⽣産設備のデュー・デリジェンス(DD) エンジニアリング・レポート(ER)作成業務 ® 1 ✚ 生産施設に特化したERを作成 ✚ クライアントの真の目的を理解し、その目的 にフォーカスした総合的なERを作成しDDを サポート ✚ 生産施設のDDに必要なERを日本語・英 語双方で作成が可能 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 2 1. クライアントのDDをサポート ✚ CM Plusが実施するERの特長 CM Plusは建設会社、ディベロッパー、金融機関との資本関係のない独立 系企業であり、そのメリットを生かし報告書の中立性を確保します。 生産施設エンジニアリングのプロジェクトマネジメントに特化したCM Plusが専 門的な立場から生産設備も含めた総合的なERの作成を実現します。 ✚ 生産施設案件の主な評価軸 一般建築施設 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 生産施設 3 2. ＥＲ作成の手順 ✚ CM Plusのエンジニアリングリソースの活用 ERの作成は限定された期間、開示資料から短期間で適切な判断を行な うことを求められます。 生産施設の特長を適確に把握しているエンジニアによるERの作成ができま す。 ✚ 調査・診断は段階的実施 第一段階(フェーズⅠ) • 開示資料、インタビュー、現地実査により限られた時 間でDDを進め、重要リスク項目の洗い出しを中心に ERを作成 第二段階(フェーズⅡ) • より具体的な資料、及び現地調査に基づき 「フェーズⅠ」で行ったリスク分析をさらに詳細に 実施 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 4 2. ＥＲ作成の手順 ✚ ER作成までの工程 1. 調査対象、調査の程度の確定 • 依頼者と調査方法の協議 • 報告書の内容は案件ごとに異なるため、依頼者と調査開始前に十分な 業務内容の確認が必要 2. 前提条件、資料の入手 • 前提条件の確認/前提資料の入手 • 書面や口頭による資料や情報提供を受ける 3. 調査の実施 • 資料に基づき調査項目の洗い出しと技術ヒアリングの実施/現地実査 4. 調査事項、調査の程度の修正 • 依頼者と調査事項の協議 • 調査の修正、縮減、または再度の実施 5. リスク分析の実施 • 調査項目ごとにリスクの重要度を分析 報告書作成 • ドラフト・レポート • ファイナル・レポート • 諸問題解決の方策も含め記載 6. ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 5 3. ERレポートにおける調査項目の抽出 ✚豊富な経験を生かしたERレポートの作成 CM Plusは限定された資料をもとに豊富な生産施設エンジ ニアリングの経験を駆使して調査項目の抽出を行います。 抽出に当たっては、目的展開手法に基づいた調査項目を 分類し、調査項目展開リストを作成します。 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 6 4. 調査項目のリスク分析 ✚ リスクマップの作成 展開された調査項目に対してコスト影響度とリスク影響度という２つの観点でリ スク分析を行います。 1. リスク分析手法 各調査項目のリスク分析は次のような評価軸とします。 ① コスト影響度＝（リスクの大きさ）×（コストの大きさ） ② リスク影響度＝（リスクの大きさ）×（リスクの頻度) コスト影響度 リスク影響度 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved Ａ Ｂ Ｃ Ａ Ａ Ｂ Ｃ Ｂ Ｂ Ｂ Ｃ Ｃ Ｂ Ｃ Ｃ 7 4. 調査項目のリスク分析 ✚ リスクマップの作成 2. リスクマグニチュードの設定(リスク評価方法) ①コスト影響度×②リスク影響度の軸で評価し、下記のような目的展開 手法(Object Hierarchy)により、調査項目を評価項目ごとまとめ、総合評 価［リスク・マグニチュード・オーダー］を行い、リスクマップを作成します。 コスト影響度の評価 コスト影響度 Ａ ¥1億以上 コスト影響度 Ｂ ¥5,000万以上 コスト影響度 Ｃ ¥5,000万未満 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 8 4. 調査項目のリスク分析 ✚ リスクマップの作成 3. 施設リスク項目展開サンプル ■第一三共株式会社 静岡工場 施設リスク項目の展開と 評価 大項目 調査項目 Pre .- D D 今 回 調 査 実施 １） 製剤主要設備仕様 △ B × B ＝ ２） 生産サポ－ト設備 (ﾌﾟﾛｾｽｶﾞｽ、製造用水) △ B × B ＝ B ３） 査察対応状況 -- B × Ｂ ＝ Ｂ ４） 品質管理状況 -- C × Ｂ ＝ Ｃ １） 高活性製造ライン (失活方法) △ C × Ｃ ＝ Ｃ ２） GMP上のクロスコンタミの 懸念について △ A × A ＝ A 中 項目 コス ト 影 響 度 リス ク 影響 度 (A～C) リス ク ・ マ グニチュード (A～C) (A～C) ３．１．１ GMP三極対応 B ３．１．２ 製造の汎用性 ３．１ CMO 製造受託 １） 組織体制、必要人員 ○ B × B ＝ B ２） 必要資格と人員数 ○ C × C ＝ C ３） 雇用確保方法 -- A × A ＝ A １） MES(R/3)～WMS～ERP 接続性 △ A × A ＝ A １） 原水供給/水質、用途 ○ A × B ＝ Ｂ ２） 停電対策 -- C × C ＝ C トラブル事例 -- Ｂ × Ｂ ＝ Ｂ エネルギー使用量 -- Ｂ × Ｂ ＝ Ｂ ３．１．３ 運 営 ３．１．４ システム ３．１．５ 設備安定稼働性 ３） ４） ５） 設備保全状況 -- A × Ｂ ＝ Ｂ ２） 建築・空調・電気設備 老朽化程度 -- A × Ｂ ＝ Ｂ ３） 製剤設備老朽化程度 -- A × Ｂ ＝ Ｂ １） 耐震性能 ○ Ｂ × Ｂ ＝ Ｂ ２） 地盤不同沈下 ○ Ｃ × Ｃ ＝ Ｃ １） 敷地制約 ○ Ｃ × Ｃ ＝ Ｃ ２） 建築及び設備的な 概要把握 ○ Ｃ × Ｃ ＝ Ｃ ３） 受電容量 ○ C × C ＝ Ｃ １） 埋設物 ○ A × A ＝ A ２） 土壌 ○ A × A ＝ A ３） PCB保管 ○ B × Ｃ ＝ Ｃ ４） 危険物保管 △ Ｃ × Ｃ ＝ Ｃ ５） 焼却炉 ○ Ｃ × Ｃ ＝ Ｃ ６） ボイラ－燃料 ○ Ｃ × Ｃ ＝ Ｃ ７） 排水 ○ Ｃ × Ｃ ＝ Ｃ １） 届出書類、協定書 ○ C × C ＝ C アスベスト材 ○ A × Ｂ ＝ Ｂ -- B × B ＝ B １） ３．２．１ 設備寿命 ３．２．２ Pre.-DDの目的 買収後に発生するコストの有無とそ の程度(マグニチュード オーダー)の 把握 ３．２ 施設及び運営に関する顕在的、 潜在的リスクの洗い出しと評価 構造 施設 将来価値 ３．２．３ 拡張性 ３．３ 環境対応 ３．４．１ 官庁申請 １） ３．４ その他、法令遵守 ３．４．２ 建材 ２） ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 不正建材 (耐火ボ－ド等) ○：資料入手出来たもの △：資料が不足しているもの --：未受領 9 5. ERの重要項目の抽出と評価 ✚CM Plus が行うERにおいては、リスクマップを 基に主要リスク項目及びコスト影響度の高い 項目を抽出しクライアントに対してソリューショ ンを提供します。 ✚DDにおける資産価値評価における有効な 分析データの提供が可能です。 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 10 6. 豊富な人材と経験 ✚CM Plusは生産施設のエンジニアリングに特 化したマネジメント会社です。 ✚下記のようないろいろな資格を有し、スキル・ ノウハウを持つ人材で構成されておりますので 生産施設のDDにお役に立てると考えていま す。 ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved 11 7. ER作成に関わる人材の資格 ✚ CM Plusでは、生産施設・設備に関する評価ができる人材をメンバーに参画さ せています。 ◆エンジニアリング・レポート(ER)作成に関わる資格 ERの業務内容 建築全般の評価 生産施設・設備の評価 備設全般の評価 ユ テ ィ 立 生 物 遵 地 給 昇 産 流 リ 法 状 排 降 設 設 テ 外 屋 外 内 躯 電 空 性 況 水 設 備 備 構 上 装 装 体 気 調 の の 衛 備 の の 設 評 評 生 等 評 評 備 価 価 価 価 の 評 価 資格・技能・名称 建築士[一級] 技術士[総合技術監理部門] 技術士[建設部門] 技術士[機械部門] 技術士[電気・電子部門] 技術士[衛生工学部門] 核術士[環境部門] 技術士[応用理学部門] 技術士[経営工学部門] 特殊建築物等調査資格者 建築設備資格者（建築設備士） 建築物環境衛生管理技術者 建築設備検資格者 電気主任技術者 建築施工管理技士[一級] 管工事施工管理技士[一級] 電気工事施工管理技士[一級] 昇降機検査資格者 第一種衛生管理者 環境計量士 建築構造士 建築・設備総合管理技術者 ファシリティマネジャー 補償業務管理士 建築仕上げ改修施工管理技術者 建築仕上診断技術者 建築設備診断技術者 土壌環境監理士 物流管理士 情報処理技術士 エネルギー管理士 消防設備士 エンジニアリングマネージャー ® Copyright© CM Plus Corporation. All rights reserved ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ● ● ● ● I 排 T 生 施 水 ハ 産 設 設 施 の 備 ド 設 法 / ・ 運 的 焼 ソ 用 規 却 フ 体 制 設 ト 制 の 備 設 の 評 の 備 評 価 評 の 価 価 評 価 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ー ー ィ 危 険 物 ･ 有 害 物 質 保 管 設 備 の 評 価 施 設 保 全 費 用 の 評 価 備 考 生 産 管 理 ／ 品 質 管 理 の 評 価 土 壌 ・ 水 質 汚 染 の 評 価 自 然 災 害 ･ 地 震 リ ス ク の 評 価 ● ● ○ ○ ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ● ● ○ ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 医薬品会社の工場長・工務部長・工務課長経験者 ● ● ● ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ● ● ○ ● ● ● ○ ○ ：国家資格 ● ：特に専門としている業務内容 ：エンジニアリング･スキルが必要となる範囲 ○ ○ 医薬品会社の工務課長・工場建設担当課長経験者 ○ ：関連業務内容 12
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