Quick Start of WinCC V6

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Quick Start of the WinCC V6.2
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目次
2004/07...........................................................................................................................1
目次 ..............................................................................................................................2
はじめに..........................................................................................................................3
1. WinCC Project の作成 ................................................................................................7
1.1 Tag Management の設定.......................................................................................7
2. Graphics Designer の設定 ..........................................................................................9
2.1 画面の基本設定.....................................................................................................9
2.2 画面ファイルの作成............................................................................................10
3. Tag Logging の設定 ..................................................................................................18
4. Alarm Logging の設定 ..............................................................................................22
4.1 Alarm Logging の起動.........................................................................................22
4.2 Alarm Window の設定.........................................................................................23
5. Script の設定.............................................................................................................24
5.1 画面切替 .............................................................................................................24
5.2 ボタンのスクリプト............................................................................................26
5.3 VB スクリプトの作成 ..........................................................................................28
5.4 スクリプトの診断 ...............................................................................................28
6. ユーザ管理 ...............................................................................................................30
7. Report Designer の設定............................................................................................31
8. Cross Reference の使用 ............................................................................................33
ご注意!
1. 本書の内容は、予告なしに変更することがあります。
2. 本書の内容につきましては万全を期していますが、万一、誤字、脱字、不明な点がございましたら弊社までご連絡
ください。
3. 本書の内容は現在のソフトウェア及びハードウェアについて記載されています。これがバージョンアップした場合
には操作方法、スペック等が変更される場合があります。
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ー)をすることは禁止しております。このような行為を行った場合は著作権の侵害となりますのでご注意下さい。
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はじめに
この解説書は、WinCC V6 のクイックスタート用の解説書です。本文は、英語文、独語文
の解説書から抜粋、修正、追加したものです。
また、次に示すサンプルプログラムをもとに作成しております。
ランタイムスタート画面:
Display Tag:
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Trend Window:
Silder Window:
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Alarm Window:
Script Window:
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User Admini Window:
サンプルプログラムのファイルが欲しい方は、シーメンス(株)までご連絡下さい。
各エディタの詳細については、WinCC オペレーションマニュアルを参照ください。
また、C スクリプト、VB スクリプトの WinCC 標準関数については、”WinCC Information
System”を参照するか、Global Script を開いてオンラインヘルプにて表示することもでき
ます。WinCC Information System の参照方法は以下のとおりです。
スタート->SIMATIC->WinCC->WinCC Information System で参照できます。
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1. WinCC Project の作成
WinCC のプロジェクトを作成するには、スタートメニューから
スタート->SIMATIC->WinCC->Windows Control Center 6.0
をクリックします。
WinCC でファイルの”新規作成”をクリックします。
(プロジェクトが既に開いているの場合
はプロジェクトを閉じてください)
プロジェクト種別で”シングルユーザプロジェクト”にチェックします。
プロジェクト名を入力します。
WinCC Explorer で、Editor が表示されます。
1.1 Tag Management の設定
Tag Manager で PLC との通信ドライバを設定します。
ここの例では、SIMATIC S7-300 で TCP/IP を使用します。
Tag Manger の右クリックから、”Add New Driver”をクリックします。
SIMATIC S7 Protocol Suite.chn を
選択し、”開く”をクリックします。
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コネクションの設定
SIMATIC S7 Protocol Suite->TCP/IP の
右クリックから、
New Driver Connection をクリックします。
Connection Properties が表示されます。
Name を入力し、Properties をクリックします。
IP Address, Slot Number を入力します。
System Parameterの設定を行います。ここで、通信で使用する PC のカードを指定します。
TCP/IP の右クリックから、System Parameter を選択します。
プルダウンメニューから、使用する通信カードを指定します。
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PLC との通信タグを作成します。コネクションの右クリックから New Tag を選択します。
タグの名前を入力し、タグのタイプを選択します。Select ボタンをクリックします。
PLC 側のアドレスを指定します。
アドレス名称については、Step7 での
名称を踏襲します。
I:入力、Q:出力
M:メモリビット
DB:データブロック
2. Graphics Designer の設定
2.1 画面の基本設定
表示画面ファイルを作成します。ここのサンプルの表示画面ファイルは、ベース画面でサ
ブ画面を切替えるように作成します。
Start picture
Overview
Keyboard
Workspace
ベース画面:Start_pictture でその上に Overview,Keyboard と Workspace の3つサブ画面
ファイルを貼り付けます。(Picture Window を貼り付けます)
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2.2 画面ファイルの作成
Overview ファイルの作成は、
WinCC Explore で Graphics Designer の
右クリックから”Open”をクリックします。
“New picture”を選択すれば、新しいファイルが
作成されます。
Graphics Designer の編集画面が表示されます。最初に、作成環境言語を確認してください。
ツールバーの View から Language をクリックします。
画面サイズを確認します。画面中の右クリックから”Properties”をクリックします。
オブジェクト名
Properties->Geometry で、Window Width(幅):1024, ,Window Height(高さ):70 にします。
ビットマップを画面上で使用するには、Object Palette->Smart objects->Graphics Object
をドラッグ&ドロップすると、使用するファイルを指定ボックスが表示されます。
ファイルを検索する場合は、Find をクリック
します。
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WinCC の Symbol Library に登録されているオブジェクトを使用して、終了ボタンを設定
します。ツールバーから
をクリックします。
Object Library->Operation->Screen Element
から Exit Runtime をドラッグ&ドロップ
します。
めがねのマークをクリックすれば、画面
イメージが表示されます。
WinCC Runtime 終了の機能をオブジェクトに
付与するには、Dynamic Wizard を使用します。
Dynamic Wizard の WinCC Runtime Exit を
ダブルクリックします。
Wizard 画面が表示されます。
指示に従って、ボタンをクリックします。
Dynamic Wizard が表示されてない場合には、
ツールバーの View->Toolbars をクリックし、
Dynamic Wizard にチェックすれば表示
されます。
言語切替えボタンを設定します。Object Palette から Controls の Siemens HMI Symbol
をドラッグ&ドロップで設定します。オブジェクトをダブルクリックし、表示内容を星条旗、
日の丸に変更します。
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Static Text にて、固定文字を設定します。(希望の文字を設定します)
Object Palette の Standard Object->Static Text をドラッグ&ドロップします。
ドラッグ&ドロップしたオブジェクトの
右クリックから、プロパティを表示させます。
プロパティでフォント->テキストの?????をダブルクリックし、表示する文字列を入力しま
す。なお、改行する場合には、Ctrl+Enter で改行できます。
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Keyboard 画面の作成
Graphics designer で 新 規 フ ァ イ ル を 作 成 し 、 Properites->Geometry->Picture
Width,Picture Height を 165, 698 に設定します。(表示ファイルの大きさを決定します)
Picture Width : 165
Picture Height : 698
縦長の Window になる。
時計の設定
Object Palette->Controls->WinCC Digital/Analog をドラッグ&ドロップで設定します。
オブジェクトをダブルクリックすれば、プロパティが表示されます。
“Analog Display”のチェックをはずすと Digital 表示の時計になります。
ボタンの設定
Object Palette->Windows Object ->Button をドラッグ&ドロップで設定します。
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Text 部分にボタンへ表示させる文字列を設定します。日本語表示をする場合には、Font を
日本語 Font にしなければなりません。
このボタンで画面表示切替えを行うようにします。画面切替えに必要な分のボタンを設定
します。
Workspace 画面の作成
Graphics Designer で新規ファイルを作成します。
プロパティで、Geometry->Picture Width,
Picture Height を 859, 698 に設定します。
このファイル上に適当な Bitmap ファイルを貼り付けます。
Object Palette->Smart Object ->Graphic Object をドラッグ&ドロップで設定します。
Bitmap ファイル設定ボックスが表示されます。
ファイルを検索する場合には、Find ボタンをクリック
します。
その他の修飾は、自由に行ってください。
Startpicture ファイルの作成
これまで作成した、Overview, Keyboard, Workspace の3つのファイルを1つのファイル
上に引き込み、設定します。
Graphics Designer で新規ファイルを作成します。
3 つ の エ リ ア に 分 け て 、 3 つ の フ ァ イ ル を 引 き 込 み ま す 。 Object Palette->Smart
Objects->Picture Window をドラッグ&ドロップで設定します。
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Picture Window のプロパティで
Picture Y : 70, Window Width : 165,
Window Height : 698 に設定します。(Keyboard ファイルと同じ大きさ)
同様に、Overview ファイル用に Picture Window で
Picture X : 0, Picture Y : 0, Window Width : 1024, Window Height : 70 で設定します。
また、Workspace 用に
Picture X : 165, Picture Y : 70, Window Width : 859, Window Height : 698 で設定します。
それぞれの Picture Window のプロパティで、Miscellaneous->Picture name の部分に先に
作成した、ファイルを指定します。
ダブルクリックすれば、
画面ファイル表示ボックス
が表示されます。その中から
選択します。
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I/O Filed の画面
Graphics Designer で新規ファイル作成し、画面プロパティで
Geometry->Picture Width : 859, Picture Height : 698 に設定します。
Workspace と同じ大きさに設定します。
次に、Object Palette->Standard Objects->Static Text をドラッグ&ドロップで設定します。
プロパティのテキストに”Display Tag value”と設定します。
同様に”Binary”, “Byte”, “String”, Signed”, “Scaling”の Static Text を設定します。
PLC からの Tag データを表示する I/O Field を設定します。
Object Palette->Smart Objects->I/O Field をドラッグ&ドロップで設定します。
ドラッグ&ドロップすると Configuration Box が表示されます。ここで、Tag の部分に PLC
との通信 Tag を指定します。
該当の Tag を選択します。
をクリックすると Tag list が表示されます。Tag List から
ここでは、SIMATIC S7 PROTOCOL Suite->TCP/IP から Binary1 という tag を指定して
います。Update サイクルを希望する時間に設定します。
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同様に、Byte Tag, String Tag, Signed Tag, Scaling Tag の設定を行います。
次に、バーグラフとスライダーの設定を行います。
Object Palette->Smart Objects->Bar, Object Palette->Windows Object->Slider Object を
ドラッグ&ドロップで設定します。
バーを設定すると Configuration box が表示
されます。I/O Field と同様に Tag と Update
サイクルを設定します。
I/O Field をドラッグ&ドロップで設定します。Tag をバーグラフとスライダーと同じにし
ます。完成画面は以下の通りです。
PLC との通信タグ
同じタグ。
同じタグ。
内部タグ
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3. Tag Logging の設定
トレンドグラフなどのデータロギングを
行うには、Tag Logging で Tag の登録を
行う必要があります。Tag を登録するには、
WinCC Explore の Tag Logging で右クリック
から”Open”をクリックします。
Tag Logging で、最初に Archive database を登録します。
Archive の右クリックから”Pre-Setting->Process Archive”をクリックします。
Archive name にアーカイブ名を入力します。次に Archive Wizard を起動します。
Archive の右クリックから Archive Wizard をクリックします。
Next ボタンをクリックします。
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先に登録した Archive 名が表示されます。
Select ボタンをクリックすると、Tag list が表示されます。ここで Tag を選択するとも
できます。後で選択登録することもできます。
登録した Tag のプロパティには、スキャンサイクルなどが設定できます。
スキャンサイクルは、最少で 500ms の設定が可能で、スキャンデータの時間間隔での
最大値、最少値、平均値などが収集できます。
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Tag Logging で登録したデータをグラフ、表形式で表示するには、Graphics Designer で
新規ファイルを作成し、Object Palette->Control->WinCC Online Trend Control をドラッ
グ&ドロップで設定します。
ドラッグ&ドロップすると Properties Box が表示されます。ここで、Window Titol などを
設定します。また、タブの Curves で表示したい Tag を指定します。
Trend1:1 本のグラフを意味します。
1座標に複数本表示させる場合は、
を
クリックすれば、追加されます。
をクリックし、Tag を選択します。
その他の設定:
トレンドグラフの名前、
表示形式、色
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座標軸を統一する、座標軸の単位を表示する設定があります。
3本のグラフを表示する場合の例。
時間軸は共通化設定しています。
3本のグラフを別々の座標軸で表示する場合の例:
同様に形式での表示の場合は、Object Palette->Controls->WinCC Online table Control を
ドラッグ&ドロップで設定します。
その他の設定は、グラフ形式表示とほぼ同じです。
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4. Alarm Logging の設定
PLC からのアラーム情報、イベントメッセージを
表示するには、Alarm Logging にてタグを登録する
必要があります。
4.1 Alarm Logging の起動
Alarm Logging を起動するには、
WinCC Explore で Alarm Logging の右クリックから
“OPEN”をクリックします。
Alarm Logging 編集画面は、 Block Window,
Element Window, Message Window の3つ
からなり、Message Window でタグ登録、
表示するメッセージの登録を行います。
・ Block Window
・ Element Window
・ Message Window
Message Window で、Message Tag の部分を
ダブルクリックすると、Tag List が表示され、
タグリストの中から Alarm Tag に該当するタグ
選択します。
メッセージを登録するには、Message Window の
該当するラインの右クリックから、メッセージ
プロパティを開きます。Text タブで、message
text の部分に設定します。Info Text は、メッセージが表示された場合のヘルプ情報的な使
い方をします。
Text タブ:
Info Text->ヘルプ情報
Message Text->アラーム情報
Blockxx->ユーザテキスト
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4.2 Alarm Window の設定
Alarm Logging で設定した情報を、ランタイムで表示させるには、Graphics Designer で
Window 上に貼り付けることが必要です。
Graphics Designer を開き、新規ファイルを
作成します。Object Palette->Controls->
WinCC Alarm Control をドラッグ&ドロップで
適当な位置、大きさで設定します。
WinCC Alarm Control properties が自動的に表示されます。オンライン中の Window にタ
イトルを表示する場合には、Window Title に設定します。Display にチェックを入れます。
オンライン中の表示する Alarm Window の表示項目、テールバー、ステータスバーなどの
表示・非表示などの設定を行うことができます。これらの項目を設定するには、 Alarm
Window の部分をダブルクリックすれば、Alarm Window properties が開きます。
Message Block の Selection でチェックしなければ、Message Line の部分で表示されませ
ん。Message Line の Elements of the Message Line に設定しなければオンライン上で表示
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されません。また、Elements of the Message Line での上からの順番がオンライン上での
左側からの順番になります。
Properties での設定
--------------à
オンライン上の表示
5. Script の設定
画面切替え、C スクリプト及び VB スクリプトの設定は、2つ方法があります。画面上のボ
タンや Static Text などのプロパティイベントに設定する方法と Global Script から設定す
る方法があります。
5.1 画面切替
最初に画面上のボタンなどに設定する方法は、
画面上のボタンのプロパティを開きます。
該当オブジェクトの右クリックから、
Properties をクリックします。
オブジェクトのプロパティが表示されます。
Events タブの Mouse->Mouse Action の矢印の右クリック->C-Action をクリックします。
C-Action(スクリプト)編集画面が表示されます。
* Mouse イベントには、右クリック、左クリックなどがあります。
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設定例:オンライン画面上の一部の表示を変更する。
SetPicutreName ( “表示中の画面ファイル”,”オブジェクト名”,”切替え先ファイル名”);
の
設定になります。
なお、サンプルの各ボタンの設定以下のとおりです。
Slider => SetPictureName(“ex_0_startpicture_00”,”workspace”,”Grafani.pdl”);
TrendWindow=> SetPictureName(“ex_0_startpicture_00”,”workspace”,”trend_1.pdl”);
AlarmWindow=> SetPictureName(“ex_0_startpicture_00”,”workspace”,”alarm_1.pdl”);
Script=> SetPictureName(“ex_0_startpicture_00”,”workspace”,”IO_Field.pdl”);
UserAdmini=>
SetPictureName(“ex_0_startpicture_00”,”workspace”,”Native_User_Admini_Animation
.pdl”);
その他の画面切替えの例として、workspace 内のボタンから画面を切替える例を示します。
Next ボタンの右クリックからプロパティを表示し、Event->Mouse->Mouse Action の右ク
リックから Direct Connection をクリックします。
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Constant : 切替え先ファイル名
Current Window : Properties ->
Picture Name で設定
現在表示中の Window に指定した、ファイルに切替えます。
なお、ボタンを状態を無効にするには、
Properties->Miscellaneous->Operation-Control
を”No”に設定します。
文字表示状態が白抜きになります。
5.2 ボタンのスクリプト
ボタンのスクリプト設定例として、タグへのデータ設定を示します。
Graphics Designer で新規ファイルを作成し、ボタンを設定します。
ボタンの右クリックから、Properties をクリックすればプロパティが表示されます。
Events->Mouse->Mouse Action の右クリックから、C-Action をクリックします。
先の画面切替えと同様に C-Action(スクリプト)編集画面が表示されます。
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ここでは、SetTagBit(“Tag1”,1);の設定を行っています。
Tag1 というタグに”1”を設定します。タグのタイプによって、関数が用意されています。
タグへの書き込み関数。
なお、各関数の詳細は、スタートメニューから SIMATIC->WinCC->WinCC Information
System を開き、WinCC の操作->”ファンクションとアクションの作成”->”ファンクション
およびアクションでのDLLの使用”を参照ください。
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Error C ボタンのスクリプト
SetTagBit(“Tag2”,1);
/* 存在しないタグ名を指定 */
5.3 VB スクリプトの作成
C スクリプトと同様に VB スクリプトを作成することができます。
ボタンのプロパティで
Events->Mouse->Mouse Action の右クリックから
VB-Action をクリックします。
C スクリプトと同様にタグにある値を設定するスクリプトを示しました。
VB スクリプトについても同様に詳細は、WinCC Information System を参照ください。
5.4 スクリプトの診断
作成したスクリプトをオンライン中にデバッグ診断することができます。
診断情報を表示させる Window を Graphics Designer で
設定することにより情報を表示させることができます。
Object Palette->Smart Objects->Application Window を
ドラッグ&ドロップで設定します。
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Cスクリプト、VBスクリプトのプロジェクト関数の作成方法を示します。
WinCC Explore で Global Script 右クリックから
Open C Editor をクリックします。
VB の場合は、Open VBS Editor をクリックします。
C Editor 編集画面で、New Project Function
をクリックします。
編集 Window が開きます。
関数機能を記述します。
ボタンでコンパイルします。
ボタンでタグリストが表示されます。
Save as(名前を付けて保存)します。
Global Script で保存した場合には、
Graphics Designer での C スクリプト
編集画面で参照することが可能です。
Global Script で作成したプログラムは
C関数として起動することも可能です。
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6. ユーザ管理
WinCC オンライン(ランタイム)で、画面操作する
保守者(ユーザ)に制限を設けることができます。
WinCC Explore の User Administrator の右クリックで
“Open”をクリックします。
User Administrator で使用するユーザ、管理者などの
名前、パスワードを設定します。
Administrator の右クリックから、”Add user”を
クリックします。ユーザ名、パスワード設定
ボックスが表示します。
User Administrator で設定したユーザ名、パスワードを画面のオブジェクトに反映させる
には、Graphics Designer で各オブジェクトに設定します。
設定例として、Login ボタンでの設定を
示します。
ボタンのプロパティで Event->
Mouse->Mouse Action で Login
Window の表示・設定をスクリプトで
作成します。
ここで表示する Login Window は、
MS-Windows に付属している Window
を使用しています。
なお、独自の Window を表示する場合には、ユーザで作成する必要があります。
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スライダーバーへの使用制限設定は、
次の通りです。
スライダーバーのプロパティの
Miscellaneous->Authorization に
設定します。制限事項については、
WinCC Information System の
WinCC Operation -> Setup to the User Management -> Overview Authorization を参照
下さい。
なお、スライダーバーとメータ間の設定は以下の通りです。
スライダーバー側の設定:
プロパティのイベント->
その他->変更
(Properties->Event->
Miscellaneous->Process Diver
Connection->Change)で、出力値を
出すようにします。
7. Report Designer の設定
日報、月報のユーザフォートを作成し、印刷する場合に Repot Designer を使用します。
最初にユーザフォーマットを作成、印刷の
Window ジョブを設定します。
WinCC Explore の Report Designer で
右クリックから”Open page layout editor”を
クリックします。
レイアウト編集には、ページレイアウトと
ラインレイアウトがあります。
ラインレイアウトは、ラインプリンター
出力用です。
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Page layout editor 画面:
基本的な操作は、Graphics Designer と同じです。
例として、タグの値を印刷する場合の設定を示します。
Object Palette の Dynamic objects->Tag をドラッグ&
ドロップで設定します。タグリストが表示されますので、
タグを選択します。
タグの印刷の場合には、印刷ジョブが起動された
時点の値が印刷されます。
日報、月報などでタグの値を印刷する場合には、
内部タグに保存してから時間毎の印刷をする
ことをお勧めします。
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作成したレイアウトを印刷する際に、カバーページが
自動的に印刷されます。デフォルト設定でカバーページ
を印刷するようになっています。
Properties->Miscellaneous->Cover sheet
Final Page を印刷する場合には、
Yes に設定してください。
8. Cross Reference の使用
作成したプロジェクトデータをオブジェクト間のつながりを表に作成することができます。
WinCC Explore の Cross Reference の右クリックから
“Open”をクリックします。
データが表示されてない場合には、データアップデート
して、データブロックを作成する必要があります。
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表示形式を選択します。
データの表示例:
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