大家畜畜産経営データベース利用規約 公益社団法人中央畜産会 (規約

大家畜畜産経営データベース利用規約
公益社団法人中央畜産会
(規約の適用)
第1条 本規約は公益社団法人中央畜産会(以下「中央畜産会」という。
)が運用する「大
家畜畜産経営データベース」
(以下「大家畜 DB」という。
)を利用しようとする者(以下「利
用者」という。
)が大家畜 DB を利用する際に適用されるものです。
2 利用者は本規約を遵守するものとします。
(定義)
第2条 本規約における用語の定義は以下のとおりとします。
(1)大家畜 DB
大家畜 DB は、本規約第 4 条に定めるサービスを行うデータベースをいいます。
(2)データ管理団体
データ管理団体とは、中央畜産会および本規約第4条で定める各種サービス(以下「本
サービス」という。
)を提供する畜産団体のことを指します。
(大家畜 DB の管理)
第3条 大家畜 DB の管理については、中央畜産会が善良な管理を行うことを旨とし、個
人情報の保護に努め、守秘義務及びデータの散逸の防止に万全の措置をとることとしま
す。なお、中央畜産会以外のデータ管理団体における大家畜 DB に関する個人情報の保
護並びに守秘義務及びデータの散逸の防止についても中央畜産会とこれら畜産団体の
間で締結する契約をもって措置するものとする。
(本サービスの内容 )
第4条
本サービスとは、利用者がデータ管理団体の管理する以下のデータ等(以下「個
別データ等」という。
)を大家畜 DB 上で利用できる環境を提供することをいいます。
(1)酪農経済データ
(2)肉用牛経済データ
(3)一般社団法人家畜改良事業団の牛群検定成績
(4)独立行政法人家畜改良センターの牛個体識別全国データ
(5)公益社団法人日本食肉格付協会の枝肉格付結果データ
(6)独立行政法人家畜改良センターの枝肉情報全国データ
(7)その他、利用者に対するサービス向上の一環として中央畜産会が必要と判断した場
合に各種データ及びアプリケーションソフト等を提供する。
(サービス内容の変更)
第5条
中央畜産会は、本サービスの内容の変更が必要と判断した場合、変更できるもの
とし、変更内容を施行の3ヵ月前までに 利用者に通知した後、実施します。
(サービスの停止・中止)
第6条
中央畜産会は、以下の事項に該当する場合、本サービスの運営を停止・中止でき
るものとします。
① 本サービスのシステムの保守を定期的にまたは緊急に行う場合
② 戦争、暴動、騒乱、労働争議、地震、噴火、洪水、津波、火災、停電その他の非常
事態により、本サービスの提供が通常通りできなくなった場合
③ その他、中央畜産会が本サービスの運営上、一時的な停止が必要と判断した場合
④ 本サービスの提供が技術的に困難または不可能になった場合
⑤ データ管理団体から個別データ等の提供が受けられなくなった場合
⑥その他本サービスの提供が困難となった場合
2
中央畜産会は、前項により、本サービスを停止・中止する場合は、あらかじめその旨
を利用者に通知するものとします。ただし、緊急やむを得ない場合は、この限りではあ
りません。
3 本サービスは 1 項の理由により、中央畜産会が定めた期日をもって、その一部もしく
は全部を終了する場合があります。
(著作権)
第7条 大家畜 DB、各種データ等システム全体に関する著作権は、データ管理団体が有し
ます。
(登録資格)
第8条 大家畜 DB に登録できる者は原則として、次のとおりとし、中央畜産会の審査に
合格した者とします。
(1)畜産経営
(2)畜産経営から支援依頼を受けた者(以下「支援者」という。
)
(利用者登録)
第9条 利用者として大家畜 DB への登録を希望する者は、本規約を承諾の上、中央畜産
会が別に定める手続きに従って、登録申請を行うものとします。
2
利用者の登録は前項の登録申請に対して、中央畜産会が承認したときに完了するもの
とし、完了後、中央畜産会から、利用者に対して、利用者ID等システムに登録された
情報を通知します。
3
申込者からの登録申請内容の記載の誤りや虚偽の記載により、中央畜産会が不適当と
判断した場合、登録申請を承認しない場合があります。
4 利用者が第 4 条に定める本サービスに係る各個別データ等を利用する場合は、中央畜
産会が別に定める手続きに従って利用申請を行うこととします。
牛個体識別全国データベース、ならびに枝肉情報全国データベースを利用する場合は、
上記の利用申請とあわせて、独立行政法人家畜改良センターが別に定める手続きに従って
利用申請を中央畜産会に提出することとします。中央畜産会は、当該申請に基づき利用者
による個別データ等の利用に関して、独立行政法人家畜改良センターから承認を得るもの
とします。
(利用者登録情報等の管理)
第10条 前条で利用者が申請・登録した情報(以下「利用者登録情報」という。
)はデー
タ管理団体 が保管するものとします。
2
利用者登録情報のすべての項目において、いかなる虚偽の申告も認めないものとしま
す。
3
利用者登録情報に変更があった場合は、中央畜産会が別に定める手続きに従って変更
を行うこととします。
4
利用者は、中央畜産会より付与された利用者ID等の管理、使用について一切の責任
を持つものとし、中央畜産会に損害を与えないものとします。
5
利用者の責において、利用者ID等が他人に不正に使用され、利用者が損害を被る場
合が生じても、中央畜産会は一切その責任を負わないものとします。
(登録の抹消)
第11条
利用者が登録の抹消を希望する場合は、中央畜産会が別に定める手続きに従い
登録を抹消することとします。
2
中央畜産会は、利用者が本規約に違反する行為または不正もしくは違法な行為を行っ
た場合は、利用者の登録を抹消することができるものとします。
(大家畜 DB の利用制限)
第12条
1
支援者及びデータ管理団体は、利用者登録した畜産経営の了承を得た場合に限り、個
別データ等を利用できることとします。
2 データ管理団体は、利用者への支援を行うための資料等として、大家畜 DB の個別デ
ータ等を用いて全国平均値などの集計加工を行うことができることとし、その集計結
果は利用者以外にも提供することができることとします。
3
畜産経営並びに支援者は、データの相互利用に同意した場合に限り、同意者間のデー
タの相互利用が行えることとします。但し、牛個体識別全国データベースの相互利用
については、家畜改良センターが別に定める様式により利用者間の同意を行うことと
します。
4 支援者は、中央畜産会の許可なく、大家畜 DB を利用して新たなデータベース及びそ
の利用システム等を構築し、利活用してはならないこととします。
(利用者の遵守義務)
第13条
利用者は、本サービスで提供される情報を、酪農家、肉用牛農家自らの個人利
用目的若しくは畜産経営に対する支援目的以外に利用する行為が禁じられます。
2 利用者は、本サービスを利用する権利を第三者に譲渡する行為が禁じられます。
3 利用者は、他人の財産やプライバシーを侵害する行為が禁じられます。
4
利用者は、国内外のネットワークの規則に反する行為や法令に違反するまたは違反す
る恐れのある行為が禁じられます。
(利用のための機器等)
第14条 利用者は、大家畜 DB の利用に際して、電話回線、機器・設備、その他大家畜
DB の利用に必要な全てのものを、自己の費用と責任において準備するものとします。
(利用料)
第15条
利用者は、大家畜DBの利用にあたっては中央畜産会が別途定める年間利用料
を中央畜産会に支払うものとします。年間とは 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までとし
ます。
(損害賠償)
第16条
利用者が本規約に違反する行為または不正もしくは違法な行為によってデータ
管理団体に損害を与えた場合には、データ管理団体は当該利用者に対してデータ管理
団体の被った損害の賠償を請求できるものとします。
2 本規約は、利用者が脱退後に本規約第 10 条の規定に反して行われた行為による損害に
対しても適応されます。
(免責)
第17条 中央畜産会及びその他のデータ管理団体は、本規約第 10 条の規定に反する行為
または大家畜 DB の中断及び停止等の事由により、利用者が大家畜 DB の利用によっ
て生じる損害については免責されるものとします。
2 利用者が、大家畜 DB の利用によって、他の利用者もしくは第三者に損害を与えた場
合、当該利用者の責任と費用において解決するものとし、データ管理団体に損害を与
えないものとします。
(規約の変更)
第18条
中央畜産会は、本規約の内容を適宜変更できるものとします。変更にあたって
は、変更内容を中央畜産会が別に定める方法で利用者に通知します。
(運用細則)
第19条
本利用規約に定めるもののほか、大家畜DBの利用に関して必要な運用細則は
中央畜産会会長が別に定める。
施
行:平成13年2月21日
一部改正:平成14年6月10日
一部改正:平成15年3月20日
一部改正:平成16年4月 1日
一部改正:平成16年10月29日
一部改正:平成19年2月1日
一部改正:平成19年9月28日
一部改正:平成24年5月30日
一部改正:平成26年3月31日