説明書(PDF)

「対日理解促進交流プログラム」における
北米事業実施団体候補の選定に関する企画競争に準じた
手続の実施についての説明書
<目次>
I.
選 定 手 続 き の 趣 旨 ..................................................... 1
II.
事 業 目 的 ・ 意 義 ....................................................... 1
III.
業 務 内 容 ............................................................. 1
IV.
実 施 形 態 及 び 実 施 の 留 意 点 ............................................. 3
V.
企 画 書 に 記 載 す る 内 容 ................................................. 5
VI.
事 業 経 費 ............................................................. 7
VII.
企 画 競 争 に 準 じ た 選 定 手 続 に お け る 留 意 事 項 ............................ 11
平成27年2月26日
外
務
省
I. 選 定 手 続 き の 趣 旨
「対日理解促進交流プログラム」における北米事業実施団体候補の選定に関し,拠出
先国際機関(以下:拠出先)との間で契約を行う実施団体候補の選定手続きを行う。
同手続きは,企画競争に準じたものとし,本事業の実施を希望する者は,右趣旨を踏
まえ,外務省が実施する説明会に出席し,本説明書及び「人件費に関する事務処理マニ
ュアル」を熟読し,企画書を提出する。
なお採用された者は,拠出先に推薦され,拠出先において,検討・承認することによ
って最終的に拠出先との間での被契約者となるため,外務省が拠出先と実施団体との間
での委託契約の締結を保証するものではない。また,平成27年度予算成立を前提とし
ているため,本事業の人数・予算額については,変更の可能性がある。
II. 事 業 目 的 ・ 意 義
アジア大洋州,北米,欧州,中南米の各国・地域との間で,将来,活躍が期待される
優秀な人材を招へい・派遣し,我が国の政治,社会,歴史及び外交政策に関する理解促
進を図るとともに知日派・親日派を発掘することで,我が国の外交基盤を拡充し,さら
に被招へい者,被派遣者に,日本の外交姿勢,日本の魅力等を積極的に発信せしめ,国
際社会における対日イメージ向上や日本への持続的な関心の増進に寄与する。
III. 業 務 概 要
1. 実 施 場 所 ・時 期 ・対 象 者
(1)実施場所:
(ア)招へい:①米国から日本への招へい
(イ)派遣 :①日本から米国への派遣
②日本からカナダへの派遣
②カナダから日本への招へい
(2 ) 実 施 時 期 ・ 期 間 :
本件プロジェクト(準備作業も含む)は,27年度予算成立後,平成28年3月末
までに可能な限り速やかに実施すること。招へい・派遣は原則として9泊10日間の
日程とする。
(3)対象者(数は変更の可能性あり):
(ア)招へい:1424名
①米国 1,295名(高校生,大学生・大学院生,社会人)
注:社 会 人 プ ロ グ ラ ム と し て 米 国 議 会 関 係 者( 2 0 名 ),ア ジ ア 系 米 国 人( 1 0 名 )
をそれぞれ対象とするプログラムを含む。
②カナダ 129名(高校生,大学生)
注:社会人プログラムとしてアジア系カナダ人(5名)をそれぞれ対象とするプロ
グラムを含む。
(イ)派遣:346名(高校生,大学生・大学院生等)
-1-
①米国 :315名
②カナダ: 31名
2. 実 施 内 容
(1)招へい
①米国
米国の高校,大学生・大学院生,社会人を原則として1グループ9泊10日間本
邦に招へいする。学生については,引率者を含む1グループ約25名を想定。社会
人については1グループ10名程度とし,米国議会関係者については年2回,アジ
ア系米国人については年1回実施することを想定。日程には地方訪問を含め,以下
( ア ) ~ ( ウ ) の 要 素 を 盛 り 込 む こ と 。 ま た , 帰 国 後 , 報 告 会 や SNS 等 を 利 用 し た
日本の魅力等についての情報発信を行うことを積極的に追求する。
(ア)対日理解促進を目的とした日本の政治,外交政策,社会,歴史等の聴講。
(イ)教育・研究機関,先端・伝統産業,文化遺産,地方自治体等への訪問・視察
及び訪問先での関係者との意見交換やワークショップ等の交流行事。
(ウ)ホームステイ(高校生等を想定)や伝統芸能等の体験型行事を含む日本各地
への訪問。
②カナダ
カナダの高校,大学生,社会人を原則として10日間本邦に招へいする。学生に
ついては,引率者を含む1グループ約26~27名を想定。社会人(アジア系カナ
ダ人プログラム)については,1グループ5名を年1回実施することを想定。日程
には地方訪問を含め,以下(ア)~(ウ)の要素を盛り込むこと。また,帰国後,
報 告 会 や SNS 等 を 利 用 し た 日 本 の 魅 力 等 に つ い て の 情 報 発 信 を 行 う 。
(ア)対日理解促進を目的とした日本の政治,外交政策,社会,歴史等の聴講。
(イ)教育・研究機関,先端・伝統産業,文化遺産,地方自治体等への訪問・視察
及び訪問先での関係者との意見交換やワークショップ等の交流行事。
(ウ)ホームステイ(高校生等を想定)や伝統芸能等の体験型行事を含む日本各地
への訪問。
(2)派遣
①米国
高校生,大学生・大学院生等が10日間米国を訪問することとする。引率者等を
含む1グループ約25名を想定。日程には以下の要素を盛り込むこと。
(ア)対日理解促進を目的とした日本の政治,外交政策,社会,歴史等の効果的な
発信。
(イ)日系企業,教育・研究機関等の訪問・視察及び視察先での関係者との意見交
換やワークショップ等の交流行事。
(ウ)ホームステイ(高校生対象プログラム等を想定)等の体験型行事。
②カナダ
高校生,大学生・大学院生等が10日間米国を訪問することとする。引率者等を
含む①グループ6~7名を想定。日程作成,現地でのアテンド等はカナダ・アジア
太平洋財団が行うが,派遣までの事前準備(派遣者(学校)との連絡,事前オリエ
ンテーション等)を実施する。
(3)フォローアップ
-2-
加えて,招へい・派遣事業に関するフォローアップ管理業務を実施。
(ア)被招へい者・被派遣者名簿のデータベース整備・管理
(イ)被招へい者・被派遣者への調査・働きかけ
①在外公館等による日本関連イベント情報等を被招へい者に案内
②被招へい者・被派遣者へのアンケートの実施・集計
(ウ)被招へい者・被派遣者が対外発信した記事・投稿等の収集・分析
(エ)招へい・派遣における報道の収集
(オ)上記(イ)~(エ)に関する報告書の作成。
IV. 実 施 形 態 及 び 実 施 の 留 意 点
1. 参 加 者 の 募 集 ・ 選 定
(1)実施団体は,招へい・派遣参加者の募集・選定作業を透明性,公平性を確保
した方法で実施する。
※米国議会関係者招へいプログラム(20名),アジア系米国人招へいプログラム
(10名)及びアジア系カナダ人招へいプログラム(5名)は外務省で対象者を
決定する。
(2)被招へい者によるプログラム実施後の対外発信,被派遣者によるプログラム
中の対外発信を参加条件とする。
2. 一 部 業 務 の 発 注
本件企画競争に準じた選定手続にて選定・推薦され,拠出先機関により決定され
た実施団体は,その事業遂行にあたり一部業務を発注することができる。(以下,
本説明書においては,「事業実施団体」及び「発注先」とする。なお,本件選定作
業の対象は,事業実施団体であるところ,右念のため。)
3. エ ス コ ー ト の 同 行
(1)招へいに関しては,事業実施団体の職員ないし同実施団体から委託を受けた
者が1グループにつき1名,エスコート兼英語通訳として空港送迎を含む全行程
に同行する。(高校生のホームステイを除く)
(2)派遣に関しては,本邦,米国内においてはそれぞれ,事業実施団体の職員な
いし同実施団体から事業の発注を受けた者が1グループにつき1名,エスコート
として同行する。本邦においては,事前オリエンテーション,空港送迎にエスコ
ート1名を同行させ,米国内においては,ホームステイ(高校生のみ)を除く全
行程に日本語を解するエスコート1名を同行させる。
(3)エスコートが配置につくための交通費については,エスコート単価に含むも
のとする。
4. 通 訳
(1)米国議会関係者招へいプログラム及びアジア系米国人・カナダ人招へいプロ
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グラムについては,交流活動の場面等で必要に応じ,エスコート手配とは別途に
以下の要件を満たす通訳を手配する。
(ア)通訳者は招へい期間を通じ同一人物の日本国籍保持者とすること。地方通
訳も含め東京で手配し,地方に同行させる。
(イ)派遣された通訳者が適切に通訳業務を行うことができず,業務に支障を生
じ る と 当 省 が 判 断 す る 場 合 に は ,入 札 額 の 範 囲 内 で 別 の 通 訳 を 手 配 す る こ と 。
なお,この場合の追加費用について,外務省は負担しないものとする。
(ウ)過去3年間の間に,国際会議及び外国人招へい分野等における英語通訳実
績を5回以上有し,年間50回(日)程度以上の通訳業務実績を有している
こと。また,招へい事業(官民問わず)での豊富な実績を有する人物とする
こと。
(2)その他の社会人を対象としたプログラムにおいて必要に応じ通訳を手配す
る。
5. 同 行 者 (米 国 議 会 関 係 者 招 へいプログラムのみ)
米 国 議 会 関 係 者 招 へいプログラムでは,被 招 へい者 を海 外 より引 率 する外 務 省 出 張 者
を 1 グループにつき2名 (在 外 公 館 館 員 ,以 下 出 張 者 )が全 日 程 に同 行 する。右 について以
下 の通 り手 配 する。
(1)移動手段
(ア)被招へい者の日程と合わせて同様に手配。
(イ)国際航空券はディスカウントビジネスを手配。
(2)宿舎
被招へい者と同一の宿舎を手配。
(3)食事の手配
出 張 者 は ,基 本 的 に 被 招 へ い 者 と 行 動 を 共 に す る の で ,被 招 へ い 者 と 同 様 の ア レ
ンジをすること。また,国会議員主催の会食等行事の内容によって,外務省担当者
についても同席が不可欠となる食事に於いては,被招へい者と同額の手配をもって
こ れ を 計 上 す る こ と と し ,出 張 者 に つ い て も ,右 に 倣 う こ と と す る( 実 費 精 算 )。 こ
の場合は外務省担当者と事前に相談する。
(4)会食の手配
被招へい者と合わせて同様のアレンジを行う。
(5)施設利用料(入場料,拝観料等)
被招へい者と合わせて同様に手配。
6. 事 業 報 告 及 び 会 計 報 告
(1)事業実施団体は,全事業の実施終了後,英文および和文にて60日以内に最終
事業報告書及び会計報告書を作成の上,拠出先に提出するとともに,外務省に
写しを提出する。右報告書及び写しには視察・訪問先の概要,経理についての
報告および証拠書(写し)の添付が必要。また,当方からの求めに応じ,支出
状況を直ちに報告できるような体制を作る。
(2)全事業の実施終了後,残金が出た場合,事業実施団体は,90日以内に運営管
理費を除く残金を拠出先に返還する。
-4-
7. フ ォ ロ ー ア ッ プ
被招へい者(米)・被派遣者(日・カナダ)の名簿及びデータ管理については,
( KAKEHASHI Project( 平 成 2 5 年 3 月 ~ 平 成 2 7 年 3 月 実 施 )の 名 簿 及 び ア ン ケ ー
トデータについても併せて管理する。)
8. 危 機 管 理
事業実施団体は,参加者の招へい・派遣に当たって、病気や事故の際の連絡・ケ
ア体制やカウンセリング体制を始め,自然災害に関わる問題等不測の事態を含めて
万全の危機管理に努める。
9. 事 業 実 施 の 中 止 又 は 延 期
や む を 得 な い 理 由 に よ り ,事 業 実 施 団 体 ,拠 出 先 機 関 ,外 務 省 及 び 事 業 対 象 国( 米
国・カナダ)政府が事業を中止又は延期せざるを得ないと判断した場合において,
以下の経費を事業実施団体及び再委託先に対して支払うことを認めるものとする。
ただし,支払いを認める場合においては,可能な限りの減額交渉を事業実施団体が
契約先と行うこととし,最終見積書及び取消料の内訳を明示することとする。
・当該事業の中止又は延期の決定を行った日までに支払った実費
・宿泊費,交通費及び会場借料,中止又は延期の決定を行った日までに締結した
旅行・契約及び約款に基づいた取消料
・専属で当該事業に従事するために契約した人員に係る経費
・上記3つの総額の7%(上限)の運営管理費(除く,航空運賃)
V. 企 画 書 に 記 載 す る 内 容
1. 本 事 業 実 施 の 方 針 等
本事業の趣旨,目的を踏まえ,どのような点に注意して日程案を作成するのか具
体的に記載すること。また,本事業に取り組む姿勢について記載すること。
2. 参 加 者 の 募 集 ・ 選 定
本件の招へい・派遣事業は,27年度中の招へい・派遣を実施するものであると
ころ,参加者の募集・選定をどのように実施するか,年度を通じた募集方法および
選定プロセスを募集業務全体のスケジュール感を含めて具体的に記載すること。
3. 日 程 案 の 作 成
本 事 業 に お け る 具 体 的 な 日 程 案 を 上 記 Ⅲ .2.を 踏 ま え ,以 下 の と お り 作 成 す る こ
と。各行事については,内容,その意義および期待できる効果等について具体的
に記載すること。
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(1)招へいについては,原則として本邦滞在9泊10日間の日程とすること。日程
案は高校生,大学生・大学院生,社会人(米国議会関係者招へいプログラム及び
アジア系米国人/カナダ人招へいプログラムを除く)別に3種類以上作成するこ
と。高校生等を対象としたホームステイ先の選定方法又は選定基準を具体的に記
載すること。
(ア)米国内における事前説明(注:カナダ国内における事前説明はカナダ・アジ
ア太平洋財団が行う)
(イ)本邦到着後のオリエンテーション(到着翌日を想定)
(ウ)都内および近郊視察
(エ)地方視察
(オ)ホームステイ※高校生等を対象とした2泊3日を想定
( カ ) 訪 問 先 の 人 々 と の 交 流 促 進 の た め の 飲 食 を 伴 っ た イ ベ ン ト (1 回 )
(キ)終了報告会
( 2 )派 遣 に つ い て は ,原 則 と し て 9 泊 1 0 日 間 の 米 国 滞 在 の 日 程 と し ,以 下 の 行 事
を 日 程 案 に 盛 り 込 む こ と 。日 程 案 は 高 校 生 ,大 学 生・大 学 院 生 別 に 2 種 類 以 上 作
成すること。ホームステイ先の選定方法又は選定基準を具体的に記載すること。
(ア)本邦における事前説明(出発直前に東京で実施する参加者への説明)
(イ)米国渡航後,現地オリエンテーション(到着翌日を想定)
(ウ)米国における教育・研究機関等訪問
( エ ) 訪 問 先 の 人 々 と の 交 流 促 進 の た め の 飲 食 を 伴 っ た イ ベ ン ト (1 回 )
(オ)ホームステイ※高校生等を対象とした3泊4日を想定
4. エ ス コ ー ト の 手 配
上 記 IV.3.の と お り , 本 事 業 の 実 施 期 間 中 , 通 訳 を 兼 ね た エ ス コ ー ト を 手 配 し ,
一行と同じ宿舎に宿泊させる。
5. 宿 舎 の 手 配
滞在する宿舎は,本邦及び米国内において,シングルルームを手配すること(高
校生・大学生等についてはこの限りではない)。ホームステイ期間中(高校生等を
想定)を除き,各部屋にバス・トイレを完備する。
6. コ ー デ ィ ネ ー タ ー
事業実施団体は,本件事業実施に伴う作業(要員の管理を含む)について責任を
負うコーディネーター1名を米国,カナダ別にそれぞれ指名する。また,右1名の
スキルシート及び緊急連絡先を外務省北米第一課に通知する。
7. 各 種 体 制
(1)実施体制
本事業の実施体制を記載すること。
(2)緊急連絡体制
上 記 Ⅳ .5.の 危 機 管 理 も 考 慮 に 入 れ つ つ ,本 事 業 実 施 期 間 中 に お い て ,問 題 等 が 生
じた場合の当省,拠出先機関,発注先,参加者及び各協力者との緊急連絡体制につ
いて具体的に記載すること。
-6-
VI. 事 業 経 費
1. 予 算 額
( 1 )招 へ い 事 業:7 0 6 ,9 7 3 ,0 0 0 円( 消 費 税 込 み 。本 件 業 務 に 係 る 一 切 の
経費を含む。)を上限額とする。プログラム別内訳以下のとおり。
①米国
( ア ) 議 会 関 係 者 招 へ い プ ロ グ ラ ム ( 20 名 )
47,861,000円
( イ ) ア ジ ア 系 米 国 人 招 へ い プ ロ グ ラ ム ( 10 名 )
11,927,000円
( ウ ) 上 記 2 プ ロ グ ラ ム を 除 く プ ロ グ ラ ム ( 1,265 名 ) 6 0 7 , 8 4 7 , 0 0 0 円
(高校生,大学生・大学院生,社会人対象)
②カナダ
( ア ) 高 校 生 ・ 大 学 生 招 へ い プ ロ グ ラ ム ( 124 名 )
35,809,000円
(イ)アジア系カナダ人招へいプログラム(5 名)
3,529,000円
( 2 )派 遣 事 業:1 2 1 ,2 1 9 ,0 0 0 円( 消 費 税 込 み 。本 件 業 務 に 係 る 一 切 の 経
費を含む。)を上限額とする。
※国際航空券については,間接費,業務管理費等の積算対象外とする。また,
日 程 確 定 後 ,最 も 安 価 な 航 空 券( P E X 等 の 割 引 航 空 券 )を 手 配 し ,精 算 に つ い て
は企画書提出時の見積書の金額を上限として精算する。
2. 本 件 に か か る 経 費
本件に係る経費は,以下の項目につき適切な支出であると判断された部分のみ,
総額上限予算内で支出する。人件費については「追加要員経費に関する事務処理マ
ニュアル」に沿った範囲内で支出する。
(1)諸謝金:エスコート通訳者,講師など,本件プログラムの実施に当たり必要
な外部委託者に対する謝礼金。
(2)交通費:本件プログラム参加者の旅費及び実施に必要な移動にかかる経費。
【招へい事業】
①米国
(ア)議会関係者招へいプログラム(20名)
・米国から本邦への国際航空券(ディスカウントビジネス)。同行の出張者2
名についても同様。但し,入札時には正規料金を計上すること。天候不順等
やむを得ない事情により航空便に変更が生じた場合には,変更手続き等を行
うこと。
・日本国内における移動交通費。借り上げ車を利用。
(イ)アジア系米国人招へいプログラム(10名)
・米国から本邦への国際航空券(ディスカウントビジネス)。但し,入札時に
は正規料金を計上すること。天候不順等やむを得ない事情により航空便に変
更が生じた場合には,変更手続き等を行うこと。
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・日本国内における移動交通費。借り上げ車を利用。
(ウ)学生・社会人対象プログラム(※上記2プログラムを除く)
・米国から本邦への国際航空券(直行ディスカウントエコノミー)。但し,入
札時には正規料金を計上すること。天候不順等やむを得ない事情により航空
便に変更が生じた場合には,変更手続き等を行うこと。
・日本国内における移動交通費。公共交通機関または借り上げ車を利用。
②カナダ
(ア)アジア系カナダ人招へいプログラム(5名)
・カナダから本邦への国際航空券(ディスカウントビジネス)。但し,入札時
には正規料金を計上すること。天候不順等やむを得ない事情により航空便に
変更が生じた場合には,変更手続き等を行うこと。
・日本国内における移動交通費。借り上げ車を利用。
(イ)学生・社会人対象プログラム(上記(ア)を除く。)
・日本国内における移動交通費。公共交通機関または借り上げ車を利用。
(注:カナダから本邦への国際航空券はカナダ・アジア太平洋財団が手配。)
【派遣事業】(米国のみ)
・本邦から米国への国際航空券(直行ディスカウントエコノミー)。但し,入札
時には正規料金を計上すること。天候不順等やむを得ない事情により航空便に
変更が生じた場合には,変更手続き等を行うこと。
・米国への入国から帰国まで使用する移動手段にかかる経費
米国滞在中,合理的かつ安全な移動を可能とする移動手段を確保すること。国
内移動であっても必要に応じて空路を利用することも可。
・日本国内における移動交通費
(3)事前説明会:本邦および米国内における事前説明会に係る経費(注:カナダ
における事前説明会はカナダ・アジア太平洋財団が実施。)。
・なお,派遣元学校より,学校が独自に開催する保護者対象の説明会に実施団体
からの出席を要請された場合に要する費用を含む。(高校生対象プログラムの
み)
(4)滞在費:本件プログラム実施期間中の宿泊費,食費。
・以下を単価とする。
(食費は,交流プログラム及びレセプション開催時を除く単価。)
・招へい事業(米国及びカナダ),派遣事業(米国)の朝食代は宿泊費に含めるこ
ととする(除くホームスティ)。
【招へい事業】
①米国
(ア)議会関係者招へいプログラム(20名)
参加者宿泊費:25,200円(都内)23,000円(地方)
エスコート及び通訳宿泊費:14,000円(地方のみ)
出張者宿泊費(2名):14,000円(都内・地方とも)
出張者宿泊費(2名):25,200円(都内)23,000円(地方)
参加者食費:3,300円(昼食),6,600円(夕食)
エスコート及び通訳食費:3,300円(昼食),6,600円(夕食)
出張者食費:3,300円(昼食),6,600円(夕食)
(イ)アジア系米国人招へいプログラム(10名)
-8-
参加者宿泊費:21,200(都内),19,000円(地方)
エスコート及び通訳宿泊費:13,000円(地方のみ)
参加者食費:3,300円(昼食),6,600円(夕食)
エスコート及び通訳食費:3,000円(昼食),4,500円(夕食)
(ウ)学生・社会人対象プログラム(※上記2プログラムを除く)
参加者宿泊費:8,700円(都内),7,800円(地方)
エスコート宿泊費:8,700円(都内),7,800円(地方)
参加者食費:1,100円(昼食),1,850円(夕食)
エスコート食費:1,100円(昼食),1,850円(夕食)
②カナダ
(ア)アジア系カナダ人招へいプログラム(5名)
参加者宿泊費:21,200(都内),19,000円(地方)
エスコート及び通訳宿泊費:13,000円(地方のみ)
参加者食費:3,300円(昼食),6,600円(夕食)
(イ)学生・社会人対象プログラム(※上記(ア)を除く)
参加者宿泊費:8,700円(都内),7,800円(地方)
エスコート宿泊費:8,700円(都内),7,800円(地方)
参加者食費:1,100円(昼食),1,850円(夕食)
エスコート食費:1,100円(昼食),1,850円(夕食)
【派遣事業】(米国のみ)
参加者宿泊費:8,700円(都内),7,800円(地方)
エスコート宿泊費:8,700円(都内),7,800円(地方)
参加者食費:1,100円(昼食),1,850円(夕食)
エスコート食費:1,100円(昼食),1,850円(夕食)
(5)交流イベント(レセプション)にかかる経費
【招へい事業】
高校生,大学生・大学院生,社会人(米国議会関係者及びアジア系米国人/カナ
ダ人招へいプログラム除く)を対象とするプログラムについては,地方での訪問先
の人々との交流を促進するため,飲食を伴ったイベントを1回のみ開催できること
とする。
・飲食代(税・サ込み)は1人あたり4,000円とし,人数分を一律計上するこ
と。なお請求は当日の実数で請求すること。
・会場担当者と緊密な連絡体制を作り,会場の設営,撤去などの手配に関しては,
外務省,事業実施団体,会場の三者間で緊密に連絡を取り調整すること。
・食事のメニューは,参加者の宗教上の慣習や未成年者を含む場合はその点に配慮
したものを用意すること。
・会場借料を計上すること(この項目の費用は会議費に計上すること)。
【派遣事業】(米国のみ)
派遣期間中,参加者と訪問先の人々との間の交流を促進するため,飲食を伴った
イベントを1回のみ開催できることとする。
・飲食代(税・サ込み)は1人あたり3,000円とし,人数分を一律計上するこ
と。なお請求は当日の実数で請求すること。
・会場担当者と緊密な連絡体制を作り,会場の設営,撤去などの手配に関しては,
外務省(在外公館),事業実施団体,会場の三者間で緊密に連絡を取り調整する
こと。
・食事のメニューは,参加者の宗教上の慣習や未成年者を含む場合はその点に配慮
-9-
したものを用意すること。
・会場借料を計上すること(この項目の費用は会議費に計上すること)。
(6)会食(米国議会関係者プログラム及びアジア系米国人/カナダ人招へいプロ
グラムのみ)
以 下 の 要 領 で 外 務 省 主 催 の 会 食 を 行 う 予 定 で あ る と こ ろ , レ ス ト ラ ン 等 (要 個
室 )を ア レ ン ジ す る こ と 。な お ,所 要 経 費 と し て 議 会 関 係 者 プ ロ グ ラ ム 計 1 ,1 8
4,000円を,アジア系米国人/カナダ人招へいプログラムはそれぞれ計59
2,000円を一律計上すること(実費精算)。
昼食
夕食会
8,000円
18,000円
(部屋代:30,000円)
(部屋代:30,000円)
(7)施設利用手数料:施設の拝観料,入場料等が生じる場合,エスコート及び同
行者2名分を含めて計上。
(8)会議費:本件プログラム実施に必要な会場借料及び視察にかかる経費等。
(9)印刷製本費:本件プログラム実施に必要な印刷物等制作費(事業報告書作成
も含む)。
(10)通信運搬費:本件プログラム実施に必要な通信・郵便等経費。
(11)消耗品費:本件プログラム実施に必要な消耗品等調達費。
(12)保険料:本件プログラム事業参加者(派遣・招聘事業参加者のみ)に対す
る旅行傷害保険料。
以下の保険金額の海外旅行保険への加入手続きを行うこと。なお加入期間は,
招へいの場合,米国の自宅出発から同地への帰着までの期間とし,派遣の場合,
本邦発から本邦着までの期間とする。
(ア) 米国議会関係者招へいプログラム及び
アジア系米国人/カナダ人招へいプログラム
傷害死亡・後遺障害 1,000万円
傷害治療
1,000万円
疾病治療
200万円
疾病死亡
500万円
救援者費用
100万円
賠償責任
5,000万円
(イ) 学生・社会人対象招へいプログラム
(米国議会関係者及びアジア系米国人/カナダ人招へいプログラム除く)
傷害死亡
1,000万円
後遺障害
1,000万円
傷害治療
1,000万円
疾病治療
1,000万円
救援者費用
300万円
(13)事務経費:プログラムの作成等の事務を遂行する上で必要な経費。
- 10 -
(14)手数料:対象経費の支出にかかる銀行振込手数料。
(15)雑費:その他,本件を行う上で必要な経費。
(16)運営管理費:(2)の交通費及び再委託先の運営管理費を除く他項目合計
7%を上限として計上。
(17)消費税については,各項目の経費に含め独立して計上しない。
VII. 企 画 競 争 に 準 じ た 選 定 手 続 に お け る 留 意 事 項
1. 提 出 書 類
(1)企画書7部(正1部,写6部。企画書の様式は,A4縦長又は横長で横書きと
する。)企画書を作成するにあたっては,次の事項を明記すること。
(ア)年間実施計画案
(米国議会関係者及びアジア系米国人/カナダ人招へいプログラムを除く)
・米国分(招へい・派遣),カナダ分(招へい)をそれぞれ作成
(イ)招へい・派遣プログラムの雛形となる日程案
・米国/カナダの学生・社会人対象招へいプログラム(米国議会関係者及びアジ
ア系米国人/カナダ人招へいプログラム除く)につきそれぞれ作成。複数日程
の提出可。
(ウ)東京都内または近郊における主要行事案〔招へい〕
・米国/カナダの学生・社会人対象招へいプログラム(米国議会関係者及びアジ
ア系米国人/カナダ人招へいプログラム除く)につきそれぞれ作成。複数案の
提出可。
(エ)地方日程における主要行事案
・米国/カナダの学生・社会人対象招へいプログラム(米国議会関係者及びアジ
ア系米国人/カナダ人招へいプログラム除く)につきそれぞれ作成。複数日程
の提出可。
(オ)準備スケジュール
(米国議会関係者及びアジア系米国人/カナダ人招へいプログラムを除く)
・米国分(招へい・派遣),カナダ分(招へい)をそれぞれ作成
(2)本件業務の実施体制 7部(人員配置・連絡体制を含む。様式適宜)
( 正 1 部 ,写 6 部 。な お ,写 に つ い て は 業 者 名 ・ 団 体 名 等 が 特 定 で き る 情 報 を 削 除
する。)
( 3 ) 経 費 概 算 見 積 書 1 部 (別 封 筒 に 厳 封 )。
見積例1,見積例2,見積例3
(4)会社概要 1部(既存のもので可)
(5)業務履行保証書
(6)資格審査結果通知書(写)
(7)誓約書
2. 留 意 点
(1)上記1.提出書類のうち,(1)企画書,(2)実施体制および(3)経費概
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算見積書については,和文・英文にて,(4)~(7)については,和文にて作
成の上,提出すること。
(2)公平な審査のため,提出書類の写しについては会社(団体)名のほか,応募者
が特定できる情報は削除(該当部分を黒塗り等)する。なお,削除にあたり,不
明な点等あれば本件説明書にある問い合わせ先の担当まで照会願いたい。具体的
に削除する情報の一例は以下のとおり。
●応募者名
●会社(団体)代表者名
●応募者が特定される関連団体・付属組織等の名称
●会社(団体)の役員,あるいは業務従事者等の中で,乃至事業の関連業界等にお
いて著名な者で,容易に応募者が特定される者の氏名,写真
●会社(団体)の著作物(ロゴマーク,商品ブランド,刊行物等)の中で,事業の
関連業界等において広く知られている者で,容易に応募者が特定される者の名称や
写真
(3)応募者は過去の同種事業の受注実績については一切記載しない。業務従事者の
能力又は体制等の当該企画の履行能力を具体的に評価できる内容とする。
3. 説 明 会
平成27年3月12日(木)午後4時00分
場所:外務省(南271会議室)(午後3時55分に外務省東口集合)
・本 件 に 参 加 を 希 望 す る 場 合 は ,説 明 会 に 必 ず 出 席 す る こ と 。な お ,出 席 の 連 絡
は ,3 月 1 1 日( 水 )午 後 5 時 ま で に ,下 記 の 連 絡 先 ま で F A X に て 連 絡 す る こ
と。
4. 企 画 書 の 提 出 先 及 び 提 出 期 限 等
(1)
提出先:外務省北米局北米第一課(担当:伊藤)
電話:03-5501-8000(内線:5394)
FAX:03-5501-8275
(2) 提出期限:平成27年4月1日(水) 午後5時00分必着
(3) 提出方法:持参又は郵送による。
( 郵 送 の 場 合 は 書 留 等 に よ り 期 限 内 に 到 着 す る よ う 送 付 し ,到 着 を 確 認 す る 。
上記の提出期限までに適正な全ての書類の提出がなかったものは,本件委嘱
先に選定される資格を失うものとする。)
(4) 企画書等提出に伴う一切の費用は提出者が負担する。また,提出のあった
企画書等は採否にかかわらず返却しない。
5. 選 考 方 法
提出された企画書等をあらかじめ定めた審査基準(採点表参照)により審査を行
い,審査項目ごとに最高点及び最低点各1名分を除いた上で合計点を算出し,最高
得点を得た企画を採用する(合計基準60%)。なお,第1位の得点を得た企画と
僅差(第1位の得点の5%以内)の企画がある場合は,同等の評価を得たものと見
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なし,見積価格の最も低い企画を採用する。ただし,得点が僅差の者の中で最低価
格を提示した者が複数ある場合は,(1)最高得点を得た者を,(2)最高得点の
者が複数ある場合はくじ引きで業者を選定する。
6. 審 査 結 果 通 知
審査結果については,平成27年4月下旬までに本件企画競争に準じた手続に参
加 し た す べ て の 者 に 対 し て 書 面( FAX)に て 通 知 す る 。な お ,参 加 者 は ,選 定 の 理 由
については不問とし,審査結果については異議を申し立てることができないものと
する。
7. その他
(ア )本 件 企 画 競 争 に 準 じ た 手 続 の 実 施 等 に 起 因 す る 如 何 な る 費 用 に つ い て も 当 省 お
よび拠出先機関は責任を負わないものとする。
(イ )入 札 書 の 提 出
この企画競争に参加を希望する者は,入札書の提出時に,支出負担行為担当官
が別に指定する指名停止措置を受けていない及び暴力団等に該当しない旨の上
記 Ⅶ .1 .( 7 ) の 誓 約 書 を 提 出 し な け れ ば な ら な い 。
(ウ )入 札 書 の 無 効
上 記 (イ )の 誓 約 書 を 提 出 せ ず , 又 は 虚 偽 の 誓 約 を し , 若 し く は 誓 約 書 に 反 す る
こととなったときは,当該者の入札を無効とするものとする。
以 上
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