第5回 農研機構

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第5回 農研機構 新技術説明会 アグリ・バイオ、食品、医療、創薬、新素材、機械
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独立行政法人科学技術振興機構
産学連携支援グループ
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∼食と農の新たなビジネス創出を目指して∼
東郷元帥
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JST
東京本部別館
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本
テ
レ
ビ 3
通
り
アグリ・バイオ、食品、医療、創薬、新素材、機械
ライセンス・共同研究可能な技術(未公開特許を含む)を発明者自ら発表!
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fax. 03-5214-8399
●JR「市ヶ谷駅」
より徒歩3分
〒102-0076
東京メトロ南北線・有楽町線
●都営新宿線、
東京都千代田区五番町7K s五番町
JST東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷) 「市ヶ谷駅(
」2番口)
より徒歩3分
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ホームページまたはFaxにてお申し込みください。
FAX 03-5214-8399
FAX:03-5214-8399 ※当日は本紙をご持参ください
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独立行政法人中小企業基盤整備機構、全国イノベーション推進機関ネットワーク
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□2
□3
□ E-mailによる案内を希望しない
アンケートにご協力ください
あなたの業種を教えてください。(いずれか1つ)
あなたの職種を教えてください。(いずれか1つ)
□4
□5
□6
ご登録いただいたメールアドレスへ主催者・関係者から、各種ご案内(新技術説明会・
展示会・公募情報等)をお送りする場合があります。
13:10∼13:20
農研機構における産学官連携の取組 農研機構 連携普及部 統括コーディネーター 水町 功子
13:20∼13:50
高品質なグルテンフリー米粉パンと玄米粉パン製造を可能にする新技術
2 アグリ、機械
14:20∼14:50
3 食品製造技術
農研機構 作物研究所 稲研究領域 米品質研究分野 上席研究員
野菜等の出芽を安定化させるために畝の上に溝を成形する装置
農研機構 東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 主任研究員
GABA含有チーズを製造するための乳酸菌発酵スターター
農研機構 畜産草地研究所 畜産物研究領域 上席研究員
JST事業紹介
15:05∼15:10
全国イノベーションネットのご紹介
15:10∼15:40
抗酸菌の増殖促進剤
4 畜産・獣医、医療
16:10∼16:40
6 食品開発、創薬
16:40
鈴木 保宏
松尾 健太郎
野村 将
休 憩
15:00∼15:05
5 医療・素材、創薬
関心のある技術分野を教えてください。(いくつでも)
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 理事
独立行政法人科学技術振興機構 理事
14:50∼15:00
15:40∼16:10
あなたの来場目的を教えてください。(いくつでも)
塩谷 和正
小原 満穂
主催者挨拶
13:50∼14:20
□1
Meeting Schedule
13:00∼13:10
1 食品製造技術
FAX
電 話 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、独立行政法人科学技術振興機構
プログラム
http://jstshingi.jp/naro.affrc/2014/
科学技術振興機構 産学連携支援グループ 行
JST東京本部別館ホール(東京・市ヶ谷)
主催
後援
第5回 農研機構 新技術説明会 申 込 書 2015年3月3日(火)
参加希望
( 印)
火 13:00∼16:40
2015年3月3日 ●
東京本部別館
[email protected]
抗菌シルクの開発
科学技術振興機構
全国イノベーション推進機関ネットワーク
農研機構 動物衛生研究所 細菌・寄生虫研究領域 主任研究員
永田 礼子
農研機構 動物衛生研究所 動物疾病対策センター 主任研究員
土屋 佳紀
食品の抗アレルギー活性評価に利用できるマウスモデルの紹介
農研機構 食品総合研究所 食品機能研究領域 機能性成分解析ユニット 主任研究員
閉会
発表者との個別面談受付中
後藤 真生
火
2015年3月3日 ●
第5回 農研機構 新技術説明会 アグリ・バイオ、食品、医療、創薬、新素材、機械
1
食品製造技術
高品質なグルテンフリー米粉パンと玄米粉パン製造を可能にする新技術
New technology to allow high quality gluten-free rice flour bread and brown rice flour bread
鈴木 保宏(農研機構 作物研究所 稲研究領域 米品質研究分野 上席研究員)
Yasuhiro SUZUKI, NARO Institute of Crop Science (NICS)
従来技術・競合技術との比較
100%米粉パンは増粘多糖類等を添加するため、消費者の
添加剤に対する抵抗感や、食味・食感の低下、コスト高等
の問題がありました。一方、玄米粉を用いた米粉パンでは
十分な膨らみが得られないという問題点がありました。
新技術の特徴
● 身近な材料“米麹”を用いて、かつ簡易に100%米粉パ
アグリ、機械
4
畜産・獣医、医療
http://www.naro.affrc.go.jp/nics/webpage_contents/project/project1/index.html
米粉に身近な材料である米麹を添加することで、膨らみの
向上した100%米粉パンを作ることができます。また、膨
らみや食味が良く、機能性成分を多く含む玄米粉パンに適
した玄米粉を簡単に製造することができます。
2
13:20∼13:50
●
●
ンを製造する方法
損傷デンプン含有率が低く、粒度の細かい玄米粉を調整
する方法
膨らみと食味が良く、米粉臭さがない玄米粉パンを製造
する方法
想定される用途
● 100%米粉パンは、欧米等を中心に500万人以上とも言わ
れている小麦にアレルギーがある方も食することができる。
● 玄米粉は、米国における小麦全粒粉のように機能性成分を
多く含むので、健康的な食品としての利用が可能である。
● 玄米粉パンは、風味が良い。
関連情報 展示品あり(100%米粉パン、玄米粉、玄米粉パン)
野菜等の出芽を安定化させるために畝の上に溝を成形する装置
Trenching for seed bed on a ridge to be favorable seed germination conditions
13:50∼14:20
松尾 健太郎(農研機構 東北農業研究センター 畑作園芸研究領域 主任研究員)
Kentaro MATSUO, NARO Tohoku Agricultural Research Center (NARO/TARC)
従来技術・競合技術との比較
ハウス栽培においては、低温期に出芽を促進させる方法と
して溝の底に播種する溝底播種方法があるが、露地圃場で
畝を立てずに溝を作ると溝に水が溜まり、逆に出芽を抑制
する可能性がある。また、畝を形成した後に溝を作ろうと
すると畝を崩し、良好な溝を形成されない。
●
●
圃場に直接、種をまき栽培する場合
移植栽培においても、低温期での栽培時の畝立ておよび
局所施肥を行う場合
永田 礼子(農研機構 動物衛生研究所 細菌・寄生虫研究領域 主任研究員)
http://www.naro.affrc.go.jp/niah/index.html
抗酸菌にウシ腸管C型レクチンであるRegⅢγの遺伝子組換
え体を添加し、数時間前処理後、培地へ接種することによ
り、抗酸菌の増殖が促進されることを発見した。結核菌や
ヨーネ菌等の遅発育抗酸菌を迅速かつ高感度に検出する培
養法への応用が期待できる。
新技術の特徴
従来技術・競合技術との比較
抗酸菌増殖促進剤で前処理を行う寒天培養法や液体培養法
は、前処理を行わない従来法と比較して、菌検出までの日
数が5日以上短縮される。また、抗酸菌種によっては従来
法に比べ10倍以上多くの菌数が検出でき、高感度の培養
法となる。
想定される用途
5
http://www.naro.affrc.go.jp/tarc/index.html
想定される用途
15:10∼15:40
Reiko NAGATA, National Institute of Animal Health (NIAH)
医療・素材、創薬
野菜等の直まき栽培において、畝立てと同時に畝の上部に
新技術の特徴
溝を確実に成形し、この溝に施肥と播種を行う技術である。 ● 畝形成機の内側から溝形成部が外側に伸びており、確実
これによって、過湿や乾燥および低温による出芽の低下を
に畝の上部に溝を形成する
防止することができる。
● 溝に局所施肥をして、薄く覆土した後に播種して再度覆
土する工程を1度にできる
抗酸菌の増殖促進剤
Mycobacterium growth promoting agent
●
●
●
●
従来、抗菌物質として知られている腸管C型レクチン
RegⅢγに、抗酸菌増殖促進活性があることを発見
培養前にウシRegⅢγで検体を処理することにより、菌
の増殖が速まり、検出される菌数が10倍以上となるため、
効率の良い抗酸菌培養検査が可能
結核、鳥型結核菌感染症(MAC症)、ヨーネ病等の培養
検査法への応用
抗酸菌不活化試験等における効果の判定試験への応用
関連情報 外国出願特許あり
抗菌シルクの開発
15:40∼16:10
Development of antibacterial silk
土屋 佳紀(農研機構 動物衛生研究所 動物疾病対策センター 主任研究員)
Yoshinori TSUCHIYA, National Institute of Animal Health (NIAH)
http://www.naro.affrc.go.jp/niah/index.html
遺伝子組換えカイコの作出により、天然の抗菌タンパク質
であるブタリゾチームを含有する抗菌シルクを開発した。
絹糸の表層にブタリゾチームが蓄積され、食塩水(汗など)
に浸ると糸から容易に溶出して高い抗菌性を発揮する。
新技術の特徴
● 細菌を溶解する強力な抗菌性を有する絹糸である。
● ブタリゾチームは絹糸に含有されることで熱や乾燥に安
定となっており、室温での長期保存も可能である。
● ブタリゾチームは通常は絹糸中に留まり、汗など食塩水
に浸漬された時に絹糸から溶出して抗菌性を発揮する。
従来技術・競合技術との比較
従来、細菌感染症の治療には抗生物質が使用されて来たが、
耐性菌の出現により、抗生物質が効かない感染症が問題と
なって来ている。ブタリゾチームは抗生物質と作用機序が
異なるので耐性菌にも効果がある。
想定される用途
●
●
●
細菌感染症の治療薬
ガーゼや包帯、マスクなど医療用品
人工血管などの素材
関連情報 サンプルの提供可能
3
食品製造技術
GABA含有チーズを製造するための乳酸菌発酵スターター
Lactic acid fermentation starter to produce GABA-containing cheese
14:20∼14:50
野村 将(農研機構 畜産草地研究所 畜産物研究領域 上席研究員)
Masaru NOMURA, NARO Institute of Livestock and Grassland Science (NILGS)
本チーズスターターは乳酸菌3株の混合培養物であり、チー
ズの風味をよくする株、乳酸生成力が強い株、およびGABA
生成力の強い株が長期間安定した比率で存在し、常に均一
なGABA含有チーズの製造を可能とする。
従来技術・競合技術との比較
乳製品にGABAを生成させるには、通常の発酵スターター
の他にGABA生成菌を各々用意し原料乳に混合接種する必
要があったが、本3種混合スターターを用いれば、1種類の
培養物を接種するだけで、GABA含量が高く風味に優れた
チーズの製造が可能となる。
食品開発、創薬
http://www.naro.affrc.go.jp/nilgs/index.html
新技術の特徴
●
●
血圧降下作用やストレス軽減作用が期待できるGABA含
有チーズを作ることができる
GABA含量が高い風味の良いチーズを安定して製造でき
る
想定される用途
●
●
●
6
乳製品へのGABA付加
ダイレクトバットセットスターターの製造・販売
漬け物等の乳酸発酵食品へのGABA付加
関連情報 展示品あり(GABA含有チーズの実物展示)
食品の抗アレルギー活性評価に利用できるマウスモデルの紹介
Improved method for evaluating anti-allergic activity of food
16:10∼16:40
後藤 真生(農研機構 食品総合研究所 食品機能研究領域 機能性成分解析ユニット 主任研究員)
Masao GOTO, National Food Research Institute (NFRI), NARO http://www.naro.affrc.go.jp/nfri/introduction/chart/0303/index.html
ヒトと同じ機序でアレルギーを発症するマウスモデルを開
発し、アレルギー症状の強さを指標として食品成分の抗ア
レルギー活性評価を可能にした。本技術を用いることで、
食品等のアレルギー症状の抑制効果だけでなく、予防効果
なども評価することができる。
新技術の特徴
従来技術・競合技術との比較
●
アレルゲン特異的な免疫細胞を持つマウスを用い、アレル
ゲンの経口投与でアレルギーを発症させることができるモ
デルである。試料の投与時期を任意に決定できるため、予
防・炎症抑制など様々な抗アレルギー活性が評価可能。評
価指標には症状の重症度を用いるが、その測定法も、これ
までの類似技術より精度が高く、測定時間も1/10に短縮
できる。
●
●
ヒトの食品アレルギー同様に、アレルゲンの経口投与の
みでアレルギー体質を誘導。
アレルギー性炎症の重症度を患部が発する蛍光の強さに
より定量することから、精度が高い。
感作から発症までを模し、抗アレルギー活性の評価は重症
度を指標に行うため、様々な作用機序の活性を検出可能。
想定される用途
●
●
食品や漢方薬など様々な成分を含む試料の抗アレルギー
活性やアレルギー予防活性の評価
免疫調節機能を有する食品等の探索
関連情報 展示品あり(成果の概略を示したフライヤー)