■格子状地中壁工法 対策効果の検討結果 (1) 検討パターンと効果の比較(解析結果) GL-12mまでの液状化対象層が全て液状化する FL値 0 2 3 0 3 0 10 10 深度(m) 5 深度(m) 5 10 15 15 1 2 3 10 15 20 20 20 【宅地1】 【道路】 【宅地2】 宅地部においては無対策とのFL値の差は見られず、改善効果がない FL値 FL値 FL値 1 2 3 0 1 2 0 3 1 3 0 0 5 5 5 5 10 10 深度(m) 0 深度(m) 0 15 10 15 15 20 3 10 ④宅地2 20 【宅地1】 【道路】 2 15 20 20 【区域外】 1 ③宅地1 ②道路 【宅地2】 道路と宅地全てFL値1.0以上を確保することができる。 FL値 1 FL値 FL値 2 3 0 1 2 0 3 1 FL値 2 3 0 0 0 0 5 5 5 5 深度(m) 深度(m) 0 0 10 15 深度(m) ③1戸一区画単位で地中壁を造成 : FL値 2 0 深度(m) 深度(m) ● 宅地2 ● 宅地2 FL値 2 5 0 ● 区域外 1 5 【区域外】 ● ● 道路宅地1 0 3 0 20 ● ● ● 道路 宅地1 区域外 2 0 15 ②道路のみ対策を実施 : 1 0 深度(m) ● 宅地2 深度(m) ● ● 道路 宅地1 ● 区域外 FL値 FL値 1 0 10 10 15 15 【区域外】 ※H24浦安市市街地液状化対策実現可能性検討調査報告書から抜粋 【道路】 2 3 15 20 20 1 10 ③宅地1 ②道路 20 深度(m) ①無対策地盤 : ④宅地2 20 【宅地1】 (注)赤印:FL<1.0 【宅地2】 1 (2) 模型実験の結果(東日本大震災相当の地震動に対する効果の比較、赤色が液状化) ①無対策地盤 加振後60秒以降にGL-2mとGL-7mの間で液状化が発生。 ②4戸一区画(32m×26m) 加振後約90秒後にGL-7m付近で広く液状化が発生。その状態のまま加振 が継続。 ③2戸一区画(32m×13m) 90秒~100秒の間で瞬間的に広い範囲で液状化が発生。その前後は液 状化に至らない状態で推移。 ④1戸一区画(16m×13m) 全般を通じて明確な液状化には至っていない。特に浅い部分で水圧高く なっていない。 ⑤1戸一区画(13m×13m) 全般を通じて明確な液状化には至っていない。特に浅い部分で水圧高く なっていない。 ④1戸一区画(16m×13m)+盛り土1m 加振全般を通じて液状化に至っていない。 ※国土交通省国土技術政策総合研究所HPから抜粋 2
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