芦屋浜風用地 一般競争入札実施要領

芦屋浜風用地
一般競争入札実施要領
平成27年 1月
兵 庫 県 住 宅 供 給 公 社
〒650-0011
神戸市中央区下山手通 4 丁目 18 番 2 号
芦屋浜風用地一般競争入札実施要領
1 入札の趣旨
兵庫県住宅供給公社(以下「公社」という。
)が所有する駐車場跡地について、対象地が居住
系用途地域内の用地であることから、民間の自由な発想と創意工夫に期待し、住宅建設事業を
実施する民間企業を対象に、市場価格による土地処分を目的として一般競争入札を実施します。
2 対象地の概要
(1) 土地の表示
所在
芦屋市浜風町3番2
地目
宅 地
地積
2,431.14 ㎡
(2) 法規制
第2種中高層住居専用地域
(建ぺい率 50% 容積率 100%)
3 入札の概要
この入札では芦屋浜風用地の購入希望者(以下「入札参加希望者」という。)を募集します。
入札参加希望者は、公社が定める期日までに、ア)入札参加申込書(様式 1-1 又は 1-2)
、イ)
経営状況説明書(様式2)
、その他添付書類を提出していただきます。
公社では、入札審査会において入札参加希望者から提出された書類の審査を行い、入札参加
資格者を決定します。決定後、公社から入札参加資格者に対して入札日時・場所の通知書、入
札書様式等を送付します。
落札者の決定は、公社が設けた予定価格以上の入札を行った方のうち、最高価格を入札した
方を落札者として契約します。落札者は、公社から現状有姿(駐車場施設等付き)で土地を購
入していただきます。
なお、落札者が辞退した場合は、予定価格以上の入札で、2番目に高い価格を入札した方を
落札者とし、契約します。
4 参加資格
入札参加資格者は、(1)~(3)に掲げる条件を満たしている必要があります。(4)~(7)に該当
する者は申込出来ません。
(1) 対象地において住宅建設事業等を実施する者で、事業を実現する資力・信用力を持つ企業。
(2) 単独企業または、2社以上5社以下の企業で構成された共同事業者(以下「共同事業者」
という。
)とする。
ただし、共同事業者で入札する場合は、代表企業が(1)の資格要件を満たしていること。
1
(3) 宅地建物取引業法第3条に規定する免許を有する者であること。ただし、共同事業者で入
札する場合は、全ての構成員企業がこの要件を満たすこと。
(4)
兵庫県及び兵庫県住宅供給公社における不動産の売却に係る契約手続きにおいて次の事
項に該当すると認められる者で、その事実があった後2年間を経過しない者。
その者を代理人、支配人その他使用人又は入札代理人として使用する者についても、また
同様とする。
(ア)競争入札又はせり売りにおいて、その公正な執行を妨げた者又は公正な価格の成立を害し、
若しくは不正の利益を得るために連合した者。
(イ)落札者が契約を締結すること又は契約の相手方が契約を履行することを妨げた者
(ウ)正当な理由がなく契約を履行しなかった者。
(エ)ア~ウのいずれかに該当する事実があった後2年を経過しない者を契約の履行に当たり代
理人、支配人その他の使用人として使用した者。
(5) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第 2 条第 2 号
から第 6 号に該当する者。
(6) 売払い物件を風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122
号)第 2 条第 1 項に規定する風俗営業、同条第 5 項に規定する性風俗関連特殊営業その他こ
れらに類する業の用に供しようとする者。
(7) 破壊活動防止法(昭和 27 年法律第 240 号)に基づくところの破壊的団体及び当該団体の
役員もしくは構成員。
5 一般競争入札日程等
(1) 公 告
① 公
告
② 公告場所
平成27年 1月13日(火)~平成27年 1月30日(金)
神戸市中央区下山手通4丁目18番2号
・兵庫県公社館 玄関前掲示板
・公社ホームページ URL http://www.hyogo-jk.or.jp
(2) 実施要領の配布
① 期
間
② 配布方法
平成27年 1月13日(火)~平成27年 1月30日(金)
公社ホームページ URL http://www.hyogo-jk.or.jp
(3) 入札参加申し込み
入札参加希望者は、所定の入札参加申込書(様式 1-1 又は 1-2)、経営状況説明書(様式 2)
に必要事項を記入し、添付書類(宅地建物取引業法第3条に規定する免許証の写、入札予定
日から 3 ヶ月以内の印鑑証明書)とともに下記申込期間内に簡易書留郵便による郵送で提出
してください。
(持参いただいても受付できませんのでご注意ください。)
① 期
間
平成27年 1月13日(火)~平成27年 1月30日(金)
期間内の消印が有り平成27年 1月31日(土)までに到着したもの
に限り有効とします。
2
② 送 付 先
〒650-0011 神戸市中央区下山手通4丁目18番2号
兵庫県住宅供給公社 住宅管理部 業務調整担当 調整・分譲課
(4) 質疑応答
芦屋浜風用地一般競争入札実施要領に関する説明会は行いませんが、質問がある場合は、
質疑により対応させていただきます。質疑については、所定の質疑書(様式 3)に必要事項を
記入し、簡易書留郵便による郵送で提出してください。(持参いただいても受付できません
のでご注意ください。)
① 質疑の受付期間及び場所
〇期
間
平成27年
1月13日(火)~平成27年 1月30日(金)
期間内の消印が有り、平成27年 1月31日(土)までに到着したもの
に限り受付けます。
〇送 付 先
〒650-0011 神戸市中央区下山手通4丁目18番2号
兵庫県住宅供給公社 住宅管理部 業務調整担当 調整・分譲課
※質疑は文書により受付けます。
(電話・電子メール等による質疑は受付けできません。
)
※質疑は要旨を簡潔に質疑書(様式 3)にまとめてください。
② 回答の方法
平成27年 2月 6日(金)に、全ての質疑に対する回答を入札参加希望者全員にFA
Xで送ります。
なお、質疑の内容により、時間を要する場合は、その旨、入札参加希望者に通知します。
(5) 入札及び落札者の決定
公社内部に設置する入札審査会が資格審査を行い、入札参加資格者を決定します。
入札参加資格者には、公社から入札日時・場所の通知書、入札書様式、入札に必要な入札保
証金納付書を送付します。
また、資格審査により入札参加資格者と認められなかった方については、理由を付して郵
送にて通知します。
〇入 札 日
平成27年 2月20日(金) 午前10時から
〇場
神戸市中央区下山手通4丁目18番2号
所
兵庫県公社館1階 大会議室
※ 公社が設定した予定価格以上の入札を行った入札参加資格者の内、最高価格の入札を
行った方を落札者として決定します。
※ 落札者決定後入札会場において、落札者の名称・落札額を発表します。
※ 落札者決定後の異議等には一切応じられません。
※ 入札の結果、公社が設定した予定価格以上の入札がない場合、再入札を行うか又は入
札を打ち切るかはその場で決定し、再入札を行う場合は直ちに実施します。
3
6 入札参加申込時の提出書類等
提出書(提出部数:各1部)
(1) 入札参加申込書(様式 1-1 又は 1-2)
(2) 経営状況説明書(様式 2)
(3) 宅地建物取引業免許(写)
(4) 印鑑証明書(入札予定日から 3 ヶ月以内のもの)
(注)※共同事業者で申し込む場合は、構成員企業毎に上記⑵⑶の書類を提出していただきます。
※公社が必要と認める場合は、追加資料をお願いすることがあります。
7 土地売買契約の締結及び引渡し
(1) 土地売買契約の締結
落札者は、公社の定める売買契約書(12~15 ページ)により、平成27年
3月
2日
(月)までに土地売買契約を締結していただきます。
なお、公社の都合により土地売買契約締結時期を変更する場合は、事前に落札者に通知し
ます。
(2) 土地の引渡し
土地の引渡しは、平成27年 3月13日(金)を予定していますので、売買代金の入金
はそれまでに済ませていただきます。
なお、公社の都合により引渡し時期を変更する場合は、事前に落札者に通知します。その
場合、売買代金の金額の変更は認めませんが、代金の納入時期については協議させていただ
きます。
(3) 土地の所有権移転
土地の所有権は、引き渡しをもって移転するものとし、引き渡し後、公社が嘱託登記によ
り所有権移転登記を行ないます。
なお、登記に必要な登録免許税等の費用は、落札者の負担となります。
(4) 買い戻し特約
土地売買契約において、契約違反があった場合に売買代金をもって買戻すことができる旨
の特約を行います。買い戻し特約期間は、引き渡し日から5年間です。
8 入札参加の条件及び承知事項
(1) 売買契約対象敷地面積
売買契約対象敷地面積は公簿面積とします。
なお、公社は土地に関しての瑕疵担保責任は一切負いません。
(2) 現駐車場施設等の解体及び撤去
落札者は、用地内に現存する駐車場施設等(アスファルト舗装 雨水・汚水引込管及び
人孔 照明灯 その他(敷地内雨水排水施設)給排水施設、電気設備等一切含む)を、落札
者の負担において解体、撤去するものとします。
4
なお、現存する駐車場施設等については、土地の引き渡し日より落札者の責任において管
理を行っていただきます。
(3) 転売等の制限
土地引渡日から起算して5年間は、土地に関する所有権、地上権、質権、抵当権、使用貸
借による権利又は賃借権、その他の使用及び収益を目的とする権利の設定又は移転をしよう
とするときは、予め公社の承諾を受けなければなりません。
ただし、住宅等分譲事業を行う場合における落札者、住宅等購入者又はその権利の承継人
が行う行為については、公社の承諾を受ける必要がありません。
(4) 指定用途
土地の指定用途は、住宅建設事業用地とし、指定用途以外に使用することは出来ません。
なお、芦屋市が指導する街並み形成に協力し、周辺の住環境に合わせ、敷地面積は1宅地あた
り概ね 170 ㎡程度の戸建住宅として下さい。
また、事業実施にあたっては、CO2 の削減、省エネ、雨水貯留水等、環境に配慮してく
ださい。
(5) 指定期日
土地引渡日から起算して2年以内に、住宅建設事業等に着手していただきます。
(6) 契約違反に対する措置
土地売買契約締結後、公社との契約条項に違反したときは、売買代金の20%相当の違約
金を徴収します。また、公社は契約を解除できるものとします。
(7) 落札の取消し
落札後、土地売買契約までの間に、落札者が破産や民事再生法の申立を行う等の信用力悪
化や、入札時に公社が把握できなかった特段の事情が発生した場合、落札を取り消すことが
あります。
(8) 公租公課の負担
譲渡した土地に賦課される固定資産税・都市計画税は、決定次第物件引渡日の属する月の
翌月から月割り計算により落札者の負担となります。
なお、土地、建物の公租公課は、各年度 4 月 1 日を起算日として、落札者に請求するもの
とします。
(9) 関係法令の遵守等
住宅建設事業等の実施にあたっては、関連法令を遵守し、開発指導行政の指示に基づき実
施していただきます。
また、関連法令による許可等を得た後に、許可証等の写しと土地利用計画図を公社に提出
していただきます。
(10) 住宅建設事業等にかかる負担金等
当該地の開発にあたり、負担金・協力金等については、事前に芦屋市他関係機関へ確認し、
必要に応じて協議を行なってください。
5
(11) 近隣住民、地元自治会等との協議調整
近隣住民、地元自治会等との協議調整については、落札者の責任において誠意をもって実
施していただきます。
また、現存する駐車場施設等の取り壊し、撤去及び建築物等の建設に起因する周辺への影
響等のトラブルが生じた場合、又は行政からの指導があった場合、落札者の責任において対
応していただきます。
(12) 地盤地耐力調査等・土壌汚染調査等
地盤の地耐力調査等及び土壌汚染調査は行っておりませんので、落札者の費用負担で行っ
ていただくことになりますので、あらかじめご承知おきください。
(13) 契約後の引渡し図面等
土地実測図、多角測量網図等測量成果
10 入札保証金について
(1) 入札に参加するためには、2,000万円の入札保証金が必要です。
(2) 入札参加者は、当公社が発行する入札保証金納付書により、平成27年
2月16日(月)
までに公社が指定する銀行口座に納付してください。
また、納付した金融機関の領収印が押印された領収書原本及びその「写し」を入札当日に
入札会場まで持参してください。
なお、共同事業者で入札する場合の入札保証金は、代表企業が納付してください。
(3) 公社に振り込まれた入札保証金は、落札しなかった方には、入札日以降2週間以内に銀行
振込の方法で返還しますが、入札保証金には利息を付しません。
また、落札者の入札保証金は、契約保証金として取り扱うものとし、土地売買契約の締結
と同時に、土地購入代金に充当します。この契約保証金についても利息を付しません。
なお、契約保証金を差し引いた残金のお支払いは、平成 27 年 3 月 13 日までとします。
(4) 落札者が正当な理由なく公社の指定する期限までに土地売買契約を締結しないときは、落
札者の資格を喪失します。また、契約保証金は返還いたしません。
11 要領の施行期日及び失効
この要領は平成27年
1月13日(火)から施行し、契約の相手方を特定し、土地売買契
約が締結されたときにその効力を失います。
6
(単独企業用)
(様式1-1)
入 札 参 加 申 込 書
芦屋浜風用地一般競争入札に参加したいので、添付書類とともに申し込みます。
なお、入札に際しては「芦屋浜風用地一般競争入札実施要領」及び入札用地の法令上の規制等全
て承知の上で参加します。
平成
年
月
日
兵庫県住宅供給公社
理事長 川端 宏幸 様
所
入
在
地
社
名
㊞
札
参
加
者
代
表
者
名
フ
リ
ガ
ナ
連絡先電話番号
担 当 者 氏 名
質 疑 回 答 用
受 付 日
電 子 メ ー ル ア ド レ ス
※
受付番号
(注) ※には記入しないでください
7
※
(共同事業者用)
(様式1-2)
入 札 参 加 申 込 書
芦屋浜風用地一般競争入札に参加したいので、添付書類とともに申し込みます。
なお、入札に際しては「芦屋浜風用地一般競争入札実施要領」及び入札用地の法令上の規制等全
て承知の上で参加します。
平成
年
月
日
兵庫県住宅供給公社
理事長 川端 宏幸 様
所
在
地
社
代
表
企
業
名
代
表
者
フ
リ ガ ナ
名
質疑回答用
入
札
参
加
者
構
成
員
企
業
構
成
員
企
業
構
成
員
企
業
連絡先電話番号
担 当 者 氏 名
物件共有持分
構
成
員
企
業
㊞
所
在
表
者
在
名
(
)分の(
名
表
者
所
在
㊞
名
物件共有持分
(
)分の(
)
地
社
名
表
者
所
在
㊞
名
物件共有持分
(
)分の(
)
地
社
名
表
者
㊞
名
物件共有持分
(
)分の(
※ 物件共有持分は、分数表示とすること。
※ 代表企業は、最も多くの持分を有すること。
※ 持分は、原則として変更することはできないものとする。
受 付 日
)
地
社
代
㊞
名
所
代
)
電子メールアドレス
物件共有持分
代
)分の(
地
社
代
(
※
受付番号
(注) ※には記入しないでください。
8
※
)
(様式2)
(共同事業者の場合は、構成員企業毎に提出してください。
)
経 営 状 況 説 明 書
平成
年
月
日
兵庫県住宅供給公社
理 事 長 川端 宏幸 様
入
札
参
加
者
所
在
社
地
名
㊞
代 表 者 名
1. 企業概要
通算営業年数
年
支 店 ・ 営 業 所
自 己 資 本
千円
主 な 取 引 銀 行
総
本
千円
発行済株数
株
従 業 員 数
人
資
上場・取引所
未・既
資
本
金
の
推
移
取引所
銀行
支店
年
月
千円
年
月
千円
年
月
千円
年
月
千円
2. 経営状況
NO.
項
目(単位)
1
売
上
2
経 常 利 益(千円)
3
流 動 資 産(千円)
4
流 動 負 債(千円)
平成 年度
平成 年度
高(千円)
※最近3期分の決算(古い順に左から)について記入してください。
※直近の決算書を添付してください。
9
平成 年度
備
考
(参 考)
科目の定義
(1) 損益計算書関連
① 売上高=総売上高―(売上値引+戻り高)
② 経常利益=営業利益+営業外利益
③ 流動利益
④ 流動負債
(2) 貸借対照表関連
① 総資本=負債+資本(=資産)
② 自己資本=資本金+法定準備金及び剰余金の合計
10
(様式3)
質
疑
書
芦屋浜風用地一般競争入札実施要領の内容について、以下のとおり質問いたします。
平成
年
月
日
兵庫県住宅供給公社
理事長 川端 宏幸 様
社
名
㊞
入
札
参
加
代 表 者 名
担 当 者 名
電 話 番 号
者
FAX番号
番
号
質
疑
11
内
容
売
買
契
約
書
兵庫県住宅供給公社(以下「甲」という。)と、
(以下
「乙」という。)とは、平成27年2月20日付にて一般競争入札を実施した第2条記載の土地に
ついて、次のとおり売買契約(以下「本契約」という。)を締結する。
(信義誠実の義務)
第1条
甲及び乙は、信義を重んじ誠実に本契約を履行しなければならない。
(譲渡物件)
第2条
甲は、次に掲げる土地(以下「土地」という。)を乙に譲渡するものとする。
【土地】
(1) 所
在
芦屋市浜風町3番2
(2) 地
目
宅
(3) 譲渡面積
地
2,431.14㎡
(指定用途)
第3条
乙は、土地を住宅等の用途(以下「指定用途」という。)に供さなければならないものと
する。
2
芦屋市が指導する街並み形成に協力し、周辺の住環境に合わせ、敷地面積は1宅地あたり
概ね 170 ㎡程度の戸建住宅とする。
(指定期日)
第4条
乙は、第8条1項の土地引渡し日から2年以内に、土地を前条の指定用途事業に着手しな
ければならない。
(売買代金)
第5条
土地の売買代金は、金
円とする。
(売買代金の納入方法)
第6条
甲が入札保証金として乙から預かった、金20,000,000円は、契約保証金として
取扱い、本契約の締結と同時に、前条の土地売買代金に充当するものとする。
2
乙は、前条に定める土地の売買代金から、前項の契約保証金を差し引いた
金
円を甲の指定する銀行口座への振込みにより平成27年
3月13日にまでに支払うものとする。
3
乙は、第22条規定する乙が負担すべき公租公課については、前項の支払いと同時に甲に
支払うものとする。
(遅延損害金)
第7条
乙は、本契約に基づき甲に納入すべき金額を甲の指定する期日までに納入しなかった場合
には、その納期限の日から納入の日までの期間、当該未納金額につき年14.5%の割合を
乗じて得た金員を遅延損害金として、甲に支払わなければならない。ただし、やむを得ない
事情があると甲が認めた場合には、これを減免することができる。
(所有権の移転等)
第8条
甲は、第6条第2項および第3項の入金を確認した後、すみやかに土地を現状有姿で引き
12
渡すものとする。
2
乙は、前項の土地引渡し後、指定用途に供するための工事に着手できるものとする。
(所有権移転等の登記)
第9条
甲は、前条の土地引渡し完了後すみやかに、乙を所有者とする所有権移転登記を行うもの
とし、乙はこれに協力しなければならない。
2
前項の登記手続は、甲の嘱託により行うものとする。
3
第1項の登記に要する費用は、乙の負担とする。
(権利の設定または移転の制限)
第 10 条
乙は、土地引渡し日から5年間、土地に関する所有権、地上権、質権、抵当権、使用貸
借による権利の設定又は移転をしようとするときは、あらかじめ甲の承諾を受けなければ
ならない。ただし、乙が住宅等分譲事業を行う場合における乙、住宅等購入者、又はその
承継人が行う所有権の移転または質権及び抵当権の設定についてはこの限りでない。
(土地を譲渡する場合の条件)
第 11 条
乙は、土地を譲渡する場合、譲受人との売買契約書において、次の各号に掲げる事項を
分譲条件として特約しなければならない。
(1)第16条第2項に規定する買戻期間内に、指定用途以外の用途に使用してはならないこと。
(2)前号の規定は、譲受人及びその特定承継人に及ぶものであること。
(瑕疵担保責任等)
第 12 条
甲は乙に対し、土地に関して瑕疵担保責任を負わない。
(土地の管理等)
第 13 条
乙は、現存する駐車場施設等(アスファルト舗装
雨水・汚水引込管及び人孔
照明灯
その他(敷地内雨水排水施設)給排水施設、電気設備等一切含む)一切(以下「駐車場施
設等」という。
)を乙の負担で取り壊し、撤去するものとする。
2
乙は、土地の引き渡しを受けた日から、現存する駐車場施設等の取り壊し、撤去が完了
するまでの管理責任を負うものとする。
(違約金)
第 14 条
乙が次の各号のいずれかに該当したと甲が認めた場合、乙は違約金として土地売買代金
の20%相当額(金
円)を甲の定める期日までに甲に支払うもの
とする。
(1)第3条及び第4条の規定に違反したとき。
(2)乙が、仮差押え、仮処分、強制執行、競売を受け、又は破産、会社更生、民事再生、その
他これらに類する法的倒産の手続きの申立てをなし、もしくは受けたとき。
(3)土地の売買代金その他甲に納付しなければならない金額を納付期限までに納付しないとき。
(契約の解除)
第 15 条
甲は、乙が前条の各号いずれかに該当したときは、本契約を解除することができる。こ
の場合において、乙又は第三者に損害を生じても、甲はその責を負わない。
(買戻権)
第 16 条
甲は、乙が次の各号の一に該当したときは、土地を買い戻すことができる。この場合に
おいて、乙又は第三者に損害を生じても、甲はその責を負わない。
(1)第3条、第4条又は第10条の規定に違反したとき。
13
(2)乙が、仮差押え、仮処分、強制執行、競売を受け、又は破産、会社更生、民事再生、そ
の他これらに類する法的倒産の手続きの申立てをなし、もしくは受けたとき。
(3)契約に関して甲に提出した書類に虚偽の記載があったとき。
(4)前各号の他、この契約の各条項に違反したとき。
2
前項の買戻しの特約期間は、土地引渡し日から起算して5年を経過する日までとする。
(甲が契約を解除した場合又は土地を買い戻した場合の措置)
第 17 条
第15条の規定により甲が契約を解除した場合(以下「契約解除」という。)又は、第1
16条の規定により甲が土地を買い戻した場合(以下「買い戻し」という。)は、次の各号
により措置をする。
(1)契約解除したときは、甲は既納売買代金を乙に返還するものとし、既納遅延損害金及び
その他の既納金銭は返還しないものとする。
(2)買い戻しをしたときは、甲は既納売買代金を乙に返還するものとし、既納遅延損害金及
びその他の既納金銭は返還しないものとする。
(3)第1号および第2号により返還等をする金銭には利息を付さないものとする。
(4)乙は、第14条に規定する違約金を甲に支払うものとする。この場合において、当該違
約金は違約罰であって第7号に規定する損害賠償の一部としないものとする。
(5)乙は、自己の負担において甲の指定する期日までに土地を甲に返還しなければならない。
(6)乙名義の所有権登記が完了している場合は、乙から甲への所有権移転登記費用及び土地
に権利の設定がされている場合の抹消登記費用は乙の負担とする。
(7)乙は、甲に損害を与えた場合は、その賠償義務を負わなければならない。
2
前項第3号、第4号及び第7号の規定は、乙の都合により契約を解除した場合にも準用
する。
(相殺)
第 18 条
甲は、契約解除し又は買い戻した場合は、前条第1項第1号及び第2号に定める甲が乙
に支払う金額と契約に基づき乙が甲に支払う違約金、損害金その他の金銭債務の相当額と
を相殺するものとする。
(甲に対する通知義務)
第 19 条
乙は、土地引渡し日から起算して5年を経過する日までに、次の各号のいずれかに該当
するときは、ただちにその旨を甲に通知しなければならない。
(1)解散したとき。
(2)商号、代表者又は住所を変更したとき。
(3)第 16 条第2号に該当する事由が生じた時。
(申請図書の提出義務)
第 20 条
乙は、指定用途事業着手に当り、開発許可後、許可書の写しと本件土地利用計画平面図
を甲に提出しなければならない。
(危険負担)
第 21 条
土地に関する危険負担(天災その他不可抗力による滅失、毀損、がけ崩れ、流失などの損
失負担)は、土地引渡し日から乙に帰属する。
(公租公課の負担)
第 22 条
土地に賦課される公租公課は、土地引き渡し日の属する月の翌月分以降については乙が
負担するものとする。
(相隣関係)
14
第 23 条
乙は、その責任において、周辺住民(地元自治会を含む)等との協議調整を行うとと
もに、建物等を建設することに起因する周辺への影響等の紛争が生じた場合、又は行政
からの指導があった場合、乙の責任において解決するものとする。
(規定外事項)
第 24 条 本契約に疑義が生じたとき、又は定めのない事項については、甲乙協議して解決する。
(合意管轄裁判所)
第 25 条
甲及び乙は、本契約に関する紛争については、神戸市を管轄する裁判所を第一審裁判
所とすることに合意する。
本契約の成立を証するため、本書2通を作成し、各自記名押印のうえ各1通を保有する。
平成
年
月
日
(甲)
住
所
神戸市中央区下山手通4丁目18番2号
氏
名
兵庫県住宅供給公社
理事長
(乙)
住
所
氏
名
15
川
端
宏
幸
【参 考 資 料】
1.位 置 図
16
2.全部事項証明
17
3.地積測量図
18
3、現況平面図
19
4.芦屋市下水道台帳(雨水)
20
5.芦屋市下水道台帳(汚水)
21
6.大阪ガス埋管図
22
7.芦屋市上水道埋管図
23