2014 年度 第 47 回日本女子オープンゴルフ選手権 大会コースセッティング(予定) 【大会コースセッティング(予定)】 項 目 設 定 ティインググラウンド 刈り高 10mm フェアウェイ 刈り高 12mm 以下 ラフ 80~100mm セミラフ 幅 パッティンググリーン スティンプメーター 11 フィート 180cm 刈り高 25mm コンパクション 24~25(山中式) カラー幅 80cm 【距離とパー(予定) 】(栗東:OUT、三上:IN) 6,522 ヤード、パー72 HOLES 1 2 3 4 5 6 7 8 9 OUT YARDS 501 181 384 428 505 160 369 376 372 3,276 PAR 5 3 4 4 5 3 4 4 4 36 HOLES 10 11 12 13 14 15 16 17 18 IN YARDS 520 394 330 158 387 365 503 170/183 406 3,246 PAR 5 4 4 3 4 4 5 3 4 36 6,522 ヤード、パー72 2014 年度 第 47 回日本女子オープンゴルフ選手権 開催コースのご紹介 滋賀県南部に位置する栗東市は、北部の平坦地に国道 1 号・8 号が通り、名神高速道路栗東 インターチェンジが置かれるなど交通の要衝として製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地してい る。南部に広がる緑豊かな山地は平安時代より湖南地方の仏教の中心寺院であった金勝寺(こんしょうじ) が在り、平安初期の作とされる史跡も散見される。 琵琶湖カントリー倶楽部は湖南アルプス金勝山(こんぜやま)のふもと、遠くに琵琶湖が眺望できる栗 東市の中央丘陵地帯にある。敷地面積約 120 万㎡、それぞれ趣きの異なる 3 コース(栗東・三上・琵琶湖 各 9 ホール)、27 ホールを有する林間コースである。 1954 年に地元 4 ヶ村が合併し栗東町が誕生し、同町一帯には当時の国家プロジェクトであった名神高速 道路の栗東インターチェンジ設置計画が具現化するなどめざましい発展の時代を迎えていた。 「煙のない工 業地帯の形成」をうたう栗東町の企業誘致が進むなか、滋賀県出身の山岡孫吉が創業した「ヤンマーディ -ゼル株式会社(現:ヤンマー株式会社)」がその候補企業に含まれていた。栗東町から桂木鐵夫氏(当時 滋賀県副知事)を介して、桂木氏と昵懇の間柄であった当時のヤンマーディーゼル㈱山岡康人副社長にゴ ルフ場建設の情報が持ち込まれ、1958 年 4 月に同社 100%出資で滋賀観光株式会社(現セイレイ興産株式 会社)が設立され、建設された。1958 年富澤誠造氏にコース設計が依頼され、1959 年 1 月に工事着工。同 年 11 月に最初の 9 ホール(現:栗東コース)と倶楽部ハウスが完成し、翌年 11 月には残り 9 ホール(現: 琵琶湖コース)も完成し正式開場となった。その後、1968 年に本格的なトーナメントコースとしての設計 計画の基に 9 ホールの増設(現:三上コース)が完成、27 ホールのゴルフ場として現在の琵琶湖カントリ ー倶楽部の基本的な姿が出来上がった。 今回日本女子オープンが開催される栗東コース(OUTコース)、三上コース(INコース)は共に フラットではあるが、樹齢を重ねた赤松で各ホールがセパレートされており、思い切ったショットを打て る ホールがある反面、ハザードが巧みに配置されより正確なショットが要求されるホールもある。 現在の三上コース 9 番ホール(大会では 18 番)には琵琶湖をかたどった池が配置されている。このウォ ーターハザードは 1993 年に開催された第 58 回日本オープンゴルフ選手権の際に戦略性を高める為に造ら れ、現在では当倶楽部の名物ホールになっている。 当倶楽部では前述 1993 年の日本オープンに続き、2009 年第 19 回日本シニアオープン、2011 年アジアパ シフィック パナソニックオープン が開催されている。 この大会をお引き受けするにあたり、コースの持つ戦略性の高さを生かし、歴史ある日本女子オープン に相応しい最高のコースコンディションを造りあげるため準備を進めてきた。運営面でも万全な体制で多 くのギャラリーを受け入れるべく日本ゴルフ協会及び関係者と共に諸準備に取り組んできた。 今回の日本女子オープンが、全国のゴルフファンに感動を与える舞台になる事を願っている。 【競技開催実績】 日本オープンゴルフ選手権:1993 年(優勝:奥田靖己) 日本女子アマチュアゴルフ選手権:1982 年(優勝:小林弘実) 日本シニアオープンゴルフ選手権:2009 年(優勝:渡辺 司) アジアパシフィック パナソニックオープン:2011 年(優勝:平塚哲二)
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