超深度形状計測顕微鏡システム (学内教育研究設備

超深度形状計測顕微鏡システム
(学内教育研究設備に関する調査票)
設備管理者
1.学内教育研究設備
の区分
2.設備名
所 属・職
氏
名
知能機械工学専攻・教授
青 山 尚 之
■a.基盤的設備(教育研究設備で3千万円未満のもの)
□b.基盤的大型設備(教育研究設備で3千万円以上のもの)
超深度形状計測顕微鏡システム
3.導入年
2002 年 6 月納入
4.製造会社名・型番
キーエンス・VK-8850
・コントローラー部 VK-8550
・長距離ズームレンズ
VH-Z35
・マイクロスコープ CCD カメラコントロール VH-5000
・データ処理用パソコン 971612
・側微鏡部 VK-8510
・低倍率ズームレンズ
VH-Z05
・マルチピューワースタンド VH-S10/S11
5.設備の概要,使用目 導入目的:マイクロ部品、ファイバ-などの金属及び複合材料の
的及び具体的性能
超深度観察、3次元形状 解析、表面形状解析を行なう。
導入効果:現在、上記観察・計測に光学顕微鏡、及び電子顕微鏡
(SEM)を用いるが、 微小光ファイバ-関連デバイスの
3 次元形状を高倍率で精密にしかもカラ-解析 することが可能
になる。
主な性能:
カラーレーザ顕微鏡本体(顕微鏡部、コントローラ部)
顕微鏡部測定原理
レボルバ移動+ピンホール共焦点光学原理である
対象物に対しての制約のないレボルバー移動方式を用いている。
焦点位置を検出する原理として「ピンホール式共焦点光学原理」
である。 (ピンホール方式では、受光素子の前にピンホールを設
け、正確な計測 に対して障害となる、焦点位置以外からの不要
なレーザ反射光をキャンセルすることができる。)
観察用カメラ
通常の光学観察顕微鏡としても使用するため、光学画像を得るた
めのカラーCCDカメラを搭載している。また、光学顕微鏡画像
(カラー光学像) と、レーザ顕微鏡画像(カラー超深度・白黒
超深度等)が同一モニタ画面で表示できる。
Z軸方向最小測定分解能0.01μmで、Z軸方向測定範囲
7mm以上である。
カラー超深度観察画像レーザの反射光量画面と、それぞれの焦点
位置におけ るカラー情報を重ね合わせ、カラーの超深度画像が
得られる。
画像解析部:形状解析アプリケーションVKデータをPC上でよ
り詳細な解析・計測を行なうための専用PCアプリケーションが
付属し、プロファイル計測、粗さ計測、面粗さ計測、表面積・体
積計測、各種平面計測の計測機能を有している。
さらにリアルカラー3D表示機能を有し、対象物表面の高さ情
報、レーザ反射光量情報、 実際の表面の色情報を元に、カラー
3D表示ができる
6.設備のキーワード
7.購入価格(概算額)
8.設置場所
SVBL308 室
9.ユーザー(教員)
知能機械工学専攻
青山尚之、明愛国、金森哉吏、平田助教など教員および外国
人研究者)
10.使用頻度(概算)
年間稼働日数:130 日
年間使用人数:延べ 80 人