Oracle環境での継続的な可用性の実現

ORACLE 環境での継
続的な可用性の実現
2013 年ミッション クリティカ
ルなアプリケーションの可用性
に関する調査
作者:Joseph McKendrick、
リサーチ アナリスト
作成:Unisphere Research
(Information Today, Inc. の一部門)
2014 年 1 月
協賛
2
目次
エグゼクティブ サマリー .................................................................................3
SLA(Service-Level Agreement)の遵守 ............................................................4
予期しないダウンタイムと計画的なダウンタイム...........................................8
ツール、テクノロジー、戦略 ........................................................................13
まとめ ............................................................................................................15
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
(INFORMATION TODAY, INC. の一部門)が EMC CORPORATION の協賛により作成しました。Unisphere Research は、Information Today, Inc. の一部門
であり、Database Trends and Applications 雑誌および 5 Minute Briefing ニュースレターの発行元である Unisphere Media のマーケットリサーチ部門
です。過去のレポートの概要を見るには、www.dbta.com/About_Us#Unisphere をご覧ください。Unisphere Media, 630 Central Avenue, Murray Hill,
New Providence, NJ 07974; 908-795-3701
3
エグゼクティブ サマリー
現在多数の組織は、業務効率、収益の可能性、信頼
以上の可用性が要求される SLA が設定されています。
される IT 環境を提供する能力に悪影響を及ぼしている、
つまり、必要なダウンタイムを 1 年間に 52 分未満に
ミッション クリティカルなアプリケーションのダウンタ
する必要があります。ただし、同数の回答者は、SAL
イムの広範囲にわたる発生、という大きな課題に直面し
を満たすことができるのは時々のみであり、十分頻繁
ています。この問題に対処するために、インフラストラ
に満たすことができないか、まったく満たしていない、
クチャ所有者と DBA は復元性を増大させるための戦略
と答えています。
を導入しました。ただし、その努力にもかかわらず、予
期しないダウンタイムと計画的なダウンタイムは依然と n 予期しないダウンタイムと計画的なダウンタイムは、
して広い範囲で発生しています。その結果、この調査に
広範囲で発生しています。回答者の 25% 以上は、過
より、ミッション クリティカルな Oracle ベースのアプ
去 1 年以内に 8 時間を越える予期しないダウンタイ
リケーションに対する現在の可用性戦略に回答者の 46%
ムを経験しており、回答者の 50% は、8 時間を越え
が満足していないことが分かりました。
る計画的なダウンタイムをスケジュールしています。
IOUG(Independent Oracle Users Group)および
これらの 2 つの問題は、IT ディレクターとデータベー
そのグローバル パートナー組織のメンバーである、315 名
ス所有者からの満足度が低い理由となっています。
のデータ マネージャーおよび専門家を対象に実施した
この新しい世界的な調査では、データベースとアプリ n 回 答者には、最も要求の厳しい SLA を満たすために
ケーションの継続的な可用性の確保という課題を調べ
適切なツールとテクノロジーが不足しています。現時
ました。この調査は、EMC Corporation が費用を負担
点では、ほぼ同時にレプリケーションをサポートでき
し、Information Today, Inc. の一部門である Unisphere
る可能性があるのは、3 分の 1 の企業だけです。
Research により実施されました。調査の回答者は、多様
なタイプの組織および業種でさまざまな役職に就いてい n 多くの企業は、複数のデータセンターを保持し、サイ
ます。
ト間でレプリケートしています。ただし、これらの戦
略は十分でない可能性があります。最低 2 つのデータ
データベースの可用性、復元性、課題、ソリューショ
センターと高速なレプリケーション ソリューションを
ンを詳しく調べたこの調査の主要なポイントと結果には、
備えた回答者のうち 46% が、現在の戦略に満足してい
次の内容が含まれます。
ない、と答えています。3 つ以上のデータセンターを
備えたサイトでは、この割合は 35% まで減少します。
n SLA(Service Level Agreement)の要求が厳しくな
りつつあり、アプリケーション所有者は SLA を満た
すのに苦労しています。システム停止が発生した場合
次のページには、現在の緊急を要するデータの可用
でも、数分内にエンド ユーザーがデータ リソースを 性に関する懸念、および IT 部門とその取引先がこれらの
利用できるようにする必要があります。調査対象の組 懸念に対処している方法に関する、最新の調査の結果を
織の約 4 分の 1 である 24% に、99.99%(フォーナイン) 示しています。
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
(INFORMATION TODAY, INC. の一部門)が EMC CORPORATION の協賛により作成しました。Unisphere Research は、Information Today, Inc. の一部門
であり、Database Trends and Applications 雑誌および 5 Minute Briefing ニュースレターの発行元である Unisphere Media のマーケットリサーチ部門
です。過去のレポートの概要を見るには、www.dbta.com/About_Us#Unisphere をご覧ください。Unisphere Media, 630 Central Avenue, Murray Hill,
New Providence, NJ 07974; 908-795-3701
4
SLA(Service Level Agreement)の遵守
SLA(Service Level Agreement)の要求が厳しくなりつつあり、アプリケーション所有者はそれを満たすのに苦労
しています。システム停止が発生した場合でも、数分内にエンド ユーザーがデータ リソースを利用できるようにす
る必要があります。調査対象の組織の約 4 分の 1 である 24% に、99.99%(フォーナイン)以上の可用性が要求され
る SLA が設定されています。つまり、ダウンタイムを 1 年間に 52 分未満にする必要があります。ただし、同数の回
答者は、SAL を満たすことができるのは時々のみであり、十分頻繁に満たすことができないか、まったく満たしてい
ない、と答えています。
現在のデータベースの可用性戦略を再評価する場
企業は、作業環境からどの程度のアップタイムを期
待していますか ? ほとんどの場合、(合計で 54% の)回 合、多くの回答者は、現状に満足していません。調査の
答者には、使用しているシステムで 99.9%(スリーナ 結果、回答者の約半数である 46% が、現在のデータベー
イン)以上の可用性が要求される SLA(Service Level スの可用性戦略に満足していないことが判明しました
Agreement)が設定されています。つまり、ダウンタ (図 4 参照)。2 つ以上のデータセンターを備えた回答者
イムを 1 年間に 8 時間以内にする必要があります。調 のうち合計で 42% が、現在の戦略に満足していない、と
査 対 象 の 組 織 の 約 4 分 の 1 で あ る 24% に、99.99% 答えました。内訳を見ると、2 つのデータセンターを備
(フォーナイン)以上の可用性が要求される SLA が設 えた回答者の 40%、3 つ以上のデータセンターを備えた
定 さ れ て い ま す。 つ ま り、 ダ ウ ン タ イ ム を 1 年 間 に 回答者の 43% が、現在の戦略に満足していない、と答え
ています(図 5 参照)。
52 分未満にする必要があります(図 1 参照)。
この調査により、IT 部門のかなりの割合が、SLA を
大多数の SLA 要求は、事業部所有者により提出され
ます。IT 部門のリーダーが、SLA 要求を 2 番目に多く提 満たすのに苦労していることが分かりました。少なくと
も 1 つのデータセンターについて聞かれると、回答者の
出しています(図 2 参照)。
SLA のほかに、RTO(目標復旧時間)は、ビジネス 4 分の 1 を越える 26% が、SLA を満たすことができる
がデータに接続し続ける必要がある緊急度を表すもう 1 のは時々のみであり、十分頻繁に満たすことができない
つの主要な指標です。これについても、厳しい要求があ か、まったく満たしていない、と答えています(図 6 参
ります。調査の結果、組織の 40% に 2 時間未満の RTO 照)。複数のデータセンターについて聞かれると、回答者
が設定されていることが判明しました。これは、災害が の 27% が、SLA を満たすことができるのは時々のみで
発生した場合、2 時間以内にすべてをリストアし、元ど あり、十分頻繁に満たすことができないか、まったく満
おりに稼働している必要があることを意味します。さら たしていない、と答えています(図 7 参照)。
に、回答者の 5 分の 1 以上が、組織に要求される RTO
は 1 時間未満であると答えています(図 3 参照)。
図 1:SLA(Service Level Agreement)のタイム フレーム
99.9% 未満の可用性
40%
(1 年間に 8 時間 45 分未満のダウンタイム)
99.9% 未満の可用性
30%
(1 年間に 8 時間 45 分未満のダウンタイム)
99.99% 未満の可用性
13%
(1 年間に 52 分未満のダウンタイム)
99.999% の可用性
11%
(1 年間に 5 分未満のダウンタイム)
その他
(丸めてあるため合計は 100% にはならない)
5%
0020406080100
20
40
60
80
100
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です。過去のレポートの概要を見るには、www.dbta.com/About_Us#Unisphere をご覧ください。Unisphere Media, 630 Central Avenue, Murray Hill,
New Providence, NJ 07974; 908-795-3701
5
図 2:SLA を要求している当事者
事業部所有者
45%
IT マネージャー / ディレクター 34%
CIO/CTO
33%
エンド ユーザー
30%
データベース チーム
23%
アプリケーション チーム
22%
データセンター チーム
13%
不明
6%
N/A
9%
0
20
100
0
20 40
40 60
60 80
80100
(複数回答が可能)
図 3:RTO(目標復旧時間)はどのくらいですか ?
1 時間未満
22%
1 ∼ 2 時間
20%
2 ∼ 4 時間
19%
4 ∼ 8 時間
12%
8 ∼ 24 時間
7%
24 時間
7%
1 日以上
5%
不明
8%
0
20
100
0
20 40
40 60
60 80
80100
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図 4: 回答者は、現在のデータベースの可用性戦略にどの程度
満足していますか ?
満足している 42%
非常に満足している 12%
満足していない 46%
図 5: 現在のデータセンターの可用性戦略に対する満足度
̶ データセンターの数別
nnnnn 非常に満足している
1 つのデータセンター
45%
55%
2 つのデータセンター
60%
40%
3 つ以上のデータセンター
56%
43%
nnnnn 満足していない
00 20
100
20 40
40 60
60 80
80100
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
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図 6:少なくとも1つのデータセンターで現在、
SLA(Service Level Agreement)を満たしていますか ?
はい
60%
時々
19%
十分頻繁に満たしていない
5%
まったく満たしていない
2%
不明
8%
N/A
6%
0
20
100
0
20 40
40 60
60 80
80100
図 7:複数のデータセンターで現在、
SLA(Service Level Agreement)を満たしていますか ?
はい
48%
時々
19%
十分頻繁に満たしていない
7%
まったく満たしていない
1%
不明
9%
N/A
15%
0
20
100
0
20 40
40 60
60 80
80100
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
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8
予期しないダウンタイムと計画的なダウンタイム
予期しないダウンタイムと計画的なダウンタイムは、広範囲で発生しています。合計で 50% の回答者が、過去
1 年間に 8 時間を越える計画的なダウンタイムをスケジュールしており、25% が過去 1 年間に 8 時間を越える予期し
ないダウンタイムを経験しました。これらの 2 つの問題は、IT ディレクターとデータベース所有者からの満足度が低
い理由となっています。
この調査では、予期しないダウンタイムを、ハード
ウェア、ソフトウェア、データベース コンポーネントの
不測の故障、あるいは人的エラーが原因で、システムを
通常の生産的な運用に使用できない時間として定義して
います。合計で回答者の 28% が、ミッション クリティ
カルなアプリケーションで 8 時間を超える予期しないダ
ウンタイムが発生したと説明しています。これは、SLA
で要求される 9.99%(スリーナイン)の可用性で許容さ
れるダウンタイムにほぼ相当します。これらの予期しな
いインシデントに加えて、累計で数時間に及ぶ計画的な
ダウンタイムがある場合、これらの企業は SLA を満たす
には程遠い状況になります(図 8 参照)。
ダウンタイムの平均的な時間当たりのコストは、関
与しているアプリケーションと、収益創出がそれらのア
プリケーションに依存している程度によって大きく変わ
りますが、ダウンタイムが多すぎると、数千ドル、また
は数十万ドルにも及ぶ損失が発生する可能性があります。
大規模なオンライン ビジネスでは、ダウンタイムの時間
当たりのコストがさらに高くなり、数百万ドルもの損失
を被る可能性があります。SLA は、ビジネスに対する計
算済みの損失率に基づいて決定されており、それらのサー
ビス レベルを満たさない場合には、コストが高くつく可
能性があります。
複数のデータセンターを備えた組織でも、予期しな
いダウンタイムが発生することはありますが、その影響
は著しく軽減されます。1 つのデータセンターのみを備
えた回答者の 40% が、過去 1 年間に 8 時間を超えるダ
ウンタイムがあったと説明していますが、2 つ以上のデー
タセンターを備えた回答者では、この割合は 28% に減少
しています。3 つ以上のデータセンターを備えた回答者
では、ほぼ 4 分の 1 が、依然として 8 時間を越える累計
ダウンタイムを経験していました(図 9 参照)。
多くの組織は、ネットワークの停止、サーバーの障害、
ストレージの障害、人為的なエラー、停電を原因として
発生する、予期しないシステム停止を経験しました。予
期しないダウンタイムの原因となった問題のほとんどは、
データベース ドメイン外で発生しています。このため、
データベース マネージャーはストレージ管理部門とネッ
トワーク部門のマネージャーと協力して、より復元性の
高いソリューションを設計する必要があります。過去
3 年間に最も頻繁に発生した問題のタイプについて聞か
れると、大多数の回答者がネットワークの問題を挙げた
ため、ネットワークの問題が 1 位となりました。サーバー
の故障も、システム停止の主要な原因として、回答者の
43% によって挙げられました。回答者の約 5 分の 1 であ
る 37% が、予期しないダウンタイム インシデントの多
くは、人的エラーが原因であると答えました(図 10 参照)。
予期しないダウンタイムが、企業のかなりの部分に
影響を与えている一方で、多数の組織はそのような中断
を軽減するために重要な目標を設定していないことは注
目に値します。この調査では、回答者のわずか 3 分の
1 である 36% が、今後 24 か月以内に計画的なダウンタ
イムの削減することを検討していることが分かりました。
大多数の組織では、これらの作業により 25% 未満の削減
を実現する予定です(図 11 参照)。
IT 部門がシステムとデータベースをメンテナンス、
アップグレード、移行目的でオフラインにするという、
計画的なデータベースおよびシステム停止は、予期しな
い停止よりも企業全体で一般的に発生しています。回答
者の半数は、過去 1 年間にミッション クリティカルなシ
ステムに影響を及ぼす計画的なダウンタイムが、合計で
8 時間以上あったと説明しています。回答者の 25% につ
いては、システムが意図的にオフラインにされていた時
間が合計で 24 時間を越えていました(図 12 参照)。
この調査で特定された、計画的なダウンタイムを実
施する最も一般的な理由は、システムのアップグレード、
サーバーのメンテナンス、データベースのパフォーマン
ス、データベースのメインテナンスでした。ある程度まで、
回答者はより大量のデータ、予想されるより大きいクエ
リの負荷や使用量の急激な増加に対応できるように、デー
タベースを一時的に利用不可能にする必要があることに
も言及しました(図 13 参照)。
計画的なシステム停止によるビジネスのコストは、
予期しないシステム停止によるコストよりもずっと少な
いと考えられますが、それでも計画的なダウンタイムが
発生した場合には、IT 部門と事業部所有者の両方で、継
続的な業務が中断される可能性があります。プライマリ
データベースがオフラインになる間、すべてのビジネス
要件に対応できるバックアップ ソリューションおよび方
法が必要とされるのと同時に、慎重な計画とコミュニケー
ションが必要となります。計画的なシステム停止が負担
になるかどうかは、ビジネスの性質、利用できなくなる
アプリケーション、それが利用できなくなる期間によっ
て決まります。
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
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図 8:過去 1 年間にわたる予期しないダウンタイム* の累計
* 不測の故障でシステムを通常運用できない
1 時間未満の予期しない
ダウンタイム
15%
1 ∼ 4 時間
26%
4 ∼ 8 時間
22%
8 ∼ 24 時間
16%
24 時間以上
12%
不明
9%
0
20
100
0
20 40
40 60
60 80
80100
図 9:過去 1 年間にわたる予期しないダウンタイムの
累計̶データセンターの数別
nnnnnnnnn 8 時間未満
1 つのデータセンター
43%
40%
2 つのデータセンター
61%
28%
3 つ以上のデータセンター
69%
24%
(「不明」の回答は含まない)
nnnnnnnnn 8 時間を越える
0
20
60
80
100
0
20 40
40 60
80100
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
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であり、Database Trends and Applications 雑誌および 5 Minute Briefing ニュースレターの発行元である Unisphere Media のマーケットリサーチ部門
です。過去のレポートの概要を見るには、www.dbta.com/About_Us#Unisphere をご覧ください。Unisphere Media, 630 Central Avenue, Murray Hill,
New Providence, NJ 07974; 908-795-3701
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図 10:予期しないダウンタイムの主な原因
過去 3 年間
ネットワーク停止
55%
サーバーの障害
43%
人的なエラー
37%
アプリケーション エラー
37%
ストレージの障害
34%
停電
28%
インフラストラクチャの更新
20%
データの破損
12%
使用量の急増
9%
自然災害 / 異常気象
7%
サード パーティ サプライヤーまたはクラウドの停止 5%
不明
7%
その他
2%
(複数回答が可能)
6080
100
002040
20
40
60
80
100
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図 11: 年間の予期しないダウンタイムの削減目標
今後 24 か月
なし ̶ 現在のレベルは
許容できる
44%
最大 25% の削減
22%
25% ∼ 75%
9%
50% ∼ 75%
3%
75% ∼ 100%
2%
不明
20%
00 20
100
2040
4060
60 80
80100
図 12:過去1年にわたる計画的なダウンタイム* の累計
* メンテナンス、アップグレード、移行目的で IT 部門によりオフラインにされるシステムとデータベース
1 時間未満の計画的な
ダウンタイム 9%
9%
1 ∼ 4 時間
15%
4 ∼ 8 時間
18%
8 ∼ 24 時間
25%
24 時間を超える
25%
不明
6%
0
20
100
0
20 40
40 60
60 80
80100
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図 13: 計画的なダウンタイムの主な原因
過去 3 年間
システムのアップグレード
75%
サーバーのメンテナンス
71%
データベースのパフォーマンスおよびメンテナンス
57%
増え続ける膨大なデータの管理
18%
テストと QA
11%
データ レプリケーション /
ミラーリング
11%
クエリ負荷の増加 / 使用量の急増
10%
データの可用性の管理
8%
外部データの管理
4%
優先順位設定およびデータのタイプを利用可能にする 3%
不明
5%
その他
6%
(複数回答が可能)
00 20
20
40
60
80
100
40 60
80100
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ツール、テクノロジー、戦略
多くの企業は、複数のデータセンターを保持し、サイト間でレプリケートしています。ただし、これらの戦略は
十分でない可能性があります。最低 2 つのデータセンターと高速なレプリケーション ソリューションを備えた回答
者のうち 46% が、現在の戦略に満足していない、と答えています。3 つ以上のデータセンターを備えたサイトでは、
この割合は 35% まで減少します。
データの可用性のためにプライマリ データ サイト
で使用される主なアプローチは、データがセカンダリ サ
イトに遅れてバックアップされる、非同期レプリケーショ
ンです。回答者の 24% がこのアプローチを挙げていま
す。テープベースのバックアップは、2 番目に多い方法
で、回答者の 17% がこの手法を使用しています。12% は、
同期レプリケーションを採用しています。この方法では、
データがプライマリ データベースとセカンダリ データ
ベースに同時に書き込まれます(図 14 参照)。
同期レプリケーションと非同期レプリケーションは多
くの場合、データ消失を最小限に抑えて、アプリケーショ
ンとデータが常時利用できる必要がある、より役立つ災害
復旧シナリオと見なされます。継続的なデータ保護と組み
合わせることで、合計で回答者の 35% に、比較的同時に
データをリカバリできる潜在的な能力があります。
複数のデータセンターを備えた組織は、高速なレプ
リケーション ソリューションを使用して成果を上げてい
ますが、これらのソリューションが多くの回答者にとっ
て非常に満足できる環境を提供しているわけではないこ
とは、注目に値します。1 つのデータセンターで高速レ
プリケーションを採用している回答者の大多数がデータ
の可用性環境に満足していないこと、さらに非常に満
足している回答者はいないことは、意外な結果ではあり
ません。ただし、2 つのデータセンターを備えた組織の
18%、および 3 つ以上のデータセンターを備えた組織の
24% のみが、非常に満足している、と答えています。実
際に、3 つ以上のデータセンターにわたって高速レプリ
ケーションを使用しているサイトの 3 分の 1 以上の 35%
が依然として、データの可用性に満足していない、と答
えています(図 15 参照)。
図 14:プライマリ データ サイトの可用性ソリューション
非同期レプリケーション
24%
同期レプリケーション
12%
継続的なデータ保護
11%
テープ
17%
スナップ
9%
クローン
5%
ストレージ レプリケーションを使用していない 10%
不明
その他
(複数回答が可能)
12%
1%
00 20
20
40
60
80
100
40 60 80100
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
(INFORMATION TODAY, INC. の一部門)が EMC CORPORATION の協賛により作成しました。Unisphere Research は、Information Today, Inc. の一部門
であり、Database Trends and Applications 雑誌および 5 Minute Briefing ニュースレターの発行元である Unisphere Media のマーケットリサーチ部門
です。過去のレポートの概要を見るには、www.dbta.com/About_Us#Unisphere をご覧ください。Unisphere Media, 630 Central Avenue, Murray Hill,
New Providence, NJ 07974; 908-795-3701
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図 15: 継続的な可用性を実現しているサイトでのデータ継続性
戦略に対する満足度
(非同期レプリケーション、同期レプリケーション、継続的なデータ保護を使用していると答えた回答者)
1 つのデータセンター 2 つのデータセンター 3 つのデータセンター すべて
非常に満足している/
満足している
0%
18%
24%
12%
満足している
43%
36%
40%
42%
満足していない
57%
46%
35%
46%
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
(INFORMATION TODAY, INC. の一部門)が EMC CORPORATION の協賛により作成しました。Unisphere Research は、Information Today, Inc. の一部門
であり、Database Trends and Applications 雑誌および 5 Minute Briefing ニュースレターの発行元である Unisphere Media のマーケットリサーチ部門
です。過去のレポートの概要を見るには、www.dbta.com/About_Us#Unisphere をご覧ください。Unisphere Media, 630 Central Avenue, Murray Hill,
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まとめ
現在の 24 時間 365 日、常時稼働している経済では、ミッション クリティカルなアプリケーションの継続的な可
用性が、運用効率と収益創出のために最も重要ですが、多くの企業は現在、厳しい SLA を満たすのに苦労しており、
ほぼ半数は現在の可用性戦略に満足していません。予期しないダウンタイムが大多数の企業に影響を与えることは明
確ですが、多数の企業にはシステム停止を削減するための重要な目標が不足しています。比較的同時にデータをリカ
バリする能力があると答えているのは、この調査の回答者の 3 分の 1 だけですが、現在では、これは贅沢というよ
りはむしろ不可欠な能力となっています。SLA を満たすのに苦労している多くの企業には、ダウンタイムを削減し、
より信頼できる IT 環境を提供するために、新しいテクノロジーと戦略が必要です。
IOUG では、次のことを推奨しています。
n IT スタッフは、ライン マネージャーおよび財務部と
協力して、アプリケーション エリア別に、失われた
収益率と過剰なコストを決定する必要があります。こ
のようなリスク状態は、システム停止およびシステ
ム停止の期間を軽減するためのコストの上限を表して
います。かなりの相違がある場合には、最も高い可用
性を提供するためのコストが正当化されるアプリケー
ションは、最高レベルの可用性を実現するように特別
に設計されたシステムに分離される必要のある場合が
あります。
n 回答者の 37% が、予期しないダウンタイムの原因と
して人的エラーを挙げていることは問題です。IOUG
では、適切なトレーニング(IOUG および関連する地
域のグループに参加し、ユーザー グループ会議に出
席して、有効なソリューションを使用している参加者
に会う)、緊急事態が発生する前のテストの実施、可
用性をサポートするテクノロジーの簡素化の検討を推
奨しています。最も厳しい要件に対応するために、日
常業務で人為的な介入がほとんど必要ないソリュー
ションは、リカバリの状況で人的エラーを減少させる
傾向にあります。
n このソリューションは、その他のシステムに高度な可
用性を提供する必要がある(結果として、マシンとラ
イセンスの合計数が増加する可能性がある)システム
を統合しない場合の追加コストと比較して、コストの
バランスを検討する必要もあります。可用性とビジネ
ス継続性の問題は、軽く考えるべきではありません。
ビジネス全体と協力して潜在的なコストを正確に把握
することは、これを本質的に保険の問題として処理す
るのに適切な予算を設定するための最善の方法です。
適切な予算に焦点を当てると、企業は市場で販売され
ているさまざまなツールやテクノロジーを利用するこ
とができます。これには、この調査の協賛企業による
ソリューションも含まれます。
n DBA を含む IT スタッフが、この問題に正面から取り
組むことが重要です。問題を回避できるテクノロジー
よりも高価な可用性およびリカバリの制約を評価する
人は誰もいません。
ORACLE 環境での継続的な可用性の実現 ̶ 2013 年ミッション クリティカルなアプリケーションの可用性に関する調査は、UNISPHERE RESEARCH
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