世界一の技術力で国内シェアを高める欧米への輸出も開始成長期待企業のイチオシ！パンチングメタル中小企業支援ネットひょうごは成長性を見込んだ企業を「成長期待企業」として選定し、複合的な支援を実施。頑張る企業が誇る製品を紹介します。あな株式会社奥谷金網製作所孔の大きさや形状、材質によってさまざこまなものを漉したり、ふるい分けたり、時には装飾にも使われるのがパンチングメタルです。金属などの板にパンチングプレスで孔を開けて加工したもので、その用途は、家庭用から工業用まで幅広く、新幹線700系の座席の下にある空気の排気口にも使われています。 1999年からホームページを活用した販売を始め、インターネットでのオーダー注文に力を入れてきました。積極的な情スーパーパンチング報発信やあらゆるオーダーへの対応を続けてきた結果、金網、パンチングメタルでーパンチング」は、「金型やプレス方法に検索すると真っ先に社名が上がるように工夫を加え、金属の板厚より小さい直径なり、今では大手企業や研究所からの注の孔を開けることを可能にした世界初の文もネットで入ります。ネットでナンバーワン技術」と専務の奥谷智彦さん。耐久性がの地位を確立した今、「リアルでもナンバ伸び、ランニングコストの抑制につながるーワン」を合言葉に技術、営業に注力しと、順調に売り上げを伸ばしています。まています。た、 13年には、金属をプラスチックに替え中でも2009年に商品化した「スーパた樹脂パンチング、さらに東レのグループ会社と共同で炭素繊維パンチングも開発。国内市場の縮小が予想される中で、シェアを高めていくための布石を着々と打っています。さらに、パンチングメタルで世界に打って出ようと、 13年にはアメリカのシカゴ、 14年にはドイツのデュッセルドルフに相次いで営業所を設けました。既に米国のパンチングメタルメーカーと提携し、実績も上がりつつあります。創業120年を迎え、「これからも常に変化、進化をし続けたい」と力強く語ります。本社ショールーム ◎株式会社奥谷金網製作所のパンチングメタル株式会社奥谷金網製作所／所在地：神戸市中央区相生町4-5-5／代表取締役：奥谷勝彦事業内容：金網・パンチングメタルの製造 078-351-2531／ http://www.okutanikanaami.co.jp/ 明日へ飛躍する企業をサポートひょうご産業活性化センター通信編集後記今号の「元気企業訪問」で訪ねた光洋製瓦。笹田社長が事業を引き継いだ13年前は風前のともしびの状態だった地場産業「神崎瓦」を見事に復活させ、世界にその存在を知らしめつつあります。「この瓦をなんとしてでも後世に残したい」という気持ちが原動力だそうです。 2015年1月号平成26年12月30日発行発行人：榎本輝彦　編集人：深田修司発行所公益財団法人ひょうご産業活性化センター http://web.hyogo-iic.ne.jp/ 神戸市中央区雲井通５-３-１サンパル６階０７８-２９１-８５２６