フレックス大学院コース生 - フロンティア有機材料システム創成 フレックス

フレックス大学院に関するQ&A
(平成 26 年 05 月 21 日改訂)
● フレックス大学院コース生選抜について
Q:選抜試験の詳細を教えてください。
A:フレックス大学院で学ぶには、山形大学大学院理工学研究科博士前期課程(工学系)に合格し、フレックス大
学院のコース生選抜試験に合格する必要があります。本年度(平成 26 年度)の第 1 回コース生選抜試験は 9
月 12 日(金)、第 2 回選抜試験が 3 月上旬に行われる予定です。9 月実施の第 1 回選抜試験募集要項は、ホ
ームページからダウンロードできます。
Q:コース生を選抜する時の専攻などの内訳はありますか?
A:専攻別の内訳などはありません。グローバルリーダーの素質を持った優秀な候補者を獲得する観点から、山
形大学工学部以外の出身者を 50%以上にすることを目標としています。山形大学大学院理工学研究科(工学
系)以外の他大学に在籍する博士課程前期 1 年生、高等専門学校専攻科卒業生・卒業予定者の方も出願可能
です。該当する出願希望者は出願前にあらかじめフレックス大学院事務室までご連絡ください。
Q:現時点ですでに博士前期課程 1 年です。フレックス大学院に入るには、退学をして再入学をすることになりま
すか?取得した単位はどうなりますか?
A:受験時に、山形大学大学院理工学研究科博士前期課程 1 年生も、コース生選抜試験を受験できます。この
場合、所属の博士前期課程(M2 相当)にそのまま進級することとなり、コース 2 年次(M3 相当)の時点で QE を
受け、コース 3 年次に進級できます。退学、再入学の必要はありません。すでに修得した単位もそのまま認めら
れます。5 年の修業年限を4年で終える「早期学位授与システム」の適用も可能です。
Q:社会人は受験可能ですか。
A:「社会人枠」で受験することができます。ただし、ものづくり技術経営学専攻(MOT)以外は平日昼間に講義が
あります。また、MOT 専攻でも価値創成キャリアデザイン科目や副専攻・他専攻科目を受講するため、1, 2 年次
(博士前期課程 M1、M2 相当)は、最低でも週一回平日に来学頂く必要があります。勤務形態により履修が難し
い場合もありますので、別途ご相談下さい。また、会社に雇用されている方に対し、奨励金は支給しませんので
ご了承ください。
Q:有機デバイス工学専攻でなければフレックス大学院に合格できないようなことはありますか?
A:ありません。すべての専攻から、フロンティア有機材料システム分野という新しい学問領域を創成し、価値創
成グローバルリーダーたらんとする方を募集します。
Q:英語力においては TOEIC 等の目標成績などはありますか?
A:選抜試験において、出願時に提出した TOEIC または TOEFL の成績を参考にいたします。入学後は、講義、
Qualifying Examination や博士論文、国際シンポジウム企画や寮生活など、あらゆる場面で英語でのコミュニケ
ーションが求められます。卒業時の目標に関しては、各自のキャリアパスに基づき、自分で設定していただきま
す。
Q:TOEIC・TOEFL の成績証明書の提出が必要とありますが、TOEIC-IP のスコアレポートでもよいでしょうか?
また、成績証明書・スコアレポートは、コピーでも大丈夫でしょうか?
A:TOEIC-IP のスコアレポートでも大丈夫です。ただし、成績証明書・スコアレポートについては、コピーは不可と
なりますのでご注意ください。成績証明書・スコアレポートの再発行については下記のHPをご覧ください。
http://www.toeic.or.jp/toeic/guide04/guide04_04.html この HP によると、次の方法で再発行してもらえるようで
す。
① TOEIC 成績証明書の場合:
公式サイトから「再発行依頼書」をダウンロードし、定額小為替(500 円分)を同封して(一財)国際ビジネスコミュ
ニケーション協会に郵送する。
② TOEIC-IP スコアレポートの場合:
TOEIC-IP 実施団体に「スコアレポート再発行」をお願いする(有料)。
※山形大学工学部出身者の方へ
「英語 A」「英語 B」で受けた TOEIC-IP のスコアを学生サポートセンター(学務課)で再発行できます(但し平成
24 年 4 月 1 日以降に受験したものが有効となります)。詳しくは学務課へお問い合わせ下さい。
Q:TOEIC の点数が低いのですが、TOEIC の点数による足切はありますか?
A : TOEIC の点数のみで判断するのではなく、成績証明書、外部テストの成績証明書(TOEIC・TOEFL・TOEICIP)、Application Essay、並びに選抜試験の成績を総合して判断します。
● フレックス大学院の制度について
Q:フレックス大学院に入ると専門分野や研究に対する時間が減ってしまうのが不安です。研究テーマを変更し
たり、自分の集中したい分野 1 つだけでなく、他も勉強するのは大変そうです。
A:フレックス大学院は、博士後期課程が狭い専門領域のみの教育研究しか行っておらず、社会的要請に応え
ていないという問題を解決するために設置したものです。コース生には、グローバル企業、大学、研究機関にお
いて、イノベーションを先導していく価値創成グローバルリーダーとなることが期待されています。専門の研究領
域のみに集中したい方は、日本学術振興会の特別研究員制度などに応募することをお勧めします。
Q:5 年一貫で博士を目的としたコースですが、2 年目を終了した時点で修士の取得もできますか?
A:できません。本コースでは 2 年目での修了はなく、修士号の学位取得もありません。5 年一貫で、グローバル
に活躍できる博士を育成するコースです。履修や研究の進行状況からコースを継続できないと判断された場合、
フレックス大学院を脱退していただきますが、通常の専攻に戻って修士号を取得することは可能です。
Q:社会人にも対応していますか?
A:ものづくり工学専攻(MOT)では土日授業を行っていますので、MOT を主専攻とすることで社会人にも対応し
ます。履修計画はフレキシブルな形になっており、自分の計画に沿ってカリキュラムを組み立てることができます。
ただし、価値創成キャリアデザイン科目や副専攻・他専攻科目を受講するため、1、2 年次(博士前期課程 M1、
M2 相当)は、最低でも週一回平日に来学頂く必要があります。
● フレックス大学院の内容について
Q:主専攻はいずれの専攻でも良いのでしょうか?
A:主専攻・副専攻のいずれかを「機能高分子工学専攻」または「有機デバイス工学専攻」で取っていただくことに
なります。2 専攻の横断的な知識を習得することになります。
Q:現在 M1 ですがフレックス大学院に入った場合、現在の研究テーマを替える必要がありますか?
(もしくは B4 で、卒論→修士論文のテーマを続行する場合を含む)
A:わざわざテーマを替える必要はありません。テーマは主担当教員とよく話し合って決定してください。
Q:主専攻、副専攻ではどのようなものが選べるのか、具体的に分かるものはありますか?
A:開講科目は、学生便覧又はシラバスを参考にして下さい。シラバスについては、ホームページでも確認できま
す。博士前期課程シラバス(http://campus3.kj.yamagata-u.ac.jp/syllabus/2014km/top.htm)、博士後期課程シラ
バス(http://www2.yz.yamagata-u.ac.jp/jimu/dcsyllabus/dcsirabasu.html)を参考にして下さい。
Q:メンター制度の詳細を教えてください。
A:フレックス大学院に関わる教員や博士研究員、先輩がメンターとなり、コース生に対応します。メンターの役割
は、コース生の個別の相談役です。研究や授業、生活に至るまで、スムーズに進むようアドバイスを行います。
Q:QE を受ける要件に「学会発表 1 件」とありますが、コースワークで実施する SmaSys (International
Conference of Smart Systems Engineering) での発表は含まれますか?
A:SmaSys 国際学会での発表でも大丈夫です。
Q:フレックス大学院コース生の所属は主専攻の研究室になりますか?
A:はい。フレックス大学院コース生になっても、主指導教員のもとで続けて研究を行っていただきます。
Q:国際共同研究(長期海外インターンシップ)で海外に行くのはいつになりますか?研究に合わせて時期を決
めたり、何回かに分けて行くことは可能ですか?
A:コース 3、4 年次(博士後期課程 D1、D2 相当)に行い、単位取得に必要な期間は 1 か月から最長で 6 か月
間です。夏休み・冬休みに行くこと、研究に合わせて何回かに分けて行くことは可能です。期間が 6 か月以上に
なる場合は関連教員との相談が必要になります。
Q:指導教員グループはどのように決めるのでしょうか。
A:コース 1 年次の 10 月に、コース生の主専攻・副専攻に基づいて、主指導、副指導教員を含めた3人以上の
指導教員グループを決定していただきます。
Q:指導教員グループの役割はどのようなものでしょうか。
A:コース2年次後期に行われるQEにおける審査委員、博士論文の審査及び最終試験における審査委員をお
願いする予定です。
Q:フレックス大学院最終試験はどのような内容でしょうか?
A:グローバルリーダーとしての資質を問う口頭試問を行う予定です。
● フレックス大学院コース修了後について
Q:就職活動において、会社側から見たとき、フレックス大学院で博士をとった人と、普通の博士をとった人は何
が違うのかわかるのでしょうか?
A:コース生は、グローバル企業と連携しつつ、将来グローバルリーダーとなるための教育を受けます。従って、
コース修了後はグローバル人材として保証されることになります。
● 奨励金について
Q:奨励金について教えてください。
A:平成 27 年度入学コース生の方には奨励金として月額 15 万円が支給される予定です。奨励金は毎月指定
日に皆さんの口座へ振り込まれます(4 月・5 月分については 5 月にまとめて支給される予定です)。ただし、本
支援内容は年度毎に見直され、平成 31 年 4 月 1 日以降は支援できない可能性があります。奨励金に関する
ルール・必要提出書類に関しては、来年のフレックス大学院入学時期に連絡します。
Q:奨励金は所得税の確定申告が必要となりますか?
A:リーディングプログラムの奨励金は「雑所得」として扱われるため、確定申告が必要となります。プログラム入
学以降の勉学・研究関連出費に関する領収書は、申告合計額に関連してきますので、全て必ず保管しておいて
ください。入学の際に再度詳細を連絡しますが、平成 26 年度入学のコース生の方の確定申告は、平成 27 年初
頭です。
確定申告は個人の責任の元に行うものです。また世帯構成などにもより申告額も個人で変わります。申告に関
する詳細の問い合わせは、各自が税務署へ連絡することになります。国税庁ウェブサイト上の、確定申告の手
引き(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm)には、確定申告に必要なことや書式のダ
ウンロードが簡単にできるようにもなっています。
Q:奨励金の受給に関し、扶養から外れる必要がありますか?
A:被保険者の保険の種類によっても扶養を外れる条件や手続きが異なりますので、まずは被保険者が加入す
る保険先(勤務先等)から、奨励金について問い合わせ、確認を取ってください。米沢市役所国保年金課による
と、基本的には、奨励金の年収が 130 万を超えた場合フレックス大学院、社会保険(健康保険・厚生年金保険)
は扶養から外れることになるそうです。
Q: これまでの扶養から外れる場合は、健康保険はどうすればよいですか?
A: 米沢市役所国保年金課によると、健康保険に未加入の時期が無いよう国民健康保険に加入しておく必要が
あるとのことです(さかのぼっての加入も可)。加入の手続きには、扶養を外れるまで加入していた保険先から、
証明書類等も必要となります。まず扶養義務者を通して、これまでの保険先から外れる手続きの確認を取ったう
え、米沢市役所国保年金課(国民健康保険担当)に直接電話で必要になる書類を問い合わせ、国民健康保険
加入手続きを進めてください。
米沢市役所国保年金課(国民健康保険担当)(0238) 22 5111 内線 3401
Q:奨励金を受取る際の注意事項はありますか?
A:奨励金規程に
1)
受給開始日から一年以上継続して当コースに所属すること
2)
他の奨学金を受給しないこと(どうしても受給が不可欠な場合は「競争的資金応募伺」の提出が必要です)
3)
原則として就労を行わないこと
と定められています。詳細についてはフレックス大学院HPの「奨励金規程」をご覧ください。
http://ifront.yz.yamagata-u.ac.jp/dl/kitei.pdf
なお、本コースの支援内容は年度毎に見直され、平成 31 年 4 月 1 日以降は支援できない可能性があります。
● 院生寮について
Q:院生寮はいつから入居が可能ですか?
A:平成 27 年度入学のコース生は平成 27 年 4 月 1 日から入居が可能です。
Q:院生寮の賃料はいくらになりますか?
A:月額 37,000 円です(予定)。そのうちフレックス大学院が補助する額は 17,000 円、コース生の皆さんの負担
額は 20,000 円の予定です。毎月、各自で会計課財務会計担当へ負担額を支払って頂きます。ただし、本支援
内容は年度毎に見直され、平成 31 年 4 月 1 日以降は支援できない可能性があります。
Q:敷金について教えてください。
A:敷金(賃料 1 か月分、37,000 円の予定)はフレックス大学院が支払いますが、退寮の際に部屋の修理が必要
となる場合は、修理負担額を請求いたします。
Q:寮の諸経費(インターネット・光熱水費・駐車場代)の支払いはどうなりますか?
A:共益費、光熱水費、駐車場代(車を持っている方のみ)は皆さんの負担となります。寮を管理している両銀ビ
ルから直接請求があります。インターネットの接続料はプロバイダーに直接支払うことになります。
Q:共益費、駐車場代の金額はいくらですか?
A:平成 26 年 5 月 7 日現在で共益費 3,000 円/月、駐車場代(車所有者のみ)5,000 円/月ですが、詳細は各自
が両銀ビルへ連絡し、金額を確認、支払うことになります。
● その他
Q:将来的な見通しとして、5 年後もこのフレックス大学院は存続しているのでしょうか?
A:フレックス大学院は、平成 31 年 3 月 31 日まで存続予定です。その後もシステムを改良しながら存続予定で
す。
Q:英語を基本的なところから教えてもらえる授業は受けることができますか?
A:フレックス大学院は、グローバルリーダーを養成することを目的としています。希望するコース生には英語力
を伸ばす機会が種々提供されています。例えば、英語力向上セッションやネイティブ講師によるランチチャットが
あります。コース生のレベルに合わせて教えてもらえますので、基本から上級レベルまで学ぶことが出来ます。
Q:フレックス大学院に参加しているコース生はどのような研究をしていますか?
A : H25 年度入学コース生の紹介と研究タイトルは、フレックス大学院 HP を参考にご覧ください。
http://ifront.yz.yamagata-u.ac.jp/student.cgi