お客様各位平成 27 年 2 月株式会社東洋所得税 R4 株式等の譲渡所得計算変更等対応版（Ver.14.11）の発行拝啓時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。平素は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。このたび、国税庁 HP に掲載されている「所得税平成 26 年分確定申告に関する手引き」のうち、株式等の譲渡所得（第三表、第四表）の税額計算方法についての記載がされている「所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き（損失申告用）の P.15」について、2 月 5 日に記載の訂正が行われました。これに伴い計算の変更が必要になりましたので、株式等の譲渡所得の計算（端数処理部分）の計算の変更等に対応した所得税 R4 平成 26 年（Ver.14.11）を発行します。１．発行プログラムシステム名バージョン更新の対象所得税 R4 平成 26 年 14.11 14.10 ２．プログラムの提供方法Ｅｉボードのダウンロードマネージャおよび会計マイページで公開いたします。提供方法提供日Ｅｉボードダウンロードマネージャー、会計システム「マイページ」 2014 年 2 月 9 日(月) CD 保守ユーザーへの修正版 CD の送品開始日 2015 年 2 月 12 日(木) 新規製品の出荷切り替え 2015 年 2 月 18 日(水) ３．株式等の譲渡所得の計算（端数処理部分）の計算の変更について国税庁 HP に掲載されている「所得税平成 26 年分確定申告に関する手引き」のうち、株式等の譲渡所得（第三表、第四表）の税額計算方法についての記載がされている「所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き（損失申告用）」について、2 月 5 日に記載の訂正が行われました。これに伴い計算の変更が必要になりましたので、Ver.14.11 を発行して対応いたします。変更前（14.10）変更後（14.11）未公開分と上場分の両方がある場合、それぞれの金額に対し、端数処理（1,000 円未満切り捨て）を行った後で、税率（15％）を乗じる。未公開分と上場分の両方がある場合、合算後に端数処理（1,000 円未満切り捨て）を行い、税率（15％）を乗じる。 ▼第三表の例 ▼第三表の例上図画面例の場合、以下の計算順で(73)を算出します。上図画面例の場合、以下の計算順で(73)を算出します。 ①100,600 円を 1,000 円未満切り捨て→100,000 円 ①合算する→100,600＋50,600＝151,200 円 ②50,600 円を 1,000 円未満切り捨て→50,000 円 ②1,000 円未満切り捨て→151,000 円 ③合算する→100,000＋50,000＝150,000 円 1／2 ４．その他の対応（障害の修正）その他、以下の障害が確認されましたので、修正を行います。 4-1. 減価償却連動同一データが複数表示されてしまう問題複数のバージョンの InterKX 減価償却がインストールされている PC で減価償却連動のデータ選択画面を表示すると、同一データが複数表示されてしまう現象を修正しました。 4-2. 旧製品からコンバートしたデータで、申告書第一表「再差引所得税額」等が再計算されない問題旧製品で第一表の全項目上書き処理を行っていたデータをコンバートした場合、コンバート後に所得税 R4 で追加入力や金額の変更を行っても、第一表の「再差引所得税額」や「所得税及び復興特別所得税の額」がコンバート直後の金額のまま再計算されない現象を修正しました。 ※旧製品 H25 年版で繰越処理後に、第一表の全項目上書きを行っていたデータが対象です。 4-3. 個人データ新規作成時にエラーとなる問題所得税 R4 の新規個人データ作成時に、R4 一括コンバーター（販売代理店様向けツール）の「共通会社情報の移行」機能にてコンバートを行った共通基本情報を参照するとエラーが発生してしまう現象を修正しました。以上 2／2