企業活動を支える物流への取組み Approach to Logistics Providing Support for Corporate Activities ● 末續 肇 ● 松浦英一 ● 勝間田 泰 ● 山口智也 あらまし 流通業の販売額低下,商圏狭小化やネット社会化により,今や顧客との接点は企業拠 点 (店舗)のみならず家庭,更には消費者 (個客)へとシフトしつつある。このような社会 変化において,より最適化したコスト・タイミングで 「モノ」をシームレスに届けること が,社会・市場で個客が志向する 「コト」を実現する上で非常に重要である。物流分野に おいても,これまで以上に効率化・コストダウンが求められる時代となり,その業務を 支えるICTの利活用も重要性が高まっている。富士通はこれまで各種物流ソリューション を提供してきた。現在,より速い経営判断,これに基づくオペレーションの改善に向けて, ソリューション間の連携性を高め更なる機能強化・拡充を進めることが重要であると認 識し,Logifitシリーズとして物流ソリューションの刷新を推進している。Logifitシリー ズは,物流関連の各ソリューションを統合基盤上に構築することで,市場やお客様の変 化に柔軟に対応するものである。 本稿では,物流業界の状況を踏まえた課題を抽出し,それらを解決する業務系ソリュー ションを中心に述べる。 Abstract As the sales turnover of the distribution industry decreases, marketing areas shrink and the significance of the Internet grows in society, the front lines with customers are now expanding from corporate sites (stores) to households and even consumers (individual customers). With these social changes in the background, seamless delivery of mono (Japanese word that can mean products ) at more optimized costs and timings is very important in realizing the koto (Japanese word that can mean services ) desired by individual customers in society and the market. In the field of logistics, efficiency improvement and cost reduction are demanded more than ever and utilization of information and communications technology (ICT) that supports logistical operations is becoming increasingly important. Fujitsu has provided various logistics solutions up to now. We are now aware that it is important to improve the linkage between solutions, and to enhance and upgrade their functions in order to allow for quicker business judgments and operational improvements. Hence, we are driving innovation in logistics solutions with the Logifit series. This paper identifies the issues based on the conditions of the logistics industry and mainly describes operational solutions that solve them. FUJITSU. 65, 5, p. 61-67(09, 2014) 61 企業活動を支える物流への取組み WM」 の 販 売 を 開 始 し た。 更 に 並 行 し て 輸 配 送 ま え が き (TMS:Transport Management System)ソリュー 小売を中心とする国内流通業販売額は,1996年 ションも「FUJITSU ロジスティクスソリューショ にピークを迎え減少傾向にあり,人口減少に伴い ンLogifit TM」として,配車機能刷新に着手して (1) 今後も縮小すると予測されている。 一方で,コン ビニエンスストア・ドラッグストア・通販などは, いる。 本稿では,物流ソリューションに解決を求めら 高齢化社会などの動向とともに商圏狭小化が進ん れるお客様の課題と,この課題を解決するLogifit でおり,より消費者に近い市場として大きく成長 WM,TMについて,その製品概要と課題解決への している。更に,ネット通販ビジネスの拡大に伴 施策を述べる。 い,今や生産・製造分野から直接消費者が購買活 課 題 動を行うなど,従来のサプライチェーンそのもの の構造が大きく変化しつつある。流通においては, 個客を軸とする社会・市場の劇的な変化の中で, 消費者に良い物をより安く届けるためのサプライ 物流業においては下記の課題を解決していくこと チェーンの最適化が課題であり,それを支える物 が求められている。 流システム構築が鍵となっている。富士通は,こ (1)業務運用の複雑化 れまで多くのお客様に向けたシステム構築を通じ 貨物輸送量が減少する一方で,荷動きが小口多 て各業種・業務ノウハウを蓄積し,各種ソリュー 頻度化し,複雑化しつつある業務運用に対応する ションを提供している。しかし,富士通グループ 必要がある。 内で物流業務ごとにノウハウが分散されていたり, (2)更なるコストダウン・効率化要請への対応 各製品で採用しているアーキテクチャーが異なっ 荷主企業においてもコスト競争が激しくなる中 ていたりするなど,お客様がシステムを導入する で,物流事業に対する更なるコスト削減が求めら に際しては各種課題があった。また,先に述べた れており,より効率的な物流オペレーションを実 社会・市場変化に伴うお客様の課題解決に向けて, 現する必要がある。 機能自体の見直し・強化が必要となっている。富 士通は,物流分野ビジネスにおける中長期戦略 を企画し,2012年8月にLogifitシリーズとしてソ リューション刷新への取組みと,物流KPIソリュー (2) Logifitシリーズの体系概 ション提供を発表した。 要を図-1に示す。 (3)社会的な要請への対応 事業そのものに加えて,安心・安全,環境といっ た社会的な要請への対応も進める必要がある。 物流センターソリューション Logifit WM 前章の課題を解決していくためには,まずベー スとなる基幹コア業務を強化していくことが重要 ソリューションとして,倉庫・物流センター(WMS: である。その上で,集められたデータを活用した Warehouse Management System) パ ッ ケ ー ジ 分析・シミュレーションなど,よりスピーディー 「FUJITSU ロジスティクスソリューションLogifit な経営判断のための物流マネジメントにつなげて 物流業務コア機能 LMS (ロジスティクスマネジメントシステム) LOMOS (物流センター管理) 2014年から,中長期戦略に基づく物流業務コア WMS WebSERVE/物流 整理 (輸送管理・倉庫管理) 集約 TRIAS Logifit WM 強化 (運行管理) TMS (ウェアハウスマネジメントシステム) (トランスポートマネジメントシステム) Logifit TM Logifit LM (基幹・配車) (物流KPI) Logifit統合基盤 図-1 Logifitシリーズ体系概要 62 FUJITSU. 65, 5(09, 2014) 企業活動を支える物流への取組み いく必要がある。 集中型のシステム管理 ● 物流を取り巻く環境 景気不透明感が続く中,物流量減少,小口化が 進んでいると言われている。その傾向は今後も進 システム連携および 付加価値機能の装備 Logifit WM んでいくと考えられており,物流を取り巻く様々 な環境は厳しい状況にある。一方で3PL(Third Party Logistics)市場規模は,年々増加している。 多業種多業務 対応 グローバル・ 多言語化 新技術への対応 そのため,物流業務を営む企業,部門でも様々な ユーザー開発支援強化 課題や変化が発生している。 図-2 Logifit WMのコンセプト 卸売業,物流業の側面から見てみると,案件の 小口化や物量減少に伴う施設稼働率の低下や収益 悪化などが発生している。そのため,荷主企業獲得, および荷主企業・得意先の変化するニーズへの対 とで実現していた内容を,プログラム開発を行う 応のためにサービス拡大を進めている。反面,全 ことなく実現可能としている。同様に,メーカー・ ての物流業務をサポートするのではなく,自社の 小売業といった様々な業種パターンに対しても, 得意分野の明確化やアセット型サービスへのシフ 業種別項目設定機能,作業プロセス設定機能が活 トの検討を行っている企業もある。 用できる。この多業種多業務対応の概要を図-3に 作業効率化の観点からも,従来から得意として きた倉庫内作業の生産性向上や効率化だけではな 示す。 (2)ユーザー開発支援強化機能整備 く,荷主ごとの収益などの評価基準の設定,収益 多数の荷主企業・得意先とのEDI連携やデータ 面からの改善を行うなどの変化が見られる。メー 加工などは,倉庫業務では日常的に発生している。 カー,小売業の側面からは,生産計画との連携に それらに対応するために多くの時間を費やしてい より在庫適正化やトレーサビリティでの在庫管理 ることが,倉庫業務運用の特徴と言える。Logifit の充実といった従来からのニーズのほかに,サー WMでは,EDI連携を容易に実現し,システム運 ビス多様化などで発生する新業態への対応を求め 用を簡単に設定するために,富士通製ソフトウェ られる。また,物流業務に対する単独での原価意 アFUJITSU Software Interstage Information 識向上も変化として現れている。 IntegratorとFUJITSU Software Systemwalker ● Logifit WMの対応 Operation Managerを 標 準 で バ ン ド ル し て い る。 物流を取り巻く環境変化にどのように対応して 前述した「(1)多業種多業務への対応」と組み合 いくかを,Logifitシリーズの中核ソリューション わせることにより,新しい荷主企業・得意先様へ である倉庫系パッケージ「Logifit WM」の開発コ の対応,新業態やサービス多様化への対応などを, ンセプトと合わせて説明をしていく。Logifit WM 迅速にサポートできるパッケージ製品となってい の開発コンセプトは図-2に示すとおり六つの要素 る。 そ の 連 携 概 要 を 図-4に 示 す。 ま た,Logifit から成る。 WMは,データ加工を容易に行うために「SQLデー 今回は開発コンセプトの中の代表的な三つの特 タ抽出ツール」を標準装備している。これにより 徴を中心に説明していく。 今まで情報システム部門や顧客現場で,多くの時 (1)多業種多業務への対応 間を費やしていたプログラム開発やデータ抽出加 卸売業や物流業者は,荷主企業・得意先の様々 なニーズ(取扱い貨物・荷姿,配送形態ごとに異 なる)へ迅速な対応が求められる。Logifit WMでは, 工などの作業がツール設定で可能になり,作業時 間の短縮や精度向上を実現している。 (3)新技術への柔軟な対応 これらの様々なニーズに対応するため,業種別項 倉庫内作業の効率化の観点から,ハンディター 目設定機能,作業プロセス設定機能が装備されて ミナルをはじめ,タブレット・モバイルPCなどの いる。したがって,従来プログラムを開発するこ 多種多様な端末への対応や連携機能を装備してお FUJITSU. 65, 5(09, 2014) 63 企業活動を支える物流への取組み Point ①多様な業種への対応 食品卸 ②作業プロセスの設定 Logifit WM アパレル WMSパッケージコア 業務機能 各業種別管理項目(例) アパレル 食品卸 賞味期限 カラー 温度帯 サイズ そのほか そのほか … … 機能 機能 機能 機能 機能 機能 医薬品 物流事業者 業務フローの設定 業種別項目の設定 スーパー 組立業界 センター・荷主 向け設定 センター・荷主 向け設定 センター・荷主 センター・荷主 向け設定 向け設定 図-3 多業種多業務対応 ◎ EDI連携のフロー定義 Systemwalker Operation Manager ◎連携データの整形,加工 Interstage Information Integrator 出荷指示受信フロー 例) 様々な形式の 受注データ・ 出荷指示データ データ整形 (マッピング) Logifit WM 出荷指示受信PG 出荷指示情報 図-4 Interstage Information Integratorの連携概要 64 FUJITSU. 65, 5(09, 2014) 企業活動を支える物流への取組み り,使い分けることも可能となっている。倉庫内 ト削減のための輸送に関するコストの明確化も求 作業端末の連携を図-5に示す。 められており,原価を把握する仕組み作りや,効 Logifit WMは,そのほか,複数センターの一元 管理機能,グローバル・多言語化機能,生産・販 率的な輸送の実現(車両台数の最小化)に向けた 取組みも必要不可欠となっている。 売管理などの上位システムやマテリアルハンドリ 一方,荷主企業の動向として,これまで運送事 ング機器(物流業務を効率化するための作業機 業者への完全委託運用から,物流のコントロール 械)・端末などの下位システムとの連携機能などを を荷主企業自身で実施するケースが増えてきてい 装備し,2014年度から販売を開始している。今後 る。コントロール権を持つことは,荷主企業が物 の拡張として,分析機能強化,倉庫内作業効率化, 流の計画段階からより深く関与することを意味し 配送機能との連携強化などを予定しており,市場 ており,使用車両台数の削減,輸送コストの低減, 変化,顧客ニーズに合わせて対応していく予定で 収支の早期把握などにつながる。また,ドライバー ある。 不足などにより繁忙期の車両確保が困難となるこ 輸配送ソリューション Logifit TM とが予想されるため,荷主企業による運送事業者 の囲い込みも検討され始めている。 富士通は,輸配送業務が抱える課題について, ● 輸配送を取り巻く環境 運送業界では長きにわたり,燃料費の高騰,運 賃の低価格化に伴い,コスト削減が求められてき た。昨今では,安心・安全,環境といった社会要 以下に解決案を提案する。 ● 環境変化への対応 (1)車両の有効活用による使用車両台数の削減 請への対応も求められている。これら輸配送を取 運送事業者の配車業務は,以前より属人性が強 り巻く環境において,事業者は車載端末などを活 いと言われており,職人気質である。配送が小口 用した燃費改善・安全運転指導の徹底による事故 多頻度化する中で,貨物・車両の調達,荷主・運 防止など,これまでもこうした努力を続けてきた。 送事業者との調整,収支の算出などの業務は多岐・ しかし,荷主からの要求が高まりつつある更なる 多様化かつ複雑化しており,人手による処理には コスト削減・効率化要請への対応においては,こ 限界がある。貨物・配車情報を一元化,拠点間で「見 れまでの運送・配送の実績に基づく施策アプロー える化」することで,エリアをまたがる車両の有 チだけでは限界にきているのが実状である。コス 効活用が可能となり,積載率向上,車両台数削減 HHT MultiPad V2 タブレット+スキャナ モバイルPC そのほか 機種 (順次対応予定) 複数のHHT(Hand Held Terminal)機種での 対応を実現 台車を使用したピッキングやラベル発行に 伴う指示管理をタブレットの機能で制御し て業務効率化を実現 作業進捗や在庫状況などをモバイル PC で 確認することにより業務運営上,最適な指示・ 管理が実現 図-5 倉庫内作業の端末連携 FUJITSU. 65, 5(09, 2014) 65 企業活動を支える物流への取組み が期待される。また,配車担当者は慢性的な長時 配車業務の更なるスピードアップをサポートし, 間残業を強いられており,情報システムの活用に お客様の配車業務の効率化・平準化に貢献できる より,配車業務の効率化・平準化にも対応してい ソリューションである。収支把握,温度帯対応な く必要がある。 どについても,順次対応を進めている。 (2)配車時のコストコントロール 商圏狭小化による輸配送の小口多頻度化,事業 (3)安心・安全に向けた新たな運転評価方法 従来の違反回数などを点数化した減点方式では, 拠点(工場・倉庫・店舗など)統廃合の増加,社 導入当初は改善が望めるものの,一定レベルに到 会全体の高齢化が進む中,荷主はより高い輸送品 達したドライバーはそれ以上の点数取得が難しく 質・精度(時間指定,納品場所指定など)を求め なる。管理業務がマンネリ化し,ドライバー側の ている。そのため,運送事業者はより精緻な配車 改善意識も低下してくる傾向が見受けられる。こ 計画立案が必要となっている。高精度な配車には うした問題に対し,改善意識を継続可能とするた 運送に関わる拠点・車両などの位置把握が欠くこ めには,理想的な運転をドライバーに提示し,ド とのできない要素であり,地図情報の有効活用が ライバーごとに運転状況との差異を加点方式で点 重要である。位置に関係する距離の情報は,運賃 数化する方式が望ましい。また,低速域での運転 計算の基礎情報となっているケースも多く,積載 状態,波状運転の状況など,運転状態の詳細な情 率が低いなどの場合では,赤字の状態で配送業務 報を示し,より細やかな改善策を提示することで, を行っているケースも見受けられる。このため, 更なる改善を推進する必要がある。 立案した配車計画が,利益を生み出しているか否 (4)ビッグデータ活用による事故の未然防止 かの判断も重要な要素となってくる。貨物と車両 デジタル式運行記録計の普及率が40%を超えた のひも付けを行うだけの配車ではなく,収支状況 と言われている近年では,運転情報のデータ化が を踏まえた判断も必要となりつつある。 容易になってきた。また,クラウドサービス利用 上記(1),(2)の解決策として,「配車支援ソ の浸透により,運行管理に関するSaaSサービスも リューション」を提案する。配車支援ソリューショ 数多く提供されはじめている。クラウドサービス ンは,これまで配車板で行われてきた配車業務と に集積されたビッグデータから,全国のヒヤリハッ 類似した操作性・視認性を保有している(図-6)。 ト情報(急ブレーキ発生情報など)を抽出・明確 地図情報も活用して走行距離・所要時間を算出し, 化してサービス利用者に配信し,初めて運行する 過積載や延着アラームも配車担当者に通知するこ 道路でもドライバーへ事前に危険要素を通知する とができ,配車業務の標準化にも寄与するもので など,未然に事故を防止できる仕組み作りが必要 ある。また,自動計画エンジンを使用することで, である。 今後は,モバイル端末の普及やバイタルセンサー を活用することで,より詳細な運転状況・道路情 車両情報 報の提供も可能となってくる。 上記(3),(4)の解決策として,「エコ&セーフ ティソリューション」を提案する。 エコ&セーフティソリューションは,「予知運 転」「滑らか運転」「惰性運転」によるエネルギー ロスの少ない運転を評価する。ドライバー自身の 積荷情報 ドラッグ&ドロップで 荷物を車両に割付け 理想的なドライブに向けた技術向上を支援し,高 い経費削減と事故防止に貢献するソリューション である。 E&S指数(実際の速度グラフとエコ速度グラフ の差を指数化したもの)が小さいほど,エネルギー 図-6 配車支援ソリューション画面イメージ 66 ロスの少ない運転(図-7)と言うことができる。 FUJITSU. 65, 5(09, 2014) 企業活動を支える物流への取組み て,今後はグローバル・ロジスティクス対応も進 E&S指数 めていく予定である。 二つのグラフの差を指数化 減速による エネルギーロス 速度 速度グラフ エコ速度グラフ 社会・市場が構造そのものを含め今後も大きな 変化を遂げていく中で,物流の担う役割はどう変 化するのか?物流業務を担うお客様が新たに目指 される方向はどうなるのか?情報システムはどう 加速による エネルギーロス あるべきなのか?を予測し,次世代物流システム 提供に向けた次期中長期計画策定に着手している。 今後,関連する業種ソリューションやお客様シ 時間 図-7 エコ&セーフティ評価イメージ ステムの連携性向上に向けた次世代アーキテク チャーの導入,物流現場における作業効率化・改 善に向けたフィールドイノベーション,各現場オ ペレーションで発生するビッグデータを活用した Logifit TMシリーズとして,配車支援ソリュー ソリューション開発などを進めていく。これらの ションを皮切りに,今後は輸配送基幹ソリューショ 企業活動を支える物流への取組みを通じ,富士通 ンなど,順次製品リリースを行い,現場オペレー はお客様とともに豊かな社会に貢献するビジネス ションとマネジメントの両側面からお客様に付加 イノベーションの共創を推進していく。 価値を提供できるソリューションを提供していく。 む す び 本稿では,社会がコト発想に転換していく中で, それを実現する企業活動を支える物流への富士通 の取組みとしてLogifitシリーズについて述べた。 Logifitシリーズは,今回触れた物流業務コア機能 のみならず,国内でのソリューション展開に加え 参考文献 (1) 経済産業省:第1回 産業構造審議会 流通部会 審議 用参考資料 資料5 我が国流通業の現状と取組・課題に ついて.平成24年4月. (2) 富 士 通: 物 流 業 務 を 革 新 す る 新 ソ リ ュ ー シ ョ ン 「Logifit」シリーズの提供について. http://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/08/23.html 著者紹介 末續 肇(すえつぐ はじめ) 産業・流通システム事業本部流通業ソ リューション統括部 所属 現在,富士通グループの物流領域に関 する事業・商品戦略企画に従事。 松浦英一(まつうら えいいち) (株)富士通システムズ・イースト 第二流通ソリューション本部卸・運輸 事業部 所属 現在,Logifitを中心に物流ソリューショ ンの企画・開発に従事。 FUJITSU. 65, 5(09, 2014) 勝間田 泰(かつまた やすし) (株)富士通アドバンストエンジニアリ ング 物流ビジネス本部物流エンジニアリン グ統括部 所属 現在,Logifit WMソリューションの企 画・開発に従事。 山口智也(やまぐち ともなり) (株)富士通九州システムサービス 産業流通ソリューション本部物流輸送 ソリューション部 所属 現 在, 配 車 支 援 ビ ジ ネ ス を 中 心 に ソ リューションの企画・開発に従事。 67
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