「わが村は美しく-北海道」運動第7回コンクール

報
道
機
関
各
平成27年2月17日
室蘭開発建設部 広報官
電話 0143-25-7051
(ダイヤルイン)
位
お
件
名
知
ら
せ
「わが村は美しく-北海道」運動第7回コンクール
~室蘭ブロック受賞団体への表彰授与式の決定について~
お知らせ内容
平成27年2月2日にお知らせしております「わが村は美しく-北海道」運動第7回コ
ンクール受賞団体への表彰授与式の日時・場所が決定しましたので、お知らせします。
○優秀賞
・特定非営利活動法人ゆめみーる(登別市)
平成27年2月25日(水)10:00~
登別市幌別町5丁目18番地1 地域食堂「ゆめみーる」内
○奨励賞
・一般社団法人北海道中小企業家同友会苫小牧支部美苫みのり会(苫小牧市)
平成27年2月20日(金)14:30~
苫小牧市春日町1丁目3-4 グリーンビル2階 事務室
・北海道苫小牧総合経済高等学校マーケティング部(苫小牧市)
平成27年2月25日(水)13:30~
苫小牧市新開町4丁目7-2 北海道苫小牧総合経済高等学校 会議室
・新ひだか町商工会飲食業部会(新ひだか町)
平成27年2月27日(金)10:00~
新ひだか町静内本町1丁目1-12 新ひだか町商工会 本所内
・有限会社まさご(浦河町)
平成27年2月27日(金)8:30~
浦河町堺町東1丁目11-1 まさご 店舗内
問
合
せ
先
所
属
北海道開発局
室蘭開発建設部
北海道開発局
室蘭開発建設部
役
職
名
土地改良情報対策官
土地改良情報対策官付
農業調査専門官
室蘭開発建設部ホームページアドレス
氏
名
ひろ べ
けいいち
広部
圭一
お
の
小野
電
話
番
号
0143-25-7049
(ダイヤルイン)
よしのり
宜徳
http://www.mr.hkd.mlit.go.jp/
「わが村は美しく-北海道」運動について
「わが村は美しく-北海道」運動は、北海道の農山漁村地域と地域を支える
農林水産業をもっと豊かにするため平成13年にスタートしました。
北海道にあるたくさんの「地域資源」を見つけ「いいもの」を多くの人に伝
えることで、北海道内各地の住民主体の地域活性化活動を支援しようと平成1
4年の第1回コンクールに始まり、平成26年には第7回コンクールを開催し
ています。
《コンクールの概要》
① 応募対象
目的や内容に「生産と生活に根ざした景観づくり」「地域で生産される
農林水産物を活かした特産物づくり」「地域内交流の活発化や都市住民
等地域外との交流」という3つの要素の全て若しくはいずれかを含み、
これらを活かして地域の活性化に貢献している活動。
② 審査方法
優秀賞・奨励賞については、地域の有識者等で構成する「ブロック審査委
員会」により書類と現地調査に基づき審査・選考します。
大賞については、学識経験者等で構成する「大賞審査委員会」により審査・
選考します。
③ 表 彰
2ヶ年で表彰を行います。(1年目は優秀賞と奨励賞、2年目は大賞)
○【平成26年度】
<優 秀 賞> 応募していただいた団体の中から優秀な活動を選考しま
す。
<奨 励 賞> 将来性や継続性から奨励する活動を選考します。
○【平成27年度】
<大
賞> 全道の優秀賞の中から先導性、モデル性の高い活動を選
考します。
《室蘭ブロックでの第7回コンクール結果》
室蘭開発建設部管内から12団体の応募があり、室蘭ブロック審査委員会に
おける厳正なる選考の結果、
農山漁村における地域の活性化や個性的で魅力あ
る地域づくりに貢献するものと認められ、優秀賞1団体及び奨励賞4団体の合
計5団体の表彰が決定しました。
なお、優秀賞受賞団体は、来年度に発表される大賞の選考資格を得ることに
なりました。
① 応募件数
室蘭ブロック
市町村から12件(団体)の応募
② 受賞団体及び選考概要
優秀賞:特定非営利活動法人ゆめみーる(登別市)
(『食』を通じた「地域食堂」「配食事業」「朝市(買物支援)」「放
課後子ども教室」での食育等の幅広い活動により、高齢者から主婦、
子どもまで地域に住む多世代の人々にとって欠かせない場所として
定着している。)
奨励賞:一般社団法人北海道中小企業家同友会
苫小牧支部美苫みのり会(苫小牧市)
(地域ブランド「美苫」によるコミュニティビジネスの展開に加え、
田植え体験、酒造り見学などの市民参加型の交流を促進している。
)
奨励賞:北海道苫小牧総合経済高等学校マーケティング部(苫小牧市)
(地域の農産物を使用した商品開発や販売促進。また、ケーブルテ
レビでの地元の情報発信やアイスホッケーチームの観客増員企画
など、幅広い活動を展開している。)
奨励賞:新ひだか町商工会飲食業部会(新ひだか町)
(これまでほとんど廃棄されていた「かじか」を地域資源として有
効活用を図るため、商品化し販売。学校給食の食材としても提供し
ている。)
奨励賞:有限会社まさご(浦河町)
(「浦河餃子」など日高地域や北海道にこだわった食材を使用した
商品開発に積極的に取り組み、地元食材の利用促進に繋げている。)
③ 受賞団体の活動概要について
別紙資料参照
「わが村は美しく-北海道」第7回コンクール応募団体
特定非営利活動法人 ゆめみーる
【登別市】
本団体は、高齢者・障がい者・子どもの見守りと誰もが安心して
暮らせる福祉のまちづくりを目指して、平成20年から高齢者が主
役となって運営する「ふれあいいきいきサロン」、障がい者が自立
した生活を送るための「地域活動への参画」、子育てを地域で支
える「ふれあい子育てサロン」、子供が自由に活動できる「放課後
児童クラブ」や「放課後子ども教室」の活動と、これらの活動を支
援するために「地域食堂」「配食事業」「朝市による買い物支援」を
行っています。
活動拠点の地域食堂
朝市(買物支援)の様子
地域食堂は、地域の人が気軽に集える場所として自慢の手打
ちそばをはじめ、地元の食材で料理した特製定食を低価格で提供
すると共に、食堂に来られない人や買物に出られない人への配食
を行い、その際必ず声がけを行って安否確認を行っています。地
域食堂の手打ちそばは、地域のそば同好会のメンバーがボラン
ティアとしてそば打ちを行い、定期的にそば教室を開催して、そば
愛好者の拡大、人的交流を深めています。
毎週土曜日には朝市を行い、新鮮な野菜・果物・鮮魚などを販
売し、高齢者が近くで買物が出来るように支援を行っています。要
望によっては送迎を行うことで仲間との話し合いの場にもなってい
ます。本団体の社員は全てボランティアで活動し、社員にとっても
憩いの場となっています。
「放課後子ども教室」は、学校の授業が終了した後の活動拠点
(居場所)として学校では体験出来ない行事やスポーツを通じて、
子どもの健全な育成を目的とした教室で、「ゆめみーる農園」で小
学児童を対象に野菜の苗植え体験を行うなど食育の役割も果た
しています。
【誰もが気軽に集える居場所づくり】 ボランティアを核とした 「ふれあいいきいきサロン」「ふれあい子
育てサロン」「放課後児童クラブ」「放課後子ども教室」「地域食堂」
「配食事業」「朝市(買物支援)」等の幅広い活動は、高齢者から主
婦、子どもまで地域に住む多世代の人々にとって、自由にかつ主
体的に関わることにより自分を生かしながら過ごせる欠かせない
場所として定着しています。
そば教室(サロン活動)の様子
■代表者:對馬敬子さん/設立:2008年/会員:37名
■連絡先:登別市幌別町5丁目18番地1
■電 話:0143-83-4525 (地域食堂営業時間:月~土曜日 10:00~16:00)
■FAX:0143-83-4525
「わが村は美しく-北海道」第7回コンクール応募団体
一般社団法人 北海道中小企業家同友会 苫小牧支部
美苫みのり会
【苫小牧市】
本会は「地域の新たな可能性を掘り起こす」をテーマに苫小牧・
東胆振の地域の隠れた魅力を改めて見つめ直し、地域における
農商工連携を深めていくことが、地域の活性化につながるととら
え、消費地である苫小牧と豊かな農業生産エリアである東胆振が
連携した地産地消の実践として、米どころ厚真町の酒造好適米
「彗星(すいせい)」と苫小牧の水道水による日本酒造りに挑戦し、
中小企業と農業の新たな連携による地域経済活性化を目指し活
動を開始しました。
地酒「美苫」
「びせん倶楽部」田植えの様子
2001年、全国に誇ることの出来る特産品をと、中小企業者のア
イディアを活かし「酒の味」「ネーミング」「デザイン」などを検討し合
い、地酒「美苫(びせん)」が誕生しました。
水は1985年旧厚生労働省の「おいしい水百選」に選ばれ、日本
一美味しい水道水として知られる苫小牧市の水道水(樽前山の伏
流水)を原料に、米は地元JAが生産に取り組んでいた厚真産酒
造好適米「彗星(すいせい)」を使用し、酒蔵は酒蔵のない苫小牧
から同友会のネットワークを通じ、小樽市の酒造に水と米を持ち
込み、「地産地消」「異業種連携型」の地酒づくりを行っています。
地域の食品製造業の手により、「美苫」の酒粕から「美苫ようか
ん」や「美苫まんじゅう」、「美苫」の米粉からは「美苫和風ロール
ケーキ」なども商品化されています。
また、市民参加型の取り組みとして設立された「びせん倶楽部」
では、春の田植えから秋の稲刈り、酒蔵での初搾り見学など「美
苫」が出来るまでの過程を学べる食育活動を展開しています。
【世界も認めた品質】 美苫の味は、EUが主催する食品品評会のモンドセレクションで
3年連続「金賞」を受賞し、世界レベルの品質と評価されておりま
す。日本でも製造元の酒造は全国新種鑑評会において道産米を
使用した清酒で金賞を受賞するなど、国際的、全国的にも製造技
術と品質が認められています。また、地域からの期待も大きく、
2014年には累計10万本の出荷を達成しました。
モンドセレクション受賞「美苫」
■代表者:平田幸彦さん/設立:2001年/会員:29名
■連絡先:苫小牧市春日町1丁目3-4 グリーンビル2階
■電 話:0144-36-9080
■FAX:0144-36-9666
■H P:http://www.hokkaido.doyu.jp/tomakomai/
「わが村は美しく-北海道」第7回コンクール応募団体
北海道苫小牧総合経済高等学校 マーケティング部
【苫小牧市】
苫小牧総合経済高等学校マーケティング部は、商業を研究して
いくための商業高校特有の部活動で、平成18年に同好会として
スタートして以来、毎年夏に行われる北海道高等学校商業クラブ
研究発表大会に出場することを主な目的として活動しています。
地域の農産物を使用した商品開発と販売、地元苫小牧での
様々なイベントへの参加、自ら制作する苫小牧ケーブルテレビレ
ギュラー番組での地域の旬な情報発信など、地域に根ざした活動
により、地域の活性化に貢献しています。
ケーブルテレビ撮影の様子
※写真
「かぼタルト」
平成19年、地域活性化のためにかぼちゃと黒豆を使用した焼
き菓子「かぼまめ」を近隣の洋菓子店と共同開発。その後、もっと
厚真産かぼちゃの美味しさを伝えたいと試行錯誤を繰り返しなが
ら、「かぼまめ」の改良版として「かぼタルト」を完成させ、、東日本
エリアで開催された「第2回商品アイデア甲子園」に出品し見事優
勝。
「かぼタルト」を苫小牧を代表する菓子にしようと、苫小牧うま
いっしょグランプリ、春のうとないフェスタ、新千歳空港スカイショッ
プなどで意欲的に販売促進活動を行いました。
平成25年には、苫小牧のアイスホッケーチームからアジアリー
グの観客増員企画の依頼を受け、キッズチアリーダーへの特別
参加やアイスホッケーチーム版の特別デザイン「かぼタルト」、市
内の飲料メーカーと共同開発した「TSKサイダー」の販売等を行
い、地域に貢献しました。
また、道内で開催された「めんフェスタ2013」に苫小牧室蘭支
部代表として参加し、一度に3種類の味が楽しめるラーメンを出品
するなど、色々なアイデアを考えながら、地域の活性化のための
取組を続けています。
【「地域貢献?」から「地域貢献!」】 「商品を売り、利益を得る」という考えではなく、「商品販売を通じ
て地域活性化につなげ、多くの人々に貢献する」という考えを待っ
たマーケティング部です。そのために地域との連携が何よりも必
要なのではないかと考えています。
これまでの活動を通じて「小さな活動も継続していればいつか誰
かにその思いが届く」と確信し、今後も地域活性化のために、活動
を続けて行きます。
■代表者:谷口正樹さん/設立:2006年/会員:16名
■連絡先:北海道苫小牧市新開町4丁目7番2号
■電 話:0144-55-9264
■FAX:0144-55-9263
■H P:http://www.soukei.hokkaido-c.ed.jp/
※写真
地元アイスホッケーチーム応援の様子
「わが村は美しく-北海道」第7回コンクール応募団体
新ひだか町商工会飲食業部会
【新ひだか町】
「かじか」は、主に「カレイ漁」の副産物として水揚げされ、その
多くは行き場を失っています。「先行きのないかじか達をどうにか
出来ないか」という漁業関係者の思いから、当部会で「かじかのす
り身」を商品開発事業として取り上げ、商品化から販路開拓の道
を目指し、昨今魚離れしている子供達にも親しみをもって食べても
らえる事を願い、商品名「かじまるくん」(揚げ蒲鉾)を開発しまし
た。
当部会に係る「かじまるくん」の販売利益の全額について、次代
を担う子供達のために寄付することとしています。
「北海道味覚マルシェ」に出品
新ひだか町スポーツ少年団に寄付
カレイ漁の副産物として水揚げされるも大量に行き場を失って
いた「かじか」を漁協と地元の加工業者が協力し、胆振・日高沿岸
で獲れたかじかを使用し、「かじかのすり身」を開発していました。
当部会では、このすり身の商品化、販路開拓の道を事業として
取扱い、地元の加工業者と共同で、新たな商品開発を行い、「か
じまるくん」という揚げ蒲鉾が誕生いたしました。
「かじまるくん」には、「かじかのすり身」の外にも、町の特産品
である日高昆布だしを使用しています。
平成25年11月より、JR静内駅構内にて販売を開始。その後、
新千歳空港内で開催された「北海道味覚マルシェ」に出品。平成2
6年2月より、月2回程度、魚離れが進む地元小中学生に食べて
もらいたいという思いから、町内の給食センターに支給し、学校給
食として提供しています。
資源の有効活用、高付加価値化によって生まれた「かじまるく
ん」は新ひだか推奨品に認定され、町を代表する特産品になって
います。
【『かじまるくん』の誕生物語】
私(かじか)達は、日高・胆振の海で生活していてカレイ達の網に
よくひっかかってしまう、ちょっと見た目の悪い魚なんです。
冬には鍋料理の具材となる仲間もいるけど、多くの仲間は売り
先もなく、行き場を失っています。
「行き場のない私たちの食場は・・・」
「かじまるくん」は
そんな
「私たちの願い」
から生まれた商品です。
■代表者:半田朋雄さん/設立:2006年/部会員:97名
■連絡先:日高郡新ひだか町静内本町1丁目1番12号
■電 話:0146-42-0041
■FAX:0146-42-8220
■H P:http://www.shinhidaka-shokokai.com
かじまるくんPR
「わが村は美しく-北海道」第7回コンクール応募団体
有限会社 まさご
【浦河町】
浦河町内でラーメン店を営むご主人が、浦河町、そして北海道
の美味しさを知ってもらいたいとの思いから、山海のめぐみが詰
まった餃子を製造販売しています。太平洋で採れる日高昆布、
山々の麓で採れる行者にんにくや北海道産小麦など、特に材料
はできるだけ北海道産にこだわり厳選した食材を使用していま
す。調味料は化学調味料を使わない美味しさを求め、日高昆布の
粉末、魚醤油を使用して無添加の餃子を作っています。
行者にんにく入り餃子
日高昆布を練り込んだ乾麺
「浦河餃子」と名付けた数種類のオリジナル餃子は、浦河町や
北海道の豊かな食材をふんだんに使い、道内に留まらず、通信販
売やインターネットなどで幅広く販売していることから、道外のお客
さんも増えてきています。その餃子は地元で製造できる自社工場
で製造しています。
浦河飲食店組合、うらかわ『食』で地域をつなぐ協議会と連携し、
イベント等への出品や浦河町を含む4町合同ブース出店「北のア
メ横」への参加など食を通じて地域振興のための活動を行ってい
ます。
新たな商品開発にも積極的で、日高昆布を練り込んだ乾麺や地
元の塩を入れたアイスクリームなど、オリジナル商品を製造販売
しています。
【こだわりの「浦河餃子」】 「浦河餃子」は、北海道産小麦、和華を使用した餃子の皮や北
海道産豚肉、玉葱、白菜、にら、日高昆布、魚醤油など地元の食
材をふんだんに使用しています。
2014年に道産食品登録食品に登録されました。
行者にんにく入り餃子の外にも、まろやか黒昆布餃子、さらさら
レッド餃子、とろりバターのカレー餃子などオリジナルな餃子も
作っています。
まろやか黒昆布餃子
■代表者:大久保克好さん/設立:1973年/会員: - 名
■連絡先:浦河郡浦河町堺町東1丁目11-1
■電 話:0146-22-2645
■FAX:0146-22-5314
■H P:http://urakawa-gyoza.com