平成 20 年 9 月吉日 ADS8 追加機能概要 この度、ADS はインターフェースを一新しVer8 としてリリースすることとなりました。 主な変更内容は以下の通りです。 ■ インターフェースの変更及び WINDOW の統一 ○ Ver7 まで採用していた機能毎の WINDOW を廃止し、印刷(プレビュー )以外の作業を全て一つの WINDOW で可能としました。 ○ WINDOW 統一に伴い、これまでのランチャー(機能)メニューを メインメニューとし、それぞれに対してサブメニュー形式で作業 を進めることができます。 (①) ○ 2 分割の図形表示エリアを基本とし、機能毎にタブ形式で表示内容 が切り替えることができます。 (②) ○ 各種図形編集で使用するコマンドを専用パレットに集約しました。(③) (未使用時は半透明表示にすることも可能です) ○ システム共通のステータスウィンドウにより、必要な情報を常に確認 しながらの作業が可能となります。(④) ① ② 1/4 生活産業研究所株式会社 平成 20 年 9 月吉日 ③↑使用時/↓未使用時 ④ステータスウィンドウ(斜線逆日影計算) ■ 図形表示サイズ変更等 以下のマウス操作による変更に対応しました。(原則としてアイソメ表示内) ・ ホィールボタンドラッグ→移動 ・ ホィールボタン回転→拡大 or 縮小 ・ 左ドラッグ→回転(回転ボタン選択時) ■ スナップ機能及び表示マーク追加 図形編集時のスナップ機能及び表示マークを追加しました。 表示種別 ※編集メニューにより表示(対応)スナップは異なります。 ■ JWW データの取込 JW-CAD のネイティブデータ(.JWW)をそのまま取り込み、利用することが可能となります。JW-CAD 側での入力 方法次第では、敷地や建物を自動的に ADS データとして変換(トレース)することができます。 2/4 生活産業研究所株式会社 平成 20 年 9 月吉日 ■ 与条件設定 ○ 自動トレース用専用メニュー ・ DXF 若しくは JWW データが、閉じたポリライン若しくはライン( エリア)として認識できる場合は、辺 を選択するだけで自動的にトレースすることが可能です。 ・ Ver7 までは、一部機能毎のメニューとして存在していましたが、Ver8 では 1 つのメニュー内で敷 地・建物等を切り替えながら登録可能です。 ・ JWW データで自動トレースを利用した場合、JWW 側で真北の設定がされていると、方位データも 取り込みます。 ○ 高度地区登録リスト追加 ・ 高度地区の登録リストを追加しました。 (9 都市 36 種類→29 都市 128 種類、但し修正分の追加を含む) ■ 建物編集 ○ 寄棟屋根作成機能の独立 ・ 勾配指定のみで複雑な平面形状でも自動作成ができます ■ 斜線・逆日影計算 ○ 後退距離計算方法の変更 複雑な接道(及び回り込み)等に伴う後退距離の算出方法を変更しました。(後退距離の情報は適 宜ご確認ください) ■ 日影計算 ○ 特定点の管理方法変更 ・ 平面用の特定点と壁面用の特定点を別々のリストで管理しました。 ■ 天空率計算 ○ 領域リストコマンド追加 ・ 領域情報のリスト(管理)メニューを追加しました ○ 複数境界線の後退距離一括指定 ・ 同一の後退距離で適合建築物を生成する場合、一括指定が可能となりました。 ○ 位置確認自動作成機能強化 ・ 位置確認指定時における自動探索機能を強化しました。 ○ グループ領域の放射設定機能追加 ・ グループ化領域の放射設定を可能としました。 ○ グループ化領域の編集 ・ グループ化領域の図形編集を可能としました ○ 解析メニューと図形編集メニューの分離 ・天空率解析関連と天空率に関係する図形関連のメニューを分離しました。 3/4 生活産業研究所株式会社 平成 20 年 9 月吉日 ■ その他 《旧バージョンとの併用可能》 今回のバージョンは、画面廻り及びインターフェースを大きく変更したこともあり、現在ご利用中のバージョンから、 いきなりVer8 への移行は、作業効率等の問題も考えられるため、旧バージョンとの併用を可能としました。 《データ形式に関して》 今回の Ver8 も従来の ADS データファイル形式と同様(複数のファイル形式)となります。 基本的に Ver7 以前で作成されたデータはそのまま読めますが、一部内部処理の変更に伴い、計算結果は破 棄される可能性があります。 最終段階のデータは、極力現在ご利用中のバージョンでのご使用をお薦めします。 尚、下位バージョンへの互換はできません。(ADX 経由による敷地・与条件・建物情報のみは可能) 4/4 生活産業研究所株式会社
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