Prof. Murray R. Badger - Graduate School of Biostudies, Kyoto

Transplanting a cyanobacterial CO 2-Concentrating
Mechanism (CCM) into C 3 chloroplasts:
possibilities and progress
Prof. Murray R. Badger
Research School of Biology
Australian National University, Canberra
3 月 19 日(木)11:00-12:00
農学• 生命科学研究棟 1階セミナー室(2)
(Seminar Room 104, Grad. School of Biostudies,
North campus, Kyoto University)
近年、植物の生産性向上を目指して、光合成の改変が注目されている。
なかでもC3植物の炭素固定能力を向上させるために、C4回路を導入す
る代わりに、水中でCO2濃縮を行うシアノバクテリアの無機炭素輸送体
をC3植物に導入する試みについて紹介して頂きます。
演者は、緑藻クラミドモナスを用いて、水生光合成生物にCO2濃縮機
構が存在することを発見した一人である。シアノバクテリアで重炭酸輸
送体ならびにカルボキシゾームの重要性を明らかにするとともに、植物
の光傷害に関する研究を続けている。
Graduate School
of Biostudies
京都大学大学院生命科学研究科
連絡先:
微生物細胞機構学分野
福澤 秀哉(内線 4298)