東北復興のカギを握る地域金融機関と被災地の未来を考える ~被災地に280億円以上の経済効果をもたらした 「わがまち基金」プロジェクトからの報告~ 間もなく東日本大震災発生から5年目を迎えようとしています。被災地では復興の道 を着実に歩んでいるとされている一方で、建築資材の高騰、各業界の人材不足、長 引く原発事故の風評被害…被災地をとりまく困難な状況は今も続き、さらなる対策 や支援が必要となっています。 日本財団は東日本大震災復興支援の一環として、2013年12月より被災沿岸部の5信 用金庫と連携し、被災により事業再開・継続が困難な状況にある企業、被災地で新 たな事業を開始する企業、そして被災地のソーシャルビジネス等を行う組織に対す る融資支援事業「わがまち基金」プロジェクトを行っています。 3月11日を前に、岩手県、宮城県そして福島県の沿岸域を中心に合計1,000件・約 280億円以上の融資(2014年12月末現在)を実行している「わがまち基金」プロ ジェクトから見えてきた被災地の現状と今後の課題について検討するシンポジウム を開催します。 このシンポジウムでは、被災後に宮城県大崎市でいちご農園を開業した企業や福島 県南相馬市で老齢者介護・リハビリ施設を運営している福祉施設による融資金を活 用した事業の事例の発表、自ら被災しながら地域経済を支えている各信用金庫担当 者によるパネルディスカッション、そして会場との質疑応答も行います。 被災地経済の「現場」を支える地域金融機関だからこそわかる東北復興の課題と展 望を共有し、皆様からのご意見をいただければ幸いです。 日 時 2015年3月3日(火)14時~16時30分 (受付13時30分~) 場 所 日本財団ビル 2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2) 主 催 日本財団 共 催 宮古信用金庫(岩手県宮古市)、気仙沼信用金庫(宮城県気仙沼市)、 石巻信用金庫(宮城県石巻市)、ひまわり信用金庫(福島県いわき市)、 あぶくま信用金庫(福島県南相馬市) 後 援 復興庁 参加費 無料 参加方法 定 員 www.wagamachi.jp.net/news/ よりご登録下さい (「わがまち基金」で検索下さい) 120人程度(先着順) プログラム詳細は裏面をご覧ください。 セミナープログラム 13:30 受付開始 14:00 主催者 挨拶 日本財団 14:05 挨拶 宮古信用金庫 理事長 齋藤浩司 気仙沼信用金庫 理事長 菅原務 石巻信用金庫 理事長 高橋賢志 ひまわり信用金庫 理事長 台正昭 あぶくま信用金庫 理事長 半澤恒夫 14:20 基調講演 復興庁 統括官付審議官 14:35 融資を活用した企 業と信用金庫によ る事例発表 理事長 尾形武寿 北村信(予定) 株式会社相馬の里 代表取締役 大内安男 あぶくま信用金庫 業務推進部営業推進課課長 氏家一夫 いちご倶楽部株式会社 代表取締役 田内伸子 石巻信用金庫 新分野推進室新分野推進課課長 津田誠 復興庁 統括官付参事官補佐 熊崎貴之 宮古信用金庫 総合企画部業務推進課課長代理 吉川直孝 気仙沼信用金庫 復興支援課課長 藤村栄治 ひまわり信用金庫 経営支援室室長 榊原正多 日本財団 「わがまち基金」推進チーム チームリーダー 荻上健太郎 15:25 パネルディスカッ ション、質疑応答 16:25 閉 会 16:30 | 17:00 名刺交換会(会場に軽食をご用意しますので、ご自由に参加ください) ※ご登壇者様のご都合によりプログラム が変更になる場合がございますが、ご了 承ください。(2月9日) 参加申し込み方法: www.wagamachi.jp.net/news/ よりご登録下さい (「わがまち基金」で検索下さい) 背景写真提供:和田剛
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