「経済産業省認定GNT企業」 2015年2月期 第2四半期決算説明会 2014年10月16日 (証券コード 6312) 目次 代表取締役社長 伏島 巖 Ⅰ. 当社の概要 P2 Ⅱ. 中期経営計画の進捗状況について P5 取締役管理本部長 伏島 栁二郎 Ⅲ. 2015年2月期の第2四半期決算概要 P16 Ⅳ. 2015年2月期の業績見通し P27 <参考資料> P31 1 Ⅰ.当社の概要 2 ビジネスモデルの特徴はペンとインク セグメント別 売上高及び利益構成 機械部門 医薬品、食品、ファインケミカルなどのさまざまな分野向けに 造粒、コーティング装置などを製造・販売。 コーティング装置の国内販売シェアはトップ。アジア市場に加 え、米国子会社の欧・米展開も加速。世界で製剤技術と機械 装置を唯一共有する。 造粒・コーティング技術に粉砕・分級技術を融合させることで 産業向け装置の拡販も注力。 化成品部門 機械部門 23.4% 37.5% 76.6% 62.5% 化成品部門 医薬品添加剤、食品品質保持剤、栄養補助食品などを製造・ 販売。 医薬品添加剤は、GMP(*)対応設備で生産。 食品品質保持剤は、さまざまな食品の品質保持に利用され、 安全な食生活に役立つ。 造粒・コーティング技術を用い、ユーザーとの共同開発で栄養 補助食品やシームレスミニカプセルを商品化。 セグメント利益 売上高 (2014/2期) 連結売上高 176.1億円 連結営業利益 12.8億円 (*)GMP:Good manufacturing Process 3 フロイント産業グループ 技術開発研究所 独創的技術でのグローバル化を積極的に推進 FREUND PHARMATEC社 製剤技術の開発 FREUND PHARMATEC LTD. 海外 ユーザー 機械装置の販売 化成品の販売 フロイント・ターボ 株式会社 粉体装置 の製造・販売 フロイント・ターボ社 フロイント産業 株式会社 技術 FREUND-VECTOR アライアンス CORPORATION 国内 ユーザー 機械装置の販売 化成品の販売 FREUND-VECTOR社 輸入 海外 メーカー 4 Ⅱ.第6次中期経営計画について 5 2015年2月期の上期のトピックス 第6次中期経営計画スタート インターフェックスジャパン出展 錠剤印刷装置の新モデル「TABREX-DOD ® 」受注 フロイント・ターボ社が品川事業所(営業拠点)開設 ブラジルの新規顧客開拓に向けたトップセールス 6 第6次中期経営計画 Change & Challenge 2014-2016 〈2017/2期目標〉 売上高 230億円 営業利益 23億円 (為替前提:USD:100円、€:145円) 第6次中期計画 創造的成長の実現と 筋肉質な企業体質への変貌 (百万円) (百万円) 第5次中期計画 第4次中期計画 第3次中期計画 第2次中期計画 売 上 高 国際化への果敢な チャレンジ 活力溢れるグループ経営 第1次中期計画 で競争優位に立つ 友翔21計画 事業別再編と 戦略目標の設定 規模拡大と 体質改善 営 業 利 益 7 基本戦略 基本戦略テーマ One for All, All for One 創造的成長の実現 市場伸長に過度に依存しない成長体質の構築 海外市場の本格的な取り込み グループ資源の有効活用による新製品開発加速と製品力の更なる強化 製品ラインアップの拡充 筋肉質な企業体質への変貌 挑戦的風土の確立と人材育成 開発及び生産プロセスの更なる改良 企業価値最大化を図る組織改革 総コスト削減による利益の最大 8 当社のグローバル展開 【北米・南米・欧州・中東エリア】 連結海外売上高 【アジアエリア】 (2014/2期) FREUND-VECTOR社 フロイント産業 25% 「経済産業省認定GNT企業」 スマイリーエリア 医薬品市場国別ランク 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 (出所) IMS Healh 2003年 2011年 2016年予想 米国 日本 ドイツ フランス イタリア 英国 スペイン カナダ 中国 ブラジル 米国 日本 中国 ドイツ フランス ブラジル イタリア スペイン カナダ 英国 米国 中国 日本 ブラジル ドイツ フランス イタリア インド ロシア カナダ :常駐サービスマンを配置 :デモセンター 9 グループ資源 【医薬品業界関連のビジネスモデル】 FREUND-VECTOR社 グローバルに情報を共有化することでいち早く市場ニーズをつかむ。 原 薬 粉砕・分級 混合 練合 造粒 乾燥・整粒 打錠 コーティング 錠 剤 印刷 包装 フロイント産業 フロイント・ターボ 機械事業部と化成品事業部の情報共有化でユーザーニーズにマッチした製品を供給 造粒・コーティング技術とフロイン ト・ターボ社の粉砕・分級技術は、 粉体加工技術として、相互補完 の関係。両技術の融合で、幅広 い分野に粉体加工技術を提供。 造粒装置 コーティング装置 印刷装置 + + + 賦形剤 コーティング液 インク 新製品開発のスピードアップ 10 機械部門の重点戦略 機械部門 ・・・グローバル展開加速と製品開発強化 国内 アジア 米州 欧州 産機 開発 生産 :競争力強化 :中国、インドに戦力集中 :新規顧客開拓と新製品販売に注力 :スマイリーエリアでの販売強化 :健康/食品向け強化と電池業界への本格参入 :市場ニーズにマッチした新製品開発とスピードアップ :フロイント・ベクター社の工場増設と海外で部品生産検討 17/2期計画 14/2期 142億円 110億円 新事業 国内医薬 海外 国内医薬 産機 海外 産機 11 化成品事業の重点戦略 化成品部門 ・・・新製品拡充と既存品の競争力強化 医薬品添加剤 栄養補助食品 食品品質保持剤 開発 生産 :先発・GE薬の取り込み :既存品の受注強化と新規事業開発 :製品ラインアップの拡充と営業強化 :スピードアップと最低年間で1品目上市 :生産拠点統合やライン共有化でコスト削減 14/2期 17/2期計画 66億円 88億円 新事業 医薬品添加剤 新規食品 医薬品添加剤 新規食品 食品品質保持剤 食品品質保持剤 12 進捗状況 上期の進捗状況 インドユーザー向け試験機納入スタート ブラジルで新規顧客開拓 ミラノのデモセンター・ラボ建設(11月稼働開始) FREUND-VECTOR社の工場増設着手 連続造粒装置「Granuformer®」concept modelを開発 錠剤印刷装置の新モデル「TABREX-DOD®」を上市 食品品質保持剤の製造拠点の浜松集約完了 下期の重点施策 インド市場対応強化 スマイリーエリア・ブラジルでの受注強化 13 開発新製品など 錠剤印刷装置「TABREX-DOD ® 」 ・薬剤調剤時のミス軽減や患者様の誤飲防止に貢献。 ・素錠やフィルム錠、糖衣錠などの多種多様な錠剤に 対応し、両面印刷、割線対応の並行印刷や非割線面 に限定した印刷も可能。新開発のインクで経年変化 による退色や印刷移りを解消。 連続造粒装置「 Granuformer ® 」 ・バッチ式造粒装置に替わる連続式造粒装置を日本で初めて開発。 ・特許申請中の「スパイラルドライヤー」が連続造粒を可能とする。 ・医薬品製造時の品質や生産性向上に貢献。 錠剤への印字例 「スパイラルドライヤー」 分級機内臓型粉砕機「Vターボ® 」 ・衛生面に配慮し、分解・洗浄性を高めた設計・仕様。 ・マイルドからハードまで幅広い粉砕ニーズに対応が可能。 ・粒度調整が容易で、ニーズに適した高品質の粉体を安定して得られる。 ・防水機能高く、粉体品質の保護や機体の耐久性に優れる。 ・ユーザーの要望により特殊粉砕刃の搭載も可能。 14 新たな課題 検収期間の長期化に加え、 一部の大型案件で期ずれやコストアップが発生 (百万円) (百万円) 受注案件を精査し、期ずれ解消を目指す 5,000 5,000 期ずれ額が拡大 4,000 4,000 機械受注高 3,000 3,000 2,000 2,000 機械売上高 1,000 1,000 0 0 1Q 2Q 3Q 2012/2 4Q 1Q 2Q 3Q 2013/2 4Q 1Q 2Q 3Q 2014/2 4Q 1Q 2Q 2015/2 15 Ⅲ.2015年2月期 第2四半期の決算概況 16 決算概況 機械部門の検収の下期偏重と化成品のコストアップで期初計画未達 (単位;百万円) 2014/2 上期 実績 金額 売上高 2015/2 上期 前年同期比増減 期初計画 金額 % 8,881 7,371 7,600 △1,510 △17.0 営業利益 843 101 340 △742 △88.0 経常利益 873 141 390 △732 △83.8 上期純利益 470 36 200 △434 △92.3 一株純利益 54.61 4.19 23.20 △50.42 68 145 - 減価償却費 141 153 - 研究開発費 226 299 - 設備投資 17 機械部門の動向 医薬品関連受注は好調持続。 医薬品関連の下期偏重と産機の不調で営業減益。 (単位;百万円、%) 2014/2 上期 金額 2015/2 上期 前同比 金額 前同比 受注高 5,518 +17.5 6,198 +12.3 受注残高 5,328 +7.9 7,235 +35.8 売上高 5,733 +2.1 4,043 △29.5 5,020 +7.4 3,635 △27.6 712 △24.6 408 △42.7 758 +4.2 125 △83.5 95.7 +15.9円/㌦ 102.4 +6.7円/㌦ 医薬品関連 産業関連 営業利益 為替(円/㌦:+は円安) 18 機械部門の受注及び受注残高 受注残高は史上最高を記録 (百万円) 8,000 7,000 受注高残高 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 受注高 1,000 0 1Q 2Q 3Q 2012/2 4Q 1Q 2Q 3Q 2013/2 4Q 1Q 2Q 3Q 2014/2 4Q 1Q 2Q 2015/2 19 機械部門:グループ動向 国内医薬向け売上の下期偏重で単体が大幅減収。 米州とアジア向け輸出が回復。 (単位;百万円、%) 2014/2 上期 金額 2015/2 上期 前同比 5,733 4,478 1,262 451 758 △27.1 FREUND・VECTOR社 22 △79.6 フロイント・ターボ社 14 △75.9 4,148 861 548 173 +21.2 売上高 単体 FREUND・VECTOR社 フロイント・ターボ社 営業利益 +2.1 +15.5 △18.9 +4.2 金額 前同比 4,043 2,777 1,309 417 125 △29.8 5 △22 △77.2 2,583 1,036 100 324 △37.7 △38.0 +3.7 △7.5 △83.5 【主要子会社】 - 【地域別売上高】 日本 北米・南米 欧州・アフリカ 中東・アジア・大洋州 △28.3 +12.6 △65.6 +20.4 △82.1 +86.7 20 化成品部門の動向 添加剤はジェネリック向け堅調。 食品品質保持剤のライン立上げ費用と原料高で営業減益。 (単位;百万円、%) 2014/2 上期 金額 売上高 2015/2 上期 前同比 金額 前同比 3,148 +2.8 3,328 +5.7 医療品添加剤 978 △2.1 1,071 +9.5 食品品質保持剤 902 △2.3 936 +3.8 新規食品 1,268 +11.1 1,321 +4.2 営業利益 257 △14.2 193 △24.8 125.6 +22.1円/€ 140.4 +14.8円/€ 為替(円/€:+は円安) 注)名称変更:健康食品・その他→新規食品 21 化成品部門:グループ動向 食品品質保持剤生産ラインの浜松集約でフロイント化成を吸収合併。 FREUND Pharmatec社は、円安で開発費負担がかさむ。 (単位;百万円、%) 2014/2 上期 金額 2015/2 上期 伸び率 金額 売上高 3,148 +2.8 単体 3,148 +2.8 774 +21.7 - - 11 △71.1 257 △14.2 21 黒転 △86 - フロイント化成 FREUND Pharmatec (輸出売上高) 営業利益 3,328 3,328 40 193 伸び率 +5.7 +5.7 +263.6 △24.8 【主要子会社】 フロイント化成 FREUND Pharmatec △92 - (注)フロイント化成は、2014/3/1付けで吸収合併 22 要約損益計算書 (単位;百万円) 2014/2 上期 金額 2015/2 上期 構成比(%) 金額 前年同期比増減 構成比(%) 金額 % 8,881 100.0 7,371 100.0 △1,509 △17.0 売上原価 6,070 68.3 5,201 70.6 △869 △14.3 売上総利益 2,811 31.7 2,170 29.4 △640 △22.8 1,967 22.2 2,069 28.1 +102 +5.2 843 9.5 101 1.4 △742 △88.0 29 0.3 40 0.5 +10 +36.0 経常利益 873 9.8 141 1.9 △732 △83.8 特別損益 3 0.0 △0 0.0 △3 - 税引前利益 876 9.9 140 1.9 △736 △83.9 純利益 470 5.3 36 0.5 △434 △92.3 売上高 販管費 営業利益 営業外損益 販管費変動 減価償却費 75→ 75 研究開発費 226→299 営業外損益 ・営業外収益 33→44 ・営業外費用 4→ 4 23 営業利益増減分析 売上計上の下期集中で固定費重く、上期は大幅減益 粗利減少 △640 増 益 要 因 研究開発費 843 △72 広告宣伝費 その他販管費 △51 ~ ~ 2014/2 上期 (単位:百万円) 人件費減 +14 +7 101 2015/2 上期 24 要約貸借対照表 (単位;百万円) 2014/2末 流動資産 現金及び預金 売上債権 棚卸資産 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他資産 11,331 4,600 4,409 1,675 4,219 3,052 178 988 資産合計 15,550 流動負債 4,402 仕入債務 前受金 固定負債 退職給付引当金 負ののれん 負債合計 純資産合計 2,386 926 754 176 26 5,157 10,392 2014/8末 11,239 3,567 4,494 2,300 4,103 2,989 169 943 15,342 4,523 2,329 1,251 716 176 22 5,239 10,102 増減額 △91 △1,033 +85 +625 △116 棚卸資産 +625百万円 ・商品・製品 ・仕掛品 ・原材料・貯蔵品 +93 +485 +46 △62 △8 △45 △207 +120 △56 +324 △38 +0 △3 +82 純資産合計 10,102百万円 ・当期純利益 +36 ⇒自己資本比率 65.8%→64.9% △290 25 要約キャッシュ・フロー計算書 (単位;百万円) 2014/2 上期 2015/2 上期 674 △645 税引前利益 876 減価償却費 141 売上債権の増減額(△は増加) 327 棚卸資産の増減額(△は増加) 118 △463 140 153 △112 △657 344 △56 △164 35 △108 △63 △111 △195 △253 営業キャッシュ・フロー 前受金の増減額(△は減少) △293 仕入債務の増減額(△は減少) 19 法人税等の支払額 投資キャッシュ・フロー 有形固定資産の取得による支出 財務キャッシュ・フロー 有利子負債の純増減額 配当金の支払額 現金及び現金同等物 期中増減額 現金及び現金同等物 期末残高 - △171 600 3,988 △215 △1,027 3,079 26 Ⅳ.2015年2月期の業績見通し 27 2015年2月期予想 産機回復が期初想定より遅れ、売上予想を見直す。 新規顧客開拓ための先行費用も想定を上回り、営業利益も減額修正。 (単位;百万円) 2014年2月期 2015年2月期 下期 8,881 8,735 17,616 営業利益 843 443 1,286 101 899 1,000 △22.2 1,340 経常利益 873 468 1,341 141 909 1,050 △21.7 1,420 純利益 470 317 787 36 529 565 △28.2 800 54.61 36.76 91.37 4.19 61.35 65.53 △28.3 92.78 68 193 261 145 205 350 - 350 減価償却費 141 162 303 153 157 310 - 310 研究開発費 226 238 464 299 201 500 - 500 売上高 一株純利益 設備投資 実績 上期 下期予想 通期予想 伸び率 (%) 上期 7,371 10,129 17,500 従来予想 △0.7 18,000 28 部門別収益見通し 産機の回復遅れる。 化成品部門は、ジェネリック向けが好調持続。 (単位;百万円) 2014年2月期 金額 2015年2月期(予想) 構成比(%) 金額 構成比(%) 伸び率 従来予想 (%) 連結売上高 17,616 100.0 17,500 100.0 18,000 △0.7 機械部門 11,004 62.5 10,700 61.1 11,200 △2..8 化成品部門 6,611 37.5 6,800 38.9 6,800 +2.9 セグメント利益 1,286 100.0 1,000 100.0 1,340 △22.2 1,242 96.5 NA - NA - 379 29.5 NA - NA - △335 △26.1 NA - NA - 97.7 - 103.0 - 103.0 - 機械部門 化成品部門 全社、消去 為替(円/㌦) 29 株主還元について ・当社は、株主価値の極大化を経営の最重要課題と位置付けており、 その成果については、事業環境の変化に対し機動的かつ適切に 対処できるよう企業体質の強化を図りつつ、株主の皆様への利益 配分を図りたいと考えております。 ・利益配当は、業績に応じた成果配分を行うことを基本としています。 経営基盤の強化や将来の事業拡大を見据えた内部留保の充実が 進んだことで、年間の連結配当性向目標を従来の20%から30% に引き上げ。 ・2015年2月期末の配当金は50周年の記念配当5円を含め、30円を予定。 30 (参考資料) 1.プロフィール 2.セグメント情報 3.四半期業績推移 4.主要財務データ 31 プロフィール ●社 名 : フロイント産業株式会社 ●設 立 : 1964年4月 ●代表者 : 代表取締役社長 ●所在地 : 東京都新宿区大久保 1丁目3番21号 ●資本金 : 10億3,560万円 ●売上高 : 176.1億円 ●従業員数 : 社員数 370名 ●事業内容 : 機械事業・・・・造粒・コーティング装置等の製造販売 化成品事業・・医薬品添加剤、食品品質保持剤等の製造販売 ●関連会社 : FREUND-VECTOR CORPORATION、FREUND PHARMATEC Ltd.、 伏島 巖 (2014年2月末現在) (2014年2月期:連結) (2014年2月末現在:連結) フロイント・ターボ株式会社 32 第六次中期経営計画(Change & Challenge 2014-2016) Change & Challenge 2014-2016 「100年企業に向けた第二の創業へ」 「次なるステージに飛躍するための 創造的成長の実現 第一次(~02/2期) 第二次(~05/2期) 第三次(~08/2期) 第四次(~11/2期) 第五次(~14/2期) 及び 筋肉質な企業体質への変貌」 友翔21計画 活力溢れるグループ経営で競争優位に立つ 国際化への果敢なチャレンジ 事業別再編と戦略目標の設定 規模拡大と継続的成長を実現するための体質改善 33 第6次中期経営計画期間の環境想定 2012 ⇒ 2017 増加額 世界医薬品市場は途上国が急拡大 $230-260Bn (地域別医薬品市場予想) 米国 16% EU5 日本 3% 6% 2017年予想 2012年 中国 34% $1,170-1,200Bn $965Bn 31% 33% 31% その他 41% 34% 8% 15% 12% 米国 EU5 日本 13% 15% 9% 中国 その他 (出所) IMS Market Prognosis, September 2013 34 機械部門 医薬品会社向け造粒・コーティング装置が主力 機械部門は、医薬品向け業界が88%、産業機械向けが12%。 医薬品会社向けの造粒装置やコーティング装置が主力。 産機向けも注力中。 向け先別売上構成 シームレスミニカプセル装置 (2014/2期) (スフェレックス) 産業関連 12% 造粒装置 (FLOWCOATER) コーティング装置 2014/2期売上高 11,004百万円 (HICOATER Model FZ) 医薬品関連 88% 35 機械部門 単体の動向 地域別売上高 医薬向けが牽引、前期売上高は史上最高を更新 錠剤印刷装置の「TABREX」の新モデルを投入 輸出 7% 2014/2期 7,081百万円 国内 93% (百万円) (百万円) 受注推移 (百万円) 売上高推移 受注残高 受注高 36 機械部門 FREUND-VECTOR社の動向 地域別売上高 中東・アジア 15% 南米・北米向けが牽引し、収益堅調 USドルベースでは10期連続の増収 欧州・アフリカ 11% 2013/12期 北米 39% 39百万㌦ 南米 35% (M$) (M$) (M$) 売上高推移 受注推移 受注残高 受注高 37 化成品部門 ヘルスケア関連も拡大する製品群 医薬品添加剤、食品品質保持剤、栄養補助食品などの受託品が約1/3 ジェネリック向け医薬品添加剤の拡販が続く サプリメントの受託製造好調 医薬品添加剤 ・直打用マンニトール・乳糖 ・球形顆粒 ・吸着剤・固形化剤・流動化剤 ・白色着色剤 ・滑沢剤 ・光沢剤 ・賦形剤 ・免疫増強剤(モンタナイド) 食品品質保持剤 ・食品添加剤 ・食品品質保持剤 栄養補助食品・他 ・シームレスミニカプセル ・AQshelax(水性シェラック液) ・サプリメント ・コエンザイムQ10(40%水分散型粉末) 38 化成品部門 化成品部門の動向 FREUND PHARMATEC社は、プレマーケティングへ 医薬品添加剤は、ジェネリックメーカー向け販売好調 食品品質保持剤は新製品上市し、栄養補助食品は好調持続 化成品事業の売上構成 化成品部門売上高推移 (百万円) 新規食品 41% 医薬品 添加剤 30% 2014/2期売上高 6,611百万円 食品品質保持剤 29% 39 研究開発 グループ力融合で加速する製品開発 微小粒DDS製剤技術の早期実用化 FREUND-VECTOR社とのシナジー最大化 フロイント・ターボ社技術との相互補完効果 FREUND PHARMATEC & 比表面積が小さく、膜厚制御が 容易な球形状顆粒と独自開発の シームレスミニカプセル技術を応 用し、DDS製剤技術を欧州で開 発中。2011年7月にGMP承 認。 FREUND-VECTOR グローバルに情報を共有化す ることでいち早く市場ニーズを つかむ。当社の開発力に米国 子会社の設計力と製造力が 融合することで新製品の開発 スピードが加速。 & フロイント・ターボ 造粒・コーティング技術と旧ター ボ社の粉砕・分級技術は、粉体 加工技術として、相互補完の関 係。両技術の融合で、幅広い分 野に粉体加工技術を提供。 (注)DDS:Drug Delivery system 40 研究開発 製品開発の歴史 1964 1965 1966 1967 1969 1970 1971 1972 1975 1978 1981 1982 1983 1987 1988 1990 1991 1994 2000 2001 2002 2003 2005 機械 化成品 自動フィルムコーティング装置 フィルムコーティング液 HPC、HPS パーフィラー-101、ラブリワックス-101 CMEC 流動層造粒コーティング装置〈フローコーター〉 乾式造粒装置〈ローラーコンパクター〉 自動糖衣・フィルムコーティング装置〈ハイコーター〉 遠心流動型コーティング造粒装置〈CFグラニュレーター〉 複合型流動層造粒コーティング装置〈スパイラフロー〉 イチゴ用食品品質保持剤〈アンチモールド-101〉 医薬品添加剤〈ダイラクトーズ〉 食品品質保持剤〈アンチモールド-102〉 医薬品添加剤〈ノンパレル-101〉 医薬品添加剤〈ノンパレル-103〉 〈水分活性測定器〉 水系コーテイング装置〈アクアコーター〉 製剤工程自動制御システム〈ファーマトロニクス〉 シームレス・ミニカプセル装置〈スフェレックス〉 粒子形状測定装置〈グラニュトロニクス〉 遠心転動造粒コーティング装置〈グラニュレックス〉 ロータリー式造粒乾燥装置〈テクトランサー〉 多機能型食品品質保持剤〈ネガモールド〉 栄養補助食品〈活性化イチョウ葉エキス〉 医薬品添加剤〈ノンパレル-105〉 エタノール蒸散持続型食品品質保持剤〈アンチモールド・テンダー〉 食品用コ−ティング基剤〈水性シェラック液〉、食品添加剤〈パーフィラー-102〉 ツインスクリュー式〈ローラーコンパクター〉 アンチモールド自動検知器〈アンチモールド ディテクター〉 2006 食品・健康食品用全自動コーティング装置〈ハイコーターFPC〉 キトサンコーティング技術開発 自動錠剤コーティング装置〈ハイコーターFZ〉 2009 流動層造粒コーティング装置〈フローコーターUniversal〉 粉粒体輸送用コンテナ洗浄装置〈コンテナ洗浄装置〉 2010 高速撹拌造粒装置<グラニュマイスト> 湿式/乾式造粒機<ミルマイスト> 医薬品添加剤〈ノンパレル108〉、医薬品添加剤〈ポリシングワックス-105〉 食品添加剤〈ポリシングワックス-104〉 2008 2012 2013 2014 医薬品添加剤〈グラニュトール〉 食品添加剤〈フーヅガード〉 食品品質保持剤(ネガモールドナチュラル、ネガモールドライト) 食品添加剤〈マルチトールグラニュー〉、〈イソマルトグラニュー〉 直打用乳糖〈ダイラクトーズ®F(ファイン)〉 錠剤印刷装置〈TABREX〉 41 四半期業績推移 (単位;百万円) 2013年2月期 2014年2月期 2015年2月期 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 機械部門受注高 2,699 1,998 2,002 2,572 3,026 2,491 2,696 1,853 3,648 2,549 機械部門受注残高 5,260 4,938 4,883 5,263 5,440 5,328 6,144 4,991 6,945 7,235 連結売上高 4,728 3,950 3,886 3,830 4,656 4,224 3,545 5,189 3,506 3,864 機械部門 3,240 2,376 2,078 2,219 3,048 2,684 1,933 3,337 1,794 2,249 化成品部門 1,487 1,574 1,808 1,611 1,608 1,540 1,611 1,851 1,711 1,617 連結セグメント利益 494 399 347 228 562 281 156 286 △20 121 機械部門 419 309 234 209 496 262 166 316 47 78 化成品部門 142 156 180 85 162 94 67 54 80 113 全社、消去 △68 △66 △69 △65 △97 △74 △78 △85 △149 △68 79.3 79.7 79.4 79.8 92.4 95.7 96.8 97.7 102.8 102.4 為替(円/㌦) (注)為替は、暦年ベースの四半期平均。 42 〈お問い合わせ先〉 フロイント産業株式会社 管理本部 企画・IR室 TEL:03-5292-0215 FAX:03-5292-0290 E-Mail:ir@freund.co.jp 当社IRサイトもご覧ください。 http://www.freund.co.jp 本資料には当社の計画、見通し、経営戦略および経営方針に基づいた「将来予測に関する記載」が含まれ ております。この「将来予測に関する記載」には発表日時点までに入手可能な情報に基づいた経営判断や 前提が述べられております。そのため諸与件の変化により、実際の業績は「将来予測に関する記載」とは異 なる結果となる可能性があります。従って本資料における業績予想などの「将来予測に関する記載」が将来 に亘って正確であることを保証するものではないことを、ご了解いただきますようお願い致します。なお、掲載 内容について当社はあらゆる面から細心の注意を払っておりますが、それらには誤りやタイプミス等が含まれ る可能性があります。 43
© Copyright 2024 ExpyDoc