傷害保険契約書(案)

傷害保険契約書(案)
長崎県知事 中村 法道(以下「甲」という。)と○○損害保険会社(以下「乙」という。)は
普通傷害保険契約(以下「保険契約」という。)に関し、下記のとおり契約を締結する。
(目 的)
第1条 この契約は、甲と乙が締結する傷害保険普通保険約款(以下「普通保険約款」
という。)及び活動参加者の傷害危険担保特約条項(以下「特約条項」という。)並
びに包括契約に関する特約条項【毎月報告・一括精算用】(以下「包括特約」とい
う。)の内容を補充、補足し、もって保険事務の適性、迅速を図ることを目的とす
る。
(責任の範囲)
第2条 乙は、甲の実施する「県民参加の地域づくり事業」(以下「事業」という。)におい
て、甲が事業における活動参加者と認める者が、特約条項第1条に規定する活
動中に被った傷害に対して、保険契約の支払い責任を負担する。
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前項の活動とは、甲が事業において対象としている団体、活動内容、活動場所、
活動区域において実施されたものと認めるものである。
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甲は、活動ごとに、被保険者数を記載した帳簿を備えなければならない。乙は、
必要に応じ、この帳簿の提示を求めることができる。
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甲は、毎月末日を締切日として、翌月20日以内に前項の帳簿に基づき締切日
前1カ月間の事業対象団体ごとに活動参加者数を乙に報告するものとする。
(保険の内容)
第3条 本契約の内容は、次のとおりとする。
(1)保険の種類 普通傷害保険
(2)契約方式
準記名式 年間包括契約
(保険金額)
第4条 本契約の保険方式及び契約金額は、次のとおりとする。
(1)傷害保険金額
死亡・後遺障害
1名につき
1,000万円
入院保険金額
1名につき 日額 1万円
(180日を限度とする。)
通院保険金額
1名につき 日額 5千円
(90日を限度とする。)
(保険料)
第5条 本契約における保険料は、保険契約締結と同時に甲が乙に支払う暫定保険料
(以下「暫定保険料」という。)と契約期間満了後に、契約期間内における行事参
加者の総数を算出根拠に積算した保険料(以下「確定保険料」という。)と暫定保
険料との差額である精算による保険料(以下「精算保険料」という。)とする。
(暫定保険料)
第6条 本契約における暫定保険料の算出根拠となる活動参加予定者は、55,000人
とする。
(1)確定保険料 = 暫定保険料○○○円 ÷ 55,000人
× 契約期間内における活動参加者の総数
(2)精算保険料 = 確定保険料 − 暫定保険料○○○円
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前項の積算の結果、精算保険料が減(マイナス)となる場合は、乙は甲の発行
する納入通知書による納入方式により、この保険料に相当する金額を戻入する
ものとする。
第1項の規定に基づく積算の結果、精算保険料が増(プラス)となる場合にあっ
ては、甲は乙の請求に基づき、この保険料に相当する金額を支払うものとする。
前項の規定にかかわらず、第2条第4項の規定に基づく報告において、契約期
間内に確定保険料が増減することが予想されるに至った場合においては、乙は
甲に対してこの契約の変更を申し出ることができる。
(保険期間)
第7条 本契約に基づく本保険の期間は、平成27年4月1日午前0時に始まり平成28
年3月31日午後12時に終わる。
(普通保険約款及び特約条項との関係)
第8条 この契約に規定しない事項については、この契約に反しない限り、普通保険約
款と特約条項及び包括特約並びに保険料の払込みに関する特約(国、地方公共
団体用)の規定を準用する。
(契約書運用上の協議)
第9条 甲及び乙は、次に掲げる場合には、この契約書の趣旨に沿って互いに協議し、こ
れを決定するものとする。
(1)本契約書の内容及び運用に疑義が生じた場合。
(2)本契約書に定めのない事態が生じた場合。
(契約条項の改廃)
第10 条 甲及び乙は、必要に応じ相手方に対し、1ケ月前に書面による通知をもって、こ
の契約の条項の改廃を申し込むことができる。
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前項の通知に対し、相手方が書面による反対の意志表示をしないときは、相手
方は条項の改廃に同意したものとみなす。
上記のとおり契約を締結した証として本書2通を作成し、それぞれ記名押印のうえ各1通
を保有する。
平成27年 ○月○○日
甲
長崎市江戸町2番13号
長崎県知事
乙
中村 法道
○○市○○町○○番○○号
○○損害保険株式会社
○○店長 ○○○