小型振動発電デバイスの開発

構
小型振動発電デバイスの開発
端
科
学
載
技
・加
術
推
工
進
等
機
は
(戦略基盤)ナノMEMSセンシング・研究ユニット
④ものづくり
高橋智一(システム理工学部 機械工学科 助教)、○市江保博(院生)、鈴木昌人(准教授)、青柳誠司(教授)
研究概要・成果
概要
誘電体とエレクトレットを用いた小型振動発電デバイスを開発した。原理検証用のプロトタイプでは,20 Hzと低周波数
で190 Wと高い発電量を実現した。また,小型発電デバイスでは加速度0.65 gを加えると,19 Hzで最大発電量33
Wを実現した。3 W以上発電する周波数帯域は10 Hz~24 Hz以上と広く,周波数に対して発電量にヒステリシスが
なく安定して発電する。本デバイスは車のタイヤ圧センサなどの電源に用いることが期待できる。
原理
大
学
先
小型発電デバイス
複
断
Prototype harvester
使用した誘電体
BaTiO3化合物
(比誘電率100)
す
0.1
。
無
0.2
最大出力:190 W
※
Output power [μW]
関
西
写
・転
原理検証用発電デバイス
(20 Hz, 0.65 g)
5
10
15
20
Load resistance [M]
25
じ
0
ま
0
禁
応用分野、実用化可能分野
センサーネットワーク,車のタイヤ圧センサの電源,車載センサの電源など
問合せ先: 関西大学 システム理工学部 高橋智一 E-mail:[email protected]
関人ORDIST
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社会連携部 産学官連携センター、知財センター