基礎講座 第2回目 PQ図、粗利益率、損益分岐点比率 (1)PQ図(変動

基礎講座
第2回目
PQ図、粗利益率、損益分岐点比率
(1)PQ図(変動損益計算書)
・変動損益計算書を活用し、費用を変動費と固定費に分解します。
・変動費
・・・
売上の変化に応じ、変動する費用
(仕入・外注費など)
・固定費
・・・
売上の変化に関係なく、毎期一定額発生する費用
(人件費・家賃・支払利息など)
・費用をこの二種類に分解することで、正確な粗利益率を求めることが出来ます。
(2)粗利益の最大化
・粗利益を伸ばすための4つの方法
①売価のアップ
・・・
品質を向上させ値上げを行う
②変動費のダウン
・・・
仕入値の見直し、内製化
③販売量のアップ
・・・
お客様を増やす
④粗利益率のアップ
・・・
①と②を組み合わせる
(3)損益分岐点比率
・損益分岐点とは?
売上高と費用がイコールとなる売上高のことです。
・損益分岐点比率とは?
売上高が下がってしまったときの余裕度を表します。
固定費
÷
粗利益
で算出する事が出来ます。
・損益分岐点比率を向上させるには?
①粗利益のアップ
・売上高のアップ
・販売単価のアップ
・販売数量のアップ
・粗利益率のアップ
・販売単価のアップ
・仕入単価のダウン
②固定費のダウン