き た か み い き い き プ ラ ン ( 第 7 次 北 上 市 高 齢 者 福 祉 計 画 ・ 第 6 期 北 上 市 介 護 保 険 事業 計画)に対するパブリックコメントの結果について き た か み い き い き プ ラ ン ( 第 7 次 北 上 市 高 齢 者 福 祉 計 画 ・ 第 6 期 北 上 市 介 護 保 険事 業 計 画 )に 対 す る パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト を 行 っ た 結 果 、貴 重 な 御 意 見 を い た だ き ま し た。 皆 様 か ら い た だ き ま し た 御 意 見 を 整 理 し 、 こ れ ら の 御 意 見 に 対 す る 市 の 考 え 方 をま とめましたので公表します。 1 募集期間 平 成 27年 1 月 16日 か ら 平 成 27年 2 月 6 日 ま で 2 募集方法 持参、郵送、FAX、電子メール 3 応募者数 3名 4 意見の内容及び市の考え方 № 御意見の内容 市の考え方 1 ○ 行 政 区( 自 治 会 )は 、実 情・力 量 な ど 成 り 立 ○生活支援サービスの体制整 ち や 仕 組 み も 一 様 で な い こ と か ら 、実 施 に あ た 備 の た め に 、 協 議 体 を 設 置 し 、 っては一律にお願いするということにならな 生活支援コーディネーターを い よ う 、地 域 ご と の 事 情 に 考 慮 し 、無 理 の な い 配 置 し 、地 域 に 実 情 にあ っ た 生 取組みができるような計画が望まれる。 活支援サービスの提供体制を 計画します。 ○現在も各種の福祉ボランティアが存在して ○介護予防の充実の観点から、 いるが、スポーツボランティア(現在急成長) 介護予防サポーターの養成を の よ う な 短 期・単 発 的 の 福 祉 ボ ラ ン テ ィ ア の 登 検討することにしております。 録制などを検討してはどうか。 ( P 84,85) ○ 介 護 保 険 料 の 1000万 円 以 上 を 一 括 り に し な ○ 国 の 標 準 段 階 は 、合計 所 得 金 いで、より上の段階を提案してはどうか。 額 290万 円 以 上 が 一 括 り で す が 、北 上 市 で は 更 に 所 得段 階 を 3 つに細分化したものです。 1,000万 円 以 上 の 所 得 者 は 、 全 体 の 0.6% 程 度 で あ り 、 こ れ 以 上の段階設定は困難と判断し ました。 ○ 財 源 と し て 、市 保 有 株 の 活 用 や 金 融 借 上 げ の ○介護保険事業は国、県、市、 金利引き下げなど検討してはどうか。 被保険者が負担して成り立っ て い る も の で す が 、市の 負 担 に ついての市保有株の活用や金 1 融借上げの金利引き下げ分を 充てることは介護保険事業に は馴染まないものと考えます。 ○ 家 族 介 護 の 長 年 経 験 者( ア ド バ イ ザ ー )の 生 ○ 身 近 な サ ロ ン 、認 知症 カ フ ェ の声を、一層活かした計画が望まれる。 の運営等に携わることができ るよう体制作りを整えます。 ( P 84) ○ 市 の 重 要 施 策 で あ り 、策 定 と 実 施 及 び ス ム ー ○ 専 門 的 知 識 を 有 す る 人 材 の ズ な 運 営 の た め 、行 政 や 関 係 機 関 の 経 験 豊 か な 確 保 は 重 要 課 題 と し て 取 り 組 人 材 を 、当 面 は 確 保 し て お く 必 要 が あ る と 考 え んでまいります。 る。 ○北上済生会病院の充実と旧県立北上病院施 ○医療介護連携施策の中で検 設 の 活 用 で 、〝 北 上 ら し い ″ 介 護 、医 療 、福 祉 討 し て ま い り ま す 。( P 72) 等 の 総 合 施 設 化 な ど 、内 容 を 一 層 充 実 し た 計 画 で、市民に夢を与える計画を望む。 ○要支援者が要介護者にならない対策の一つ ○介護予防充実の中で検討し と 、市 全 体 の 医 療 費 の 削 減 を 図 る た め 、旅 館 組 て ま い り ま す 。( P 79~ 82) 合 な ど 関 係 業 界 と の 協 働 に よ り 、市 内 の 温 泉 資 源をもっと有効活用すべきである。 ○「 要 支 援・要 介 護 認 定 者 数 の 推 計 値 」は 団 塊 ○ 65歳 以 上 の 人 口 の 推 計 値 と の 世 代 と 考 慮 し 、 300人 増 は 少 な く な い か 。 要介護認定者の伸び率から算 出 し た 数 字 で あ り 、今後 も 増 加 傾 向 に あ り ま す が 、3年 間 は こ の 程 度 と み て お り ま す 。(P111) ○ 社 会 保 障 制 度 を 維 持 し て い く に は 、あ る 程 度 ○ 生 活 支 援 サ ー ビ ス の 体 制 整 の 負 担 増 は や む を 得 な い こ と と 思 い ま す 。要 介 備 の た め に 、 協 議 体 を 設 置 し 、 護や認知症対策に伴う地域支援事業について 生活支援コーディネーターを は 、十 分 ご 承 知 の こ と と 思 い ま す が 、要 支 援 の 配 置 し 、地 域 の 実 情 にあ っ た 生 前後の段階から公費を積極的に活用した計画 活支援サービスの提供体制を で な い と 、経 験 上 、家 族 介 護 は 老 々 介 護 と な り 計画します。また、民間企業、 、転 職 、休 職 、退 職 を 余 儀 な く さ れ る こ と が あ N P O 、共 同 組 合 等 も参 加 い た り ま す 。ま た 、地 域 も 年 々 高 齢 化 が 進 み 、専 門 だいて生活支援サービスを展 の ヘ ル パ ー が 対 応 し て き た こ と な ど を 、地 域 が 開 し て い き ま す 。( P 71) 今以上の役割を担うことはコミュニティの疲 こ う し た 展 開 が 、地域 で 支 え 弊 に も つ な が り 、ま し て 認 知 症 と も な れ ば 2 人 る 北 上 型 地 域 包 括 ケ ア に 繋 が 2 ~3人態勢で介護しないと家族の共倒れなど り 、家 族 の 負 担 軽 減 も図 ら れ る の 悲 劇 も 考 え ら れ ま す 。こ の こ と が 、北 上 市 の と 考 え て お り ま す 。 ま ち づ く り に も 影 響 を 与 え 、将 来 的 に 、社 会 保 障制度に大きな負担となるのではないか。 2 ○ 是 非 、介 護 職 員 の 給 与 水 準 を 上 げ る よ う に 市 ○基本施策7で上げておりま 政 で 取 り 組 ん で 欲 し い 。ま た 、過 重 労 働 に な ら す が 、介 護 人 材 確 保 推進 検 討 会 な い 様 な 施 策 を 提 起 し て 欲 し い 。国 の 意 向 そ の ( 仮 称 )を 設 置 し 、現状 や 課 題 ままでなく市独自の介護や福祉施策を実施し を 把 握 し 、人 材 確 保 に関 す る 対 てほしい。 策 を 検 討 し ま す 。ま た、地 域 医 療介護総合確保基金等を活用 し 、介 護 人 材 を 安 定 的に 確 保 で きる取組を進めます。 市独自の介護や福祉施策に つ い て は 、基 本 施 策 2 (1 )に 掲 げている事業を継続していき ま す 。( P 70、 71) 3 超 高 齢 化 社 会 の 到 来 に 、安 心 し て 過 ご し て い ける社会つくりに介護保険はとても重要な役 ○御意見のとおりと考えます。 地域包括ケア実現のためにも、 割 を 果 た し て い る と 思 い ま す 。高 齢 に な り 自 分 現 状 を 把 握 し 、何 が 必要 か を 見 で何ともできなくなった時や遠方にいる家族 極めることが重要と考えてお に と っ て 、公 的 保 険 が あ る こ と は あ り が た い こ り ま す 。そ の た め に 、ま ず 、ニ と で す 。し か し 現 実 的 に は 、仕 組 み が 複 雑 で 細 ー ズ 調 査 を 行 い 、現 状と 課 題 を かいところまでサービスが行き届かないこと 把 握 し ま し た 。( P 39~ 53) も あ り 、使 い に く い 部 分 が あ る こ と も 事 実 で す そ の う え で 、基 本 理 念と 基 本 目 。公 的 な も の な の で 、万 人 の 事 を 考 え る と そ の 標 を 立 て 、7 つ の 基 本施 策 を 打 形に納まってしまうのも仕方がないのかもし ち 出 し た も の で あ り ま す 。( P れません。 54~ 57)更 に 、重 点 方針 1 、2 今後の超高齢化社会を支える介護職員の不 を 掲 げ ( P 58~ 60)、 こ れ に 向 足や国が進める在宅サービスへの移行が進ま かって事業を推進してまいり な い 現 状 、認 認 介 護 や 老 々 介 護 の 増 加 、ま た 認 ます。 知 症 の 増 加 な ど 問 題 は 山 積 み で す 。国 で も 多 く の予算を取って対応しようとしています。 住民の多様なニーズに対応 す る た め 、民 間 サ ー ビス や 新 た し か し そ の 対 策 に 反 し て 、な ぜ 介 護 職 員 が 辞 な イ ン フ ォ ー マ ル サ ー ビ ス の め て い く の か 、在 宅 移 行 が 進 ま な い の か・・認 開 発 に つ い て は 、新 しい 総 合 事 知 症 は な ぜ 増 え る の か ?・・難 病 や 癌 は 増 え る 業 の 推 進 の 中 で 、十 分に 検 討 し 3 の か ?・・心 の 病 気 は 増 え る の か ?・・な ど 将 てくこととしております。 来的に介護保険が必要となってくるような問 ( P 79~ 82) 題の根本を一般的な問題と地域の特性を踏ま え 考 察 し 、一 般 的 な 取 り 組 み を 更 に 地 域 に あ っ た取り組みへと返還していく必要があると思 います。 介護保険では行き届かない細かいところの サービスを補っていく仕組み作りやその体制 を 拡 大 し 、被 介 護 者 及 び 介 護 者・サ ー ビ ス 提 供 者がより安心な介護サービスを受けたり提供 出 来 る 体 制 づ く り が 必 要 だ と 思 い ま す 。今 、北 上市にある様々な資源を十分に生かすことも 大 事 か と 思 い ま す 。例 え ば 民 間 の イ ン フ ォ ー マ ル ケ ア の 掘 り 出 し や 拡 大 、そ し て 具 体 的 な 実 践 を促し効率的に取り入れていくことが必要だ と 思 い ま す 。そ こ に は 信 用 性 や 金 銭 的 な 事 も 絡 んでくるのでなかなか取り組みにくい部分か も し れ ま せ ん が 、行 政 や 社 協 が 何 か の 形 で バ ッ クアップしていくことで可能な事もあると思 います。 ・「 介 護 支 援 」「 健 康 作 り 」「 地 域 の 活 性 化 」 な どをテーマに取り組んでいる個人事業や団体 の検索と活動支援 ・様々なボランティアの育成と活動 ・医 療 と 介 護 と 住 民 の 連 携 を 深 め る 地 域 支 援 コ ミュニティ ・お気軽健康相談室 ・心と身体の健康教室 ・引きこもりの方々への心の訪問支援 ・愉しい認知症予防クラブ ・介護職員や介護者の心身ケア・・など 今までもそうした取り組みは十分にされてい る と は 思 い ま す が 、更 に 本 質 的 な 取 り 組 み が 必 要ではないでしょうか。 介護保険とは直接関係ないこともあるかも 4 し れ ま せ ん が 、安 心 安 全 な そ し て 共 存 共 生 し て い く 社 会・地 域 を 作 っ て い く 仕 組 み は お な じ だ と 思 い ま す 。包 括 支 援 の 強 化 、ネ ッ ト ワ ー ク の 拡 大 と 活 性 化 も 必 要 か と 思 い ま す 。公 的 な 介 護 保 険 の 充 実 と と も に 、そ れ ぞ れ の 携 わ っ て い る 立 場 で 知 識 を 出 し 合 い 工 夫 し 、新 し い 発 想 で 地 域にあったサービスが提供できるインフォー マルケアの活動計画をお願いしたいと思いま す。 5
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