入院の対象 入院までの流れ ●患者さん本人に告知されていること。 ●抗がん剤や放射線治療などのがんに対する積極的治療を終了・中止。 ●ご本人及びご家族が、緩和ケアの意義を十分に理解し、緩和ケア病棟へ の入院を希望されていること。 ●緩和ケア病棟入院相談外来を受診して、緩和ケア病棟への入院説明に 同意して登録完了されている方。 入院の費用 ①申し込み ●一般病棟と同様に各種健康保険が適応されま ↓ す。加入されている健康保険や所得によっては限 度額適応認定証の手続きが出来ます。 ※無料個室を公平に利用して頂くために、入院 時に無料部屋の申込みをして先着順に移動とな ります。最初は有料個室からのご利用となります ので予めご了承願います。 ②入院相談外来受診・病棟見学 (ご家族のみの代理受診も可) ↓ ③ベッド待ち登録 →希望日に応じて入院日程調整 ④入院 施設・設備のご案内 緩和ケア病棟ってこんなとこ 緩和ケア病棟の特徴 有料個室(15.3 ㎡)12 室(※については有料部屋のみ設置) ●当病棟では多職種によるチーム医療により患者さん・ ご家族にとってより良い緩和ケアの提供を行なっていま す。 ●緩和ケア内科医師、精神科医師、がん専門看護師、が ん性疼痛認定看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、 臨床心理士、ソーシャルワーカーなど多くのスタッフが 関わり、定期的にカンファレンスを行い支援方法の検討 を行なっています ろ 無料部屋(14.5 ㎡)13 室 痛みやつらい症状(息苦し 最期までその人らしく さ・吐き気・眠れない・不 生きるためのお手伝いを 安など)を少しでも和らげ 病室のアメニティ:テレビ・冷蔵庫・ トイレ・洗面台・クローゼット・ しています。 ソファー※・ポールハンガー※ 家族キッチン デイルーム るよう支援します。 入院後の療養生活 ●面会は 24 時間可能です。ご希望があればいつでも病室での家族付き 添いも可能です。 ●全体的に一般病棟より制限はゆるくなっており、患者さまの生活スタイ ルに合わせるよう配慮しています。ペットの面会や主治医の許可があれば 飲酒も可能となっています。院内全面禁煙となっているため、喫煙はでき ません。食事も嗜好にあわせて食事内容の調整も行なっています。 ●延命のための積極的な治療は行いませんが、症状緩和を目的とした酸素 投与や点滴、肺炎などの感染症治療、胸水・腹水を抜く処置などは行なっ ています。希望があればリハビリも行います。 ●体調が安定していれば外出・外泊・退院も可能です。 ●定期的に病棟スタッフが企画をして季節のイベント(音楽会やクリスマ ス会など)を行なっています。 ●病院ボランティアやハプティックセラピー等のボランティアも活動し ています。 患者さんとご家族にとって 大切な時間を少しでも自宅 で過ごせるよう地域の医療 機関や相談室と連携をして、 在宅支援のお手伝いもして います。 介護浴室 家族控室(和室) ウッドデッキからの風景 緩和ケア病棟をうまく活用しましょう! ●緩和ケアの申し込みの手続きをしたらすぐに入院をしなければならない訳 ではありません。痛みや息苦しさなどの症状が強くなり自宅療養が難しくなっ た時には入院しつらい症状を治療し症状が緩和すれば、また在宅療養に戻るこ 2014年12月 横浜市立みなと赤十字病院 緩和ケア病棟 とも出来ます。緩和ケアに入院すると退院出来ないと誤解されていることが多 いですが、症状が落ち着いていれば自宅での療養も継続が可能です。 横浜市立みなと赤十字病院 緩和ケア病棟 2015 年 1 月作成
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