上野中学校だより 第17号 平成27年2月25日 http://www.ueno-j.aichi-c.ed.jp 「2年 日本文化体験」 「学校に関するアンケート結果から」 11月に行ったアンケートでは,保護者や地域の皆様にも御協力をいただき,ありが とうございました。アンケート結果からの課題としては,「授業方法の改善」「四つの 心(掃除,挨拶,走る,読書)のさらなる推進」「輝く学校づくり事業や活動の様子の よりよい発信方法」などがありました。課題に対する具体的な対応策や改善策をまとめ た内容は,アンケート結果とともに近日中にホームページに載せますので御覧ください。 今後の学校生活がますます充実したものになるように,そして,よりよい生き方の参 考になるように,教育者である東井義雄氏の詩を紹介します。 「心のスイッチ」 人間の目は ふしぎな目 見ようという心がなかったら 見ていても 見えない 人間の耳は ふしぎな耳 聞こうという心がなかったら 聞いていても 聞こえない 頭もそうだ はじめからよい頭 悪い頭の区別があるのではないようだ 心のスイッチが入ると 頭もすばらしいはたらきをしはじめる 心のスイッチが 人間を つまらなくもし すばらしくもしていく 電灯のスイッチが 家の中を明るくもし 暗くもするように 例えば,ゴミが落ちていたとしたら,これに気づいて拾う人は「見える目を持ってい る」が,何も気にならずその場を見過ごす人は「見える目をもっていない」ということ です。人の話を聞くときも,真剣に聞こうとしている人は「聞こえる耳を持っている」 が,「いやだな。早く終わらないかなあ」と思っている人は「聞こえる耳を持っていな い」ということになります。皆同じ目や耳を持っていても,心のスイッチが入るか否か でその機能は全く異なるものになってしまう。このことは成績の善し悪し,毎日の生活 の充実度にも同じことがいえるのではないかと,東井氏は言うのです。 三年生は卒業してそれぞれの新しい進路へ,一・二年生は次の学年へと進級していきま す。大きな節目を迎える時期ですが,もし,今の生活の中で満足のいかないことがあれ ば,心のスイッチを入れましょう。自分は自分の主人公。世界でただひとりの自分を創 っていく責任者であり,スイッチを入れることができるのですから。 「見える目や耳をもつ」必要性は,私たち教職員にも言えます。学校は子どもたちが主 役であり,健やかな成長を願い,私たちは教育にあたらなければなりません。わかりや すい授業を行うこと,諸活動をはじめとする集団生活の支援をすること,子どもの悩み や相談を聞き,支えたり励ましたりすることなど,常に,見える目や聞こえる耳を持ち, 子どもたちの学校生活を楽しく充実させていきたいと思っています。 (文責:教頭) 素晴らしい卒業式にしよう! 卒業式は義務教育修了を祝う,とても大切な式 です。卒業生,その保護者はもちろん,在校生に とっても,厳粛な中にも心のこもった素晴らしい 式になるように創り上げてほしいと思います。当 たり前のことをきちんとこなし,人の気持ちを汲 んで行動すれば,どんな人をも感動させる素晴ら しい卒業式になるはずです。 「魅せましょう! 上中魂」 <平成25年度卒業式の様子> <卒業生> ・9年間の義務教育修了は保護者の義務が修了するということ。成長の証と今までの 感謝の気持ちを表すのは「授与の姿」「返事」「歌」。重さを自覚して式に臨もう。 <在校生> ・自分が卒業生だったら,在校生にはどう送ってもらいたいか想像して式に臨もう。 ・卒業生の感動が膨らむ会場準備をしよう。「ありがとう」「うれしい」が自然と口 に出るような環境づくりをしよう。たくさん,たくさんお世話になったのだから。 1年 性の指導 続編 (参加した生徒の感想は保健だより3月号にも掲載されます) テーマ「生命の誕生∼命のつながり∼」 講師 林 恵 助産師 実は,僕の姉も赤ちゃんの時に死んでしまって,お母さんはどう思ったのかが今回学び,改めてわかり ました。これからは,自分は何のために生きているのかを探し,見つけたいなと思いました。そして, その役割を果たしたいです。 (男子) 私が一番驚いたのは,ゴマよりも小さな状態から,人の形になって,今の自分が出来たのだと思うと 信じられませんでした。あと,たくさんあった中から1つ選ばれて生まれたのだと思うと,うれしい気持ち と,生きていることと命への感謝の気持ちでいっぱいになりました。なので,親へちゃんと感謝し,命を 大切にしたいです。 (男子) いろいろ大変なことがあって生まれてきた命だからもっと大切にしないといけないと思いました。育ててく れた両親への感謝は,私が生き甲斐をもって幸せを感じながら生きることで伝えられるの ではないかと思います。これからはもっと日頃から命の大切さを考えながら,毎日を大事に生きていこう と思います。 (女子) まず,自分が今この時間,この場所にいることに心から両親に感謝したいです。わたしは,講師の林 さんの言葉で「みなさんには役割があって生まれてきました」の言葉が一番心に残りました。誰 でも,ひとりひとり役割がない人はいないんだと思って感動しました。これからもずっとずっと自分の命を 大切にしていきたいです。 (女子) 私は,今日林さんのお話を聞いて, 自分が産まれてきたことのすごさや, お母さんの大変さを改め て感じました。死んでしまった赤ちゃんなどもいる中で,自分が今この瞬間,ここにいることをありがた く思い,命の大切さを忘れずに生きていきたいなと思いました。 (女子) 努力の成果・・・おめでとう!! <東海市長杯バスケットボール大会> 男子の部 <第37回知多地方室内ハンドボール選手権大会> 優勝 男子の部 第3位 女子の部 準優勝 <第10回東海市中学生ソフトテニスインドア大会> 男子の部 優勝 小島 陸・桝田和嵯 ペア <平成 26 年度東浦町冬季ジュニアバレーボール中学生大会> 女子の部 準優勝
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