[ グループCSR重点領域の活動]地球環境問題への対応 法人業務 サルーラ地熱発電所試験設備 再生可能エネルギー[ 海外の事例 ] インドネシア共 和 国 スマトラ島サル ーラ 地 区における 未来を支える 各国の再生可能エネルギー 協力銀行、アジア開発銀行による総額11億7,000万米ドル 発電所プロジェクトに対し、邦銀と海外の6銀行および国際 普及に貢献しています。 の融資契約を主幹事として取りまとめました。ほかの発電 事業よりリスク査定が難しいとされる地熱発電事業への プロジェクトファイナンスでは、世界最大規模となります。 同 発 電 所 は2016年 より30年 間、320.8MWの 電 力を インドネシア国営電力公社に供給する予定で、年間184万 トンのCO 2 削減 *1が見込まれています。 地 熱 発 電 の ほか、世 界 各地 における太 陽 光 発 電、風 力 発 電 などへの取り組みで、 MUFGは、2013年の再生可能 化 石 燃 料 に代 わ る サルーラ地熱発電所 完成イメージ図 クリーンなエネルギーとして、 再生可能エネルギーの導入、普及が世界 各国で 進んでいます。三菱 東 京UFJ銀 行は、未 来の産業 や生活を支え、温室効果ガス削減に貢献するさまざまな エネルギー事 業に関連したプロジェクトファイナンスに お いて 世 界 ラン キ ン グ 第1位 *2 と な り、プ ロ ジェクト ファイナンス全体においても、同年の融資額で世界第1位 となりました。MUFGは、今後もアレンジ実績とノウハウ を活かし、持続可能な社会を推進する世界各国の再生可能 再生可能エネルギー開発を、プロジェクトファイナンスの エネルギーの普及を牽引していきます。 アレンジおよび融資を通して積極的に支援しています。 *1 184万トンのCO 2削減:国際協力銀行による試算。 地熱発電の分野では、日本・米国・アジアの民間資本による 2013年再生可能エネルギー部門における プロジェクトファイナンス・リーグテーブル 順位 企 業 *2 世界ランキング第1位:プロジェクトファイナンス専門誌「Infrastructure Journal」誌の調査結果。 三 菱 東 京 U FJ 銀 行 金額(US$ m) シェア(%) アジアCIB部 ヴァイスプレジデント 1 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1,301.43 5.86 2 Sumitomo Mitsui Financial Group 1,183.26 5.33 3 Deutsche Bank 1,011.25 4.55 4 Credit Agricole Group 830.94 3.74 いま す。インドネシアは1,341MW 5 UniCredit 828.56 3.73 の地熱発電設備をすでに導入しましたが、まだ世界全体の 6 NordLB 734.07 3.31 7 HSH Nordbank 714.55 3.22 8 National Australia Bank 685.22 3.09 9 Rabobank 683.97 3.08 ナンスに 主 幹 事 として 業 務 に 携 わることが で きました。 10 ING Group 682.32 3.07 今後も、本分野の経験と専門性を活かし、地域の地熱発電 出典: 「Infrastruc ture Journal 」誌 ケビン リー アジアでも再生可能エネルギー のニーズ は、ますます高まって 4割に相当する2万9,000MW超の地熱発電資源があると いわれています。現 在は、新たな 地 熱 発 電プロジェクトが 数多く進行しており、今後再生可能電力の大部分を地熱発電 でまかなうことが期待されています。 今回、サルーラ地熱発電プロジェクトのプロジェクトファイ 事業の発展に引き続き貢献していきたいと思います。 MUFG CSR Report 2014 14
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