文書番号 OBD-203-001/000 テクニカルデータシート 品名 カネカ有機 EL 照明パネル 型番 KN-P-P4-BF-30 株式会社カネカ 発行日 2014 年 承 認 7 月 30 日 提 案 原案作成 品質保証 管理責任者 販売担当GL 担当 浅岡 吉田 山口 〔改訂履歴〕 副番 制定年月日 改訂内容 000 2014 年 7 月 30 日 新規制定 001 002 003 004 005 2 1. 製品概要 1-1. 名称: カネカ有機 EL 照明パネル 1-2. 型番: KN-P-P4-BF-30 1-3. 外形寸法及び重量: 型番 縦 横 KN-P-P4-BF-30/FN KN-P-P4-BF-30/FU 90+0.2,-0.1mm 90+0.2,-0.1mm KN-P-P4-BF-30/FI 厚さ 重量 0.97±0.15mm 16.4±0.5g 1.15±0.15mm 17.9±0.5g 1.05±0.15mm 17.5±0.5g 1-4. 発光部寸法: 80mm(縦)×80mm(横) 1-5. 特徴: ・光束: 60 lm ・発光部サイズ: 80mm□ ・相関色温度: 3000K ・平均輝度寿命 LT70: 50000hrs ※周囲温度:Ta=25℃(パネル裏面温度:Tc=35℃)、初期輝度 3000cd/㎡、順方向電流 220mA 駆動時 ※弊社測定方法による 2.絶対最大定格及び標準特性 2-1. 絶対最大定格 項目 単位 絶対最大定格 備考 順方向電流 mA 330 Ta=25℃ 順方向電圧 V 12.0 Ta=25℃ ※火災、感電、ショート、不点灯故障の原因となるので、逆バイアスは絶対におやめください。 3 2-2. 標準特性(電気特性/光学特性) 220 7.0 1.5 3000 60 40 x:0.4404, y:0.4068 3000 86 単位 /記号 mA V W cd/㎡ lm lm/W x,y K - 推奨駆動値 Ta=25℃ 点灯 5 分後 Ta=25℃ 点灯 5 分後 面内 5 点平均値 Ta=25℃ 点灯 5 分後 Ta=25℃ 点灯 5 分後 Ta=25℃ 点灯 5 分後 パネル中心測定値、Ta=25℃ 点灯 5 分後 Ta=25℃ 点灯 5 分後 パネル中心測定値、Ta=25℃ 点灯 5 分後 パネル表面温度 35 ℃ Ta=25℃ 点灯 5 分後 パネル裏面温度 角度依存性 (色度) 面内均一性 (輝度) 面内分布 (色度) 35 ℃ x:0.0139, y:0.0042 x,y Ta=25℃ 点灯 5 分後 パネル中心測定値、Ta=25℃ 点灯 5 分後 ±60°、色度差 MAX-MIN 90 % (1-(MAX-MIN)÷(MAX+MIN))×100 点灯 5 分後 x:0.0042, y:0.0018 x,y 色度差 MAX-MIN 点灯 5 分後 項目 標準 順方向電流 順方向電圧 電力 輝度 全光束 電力効率 色度(x,y) 相関色温度 演色性 (Ra) 備考 ※本データは、順方向電流 220mA 駆動時の弊社測定方法による標準値であり、性能を保証するものではござい ません。 2-3. 環境条件 項目 単位 環境条件 動作温度範囲 ℃ Ta = 5~40 動作湿度範囲 %RH 80 以下 保管温度範囲 ℃ Ta = 5~30 保管湿度範囲 %RH 80 以下 ※本パネルは納入後 6 カ月以内にご使用ください。 4 3. 設計仕様 3-1. 標準電気/光学特性 ●色度図〔If=220mA Ta=25℃〕 ●分光分布 ●配光分布〔If=220mA Ta=25℃〕 〔If=220mA Ta=25℃〕 ●順電流―輝度特性 ●順電流―電圧特性 〔Ta=25℃〕 ●順電流―相関色温度特性 〔Ta=25℃〕 〔Ta=25℃〕 ※本データは、弊社測定方法による標準値であり、性能を保証するものではございません。 5 ●順電流―色度特性 〔Ta=25℃〕 ●輝度―色度特性 〔Ta=25℃〕 ●角度依存性(相関色温度)〔If=220mA Ta=25℃〕 ※本データは、弊社測定方法による標準値であり、性能を保証するものではございません。 6 4. 製品外観/寸法(単位:mm) (図面 1) KN-P-P4-BF-30 (/FN *オプション FPC なし) 発光面視図 側面視図 裏面視図 パネル厚み 測定箇所 (図面 2) KN-P-P4-BF-30 (/FU *オプション FPC あり) 発光面視図 側面視図 裏面視図 パネル厚み 測定箇所 7 (図面 3) KN-P-P4-BF-30 (/FI *オプション FPC あり) 発光面視図 裏面視図 側面視図 パネル厚み 測定箇所 ※電極への接続については、別途弊社担当窓口(お問合わせ先)にご相談ください。 5. 有機 EL パネル駆動上の注意事項 パネルは、データシート 2-1.項に示す絶対最大定格以下の電流で、使用して下さい。本パネルは電流駆動型 ですので、必ず定電流回路(電源)を使用してください。また、保護回路なしでの駆動は絶対に行わないで下さい。 また、接続方向(陽極・陰極)には十分注意して接続してください。 5-1. 有機 EL パネル単体で駆動させる場合 定電流回路(電源)は以下の機能を持つものか、適切な保護回路を追加することにより以下の機能を持たせ てください。 ・本パネルが破損などにより、高抵抗や開放に至った場合でも、絶対最大定格電圧を超える電圧が印加され ない。 ・本パネルが破損により、逆に低抵抗や短絡に至った場合、電圧降下を検知して電流を遮断する。 5-2. 有機 EL パネルを複数直列に接続し駆動させる場合 直列接続された各パネルが絶対最大定格以下の電流で定電流駆動されるよう接続し、定電流回路(電源)は 以下の機能を持つものか、または、パネル毎に適切な保護回路を追加することにより以下の機能を持たせてく ださい。 ・直列接続された複数のパネルの一部若しくは全数が破損などにより、高抵抗や断線に至った場合でも、全 てのパネルに対して絶対最大定格電圧を超える電圧が印加されない。 ・直列接続された複数のパネルの一部が破損などにより、低抵抗や短絡に至った場合、電圧降下を検知して 8 電流を遮断する。 5-3. 有機ELパネルを複数並列に接続し駆動する場合 (上記 4-2.の直列接続回路を並列に接続する場合も含む) パネルが破損等により低抵抗や短絡若しくは高抵抗や断線に至った場合に備え、各列ごとに定電流回路(電 源)を設けてください。また、各列に関しては 5-2.有機ELパネルを複数直列に接続し駆動する場合の注意事項 に従ってください。 5-4. 推奨接続回路例 (有機 EL パネルを複数直列に接続し駆動させる場合) ~ 定電流 回路 AC/DC コンバータ 電圧 保護回路 + - 有機 EL パネル <有機 EL パネル単体で駆動させる場合> ~ ~ AC/DC コンバータ 定電流 回路 AC/DC コンバータ 電圧 保護回路 + 電圧 保護回路 - 有機 EL パネル + - 定電流 回路 定電流 回路 電圧 保護回路 電圧 保護回路 + - 有機 EL パネル 有機 EL パネル <有機 EL パネルを複数直列に接続し駆動させる場合> 9 + - 有機 EL パネル <有機ELパネルを複数並列に接続し駆動する場合>
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