2011 年 5 月作成 (化学情報協会) ■ USPATALL ファイルクラスターにおける経 済 的 な出 力 方 法 USPATALL ファイルクラスター (または USPATFULL と USPAT2 ファイルのマルチファイル) を検 索 すると,同 一 発 明 の特 許 が USPATFULL および USPAT2 ファイルの両 方 でヒットする場 合 がある. ・ (背 景 が緑 のレコード) がヒットしているレコード ①,②,③,⑤,⑥ がヒットしている. (1) ② と ③ が同 一 発 明 (同 一 出 願 情 報 をもつ特 許 ) でヒットしている. (2) ⑤ は USPAT2 ファイルのみでヒットし,USPATFULL ファイルではヒットしなかった. (ヒットしなかった USPATFULL ファイルのレコードが ④) (3) USPATOLD ファイルと USPATFULL/USPAT2 ファイルでは収 録 対 象 特 許 に重 複 がない. USPATFULL ① PI US111 USPAT2 公開特許 (まだ登 録 公 報 が出ていない) FS APPLICATION ② PI US222 公開特許 US333 登録特許 ③ PI US444 公開特許 US555 登録特許 FS APPLICATION PI US333 登録特許 FS GRANTED FS APPLICATION ④ USPATOLD ⑤ PI US555 登録特許 FS GRANTED ⑥ PI US666 登録特許 FS GRANTED USPATALL ファイルクラスターの重 複 除 去 方 法 ポイント : 拡 張 表 示 形 式 を利 用 して重 複 除 去 を行 う 拡 張 表 示 形 式 を 利 用 す る と , 同 一 発 明 ( 同 一 出 願 情 報 を も つ 特 許 ) が USPATFULL, USPAT2 ファイルの両 ファイルに収 録 されている場 合 ,1 ファイルの表 示 料 金 で 2 ファイル 分 の情 報 を表 示 することができる. 1. USPAT2 ファイルで得 られた回 答 (③,⑤) を SELECT AN または TRANSFER AN を利 用 して USPATFULL ファイルにまとめる. (②,④ (④ は検 索ではヒットしていなかったレコード) がヒットする.) 2. USPATFULL ファイルの回 答 を拡 張 表 示 形 式 (.EX 付 き) で出 力 する. (①,② ③,④ ⑤ が出 力 される.表 示 料 金 は ①,②,④ に対 してのみ課 金 される.) 3. USPATOLD ファイルの回 答 を出 力 する. (⑥ が出 力 される.) 1 ■ 検索例 => FILE USPATALL ← USPATALL フ ァ イ ル ク ラ ス タ ー に 入 る => SET MSTEPS ON SET COMMAND COMPLETED ← 各ファイルの回答セットに L 番号を付与するため, SET MSTEPS コ マ ン ド を 利 用 す る => S 質 問 式 L1 476 FILE USPATFULL L2 4 FILE USPATOLD L3 101 FILE USPAT2 ← 検索を実行する TOTAL FOR ALL FILES L4 581 => SEL L3 AN E1 THROUGH E101 ASSIGNED ← USPAT2 フ ァ イ ル の 回 答 L3 か ら レ コ ー ド 番 号 (AN) を 抽 出 す る (SEL AN は 無 料 ) (3 ペ ー ジ の 注 意 を 参 照 ) 同 一 出 願 番 号 をもつ特 許 では USPATFULL, USPAT2 ファイルのレコード番 号 は共 通 である. その た め, USPAT2 フ ァ イ ルで 抽 出 し た レ コ ー ド 番 号 を 検 索 すると,対 応 する USPATFULL ファイルのレコード もヒットする. => S E1-E101 L5 101 FILE USPATFULL L6 0 FILE USPATOLD L7 101 FILE USPAT2 TOTAL FOR ALL FILES L8 202 ("2001:212130"/AN OR "2002:272466"/AN OR "2002:343539"/AN OR "20 03:127746"/AN OR "2003:180301"/AN OR "2003:219669"/AN OR : => S L4 OR L8 L9 477 FILE USPATFULL L10 4 FILE USPATOLD L11 101 FILE USPAT2 ← L4 と L8 を 合 わ せ る ← L1 に 比 べ て 1 件 多 く な っ て い る USPATFULL ファイルの回 答 である L9 と L1 を 比 較 する. 件 数 が , L9>L1 の 場 合 は , USPATFULL フ ァ イ ル の L1 に含 まれない特 許 が L3 の回 答 に存 在 していた. この L1 で得 られなかった特 許 が SEL AN,そして レ コ ー ド 番 号 (AN) 検 索 を 実 行 す る こ と に よ り L9 に 含 まれた. TOTAL FOR ALL FILES L12 582 L4 OR L8 回 答 の表 示 方 法 : (1) か (2) のどちらかを使 用 する. 拡 張 表 示 形 式 は BIB.EX, CLM.EX, FP.EX, MAX.EX, STD.EX の何 れかを選 択 する. (1) => D L9 1- BIB.EX ← USPATFULL フ ァ イ ル の 回 答 を 拡 張 表 示 形 式 で 表 示 す る => D L10 1- BIB ← USPATOLD フ ァ イ ル の 回 答 を 表 示 す る または (2) => D L12 1- BIB.EX FROM USPATFULL ← USPATFULL フ ァ イ ル の 回 答 を 拡 張 表 示 形 式 で 表 示 す る => D L12 1- BIB FROM USPATOLD ← USPATOLD フ ァ イ ル の 回 答 を 表 示 す る 2 ■ 注意 ・ 1 回で SELECT できる回 答 数 は 5 万 件 であり,ターム数 は 999 タームである. そ の た め , L3 の タ ーム 数 が 999 件 を 超 え る 場 合 に は , TRANSFER コ マ ン ド を 利 用 する と 便 利 である. 例) => S 質 問 式 L1 4465 FILE USPATFULL L2 0 FILE USPATOLD L3 1123 FILE USPAT2 TOTAL FOR ALL FILES L4 5588 ← TRA L3 AN を 実 行 す る と , 自 動 的 に L9 ま で が 検 索 さ れ る => TRA L3 AN L5 TRANSFER L3 1- AN : 1123 TERMS (TRANSFER コ マ ン ド 2,300 円 ) L6 1123 FILE USPATFULL L7 0 FILE USPATOLD L8 1123 FILE USPAT2 TOTAL FOR ALL FILES L9 2246 L5 => S L4 OR L9 3
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