特別損失(貸付金債権の子会社債権放棄損)の計上に関するお知らせ

平成 27 年 2 月 10 日
各
位
会 社 名 日 邦 産 業 株 式 会 社
代表者名 代表取締役社長 大塚 眞治
(JASDAQ・コード 9913)
問合せ先 執行役員 CSR 統括部長 三上 仙智
(TEL.0587−98−1227)
特別損失(貸付金債権の子会社債権放棄損)の計上に関するお知らせ
当社は、平成27年2月10日開催の取締役会において、下記の通り特別損失の計上を決議いたしましたので、お知
らせいたします。
記
1.特別損失の内容
連結子会社に対する子会社債権放棄損
当社は、当社の連結子会社である日邦メタルテック株式会社(本社:沖縄県うるま市、代表取締役:本城裕司)
に対する貸付金を放棄することを決議いたしました。当社は同社を 2008 年 10 月に株式譲渡により取得し、半導
体関連素材の研磨用各種キャリアの製造・販売を行っておりましたが、顧客である半導体メーカーの生産技術の
革新に伴う各種キャリアのライフ延長に伴い、当初予定していた収益計画を達成することができず、債務超過に
陥っておりました。
このような状況下において当社取締役会は、同社の保有する金属加工技術を応用して半導体関連分野に深耕し
収益を改善するためには、あらたな設備投資が必要になり、そのためには内部留保を充実させ経営を安定させる
必要があることから、同社に対する貸付金債権を放棄することを決議いたしました。なお、本決議に伴い、当社
は、平成 27 年 3 月期当社個別決算におきまして、同社に対する貸付金債権の子会社債権放棄損として、609 百万
円を計上いたします。
2.今後の見通し
当社は、同社に対する貸付金債権に対し、過年度において既に 419 百万円の貸倒引当金を計上しており、結果
として、当社個別業績に与える影響額は 190 百万円になりますが、当社の連結子会社に対する債権放棄であるた
め、平成 27 年 3 月期連結業績に与える影響は極めて軽微です。
以上