仕様書(PDF:98KB)

キャピラリー電気泳動装置 仕様書
1.機器構成
キャピラリー電気泳動装置
一式(Agilent7100 相当品)
<構成内容>
1-1.キャピラリー電気泳動装置本体 1台
1-2.PC及びソフトウェア 1式
1-3.付属品 1式
2.仕様
2-1.キャピラリー電気泳動システム本体(Agilent 7100 相当品)
①検出器:
リアルタイム UV-Vis ダイオードアレイ検出器
測定波長範囲:190~600nm
波長精度:1nm
レスポンスタイム:0.025 秒~10 秒
②光源: 長寿命重水素ランプ(RFID タグ付き)
③感度: 1μM4-ヒドロキシアセトフェノンを 50mbar×5 秒注入、
3×50μm バブルセル使用時、シグナル/ノイズ比>6
(20mM ホウ酸塩バッファ pH9.3、25kV)
④ベースラインノイズ:
<50μAU
⑤直線ダイナミックレンジ: 1×104(3×50μm バブルセルキャピラリー)
⑥泳動電源:
電圧範囲:0~±30kV
電流:0~300μA
電力:0~6W
(定電圧、定電流、または低電力で動作。プログラムにより極性逆転可能)
⑦注入方式:
自動補正付き加圧注入システム(イン側・アウト側両方可能)
圧力:-100~+100mbar
電圧:-30~+30kV
⑧オートサンプラ:48ポジションカルーセル
⑨フラクションコレクタ:全バイアルランダムアクセス可能
⑩キャピラリカセット:ペルチェ素子による高速強制風による空冷式
温度範囲:室温以下 10~60℃(最低カセット温度 10℃)
キャピラリー:最短 33cm、外径:365μm
⑪電源: AC100~240V、50/60Hz、300VA
⑫本体 寸法/重量
350(W)×590(H)×510(D)mm/35kg
⑬電流リーク検出(電流下限設定可)機能があること。
⑭流体リークセンサ機能があること。
⑮高電圧遮断安全センサ(サンプルトレイドア、カバー)があること。
⑯バイアルセンサがあること。
2-2.PC及びソフトウェア
①ソフトウェア: オープンラボソフトウェア
移動度計算、時間補正面積値
②コンピュータ: HP 8000Elite Desktop Small Form Factor
③OS:windows7(日本語)
④ディスプレイ:1440×900(ワイドスクリーン)
⑤レーザプリンター: HP D3015dn
2-3.付属品
①キャピラリーカートリッジ
②IQ キット(テストサンプル、バッファ液等)
③アクセサリーキット
・バブルセルキャピラリー
L56cm
ID50
・キャピラリー L56cm ID50
・キャピラリー L40cm ID50
・光軸位置調整インターフェース(バブルセルキャピラリーID50μm 用)
・光軸位置調整インターフェース(キャピラリーID50μm 用)
・フィルター
・バイアル(バッファ用、プリプロピレン製 100 個入)
・スナップキャップ(ポリエチレンオレフィン製 100 個入)
・ドライバー
・ヒューズ
・エアフィルター
④スタートアップキット
・バッファマニュアル
・分析バッファ
・光軸調製インターフェース(キャピラリー ID75μm 用)
・GL キャピラリー管(ID75μm、10m)
・バイアル 2ml(バッファ用、透明ガラス、100 個入)
・バッファバイアル 1ml(ポリプロピレン製 100 個入)
・スナップキャップ(ポリウレタン製 100 個入)
・バイアルラック(50 個以上セット可能なもの。
)
・キャピラリチューブカッタ(セラミック製4枚)
・テーブルタップ
⑤泳動液
・陽イオン用(100mL、2本)
・陰イオン用(100mL、2本)
・糖、アミノ酸用(50mL、1本)
3.その他
①泳動液組成を開示していること。
②機器の搬入・据付完了後、試運転及び性能試験を行うこと。
③機器の使用方法及び維持管理に関する日本語マニュアルを提供すること。
④設置した機器を用い、操作方法及び維持管理に関する説明を機器納入時に1回、その
後1回以上実施すること。
⑤機器の検収後、1年間を保証期間とし、期間内に発生した故障及び著しい性能低下に
対して速やかに修繕・復旧を行い、その費用は納品者の負担とすること。(ただし、使
用者の故意又は重過失により発生したものを除く。)