学ぶことが出来ました。
在宅訪問歯科診療は、患者さんの長く続いていく生活
と共にあります。ただ目の前の口腔内だけを見るのでは
なく、まずは患者さんの背景にあるものをしっかりと汲
み取ることが重要であるように考えます。
私が日々行っている周術期の口腔ケアとは患者さん
に関わる期間や目的が違います。しかし、歯科衛生士の
専門的口腔ケアを必要としている事は、どちらも同じな
のだと感じました。
今回の経験を十分に活かし在宅訪問歯科診療に携わ
る機会が持てればと思います。
(一般歯科医院勤務 浦越あゆみ)
『自らの心地良さが人の心地良さを生む』そう思うのは
まだまだ甘い考えのせいかもしれません。しかし医療も
人と人の関わり合い。こうでありたい…と今回の講座で
思いました。
私の勤務先でも往診、訪問診療の依頼が増えてきまし
た。そんな中、往診先や訪問先で患者さんに対しては能
動的処置もしながらも、他職種との連携に関してはまだ
まだ蚊帳の外の様な気持ちになることもありました。居
宅であれば尚更、他職種との連絡は疎かなところがあっ
たと思います。
私達も一つのチームの一員としてプランを提案し、そ
のプランの成功…というより患者さんの QOL の向上に関
われるよう連携していきたいと思いました。
患者さん、他職種の方…私達歯科…様々な考えを持って
いるかと思います。そのような中一つの目標に向かえる
ように連携が必要です。
連携することで患者さん、他職種が理解しあい、お互い
を、心地良くしあえるのではないかと思います。
連携する中でお互いに認めあっていくことは大きな自
信にもなっていくと思います。
それはまた他の誰かを心地良くさせていただける“一つ”にな
っていく気がします。
内容:「口腔ケアの実際(実習)」
講師:池田道子(本会公衆衛生理事)
参加者:歯科衛生士 55 名
前半は患者の症状別に対応の方法を
紹介して、脱感作・舌のストレッチ・保湿剤を使ったスポ
ンジブラの使い方の相互実習を行い、吸引歯ブラシの体験
をするという内容でした。
後半は、吉田 敏先生による摂食・嚥下リハビリテーシ
ョンの研修で、動画で紹介しながら、頚部聴診法を実際に
聴診器を使って相互実習。アイスマッサージでは、アイス
棒の作り方を紹介して、アイスマッサージの相互実習を行
いました。
引き続き午後からは、『長崎口のリハビリテーション研
究会「長崎口のリハ塾」併催』で大阪大学歯学部付属病院
助教 野原幹司先生を講師に迎え「認知症患者を中心とし
た摂食・嚥下障害への対応」という演題で講演を聴講して、
4日間の養成講座を終了しました。
2
長衛だより 335号
-平成26年 5月―
活動の広場
学術委員会
学術理事 岩本和美
今年度も 2 回の研修会開催を予定しています。
予定内容は下記の通りです。
*このコーナーでは、本会・各支部における活動
報告を紹介していきます
福利厚生委員会
長崎県歯科衛生士会学術研修会
※同封案内チラシ有
日時:6 月 15 日(日)13:00~15:00
場所:長崎県歯科医師会館 2 階大会議室
講師:隅田好美先生
大分大学大学院福祉社会科学研究科教授(歯科衛生社会福祉士)
テーマ:『広がりゆく歯科衛生士業務
―患者の気持ちに寄り添った支援―』
・心からの笑顔を増やす支援-主観的ニーズに寄り添った支援
・ニーズの明確化
・社会福祉の視点から見た問題の捉え方
・患者の気持ちに寄り添った支援
・障害受容過程と価値転換に配慮した関わり方
・患者・家族・専門職の認識のずれに配慮した関わり方
などについてお話いただく予定です。
皆様のご参加お待ちしています。
福利厚生理事 東村弘美
平成 26 年 4 月 8 日に長崎県歯科衛生士専門学校 3 年生
50 名 、 5 月 1 日に長崎県医療技術専門 歯科衛生士科 3
年生 14 名へむけて学生部会の入会案内を行いました。
学生部会を通して、歯科衛生士会の存在・活動を知って
いただき、また学生最後のこの一年を、卒業後の業務に
つながるよう有意義に過ごしていただきたいものです。
尚、九州文化学園歯科衛生士科でも同様の入会案内を予
定しています。よろしくお願いします。
H26 年度継続会員数:139 人
H26 年度新入会員数: 67 人
長崎県歯科衛生士卒後学術研修会
日時:11 月 9 日(日) 10:00~
(※昼休みにミニデンタルショーも予定有)
*その他詳細は決まり次第お知らせします。
(内新卒者数:54人)
※組織率向上の為、入会促進活動に
ご協力おねがいします
=各支部活動報告=
諫早支部
お口の健康フェスティバルに向けて
諫早支部 地域歯科担当
浦山 知恵子
大村東彼歯科医師会主催の
フェスティバルが 6 月 1 日(日)、
諫早市歯科医師会主催のフェスティバルが 6 月 8 日(日)、
開催予定になり、各歯科医師会との打ち合わせの会議が
開催されました。
長崎県歯・口腔の健康づくり推進条例に伴う、歯なまる
スマイルプラン推進計画のライフステージに沿い、催し内
容を計画しているところです。
今年度諫早支部では、昨年に引き続き、「生活歯援プロ
グラム」の保健指導を担当します、個々の生活に寄り添っ
た支援を心掛けます。
新たな取り組みの、「フッ化物洗口」では、その目的や
効果を多くの方に、丁寧に伝えることで、フッ化物を身近
に感じて、むし歯予防に役立てる方法を理解して欲しいで
す。
3
また、諫早会場では、長崎医療技術専門学校の生徒さん
達のマンパワーが欠かせない存在となっています。
今年も多くの生徒さんが、先輩歯科衛生士と共に地域の皆
さんと触れ合って、歯科衛生士に何が求められているの
か!感じてくれることでしょう。
私達、歯科衛生士にとっても、多職種の方々とふれあい、
話をし、顔見知りになることで地域での活動が繋がってい
くことに喜びを感じるフェスティバルです。
長衛だより 335号
-平成26年 5月―
口腔ケア研修会に参加して
佐世保支部
平成 25 年度 第 13 回 長崎口のリハビリテーション研究会研修会
に参加して
正林弓子
末永 悠里子
平成 26 年 4 月 23 日特別養護老人ホーム「葵蓉」にて、
口腔ケア研修会が行われました。
提携施設からも参加があり、介護士、栄養士、看護師
など様々な職種の方に参加していただくことができま
した。
事前に行われた担当者会議にて「どのような器具がある
のかわからない」「どのようなことができるのかわから
ない」といった意見があったため、当日スポンジブラシ
を使用したデモンストレーションに加えて、皆さんに歯
間ブラシ、義歯用ブラシ、くるリーナブラシなどを、一
人ずつ手に取って見ていただきました。
2 人一組の実習ではスタッフの方々にスポンジブラシ
や歯ブラシの動かし方、力加減などを指導しました。
実際に“施術される側”になることで、利用者様の気持
ちになって口腔ケアを行うことができるのだと思いま
す。
今回のように施設の方に衛生士が直接指導できる場
が今後も増えることがあれば、歯科が介入しない場合で
あっても、口腔ケアの更なる充実が期待できると感じま
した。
平成 26 年 3 月 16 日(日)10 時~13 時、佐世保歯
科医師会館 3 階講堂に於いて、口のリハビリテーシ
ョン研修会が行われ、職場の歯科衛生士と共に参加
させて頂きました。
前半は、佐世保市歯科医師会 畳屋文人先生によ
る「高齢者の歯科疾患」と題して、高齢者の口腔と
生活の質を通して、歯科医師 歯科衛生士 介護職な
ど 多職種連携での医療の取り組みについて 詳し
くお話しして頂きました。
後半は、理学療法士会の福崎美智子先生による
「安定した姿勢の獲得&車椅子へのトランスファー
のポイント」の講義と実技を行いました。講義の中
で 摂食 嚥下チーム内での理学療法士の役割は、姿
勢の管理、ポジショニング、誤嚥性肺炎予防での 呼
吸理学療法による介入などと、分かりやすくお話、
実習をして頂きました。
続いて 歯科衛生士会による 高齢者の口腔ケアの
実習と講義が行われ、スポンジブラシやワンタフト
ブラシを使い、相互実習を行いました。ペアの方か
ら、口腔ケアの実習を通して、
「気持ち良かったで
す。これから、職場でも口腔ケアに力を入れていき
ます。」と、お話しして頂き、嬉しく思いました。
今回の研修会を通して、多職種間で学ぶ事が多
く、これから高齢者の医療や介護に於いてさまざま
な職種と連携を取ることの大切さを改めて 学びま
した。これからも さらに 研修会に参加して 知識
を深めて参ります。
100 名を超える参加者で様々な実習に取り組
みました
4
長衛だより 335号
-平成26年 5月―
長崎支部
平成 25 年度長崎支部学術研修会&オリエンテーション
(県再就職支援事業併催) 報告
学術担当 荒木 礼子
日時:平成26年2月16日(日)
10:00~15:30
場所:長崎市民会館文化ホール
1F大会議室
講師に歯科医師の山口香奈美先生をお迎えして「これから
の歯科医療、これからの私たちを変えるのは歯科衛生士で
す」と題し、ご講演いただきました。
休日にもかかわらず、52名の歯科衛生士・歯科医師の皆様に
参加頂き、ありがとうございました。
(*主な講演内容は学びのコーナーに掲載しています)
参加された皆様から頂いたアンケートには
「内容が充実していて、かなり勉強になりました。」
「丁寧な細かい説明で分かりやすかったです。今までの研修会に
はなかった内容だと思いました。とても勉強になりました。」
「とてもわかり易く興味をもて、業務に即活かせる内容でした。ぜ
ひ続編をお願いしたいです。」
…等、有意義だったとい
うご意見を多数頂くこと
ができました。参加され
た皆様が、今回学んだこ
とを日々の診療や業務の
上ではもちろん、自身の
生活の中でも、活かして
いかれるものと思いま
す。参加頂いた皆様に、心より感謝致します。
また、平成26年度長崎支部学術研修会は7月13日(日)に開催
予定です。今年度も多数のご参加をお待ちしています。
昼休みには、再就職支援事業として茶話会が開かれ、非会員の
方、勤務されてる方、在宅の方等色んな現場(?!)の歯科衛生士が
美味しいランチを楽しみながら情報交換をしました。
午後からはオリエンテーションで、大渡絹代講師を迎え、「美
しさのバランスアップ講座~秘密は姿勢と笑顔で~」と題し、魅
力的な表情となる為のフェイスレッスンを実習しました。
こちらも大好評だったので、26 年度も第 2 弾!として、開催を予
定しています。お楽しみに~♪
5
養成研修会案内
今年度長崎市より長崎支部が委託を受け、『障害
者等歯科医療技術者養成事業』を実施致します。
この事業は、歯科保健医療サービスを受けることが
困難な障害者、要介護者の口腔保健を推進する観点
から、そのサービスを実施するために必要な知識や
技術を有する歯科衛生士を、現場での実習を含めた
研修会の実施により育成するというものです。
今回の研修では、講義、実習、老人健康保健施設
での実習を企画しており、実践的な養成研修となり
得ることと思います。
全研修を受けられた方には、長崎市より修了書が
授与されることになっております。
※詳しい研修内容、日程は後日案内申し上げます。
6 月 8 日(日)11:30~15:00
場所:長崎市立図書館
長崎支部は、下記 3 つのコーナーを担当します!!
今年は支部会員だけでなく、非会員の歯科衛生士
さんも一緒に担当予定です。
○ブラッシング指導コーナー
○エプロンシアターコーナー
○生活歯援コーナー
6 月 8 日(日)10:00~17:00
場所:長崎バイオパーク
長崎支部は歯ブラシソムリエコーナーを担当
します。
普段、勤務の歯科衛生士さん達も参加
できる良い機会です。たまには診療室
の外に出て一緒に公衆衛生活動に参
加しませんか?
※参加協力者募集中です!!
長衛だより 335号
-平成26年 5月―
学びの広場
*このコーナーでは、研修会内容(報告)やその他学べる情
報を紹介していきます
平成 25 年度長崎県歯科衛生士会長崎支部学術研修会
「これからの歯科医療、
これからの私たちを変えるのは歯科衛生士です」
講師:山口 香奈美先生(長崎市・フリーランス歯科医師)
日時:平成 26 年 2 月 16 日(日)
場所:長崎市民会館文化ホール 1F 大会議室
<主な内容>
先生自身の矯正治療の経験を生かし、矯正しないでいい治療
法を求めて歯科疾患の原因の追求をする中でたどり着いたの
が、態癖。
「態癖」とは、歯を移動させたり、歯軸、歯列弓、下顎位
を変えたり、顎顔面系、さらには全身において大きな影響を
及ぼしている、日常の生活習慣の中で無意識に行うさまざま
な習癖のことである。
硬組織(ゴムみたいに変化するが、加齢に伴い疲労する)
は力に対する反応はゆっくりだが、骨はたった 5gの力で変形
をおこす。
態癖の分類・・・先天部分と後天部分の2種類がある。
・先天部分
子は親の要素をどこまで受け継ぎ、どこから後天的な因子
なのか?骨格・筋肉組織・軟組織
・後天部分
1. 広義の態癖
長時間、身体をひずませるが、肩、首の上も歪ませている。
アーチの歪みが表れにくい。
身体のバランスが崩れることにより、間接的に歯牙を動か
すことになったもの(座り癖・ショルダーバック癖・家事
癖・スポーツ癖・趣味癖・職業癖 など)
今年度会報に広告のご協力を
頂きました太平化学産業株式
会社様より、商品サンプル(歯
磨剤、ウェットティッシュ)を頂
きましたので、今回同封して
おります。
ご活用ください。
太平化学産業株式会社様、
お礼申し上げます。
6
2. 狭義の態癖
中下顔面に直接、外(そと)から力が加わるもの
口腔、歯牙に直接力がかかるように作用する
アーチが変形、倒れる。
3. 口腔周囲筋のアンバランスな緊張、えくぼ癖、楽器癖(管
楽器)、口角に偏側に力を入れる
4. 顎関節症
5. 口腔内から歪みの力がくるもの
・咀嚼癖:偏側咬み癖
・歯列不正:過蓋咬合、反対咬合、咬みこみ
・歯科治療:不良形態付与された歯冠修復
・ブラキシズム(クレンチング・グラインディング・タッピング)
※生体は本来、左右対称な形であり、非対称後天的な顔面の大
半は後天的なものである。
その他にも、パラファンクション(咀嚼や嚥下、発音するとき
の口の動きが機能的な動作であるのに対して、歯ぎしり(グラ
インディング)、噛みしめ(クレンチング)、弄舌癖、頬内面
を吸ったりかんだりするような機能的でない口の動作をいう)
およびその見つけ方、口腔医学としての診査診断、良い咬合の
イメージ:形態・機能、生体は、壊れた原因を取り除くと、生
まれた形に戻っていく 等々・・・盛りだくさんの内容でした。
今までの臨床から、歯科衛生士が関わる歯科の第三の疾患:
機能の問題を学びました。また、歯科衛生士として今後のニー
ズ・医療の変化にいかに適応できるかを考えるきっかけになり
ました。
(報告者:山口絢子)
長衛だより 335号
-平成26年 5月―
認定歯科衛生士制度について
認定歯科衛生士とは、特定する専門分野において高度な業務実践の知識・技術を有すると認められた歯科衛生士です。
日本歯科衛生士会の生涯研修制度における認定研修を修了した歯科衛生士および日本歯科衛生士会が指定・委託する専門学会等
から推薦された歯科衛生士が、認定歯科衛生士審査会に合格し、認定歯科衛生士名簿に登録されると認定証が交付されます。
認定歯科衛生士にも種類というものがあります。それぞれの専門性に特化した部分の資格といえます。
認定分野A
日本歯科衛生士会の生涯研修制度における研修履歴に基づ
き、受講者基準を満たすと認定研修の受講資格者となります。
認定研修を修了後、認定歯科衛生士審査会を経て次の分野に
おいて認定します。
1.生活習慣病予防(特定保健指導)
2.在宅療養指導(口腔機能管理)
3.摂食・嚥下リハビリテーション
認定分野B
歯科医療の特定の専門分野において高度な知識・技術を必要
とする分野であり、関連する専門学会等との連携により特定
する分野です。現在、審査機関が審査・推薦した歯科衛生士
を、日本歯科衛生士会(認定機関)が次の分野で認定します。
1 障害者歯科
2 老年歯科
3 地域歯科保健
4 口腔保健管理
研修の単位等の詳しい情報は、日本歯科衛生士会の HP 研修・学習・
認定より認定歯科衛生士についてを参考にしてください。
*日本歯科衛生士会 HP http://www.jdha.or.jp/
※現在日本歯科衛生士会において、生涯研修制度の内容見直しが行われており、新たなプログラムが追加される予定です。
※認定歯科衛生士となっても、認定を受けて
から 5 年ごとに更新が必要です。
認定更新受付期間は認定分野別に異なります
<認定更新の為に必要な条件>
□現在、歯科衛生士である。
□認定更新に必要な単位数30単位を取得して
いる
□ 各 認 定 分 野 ( 認 定 分 野 A お よ び 認 定 分 野 B: 障
害者歯科・老年歯科)に関する歯科衛生士実務
時間が
200時間以上に達していること。
□認定分野Bの場合 : 現在、専門学会の会員で
ある
※更新に関する詳細は「認定更新の手引き」
で確認してください。
7
長衛だより 335号
-平成26年 5月―
長崎支部学術研修会&オリエンテーション
日時:平成26 年7 月13 日(日)午前10 時~15 時
場所:長崎市民会館大会議室
☆新入会員の皆様へ
歯科衛生士会を通じて大いに学び、また職
場・職域を超えた仲間を増やし、楽しく長く歯科
衛生士業務を続けて頂きたいと思います。
積極的に会の活動にも参加お願いします。
◎6/4~10 日は歯と口の健康週間で、各地域毎
にイベントが開催されます。
学生時代に体験したこともあるでしょうが、一
人前の歯科衛生士となった今年は、スタッフとし
てそのようなイベントには積極的に参加しましょ
う♪また、せっかく機会ですから、職場の仲間以
外の歯科衛生士やその他の職種の方とも大い
に交流を持つようにしましょう!!
学術研修会
講師:栗山雅子先生(歯科衛生士)
オリエンテーション
仮題:
「美しさのバランスアップ講座」第2 弾!!
講師:大渡絹代先生
※後日本会HP、会員宛郵便で詳細をお知らせします。
予定を空けてお待ちください
会 の 動 き (主 催 ・ 役 員 出 席 な ど )
2.27
3. 3
3. 4
3. 7
3. 8
3.13
3.16
諫早市在宅ケアサークル 口から食べる分科会
「私の町の歯医者さん」
【開催日】平成26年5月26日(月)
【時 間】19:00~
【場 所】諫早市健康福祉センター1F 多目的ホール
【講 師】田中 広海先生(たなか歯科医院 院長)
山口 弘之先生(山口歯科診療所 院長)
【参加費】 無料
受付先:諫早市歯科医師会事務所 957-22-7991)
締切5月23日(金)
3.21
3.26
4. 4
4. 8
4. 9
4.15
4.22
4.26
5.11
5.13
5.15
会
5.17 長衛だより No335 発送
5.21 平成 26 年度第 1 回歯科保健についての検討会議
2014 世界禁煙デー 長崎市民フォーラム
【開催日】平成26年6月8日(日)
【時 間】10:25~15:50(開場 10:00~)
【場 所】長崎ブリックホール国際会議場(長崎市茂里町 12-38
メインテーマ:『国際観光都市長崎のスタート
国際基準の受動喫煙防止の街をめざして』
(市民対象)
入場無料、COPD 検診、肺がん検診、血圧測定、
血管年齢測定、禁煙相談 などあります
長崎県歯科衛生士会 事務局
~編集後記~
〒852-8104
長崎市茂里町 3 番 19 号(長崎県歯科医師会館5F)
TEL・FAX 095-814-8233
Mail [email protected]
HP http://www.ngsk-dha.org
(開局日時:月 ~ 金 1 0 ~ 1 4 時 )
「初夏はすぐそこまで」という清々しい季節を迎え、新年度の慌た
だしい生活から少し落ち着きを取り戻した方も多いのではないでしょ
うか。 今年度も盛りだくさんの内容で、皆さまに長衛だよりをお届け
できるよう目指して行きます。 会員の皆さまからも、ご意見やご要
望をぜひお知らせください。
第 2 回在宅訪問歯科衛生士養成研修
九州文化学園歯科衛生士学院入会案内
第 13 回長崎口のリハビリテーション研究会県北地区実行委員会
九州文化学園歯科衛生士学院・長 崎医療技術専門学校卒業式
長崎歯科衛生士専門学校卒業式
第 3 回在宅訪問歯科衛生士養成研修会
第 13 回長崎口のリハビリテーション研究会
口腔ケア実務者研修その7(県北地区:佐世保)
第14 回長崎口のリハビリテーション研究会
(口のリハ塾)
第 4 回在宅訪問歯科衛生士養成研修会
平成 25 年度第 2 回長崎県地域リハビリテーション協議会
および長崎県予防市町支援委員会
長崎医療技術専門学校入学式
長崎歯科衛生士専門学校入学式
九州文化学園歯科衛生士学院入学式
再就職支援会議
第 14 回長崎口腔科学フォーラム打ち合わせ会
第 19 回長崎県地域医療学会に係わる準備会議
理事会
長崎口のリハビリテーション研究会実行委員会
長崎口のリハビリテーション研究会 県北地区実行委員
山田 幸代
8