5号機 起動変圧器(B)点検時における EALリスク低減検討について 0 1. 点検内容および点検日程について (1)点検内容 ・起変5SB変圧器点検(変圧器,LTC,保護継電器,NGR盤、ノンセグ) →外観点検、清掃、絶縁抵抗試験、動作試験など →緊急時(夜間、休日)での復旧操作(当直)が可能な状態としておく。 (2)点検およびアイソレ日程 ・5,6号機P/C切替(B→A系):H26.9.11(木) ・起変5SB停止に伴う電源融通:H26.9.12(金) ・起変5SB点検:H26.9.12(金) ~ H26.9.19(金) 9月 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 P/C切替(B→A系) EAL対策に伴う電源融通 起動変圧器5SB点検 融通 停止 解除 受電 1 2. 起変5SB停止に伴う外部電源事故発生時のEALのリスク低減対策 (1)起変5SB点検時における電源構成 - 停止中 - 受電中 外部電源 1~4号機外部電源 STr5SB点検のための安全処置として、 D/G5B、6Bは手動(待機)とする。緊 急時の場合、M/C5DもしくはM/C6Dの 受電が必要となった場合は、対象D/Gを 手動により起動させる。 GIS O-85 O-86 STr 5SB (点検) STr 5SA 所内共通 M/C1A 所内共通 M/C1B M/C 5SA-1 M/C 5SA-2 M/C 5SB-1 M/C 5SB-2 外部電源 M/C 5A M/C 5F M/C 5C M/C 5B M/C 6A-1 M/C 6A-2 HPCS M/C M/C 5D M/C 6B-2 M/C 6C M/C 6B-1 M/C 6D 外部電源 G G G G G D/G 5A D/G 5B HPCS D/G D/G 6A D/G 6B 自動(待機) 手動(待機) 自動(待機) 5 非常用交流 号 高圧母線 機 非常用ディー ゼル発電機 6 非常用交流 号 高圧母線 機 非常用ディー ゼル発電機 1系統 1系統 2系統 1系統 3系統 2系統 手動(待機) 2 3.起変5SB停止に伴う外部電源事故発生時のEALのリスク低減対策 (2)EAL対策および外部電源事故発生時の受電系(H26.9.12~H26.9.19) 位相差あり - 停止中 - 受電中 1~4号機外部電源 GIS O-85 所内共通 M/C1B ② M/C 5SA-1 ① M/C 5F M/C 5C 故障 M/C 5SA-2 M/C 5A ②電源故障(STr5SA等)発生時操作 (5号所内電源確保) ・所内共通M/C1A~M/C5A母線受電 ・起変5SBを3時間で復旧する O-86 STr5SA 所内共通 M/C1A ①EAL対策(点検前の事前操作) 所内共通M/C1B~M/C5F~M/C6D母線受電 ※M/C5F設置工事にて受電試験確認済み 外部電源 STr5SB M/C 5SB-1 M/C 5B M/C 6A-1 M/C 6A-2 HPCS M/C M/C 5D M/C 5SB-2 M/C 6B-2 M/C 6C M/C 6B-1 外部電源 5 非常用交流 号 高圧母線 機 非常用ディー ゼル発電機 M/C 6D 外部電源 G G G G G D/G 5A D/G 5B HPCS D/G D/G 6A D/G 6B D/G5A,D/G6A自動起動可能 D/G5B, D/G6B手動起動可能 6 非常用交流 号 高圧母線 機 非常用ディー ゼル発電機 1系統 1系統 2系統 (1台自動起動しない) 1系統 1系統 2系統 (1台自動起動しない) 3 4. 起変5SB点検に伴う関係箇所のEALリスク低減対応 (1)関係箇所のリスク低減対応 起変5SB点検に伴う関係箇所のEALリスク低減対策対応について以下のとおりである。 対策 1~4号機 (外部電源 )からの 電源確保対応 夜間・緊急時の起変 5SB復旧方法の確立 点検時における外部 電源喪失時のD/G (B)起動対応 電気機器Gの対応 当直の対応 なし 1.EAL対策電源融通および故障発生時の受電 手順の制定 ①所内共通M/C1B~M/C5F~M/C6D受電 ②所内共通M/C1A~M/C5A受電 2.1~4号と5,6号間との事前調整 ①緊急時の連絡体制、操作指示確認など ①夜間および休日時の連絡体制の確保(当社/企業) ②点検終了後は,夜間・休日でも当直のみで復旧が 可能となるような状態へ復旧する。 (電気品内部へ異物がないように管理する) ③日々毎に点検終了時の状況を当直へ連絡する。 起変5SBの点検期間中は,D/Gの待機状態を確保する ため関係箇所へ周知する。(定例工程会議等) ①点検終了時の起変5SB復旧手順の準備 ②夜間および休日時の動員および連絡体制の 確保 ③緊急時の復旧操作(接地取り外し、メガー測 定など)を当直単独でも行えるようにする。 (停止時操作で保全側と当直側で手順を調整 しておく) D/G(B)系の起動対応および手順の準備 4
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