中期経営計画(E-Plan2016)

表紙
中期経営計画(E
中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016)
(2014年
2014年4月 ~ 2017年
2017年3月)
荏原
(6361)
2014年
2014年5月9日
中期経営計画(
中期経営計画(E
経営計画(E-Plan2016)のキー・メッセージ
Plan2016)のキー・メッセージ
2
E-Plan2013
E-Plan2016
より確実で安定した
より確実で安定した
事業構造を確立する
ための期間
“経営基盤強化”
から“成長”へと
明確に舵を切る
変換点
“世界トップクラスの産業
機械メーカ”の地位を確保
FY2011~
FY2011~2013
FY2014~
FY2014~2016
FY2017~
FY2017~2019
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
“ありたい姿”
目次
1.前中期経営計画(
前中期経営計画(E
計画(E-Plan2013)の総括
Plan2013)の総括
2.荏原グループがめざすもの
3.本中期経営計画(
本中期経営計画(E
計画(E-Plan2016)
Plan2016)グループ全体基本方針
4.E-Plan2016 事業セグメント
事業セグメント別
セグメント別基本方針と主要施策
基本方針と主要施策
4-1. 風水力事業
4-2. エンジニアリング事業
エンジニアリング事業
4-3. 精密・電子事業
5.E-Plan2016 数値計画
数値計画
中期経営計画「E-Plan」 呼称の由来
E-PlanのEは、社名のEBARA、或いは環境(environment)への拘りを表現しているだけでなく、
「全員が参加(enroll)し、全員が個々のもつ能力を向上(enhance)させて、
本経営計画の目標を達成する(enable)と共に、優れた(excellent)企業風土をつくり上げ、
且つ根付かせて(enroot)いきたい。」
という思いを表したものです。
3
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
1.前中期経営計画(E
前中期経営計画(E-Plan2013)の総括
Plan2013)の総括
(1/2)
前中期経営計画の振り返り
前中期経営計画の振り返り
より確実で安定した事業構造を確立するための期間:経営基盤
より確実で安定した事業構造を確立するための期間:経営基盤強化への注力
基盤強化への注力による
強化への注力による利益
による利益創出の
利益創出の安定化
創出の安定化
E-Plan2013:基本
Plan2013:基本方針
:基本方針
基本方針Ⅰ.
重点地域での”域産域消”
グローバルな最適地生産・
製品供給体制の確立
基本方針Ⅱ.
中核事業の領域拡大に
よる新市場への進出
E-Plan2013:成果
Plan2013:成果
■地域戦略に基づいた最適地生産および製品供給体制の構築
サービス&サポート新拠点の設立
顧客に密接した生産拠点の立上げ
E-Plan2013期間中
Plan2013期間中に
期間中に設立した拠点
ロシア/2013
ロシア/2013
イギリス/2011
イギリス/2011
中国(
中国(天津)/2011
天津)/2011
中国(
中国(西安)/2013
西安)/2013
イタリア/2011
イタリア/2011
UAE/2011
UAE/2014
基本方針Ⅲ.
科学的アプローチに
よる”ものづくり”
プロセスの最適化
基本方針Ⅳ.
事業領域のグローバル
化に即した本社機能の
拡充
4
韓国/2012
韓国/2012
韓国/2011
韓国/2011
中国(
中国(烟台)/2012
烟台)/2012
タイ/2013
タイ/2013
風水力事業
精密・電子事業
米国(
米国(PA)/2011
米国(
米国(TX)
TX)/2011
生産拠点
サービス&サポート/販売拠点
戦略的重点地域
■生産革新運動における国内展開の推進と海外展開への着手
■事業領域のグローバル化に即した本社機能の拡充
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
1.前中期経営計画(E
前中期経営計画(E-Plan2013)の総括
Plan2013)の総括
(2/2)
前中期経営計画の振り返り(数値実績)
前中期経営計画の振り返り(数値実績)
より確実で安定した事業構造を確立するための期間:計画期間に
より確実で安定した事業構造を確立するための期間:計画期間にわたる着実
期間:計画期間にわたる着実な
わたる着実な成長の継続
2011年度
実績
■財務体質の改善と経営基盤における一定の厚みを実現 ROIC
1.0%
ROE
1.9%
■数値目標の一部項目のみを達成
D/Eレシオ
1.0
E-Plan2013:
Plan2013:数値実績
外部要因
内部要因
4,560
4,970
4,263
465
500
4,486
300
280
200
2011年度 2012年度 2013年度
売上高(計画) 売上高(実績)
■為替レート
■東日本大震災の影響
■国内デフレ経済の長期化
9.4%
370
400
4,050
4,120
2013年度
2013年度
実績
目標
5.8%
8%以上
9.6%
12~14%以上
0.6
0.5~0.7以下
営業利益 (億円)
億円)・営業利益率
・営業利益率
売上高 (億円)
億円)
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
2012年度
実績
4.9%
9.1%
0.7
6.9%
5.6%
232
8.1%
5.9%
7.2%
321
250
8.0%
6.0%
4.0%
100
2.0%
0
0.0%
2011年度 2012年度 2013年度
営業利益(計画)
営業利益(実績)
営業利益率(計画) 営業利益率(実績)
■市場や業界の成長を十分に取り込めなかったため、
グループ全体の事業規模が大きく伸びなかった
■成長に向けた投資が不十分
■スピード感を持った施策実行力の不足
新中期経営計画の課題へ
5
10.0%
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
2.荏原グループがめざすもの
(1/3)
グループを取り巻く環境と中期経営計画
当社グループの社会的使命と新中期経営計画E
当社グループの社会的使命と新中期経営計画E-Plan2016のつながり
Plan2016のつながり
<荏原らしさ>
新興国を
中心とした
人口増加
経済発展に
伴う生活
水準向上
■自ら創意工夫する熱意と誠の心
「熱と誠」で社会に貢献
創業の精神
事業活動の基本骨格
を示すもの
企業理念
企業理念
中期経営計画
中期経営計画
(E-Plan2016)
Plan2016)
先進国での
インフラ
老朽化
☆エネルギー・水イ
ンフラなど社会・
産業インフラ需要
☆高効率なシステム
/機器への需要
社会的ニーズの高まり
社会的ニーズの高まり
■社会的ニーズは当社の事業領域
事業領域そのもの
事業領域
■事業活動を通じて社会的責任を果たす
6
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
■水と空気と環境の分野で、優れた
技術と最良のサービスを提供する
ことにより、広く社会に貢献する
CSR方針
CSR方針
2.荏原グループがめざすもの
(2/3)
当社グループの“ありたい姿”
当社グループの目指す姿
“ありたい姿”(2019年度末時点)
世界トップ
クラスの産業
機械メーカ
2019年にありたい姿
2019年にありたい姿
E-Plan2016
規模の
拡大
収益性
の向上
E-Plan
2013
7
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
■世界的規模で事業展開を行う中で、グローバ
ルに存在感を発揮する高収益体質(売上高営
業利益率12%以上)を構築する
■各事業領域において確固たる地位を構築する
特にポンプ事業においては、M&Aも経営の
選択肢と捉えた上で、世界シェアトップ3
メーカとしてのポジションを確保する
■性別、国籍等によらず個々の従業員の能力を
伸ばし最大限に発揮させるための環境の整
備、及び発揮された能力に相応しい対価で報
いるための制度を導入する
2.荏原グループがめざすもの
(3/3)
E-Plan2016の位置づけ:ありたい姿へ
Plan2016の位置づけ:ありたい姿への道筋
の位置づけ:ありたい姿への道筋を見通せる位置への到達
の道筋を見通せる位置への到達
E-Plan2016
“ありたい姿”
より確実で安定した事業
構造を確立するための期間
“経営基盤強化”から“成長”
へと明確に舵を切る変換点
“世界トップクラスの産業機械
メーカ”の地位を確保
・経営基盤強化
・利益創出の安定化
・海外市場での量(売上)
・国内市場での質(利益)
・内外リソースの機動的・集中的な活用
・スピード感を持った変化の実現と
成長の加速
・グローバルに存在感を発揮する
高収益体質(営業利益率12%以上)
・特にポンプ事業では世界トップ
3のポジション確保
・従業員の能力を最大限に発揮さ
せる環境とそのための制度導入
FY2011~
FY2011~ FY 2013
~
~
FY2016
売上高(億円)
4,486
5,350
営業利益(億円)
売上高CAGR*
GDP
321
3.8%
3.4%
8.2%
5.3%
3.4%
1.0%
2.2%
4.2%
470
6.0%
3.8%
7.3%
5.3%
4.1%
1.4%
3.4%
2.2%
CAGR
*1
エネル
ギー消
費量
CAGR
*2
水需要
CAGR
8
E-Plan2013
世界
中国
東南アジア
中東・北アフリカ
世界
Non-OECDアジア
中東
Non-OECD全体
1.2%*3
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
FY2019
成長への見通し
■特に海外における(新興国などを中心
とした)市場の成長を確実に取り込ん
でいく
■同時に、製品競争力の強化・新領域へ
の展開などによるシェアの拡大を図る
≪値は期間中の年平均変化率≫
* CAGR:期間中の年平均成長率
*1)GDPデータ
IMF見通し(2014年4月データ)
*2)IEAデータ(2013年7月データ)
*3)OECDデータ(2012年)
期間は2000年-2050年
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(1/8)
E-Plan2016:“経営基盤強化”から“成長”へと明確に舵を切る
Plan2016:“経営基盤強化”から“成長”へと明確に舵を切る変換点
:“経営基盤強化”から“成長”へと明確に舵を切る変換点
Ⅰ.
市場の成長
を確実に当
社ビジネス
に取り込む
こと
Ⅱ.
製品・プラン
トのライフ
サイクル全体
を対象とする
サービス業
たること
海外市場での
量(売上)
国内市場での
質(利益)
スピード感を
持った変化と
成長
Ⅲ.産業機械メーカとしての
Ⅲ.産業機械メーカとしてのCore
産業機械メーカとしてのCore Competence
(技術力)を継続的に強化していくこと
(技術力)を継続的に強化していくこと
Ⅳ.グローバル事業展開を支える経営インフラの拡充
グローバル事業展開を支える経営インフラの拡充
を図ること
9
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
内外リソース
の機動的・集
中的な活用
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(2/8)
基本方針Ⅰ
基本方針Ⅰ.市場の成長を確実に当社ビジネスに取り込むこと
市場の成長を確実に当社ビジネスに取り込むこと
1) 地域
地域/
/業界の両面において、成長市場の中での注力領域を定め、各領域での事業遂行責任体制を
業界の両面において、成長市場の中での注力領域を定め、各領域での事業遂行責任体制を
明確にしたうえでシェア
明確にしたうえでシェアの拡大
にしたうえでシェアの拡大に
の拡大に取り組みます
2) 市場ニーズに適合する新製品を継続的に供給するための製品企画力・開発力を強化
市場ニーズに適合する新製品を継続的に供給するための製品企画力・開発力を強化します
ニーズに適合する新製品を継続的に供給するための製品企画力・開発力を強化します
3) 新規領域への進出については、
新規領域への進出については、M&A
領域への進出については、M&Aも一つの選択肢と
M&Aも一つの選択肢として捉え積極的
も一つの選択肢として捉え積極的に取り組みます
して捉え積極的に取り組みます
グループ売上高(億円)
7000
新事業領域への展開など
成長市場における注力領域でのシェアの拡大
市場ニーズに適合する製品企画力・開発力の強化
6000
CAGR 6.0%
5,350
5000
CAGR 3.8%
4000
2010
10
4,486
(年度)
2013
2016
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
2019
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(3/8)
基本方針Ⅰ
基本方針Ⅰ.市場の成長を確実に当社ビジネスに取り込むこと
市場の成長を確実に当社ビジネスに取り込むこと
E-Plan2016期間中の地域別売上高
地域別売上高の推移見通し
地域別売上高
+10%
10%
+35%
35%
当社既存拠点
当社既存拠点
アジア
(日本を除く)
日本を除く)
+21%
21%
+40%
40%
日本
中東
+56%
56%
2013 2016
2013 2016
北米
2013 2016
2013 2016
注力領域
+32%
2013 2016
オイル&ガス
水インフラ
欧州・
アフリカ
電力
成長市場における注力領域
でのシェアの拡大
南米
建築設備
半導体
11
2013 2016
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(4/8)
基本方針Ⅱ
基本方針Ⅱ.製品・プラントのライフサイクル全体を対象とするサービス業たること
1) 海外
海外市場では、特にサービス
市場では、特にサービス&
市場では、特にサービス&サポート(S&S
サポート(S&S)事業において
S&S)事業において、納入済機器に
)事業において、納入済機器に対するカバー率
、納入済機器に対するカバー率を
対するカバー率を
向上させるために、納入実績の多い地域を中心に体制の強化を
向上させるために、納入実績の多い地域を中心に体制の強化を図ります
させるために、納入実績の多い地域を中心に体制の強化を図ります
E-Plan2016期間中の地域別
地域別S&S
地域別S&S売上高
S&S売上高の推移見通し
売上高
アジア
(日本を除く)
日本を除く)
+17%
17%
日本は次
ページ参照
+20%
日本
中東
+37%
37%
+22%
2013 2016
2013 2016
2013 2016
海外市場における
S&S事業の強化
2013 2016
2013 2016
+29%
29%
+23%
2013 2016
欧州・
アフリカ
海外全体の
S&S売上高
S&S売上高
2013 2016
12
北米
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
南米
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(5/8)
基本方針Ⅱ
基本方針Ⅱ.製品・プラントのライフサイクル全体を対象とするサービス業たること
製品・プラントのライフサイクル全体を対象とするサービス業たること
2) 国内
国内市場では、豊富な納入実績を有する強みを生かし、成熟した市場において納入済機器
市場では、豊富な納入実績を有する強みを生かし、成熟した市場において納入済機器・プラント
市場では、豊富な納入実績を有する強みを生かし、成熟した市場において納入済機器・プラント
からの収益最大化を図るための諸施策を実行します
からの収益最大化を図るための諸施策を実行します
3) 「製造業」という既存の枠組みを超えた新しいビジネスの仕組みの導入を図ります
+2%
E-Plan2016期間中の国内
国内S&S
国内S&S売上高
S&S売上高の推移見通し
売上高
納入済機器・プラントからの収益最大化
⇒運転管理・メンテナンス事業の強化
製造業を超えたビジネスモデルの導入
(S&S事業への注力)
⇒プラント機器の一括メンテナンス提供
⇒製品とS&Sのパッケージの提供
日本
2013 2016
O&M事業の拡大
プラント一括
メンテナンスの提供
製品とサービスの
パッケージ提供
EE
O&Mイメージ
プラント回転機器
(他社製品)
定期
点検
更新
納入
自社製品
緊急
対応
日常
点検
予防保全
13
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(6/8)
基本方針Ⅲ
基本方針Ⅲ.コア・コンピタンス(技術力)強化
コア・コンピタンス(技術力)強化 / Ⅳ.経営インフラの拡充
Ⅳ.経営インフラの拡充
Ⅲ.産業機械メーカとしての
産業機械メーカとしてのC
機械メーカとしてのCore Competen
ompetence(技術力)の継続的強化
ce(技術力)の継続的強化
「コア技術」の継続的強化
「コア技術」の継続的強化
「コア技術」を強化する
「コア技術」を強化する
インフラの拡充
「ものづくりプロセスの最適化」
の更なる推進
生産効率改善と
最適地生産体制の確立
特にポンプ事業における「コア技術」の強化を重点課題と捉えた、全社の
リソースの投入による設計レベルからの抜本的な見直しと、製品競争力の
強化
「コア技術」の強化に必要な共通の基盤技術・インフラの整備・拡充
・生産革新運動の定量指標による進捗管理
・海外生産拠点に対する展開の加速
・国内外生産拠点の機能整理、再編を含めた最適地生産体制への移行
・グローバルな生産体制を担う人材の継続的な育成
Ⅳ.グローバル事業展開を支
グローバル事業展開を支える経営インフラの拡充
グローバル展開の
サポート機能強化
ICT(Information and Communication
Technology)
Technology)の活用
14
各種専門機能の深化とそれに基づく提供サービスの高度化を通じた
コーポレート機能の強化
生産・販売・在庫管理・調達を含めた事業活動のあらゆる側面のモニタリ
ング、コントロールにおけるICTの活用追求と、それを駆使したマネジメ
ント・システムの構築
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(7/8)
E-Plan2016 達成すべき目標
重要経営指標
E-Plan 最終年度(
最終年度(2016年度
2016年度)
年度)において
投下資本利益率(ROIC
投下資本利益率(ROIC)
ROIC)
7 % 以上
※ROIC=当期利益/(有利子負債+自己資本
※ROIC=当期利益/(有利子負債+自己資本)
=当期利益/(有利子負債+自己資本)
ROIC 7% 以上
ROE と D/Eレシオの均衡の取れた改善
D/Eレシオの均衡の取れた改善
【最終年度における目安】
最終年度における目安】
D/Eレシオ=
D/Eレシオ=0.4
レシオ=0.4~
0.4~0.6
ROE
ROE
(効率性
(効率性)
11~
11~12%
12%
ROE=
ROE=11~
11~12%
12%
15
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
D/Eレ
/Eレシオ
(安定性
(安定性)
0.4~0.6
3.本中期経営計画(E
本中期経営計画(E-Plan2016)
Plan2016) グループ全体基本方針
(8/8)
E-Plan2016 経営指標達成のための管理指標
事業遂行上の重要指標
E-Plan 最終年度(
最終年度(2016
2016年度)
年度)において
各事業部門として
各事業部門としての売上高営業利益率
としての売上高営業利益率
売上高営業利益率
風水力事業
8 % 以上
8 % 以上
(2016年度)
2016年度)
エンジニアリング事業
エンジニアリング事業 10 % 以上
事業遂行上の重要管理指標
(2016年度)
2016年度)
精密・電子事業
ポンプ事業
2016年度において
2016年度において
海外売上高比率
45%以上
45%以上
海外カスタムポンプに占めるS&S比率
30%以上
30%以上
E-Plan2016 株主還元に対する考え方
中長期的に連結配当性向の平均が25%
25%程度となることを目標に、
25%
当該期の業績に連動して配当を実施
16
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
9 % 以上
(計画期間平均)
4. E-Plan2016 事業セグメント
事業セグメント別
セグメント別基本方針と主要施策
(1/6)
4-1.風水力事業:
1.風水力事業:事業
風水力事業:事業別基本方針
事業別基本方針
< 2019年にありたい姿>
2019年にありたい姿>
各事業において、グローバル市場における
存在感(シェア)の拡大
2013年度
2013年度実績
年度実績
2016年度
2016年度計画
年度計画
3,221
3,930
営業利益(億円)
221
330
営業利益率
6.9%
8.4%
売上高(億円)
<E-Plan2016の基本方針>
Plan2016の基本方針>
【基本方針達成のドライバー】
基本方針達成のドライバー】
成長を続ける海外市場における事業規模の拡大
規模の拡大
規模の
顧客ニーズに合致した品質・価格・納期を提供
できる機能の強化
コア技術の戦略的かつ継続的な強化
製品開発機能の拡充による市場対応力の強化
【コア技術】
設計、振動・構造解析、材料、電気・電子、
生産・品質管理などの要素技術
成熟化した国内市場における収益性の改善
製品のライフサイクル全般にわたるS&S事業の創出
収益性の向上
17
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
4. E-Plan2016 事業セグメント
事業セグメント別
セグメント別基本方針と主要施策
4-1.風
1.風水力事業:事業
水力事業:事業別基本方針
事業別基本方針
(2/6)
-ポンプ事業-
-ポンプ事業-
< 2019年にありたい姿>
2019年にありたい姿>
従来の保守的な企業風土からの脱皮
2019年度に“アジアNo.1”かつ“世界トップ3”のポンプメーカになること
<E-Plan2016の基本方針>
Plan2016の基本方針>
(1) 顧客ニーズに合致した製品の迅速な開発と、競争力のある製品の市場投入
“グローバル基幹製品”/“リージョナル製品”の区分に基づく戦略的な製品開発と市場投入
マーケティング体制の強化と
製品開発の現地化による価格競争力の強化
製品開発のスピードアップ
グローバル基幹製品・リージョナル製品の売上構成をそれぞれポンプ事業全体の10%に拡大
(2) 販売とS&Sを連携させた新たなビジネスモデルの構築
販売・パッケージング・サービス拠点拡大(エンドユーザへの営業体制構築)
販売、S&S、生産における地域統括制の強化
「中国・東アジア」・「東南アジア」・「中東」・「南米」・「欧州・アフリカ」
2016年度 海外売上高比率45%以上
45%以上 (重要管理指標)
修理・改造・更新などを対象とした提案による新規需要の創出
特にカスタムポンプ海外売上高に占める2016年度S&S売上高比率30%
30%以上
30%以上(重要管理指標)
以上
(3) グローバル拠点間のデータ連携による調達体制及び製品供給体制の最適化
製品設計見直しによる顧客ニーズと製品仕様の最適なマッチング
国内製造拠点:製造プロセス技術などの一層の強化、海外拠点への指導力や協働機能の強化
生産革新運動成果の“見える管理”とグローバル拠点間サプライチェーンの整備
コストエンジニアリング体制の整備(生産革新運動と連動)
18
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
4. E-Plan2016 事業セグメント別基本方針と主要施策
事業セグメント別基本方針と主要施策
4-1.風水力事業:事業別基本方針
風水力事業:事業別基本方針
(3/6)
-コンプレッサ・タービン事業-
< 2019年にありたい姿>
2019年にありたい姿>
「2019年度において売上高2,000億円の達成」
「エネルギー関連市場におけるエリオットブランドのポジションの確立」
<E-Plan2016の基本方針>
Plan2016の基本方針>
(1) 市場拡大の確実な取り込み
および
製品強化:
市場拡大に合わせた生産能力の強化
グローバル・サプライチェーン整備
新モデル製品の市場投入
S&S成長力強化
S&S強化:
リペアセンターとフィールドサービス能力強化
リレート事業の拡大
定期修理一括管理・請負ビジネスモデルの構築
(2) 「グローバル組織によるグループ運営」の徹底による意思決定の迅速化
日米における生産マネジメントシステムの一元化
(3) 生産革新運動の推進による競争力強化
北米拠点において袖ヶ浦工場をベンチマークとした改善推進
19
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
4. E-Plan2016 事業セグメント
事業セグメント別
セグメント別基本方針と主要施策
4-1.風
1.風水力事業:事業別基本方針
水力事業:事業別基本方針
(4/6)
-冷熱事業-
<2019年にありたい姿>
2019年にありたい姿>
2019年度において中国・東南アジアにおける冷凍機シェアNo.1の確保
海外売上高比率50%以上の達成
<E-Plan2016の基本方針>
Plan2016の基本方針>
(1) 国内事業の安定的収益体制の確立
製品販売の収益性の改善
S&S事業のラインナップ拡充
(2) 海外事業規模の拡大(「重点エリア」中国・東南アジアでのプレゼンス向上)
エリア毎の市場ニーズに応える製品の市場投入
S&S事業の展開による、製品差別化や更新需要の取り込み
(3) 市場ニーズに応える製品開発
日本/中国拠点の開発体制の整備、両拠点における開発資源の効率的な相互活用
市場ニーズに即した製品の短期間での投入
20
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
4. E-Plan2016 事業セグメント
事業セグメント別
セグメント別基本方針と主要施策
(5/6)
4-2 .エンジニアリング事業
エンジニアリング事業:
事業:事業別基本方針
事業別基本方針
<2019年にありたい姿>
2019年にありたい姿>
国内EPC市場及びO&M市場において主導
的地位にあること
営業利益率11%以上
2013年度
2013年度実績
年度実績
2016年度
2016年度計画
年度計画
529
650
47
65
9.0%
10.0%
売上高(億円)
営業利益(億円)
営業利益率
<E-Plan2016の基本方針>
Plan2016の基本方針>
(1)国内EPC市場における安定的な収益構造の構築
設計パッケージ化、調達力の強化
(2)国内O&M市場における顧客満足度・顧客密着度・顧客信用度の向上
既存顧客からの受注業務範囲の拡大
(3)EPC事業及びO&M事業とのシナジー最大化による競争力強化
「O&Mでの知見を反映した設計・施工ノウハウ」と「設計思想を踏まえた補修・運転・施設運営
ノウハウ」に基づいた競争力の強化
21
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
4. E-Plan2016 事業セグメント別基本方針と主要施策
事業セグメント別基本方針と主要施策
(6/6)
4-3.精密・電子事業:
3.精密・電子事業:事業別基本
精密・電子事業:事業別基本方針
事業別基本方針
< 2019年にありたい姿>
2019年にありたい姿>
半導体市況の波にかかわらず平均的に営業
利益率10%以上の確保
真空排気系製品、CMP装置に続く第3の柱
となる製品群の育成と、持続可能な成長に
向けた事業基盤の構築
売上高(億円)
営業利益(億円)
営業利益率
2013年度
2013年度実績
年度実績
2016年度
2016年度計画
年度計画
718
750
46
75
6.5%
10.0%
<E-Plan2016の基本方針>
Plan2016の基本方針>
(1) 半導体設備投資サイクルに左右されない安定した事業体質の構築
ドライポンプ、排ガス処理装置、CMP装置における次世代モデルの継続投入
市場の低迷が続く非半導体事業分野は市場回復期に備えた対応
(2) 市場の変動に俊敏に対応できる弾力性を持った事業運営
迅速な意思決定と業務ロスの最小化を可能とする体制の構築
計画期間平均での営業利益率9%以上の達成
(3) 注力市場(台湾・韓国・米国及び日本)に必要な人材の採用・育成、国内外拠点におけ
る人材配置の最適化
22
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
5. E-Plan2016 数値計画
数値計画
(1/2)
E-Plan2016:数値計画
Plan2016:数値計画
(億円)
(%)
全社連結
全社連結
12
2016年度計画
2016年度計画
6000
目標経営指標
10
8.8
7.2
ROIC
8
4000
6
7.0%以上
5350
2000
計画数値
全社連結
風水力事業
エンジニアリ
ング事業
精密・電子
事業
2013
営業利益(億円)
経常利益(億円)
当期利益(億円)
5,350
3,930
(8.8%)
460(8.6%)
270(5.0%)
470
650
(8.4%)
330
(10.0%)
75
( )内は対売上高%を示す
(億円)
研究開発
研究開発費
開発費
800
2014~
2014~2016年度累計
2016年度累計
その他計画値
売上高(億円)
営業利益率
750
(10.0%)
65
研究開発費
(億円)
設備投資
(億円)
300
570
470
321
0
売上高(億円)
600
400
4
4486
2011~ 2014~
2013年度 2016年度
累積実績 累積計画
2016 (年度)
営業利益(億円)
設備投資
2011~ 2014~
2013年度 2016年度
累積実績 累積計画
570
427
300
200
152
為替レート前提:1USD=100円、1EUR=140円、1RMB=16.5円
0
23
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
R&D
設備投資
2
0
5. E-Plan2016 数値計画
数値計画
(2/2)
E-Plan2016:数値計画
Plan2016:数値計画 (事業セグメント別)
風水力事業
エンジニアリング事業
(%) 12
(億円)
4000
10
精密・電子事業
(%) 12
(億円)
10
800
(%) 12
(億円)
800
10
10
10
6.5
8.4
8
9.0
600
600
3000
6.9
2000
6
6
6
400
400
3930
8
8
750
718
3221
650
4
4
4
529
200
200
1000
2
221
330
0
2013
24
47
0
2016
売上高(億円)
営業利益(億円)
営業利益率(%)
(年度)
2
2
75
65
0
46
0
2013
2016
売上高(億円)
営業利益(億円)
営業利益率(%)
中期経営計画 - E-Plan 2016 -
(年度)
0
0
2013
2016
売上高(億円)
営業利益(億円)
営業利益率(%)
(年度)
本資料に記載されている業績予想・計画ならびに将来予測は、本資料の
発表日現在において入手可能な情報および、将来の業績に影響を与える
不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定、を前提としていま
す。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可
能性があります。
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中期経営計画 - E-Plan 2016 -