横手市上下水道部料金業務委託公募型プロポーザル方式事務実施基準

資料2
横手市上下水道部料金業務委託公募型プロポーザル方式事務実施基準
横手市上下水道部料金業務委託公募型プロポーザル方式実施要領第21条により、業務委託
の概要及びプロポーザルの手続き等については、以下のとおりとします。
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プロポーザルによる受託事業者選定の目的
上下水道事業に対する質的ニーズの多様化、少子高齢化社会における人口減少に伴う
水需要の減少、行財政改革の推進など、上下水道事業を取り巻く環境は大きく変化して
います。
そのような状況の中、横手市上下水道事業では、業務の効率性・経済性の向上を図り
ながら社会情勢の変化に十分に対応したサービスの提供を行っていくため、民間事業者
の持つノウハウやネットワークを活用し、多様化するニーズへの対応やお客様サービス
の一層の向上と費用の縮減を図りたいと考えています。
そのため、プロポーザルに参加する事業者について、業務に対する理解度、業務提案
書の的確性、業務経験及び実績、実施手順や業務体制の妥当性、見積積算の妥当性、効
率性、地域貢献等を基準として評価を行い、お客様サービスの向上や業務改善のための
優れた業務提案がなされているかという点も考慮します。
また、個人情報保護対策や災害・事故等の危機管理体制の構築などが求められること
から、プロポーザルにより最も優れた提案を行った事業者を受託候補者として選定する
ものです。
2
委託業務の名称
横手市上下水道部料金業務委託(以下「委託業務」という。)
3
委託業務の内容
委託業務の内容は、「横手市上下水道部料金業務委託仕様書」(以下「仕様書」とい
う。)のとおりとする。
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事業の概要
「横手市上下水道部業務の概要」を参照のこと。
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委託予定額(上限額)
692,750,000円(消費税及び地方消費税を除く)
この金額は、契約(予定)金額を示すものではありません。
また、提案見積金額は、この上限額を超えてはならないも
のとします。
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委託期間
7
委託準備期間
平成28年4月1日から平成33年3月31日
委託業務の契約日から平成28年3月31日までは、業務引継ぎ及び準備期間(シス
-1-
テム開発、業務従事者研修等)とし、原則として、当該準備期間に係る経費等(システ
ム開発費等を含む。)は受託事業者の負担とします。
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プロポーザルのスケジュール
(1) プロポーザル方式による選定は、以下のスケジュールに従って行います。ただし、
業務の都合によりスケジュールを変更する場合は、別に通知するものとします。
項番
内
容
日
付
1
プロポーザルの実施及び参加申込の公告
平成27年
4月15日(水)
2
参加申込書の受付期間
平成27年
~
5月11日(月)
5月18日(月)
3
業務提案書作成等に係る質問書受付期限
平成27年
~
5月19日(火)
5月21日(木)
4
質問書に対する回答期限
平成27年
6月 1日(月)
5
業務提案書受付期間
平成27年
~
6月 2日(火)
6月 9日(火)
6
参加資格の確認
平成27年
6月中旬
7
プレゼンテーション及びヒアリング
平成27年
業務提案書の審査(第1次評価:評価委員会)
6月下旬
8
業務提案書の審査(第2次評価:選考委員会) 平成27年
7月上旬
9
選考委員会による受託候補者の選定
平成27年
7月中旬
9
受託候補者の決定(市長による決定)
平成27年
7月下旬
10
選定結果及び非選定結果の通知
平成27年
7月下旬
11
非選定理由の説明要求期限
平成27年
8月上旬
12
非選定理由の回答期限
平成27年
8月上旬
13
委託準備期間
契約締結の日から
平成28年 3月31日(木)
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委託開始
平成28年
4月 1日(金)
(2) 各手続き(参加申込、業務提案書提出等)の受付時間は、午前9時から午後5時
までとします。(土曜、日曜及び祝日を除く。)
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参加申込書の提出
公募型プロポ-ザル方式参加申込書(以下「参加申込書」という。)(様式第2号)
に次の書類を添付し、持参又は郵送で提出するものとします。
(1)
登記簿謄本
(2) 納税証明書
当該年度と前年度の2年度分(法人市民税については、当該年度分の申告時期
が未到来のものは前年度分のみで可。)の次の書類を提出してください。
-2-
ア
所在地管轄の税務署で発行する所得税若しくは法人税及び消費税の納付すべき
金額及び未納額が判明する証明書又は未納額が無いことの証明(「その3の
3」)
イ
横手市内に事業所を有する場合は、以下のうち該当する証明書
(ア)
横手市から法人市民税、固定資産税、軽自動車税を課税されている法人
納税証明書(「登録する法人に関する納税証明」)
(イ)
横手市から法人市民税を課税されていない法人で横手市内に営業所等を
有する法人
横手市に申告した「法人の設立・変更等の申告書」の写し
(3) 社会保険料納付確認書(様式第3号又は任意様式)
管轄する年金事務所等の証明(写し可、申請日に証明可能な月までの直近2年
間分)
(4) 就業規則
(5) 労働基準法第36条の時間外及び休日労働に関する協定書
(6) 水道料金等の調定・収納・徴収に係る電算システムの開発、運用実績調書(任意
様式)
(7) 水道料金等徴収(公共料金の徴収を含む。)に係る業務実績調書(任意様式)
(8) 配置予定業務責任者の業務経歴書(任意様式)
(9) 配置予定給水装置工事主任技術者の資格証の写し
(10) 業務提携合意書(該当の場合)
10 資料の貸与
「横手市上下水道部料金業務委託仕様書」等は、参加申込書受付時に貸与します。
11 業務提案書の提出
(1) 業務提案書は、日本工業規格A4版縦置き横書き左綴りとし、作成は日本語を使
用し、文字のフォントはMS明朝体11ポイントとします。A3版を使用する場合は
折り綴りとします。
(2) 業務提案書には所定の表紙(様式第4号)、目次及び頁番号を付けることとし、
フロッピーディスク等の電子記憶媒体による提出は認めません。
(3) 業務提案書には表紙を除いて事業者名を記載しないでください。また、その内容
には金額を記載しないでください。
(4) 事業者名は表紙(様式第4号)だけに記載するものとし、表紙の裏面には提案内
容等を記載しないでください。
(5) 提案見積書には、本件業務委託に要する費用を積算して算出してください。提案
見積書は、消費税及び地方消費税を除いた額で記載し、積算内訳書を添付してくだ
さい。
(6) 提出部数は、正本1部、副本14部とします。ただし、提案見積書及び積算内訳
書は1部とし、業務提案書とは別に提出してください。
(7) 業務提案書等の作成に要する費用は、参加事業者の負担とします。
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(8) 提出された業務提案書等は、返却しません。
(9) 提出方法は、持参又は郵送とします。
(10) 提出の際は、貸与された資料を返却してください。
12 質問書の受付
業務提案書作成に係る質問書の提出方法は、電子メールとします。ただし、送信後に
横手市上下水道部水道総務課まで連絡し、必ず受信確認を行ってください。
横手市上下水道部経営管理課 電子メールアドレス
[email protected]
電話 0182-35-2251
13 辞退届の提出
(1)提出方法は、持参又は郵送とします。
(2)貸与されている資料がある場合は、辞退届の提出の際に返却してください。
14 業務提案書
(1) 記載内容
業務提案書には、以下の項目について記載又は資料を添付してください。
ア
会社概要及び財務状況
業務提携合意書を提出する場合は、同書に記載されている全ての事業者につ
いて提出してください。
(ア)
会社名、本社及び支店等の所在地
(イ)
業務内容、従業員数
(ウ)
主要取引銀行
(エ)
財務諸表(直近2年間の損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)
(オ)
証券取引法に基づく監査報告書
なお参加事業所が株式会社である場合、上記の項目を網羅しているときは、
有価証券報告書の提出に替えても差し支えないものとします。
(カ)
賞罰、訴訟の有無及び履歴(過去5年間)
(キ)
ISO(9001,14001等)取得状況
イ
受託実績
(ア)
電算システムの開発・運用実績(過去5年間)
(イ)
料金徴収業務の実績(当該委託業務と同様のものの「全部または一部」、過
去5年間)
ウ
業務実施体制
(ア)
営業所内配置、車両の配置、人員構成等について
(イ)
業務責任者、徴収・調定担当者の適性について
(ウ)
サービス向上策について
(エ)
従業員 (給水装置工事主任技術者を含む)の適性について
(オ)
現金の管理体制について
(カ)
従業員研修(マニュアル、研修内容、不当要求対策、従業員の不法行為対策、
-4-
第三者賠償発生時対応など)について
(キ)
法的対応体制(不当要求や債権回収等の法的助言)について
(ク)
業務引継方法(業務不履行時、契約終了時)について
(ケ)
その他について
エ
業務実施計画
(ア)
窓口業務に対する考え方
a
時間外の連絡体制について
b
接遇・コンプライアンスについて
c
その他について
(イ)
開閉栓業務に対する考え方
a
現地精算対応について
b
時間外対応について
c
繁忙期の対応について
d
メーターの受払い方法について
e
その他について
(ウ)
検針調定業務に対する考え方
a
検針員の確保、補充、引き継ぎ方法について
b
誤検針や検針遅れに対する対応について
c
水量異常の対応について
d
冬期間の積雪時の検針について
e
その他について
(エ)
収納・還付業務に対する考え方
a
転居先不明者の調査方法について
b
その他について
(オ)
滞納整理・給水停止業務に対する考え方
a
集金の対応について
b
給水停止手順について
c
収納率向上対策(技術、債権回収、目標収納率及びそれに対する報償・違
約金制度)について
d
債権管理(滞納者情報・支払計画書の管理、時効対応)について
e
その他について
(カ)
電算処理業務(料金システム含む)に対する考え方
a
導入システムの適切性
b
システム変更(迅速性、費用)について
c
各種データ出力(迅速性、費用)について
d
障害発生時のサポート体制
e
システム・データ(バックアップ体制、復旧体制、災害対策)について
f
その他について
(カ)については、参加事業者において導入を予定している料金システム、
検針用ハンディターミナル等関連機器について、その性能やハードウェア
-5-
構成図、システム構成図、システム構築計画(非常時体制を含む)、営業
所内の配置状況等を併せて記載してください。なお、サーバーを営業所外
で運用管理する場合は、その設置場所の運用管理方法とその通信方法等を
記載してください
(キ)
メーター交換業務に対する考え方
a
メーター交換実施体制について
b
メーター出庫管理について
c
その他について
(ク)
個人情報保護体制に対する考え方
a
管理体制(マニュアル、セキュリティポリシー、取扱責任者)について
b
セキュリティ関連資格(ISMS、プライバシーマーク、CPA・CPP・
CPO等)について
c
セキュリティ対策(情報管理体制、漏洩予防策、漏洩対応)について
d
その他について
(ケ)
災害時及び緊急時対策等の危機管理体制に対する考え方
a
災害対処マニュアルについて
b
災害発生時の対応について
c
災害発生時の連絡手段について
d
自社への応援体制について
e
上下水道部への支援体制等について
f
その他について
(コ)
その他委託業務に係る提案
当該委託業務に関して、業務の効率化及び市民サービスの向上につながる
実現可能な業務提案について
(サ)
提案見積書及び積算内訳書
提案見積書には、別紙「横手市上下水道部業務の概要」の業務量を基に見
積金額の総額の委託料を記載してください。
また、積算内訳書には、別紙を参考として科目別費用の金額及びその内訳
として費用構成を記載してください。記入しきれない場合は、別紙として添
付してください。
提案見積書及び積算内訳書は、消費税及び地方消費税抜きの金額を記載し
てください。
(シ)
地域貢献(地元経済・地元雇用)に対する考え方
a
提案額に対する業務提案内容の妥当性について
b
地元経済への貢献について
c
地元雇用への計画について
d
雇用条件等について
(2) 審査の基準
上記の業務提案書の記載内容についての審査基準は、別に定めます。
-6-
15 業務提案書に関するプレゼンテーション及びヒアリング
(1) プレゼンテーション参加要請は、別途参加事業者に通知します。
(2) プレゼンテーションに参加できる人数は3人までとします。出席予定者の氏名を
プレゼンテーションの通知を受けた後、担当までファックス(様式不問)にて報告
してください。
(3) プレゼンテーションの所要時間は1事業者あたり50分とし、時間配分は、説明及
びプレゼンテーション40分、質疑応答10分とします。
(4)プレゼンテーション及び質疑応答を記録(映像)します。
16 業務提案書の評価
参加事業者の評価総合点は、審査項目毎に第1次評価及び第2次評価の評価点数を
合計して採用します。
17 選定結果の通知
(1) 市長による受託候補者決定後、各参加事業者に対し、プロポーザルの結果を書面
で通知します。
(2) 受託候補者に選定されなかった参加事業者は、非選定の理由説明を要求すること
ができます。
(3) 非選定の理由説明要求書の提出方法は、ファックスとします。
(4) 非選定の理由説明書の交付方法は、ファックスとします。
18 関係法令の遵守
参加事業者は、関係法令並びに横手市条例及び規則、プロポーザル方式実施要領等
を遵守することを誓約したものとみなします。
関連法令等に違反した場合は、プロポーザルに瑕疵があった場合に準じて対応を決
定します。
19 その他
(1) プロポーサル方式の参加に伴う業務提案書等の作成及びヒアリング等に係る全て
の経費は、参加事業者が負担することとします。
(2) 業務提案書は、返却いたしません。
20 問合せ先及び担当
担当及び各書類提出先
〒013-0022
秋田県横手市四日町3-23
横手市上下水道部 経営管理課 プロポーザル担当
電話番号
0182-35-2251
Fax番 号
0182-33-3429
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別紙
提案見積に係る積算内訳書(平成28年度~平成32年度)
商号又は名称
項目
科
目
給料等
人
件
費
法定福利費
退職給与引当金
賃金
福利厚生費
科目別費用
税抜き(円)
内
訳
職名 *名
基本給
**手当
**手当
賞与
小計
職名 *名
基本給
**手当
**手当
賞与
小計
厚生年金、健康保険、児童手当、雇用保険、労災保険
検針員賃金、パート賃金
健康診断
小計
事
務
所
現
場
管
理
費
賃借料
光熱水費
燃料費
旅費
被服費
備消耗品費
燃料費
図書印刷費
通信運搬費
委託料
賃借料
修繕費
交際費
保険料
租税公課
工事費
減価償却費
電算費用
事務所、来客駐車場
電気料金、上下水道料金、ガス代
灯油代
制服代
ガソリン代
郵送費、通信費
職員駐車場、車両リース、事務機器リース
ハード・ソフトウェア費用
回線費用、保守料
データ移行費用
雑費
小計
一般管理費
委託期間(5年間)
の総合計
提案見積書の金額と一致すること(消費税等を除いた額)
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