TOSADENSHI モータシールド基板 (BT付き) 仕様書 TOSADENSHI 安全のしおり ! 間違った使い方をすると、火災や感電、事故につながることがあり危険です。 また、本製品の故障にもつながります。事故や故障を防ぐために次のことを必ずお守りください。 ※ ! 本製品の手動操作・自走プログラムを含む取扱いによる事故・故障について、弊社では一切の責任を負いかねます。 ●電源の+、−を間違わないようにする 電源コネクタへの接続が不適切であると、本製品の故障の原因となります。 電源を入れる前に、必ずご確認の上、ご使用ください。 ●電気を通すものの上で使用しない 電気を通すものの上に直接本製品を設置するとショートするため、火災や感電の原因となり危険です。 四隅にある取り付け穴を使用し、本製品を他のものから離して設置、または電気を通さないものの上に 設置してください。 ●定格の入力電圧範囲内で使用する 定格の入力電圧範囲外で使用すると、動作不良となるだけではなく、本製品の故障につながります。 仕様範囲外の条件において使用された場合については、動作は保証できません。 ●電源投入時にリード線や半田部などに素手で触らない 電源投入時に素手で触ると、感電の原因となります。 ●改造した場合は保証致しません 本製品の改造やソフト変更等を行った場合は、故障があっても保証致しません。 2 TOSADENSHI 目 次 各部説明 接続構成図 Arduino用プログラム開発環境 BlueTooth通信仕様書 TOSADENSHI 各部説明 M4 M2 モータ接続端子 M3 外部電源 電源SW M1 リセットSW ●モータ制御端子(DCモータ用:M1∼M4) 1 M+ 2 M- 外部電力(7ー12v)からの入力電圧範囲で駆動 ●外部電源 7ー12vの範囲でご使用お願いします。 ●リセットSW Arduinoをリセットします。 ●電源SW 1 ON 2 OFF 外部電源からの供給を行う。 ※Arduinoにプログラムを書込みする場合はOFFでお願いします。 TOSADENSHI 接続構成図 Bluetooth通信 iPhone/iPad SBDBT5V ※取り付ける向きを間違えないように 注意してください。 電圧:7-12V 電源接続 乾電池またはバッテリー コネクタ:EHR‐2(JST) コンタクト: SEH‐001T‐P0.6(JST) 単3電池 モーター コネクタ:EHR‐2(JST) コンタクト: SEH‐001T‐P0.6(JST) Arduinoへのプログラム書込みに失敗する場合は、 BlueToothの基板(SBDBT5V)を取り外して再度書込みを実行して下さい。 Arduino用 プログラム開発環境 1. 開発環境インストール/サンプルプログラム 2. モータ駆動サンプルプログラムについて 3. Bluetooth通信サンプルプログラムについて TOSADENSHI 1. 開発環境インストール/サンプルプログラム ① 下記のURLより、ご利用のOSのArduino IDE開発環境をダウンロードし、 インストールを行って下さい。 Arduino Software ダウンロードページ http://arduino.cc/en/Main/Software ② 各サンプルプログラムは下記URLよりダウンロードが可能です。 モータ駆動サンプルプログラム (詳細:モータ駆動サンプルプログラムについて) http://www.tosadenshi.co.jp/download/ArduinoShield/motorPWM_Sample.zip BlueTooth通信サンプルプログラム(詳細:BlueTooth通信サンプルプログラムについて) http://www.tosadenshi.co.jp/download/ArduinoShield/BT_Serial_Sample.zip TOSADENSHI 2. モータ駆動サンプルプログラムについて 関数名 motrun(*,*,*,*) 機能 各DCモータへのDuty設定(-255∼255)を及び駆動制御を行う。 ●DCモータ制御端子(M1∼M4) 各モータへのDuty設定(-255∼255)及び駆動制御を行う。 使用例:DCモータM1,M2を正回転Duty255で駆動し、M2,M3を逆回転Duty255で1秒間駆動する。 その後1秒間全てのモータを停止する。 ! ! void setup(){ pinMode(2,OUTPUT); pinMode(3,OUTPUT); pinMode(4,OUTPUT); pinMode(5,OUTPUT); pinMode(6,OUTPUT); pinMode(7,OUTPUT); pinMode(8,OUTPUT); pinMode(9,OUTPUT); } ! void loop(){ motrun(255,255,-255,-255); delay(1000); motrun(0,0,0,0); delay(1000); } Arduinoへのプログラム書込みに失敗する場合は、 BlueToothの基板(SBDBT5V)を取り外して再度書込みを実行して下さい。 TOSADENSHI 3. Bluetooth通信サンプルプログラムについて 使用例:Arduinoから1秒毎に文字列「Tosadenshi」を送信する。 ! void setup(){ Serial.begin(9600); //シリアルポートは9600bpsに } ! void loop(){ Serial.write("Tosadenshi"); Serial.write("\n\a"); // 改行文字を送信; delay(1000); } SBDBT5Vのファームウェア設定をBLE対応版に書き換えており、専用iPhoneアプリケーション をインストールされている場合は、専用アプリケーション内の「Read」タブにて 「Tosadenshi」が受信される事を確認できます。(詳細リンク iPhone/iPadアプリの使い方) SBDBTモジュールを利用 BlueTooth通信仕様書 モーターシールド基板単体でご購入のお客様に対しては 初期ファームウェアがPCと通信する仕様となっております。 1. PC(Windows)で通信する 2. iPhone/iPad (iOS)で通信する iPhone/iPadアプリの使い方 iPhone/iPadアプリの応用 3. 通信サンプルプログラム TOSADENSHI 1. PC(Windows)で通信する ① 制御基板の電源を入れ、パソコン側でBlueTooth機器の検索を行います。 「TD-BT(※)」が検索されれば、「次へ」を選択し接続を行います。 (※ 通常出荷時のデバイスネームです。) ② 「デバイスのペアリングコードの入力」を選択します。 デバイスのペアリングコード(0000)の入力を行い、「次へ」を選択します。 TOSADENSHI ③ デバイスドライバーのインストールが開始されます。 全て「使用する準備ができました」と表示されることを確認して下さい。 ④ 「マイコンピュータ」を右クリックし[プロパティ]>[デバイスマネージャ]を開きます。 ポートを選択して、BlueToothのCOMポートが追加されていることを確認します。 ! ※ 複数のCOMポートとして認識されます。通常は数 字が最も少ないCOMポートで利用可能です。但し、 Windowsのドライバ認識状態により数字が大きいCOM ポートで認識される場合もありますので、動作しない 場合はCOMポートの変更を行って下さい。 ⑤ COMポートとして正常に追加されていれば、通常のシリアル通信と同様に通信が可能です。 VB6サンプルプログラム(※詳細は別途「PC制御について」をご参考下さい。)の ご利用も可能です。 TOSADENSHI 2. iPhone/iPad (iOS)で通信する iPhone / iPad で接続する場合は、 事前にSBDBT5Vのファームウェア書換えが必要となります。 購入後に書換えが必要となった場合は、 下記ホームページを参考にファームウェアの書き換えを 行うか、お問い合せにて対応させていただきます。 ランニングエレクトロニクス様ホームページ http://runningele.web.fc2.com iPhone / iPad用アプリケーションをAppStoreで配布しております。 下記URLのリンクより、ダウンロード可能です。 ! https://itunes.apple.com/us/app/tdble-arduinokontororu/ id884939304?l=ja&ls=1&mt=8 当サンプルプログラムは SBBLE (Konashi) をベースに作成しております。 http://sbble.micutil.com/#id0 ! 動作環境 ・BLE対応のデバイス(iPhone4S以降) ・iOS6以降のOS(iOS7推奨) TOSADENSHI iPhone / iPadアプリの使い方 ①「TDBLEARD」アプリケーションを起動すると、左 図の画面が表示されます。 ロボット本体(BlueToothモジュール)の電源をONにし て、「BLEを探す」をタップして下さい。 (※ 本アプリケーションは、BlueToothを利用します。 iPhone/iPad本体の設定で、BlueToothが利用出来るよ うにしてください。) ② デバイス名の選択画面が出ますので「TD_BLE」 (※土佐電子にてファームウェア設定を行った場合) を選択して「Done」をタップして下さい。 TOSADENSHI ③ 画面下のタブでモードの切替を行えます。 「Write」タブは、1列分の文字列をデバイスに送 信します。中心のテキストフィールドに文字列を記 載し、送信ボタンをタップして下さい。 ④ 「Read」タブは、モジュールからの受信を表 示します。 受信文字数に対し通信速度が早い場合は、文字化け やアプリケーションの強制終了が発生する可能性が あります。 TOSADENSHI ⑤ 「Controller」タブ、「Analog」タブは、今後発売予定の 土佐電子製Arduinoロボットキットのコントロールを行うためのインターフェースとなります。 本製品では対応しておりません。
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