有限会社明石福祉介護サービス介護職員初任者研修(介護職員初任者養成課程・通学)学則 (事業者の名称・所在地) 第1条 本研修は次の事業者が実施する。 名 称 有限会社明石福祉介護サービス 所在地 明石市西明石北町3丁目2-17 (目的) 第2条 本研修は、介護に携わる者が、業務を遂行する上で最低限の知識・技術とそれを実践す る際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行えるようにすることを目的とする。 (実施課程及び形式) 第3条 前条の目的を達成するために、次の研修事業を実施する。 介護職員初任者養成課程(通学形式) (研修事業の名称) 第4条 研修事業の名称は次のとおりとする。 名 称 有限会社明石福祉介護サービス介護職員初任者研修(介護職員初任者養成課程・通 学) (事業計画) 第5条 平成27年の研修は、次のとおりとする。 実施期間 平成27年5月10日から平成27年10月11日まで 募集人員 20名 (実施場所) 第6条 研修事業の実施場所は、次のとおりとする。 兵庫県明石市西明石西町2丁目17-30 デイサービスセンター散歩道 (受講資格者) 第7条 次の各号に該当する者を受講資格者とする。 (1) 介護職員又は家庭・学校における介護者を目指す者及び介護に関心を持つ者 (2) 心身の健康が良好である者 1 (3) 通学が可能な者 (研修カリキュラム) 第8条 研修を修了するために履修しなければならないカリキュラムは、別表1のとおりとする。 (使用テキスト) 第9条 研修に使用するテキストは次のとおりとする。 MINERVA 福祉資格テキスト 介護職員初任者研修 DVD 付 ミネルヴァ書房 訪問介護・介護予防訪問介護の手引き 兵庫県発行 (担当講師) 第10条 研修を担当する講師は別表2のとおりとする。 (研修参加費用) 第11条 研修参加費用は次のとおりとする。 受 講 料 64,800円(税込み) テキスト代 5,400円(税込み) (募集手続き) 第12条 募集手続きは次のとおりとする。 ①応募者は、本事業指定の申込用紙に必要事項を記入の上、期日までに申し込む。ただし、 定員に達した時点で申込みは終了する。 ②事業者は、応募者の書類を審査し、受講者の決定を行い、受講決定通知書を受講者宛通知 する。 ③受講決定通知書を受け取った受講者は、指定の期日までに研修参加費用を納付する。 ④事業者は、研修参加費用の納入を確認した後、教材を郵送する。 (修了の認定) 第13条 修了は、第8条に定める研修カリキュラムを全て履修した者に対して筆記試験により 実施する修了評価において基準に達した者に対して研修修了を認定する。 (出席者の確認) 第14条 研修開始前に「受講者証」の提示により出欠の確認をする。 2 やむを得ず欠席する場合には必ず研修開始前までに電話等により届け出ること。 2 (研修遅刻者の扱い) 第15条 公共交通機関の遅延その他特別の事情がある場合を除き、遅刻した場合は欠席とする。 (補講) 第16条 講義科目の一部(研修時間数の概ね1割以内)を欠席した受講者で、やむを得ない事 情があると認められる場合は、当該期間内に次のいずれかの方法による補講を受けることに より、当該科目に出席したものとみなす。 ア 別途、事業者は、当該科目の講師要件を満たす講師が担当する研修を実施し、受講者は、 これを受講する。 イ 受講者は、事業者が当該研修科目の内容のすべてを撮影、収録した映像を事業者の管理 下で視聴し、出席していた場合と同等の内容を学習し、レポートを提出する。 2 補講にかかる受講料として、1科目につき1,000円を受講者の負担とする。 (受講の取り消し) 第17条 事業者は、次に該当する受講者に対して、その受講を取り消すことができる。 ア 学習意欲が著しく欠け、修了の見込みが無いと認められる者 イ 受講態度が著しく悪く、研修の秩序を乱す者 ウ 学則に定める受講者の義務を果たさない者 (知事への報告) 第18条 事業者は、修了者を介護員養成研修事業修了者名簿に記載し、兵庫県が定める介護員 養成研修事業実績報告書を兵庫県知事に提出する。 (修了証明書の交付) 第19条 事業者は、兵庫県より前条の報告書に係る受理通知を受けた後に、第13条の定めに より修了を認定された受講者に対して、兵庫県介護員養成研修事業者指定要領10に規定する 修了証明書及び携帯用修了証明書を交付する。 (修了証明証の再発行) 第20条 事業者は、修了者が修了証明証を紛失した場合には、修了者の申し出により修了証明 書を再発行する。 3 (個人情報の保護) 第21条 事業者は、研修事業実施上知り得た受講者の秘密の保持に留意し、受講者の個人情報 の保護の重要性を認識し、個人情報の取り扱いに当たっては、個人の権利及び利益を侵害す ることがないよう、適切に管理する。 2 事業者は、受講者等が研修で知り得た個人情報を他人に知らせ、又は不当な目的に使用する ことのないよう受講者の指導を行う。 (補則) 第22条 事業者は、この学則に定めのない事項で定める必要があると認められる事項を別に定 める。 附 則 この学則は、平成27年4月1日より施行する。 4 別表1 介護職員初任者研修カリキュラム表 編集責任者 岡野 裕 科(科目)名 内 容 (1)職務の理解 ①多様なサービスの理 解 (3時間) 実施計画 科目番号 1 介護職員初任者研修とは 2 多様なサービスの理解 (1)-① (6時間) ②介護職の仕事内容や 働く現場の理解 (3時間) (2)介護におけ ①人権と尊厳を支える る尊厳の保 介護 持・自立支援 (6時間) 1 介護職の仕事と職場 DVD 職務の理解 (1)-② 介護職の仕事の内容や働く現場の理解 1 人権と尊厳の保持 2 ICF、QLO、ノーマライゼーション 3 虐待予防・身体拘束禁止 (2)-① 4 個人の権利を守る制度の概要 (9時間) ②自立に向けた介護 (3時間) 1 自立支援 2 介護予防 (2)-② (3)介護の基本 ①介護職の役割、専門性 1 介護環境の特徴の理解 と多職種との連携 (6時間) (1時間30分) 2 介護の専門性 DVD キャリアパスの全体像 (3)-① 3 介護にかかわる職種 ②介護職の職業倫理 1 専門職の倫理の意義 (1時間30分) 2 介護の倫理、プライバシーの保護 (3)-② 3 地域社会における介護職の役割 ③介護における安全の 1 介護における安全の確保 確保とリスクマネジ 2 事故予防・安全対策 メント 3 感染対策 (3)-③ (1時間30分) ④介護職の安全 1 介護職の心身の管理 (1時間30分) 2 介護職に起こりやすい健康障害とその予防 (3)-④ (4)介護・福祉 ①介護保険制度 サービスの (3時間) 理解と医療 との連携 1 介護保険制度創設の背景および目的、動向 2 しくみの基礎的理解 (4)-① 3 制度を支える財源、組織・団体の機能と役割 ②医療との連携とリハ ビリテーション (9時間) (3時間) 1 医療行為と介護 2 医療・看護との連携 3 リハビリテーション 5 (4)-② ③障害者総合支援制度 およびその他制度 (3時間) (5)介護におけ ①介護におけるコミュ るコミュニ ニケーション ケーション (3時間) 技術 1 障害者福祉制度の理念 2 障害者自立支援制度のしくみの基礎的理解 (4)-③ 3 個人の権利を守る制度の概要 1 介護におけるコミュニケーションの意義、目的、役割 2 コミュニケーションの技法、道具を用いた言語的コミュニケーション 3 利用者・家族とのコミュニケーションの実際 (5)-① 4 利用者の状況・状態に応じたコミュニケーション技術の実際 ②介護におけるチーム (6時間) 1 記録による情報の共有化 のコミュニケーショ 2 報告 ン 3 コミュニケーションを促す環境 (5)-② (3時間) (6)老化の理解 ①老化に伴うこころと からだの変化と日常 1 老年期の発達と老獪に伴う心身の変化の特徴 2 老化に伴う心身の機能低下と日常生活への影響 (6)-① (6時間) (3時間) ②高齢者と健康 1 高齢者の疾病と生活上の留意点 (3時間) 2 高齢者に多い病気とその日常生活上の留意点 (7)認知症の理 ①認知症を取り巻く状 解 況 (6)-② 1 認知症の現状と施策 2 認知症ケアの理念 (7)-① (1時間30分) (6時間) ②医学的側面から見た 認知症の基礎と健康 1 認知症の概念 2 認知症の原因疾患とその病態、健康管理 管理 (7)-② (1時間30分) ③認知症に伴うこころ 1 認知症の人の生活障害、BPSDの特徴 とからだの変化と日常 2 認知症の利用者への対応 生活 (7)-③ (1時間30分) ④家族への支援 1 認知症と家族の心理 (1時間30分) 2 家族介護者への支援 (8)障害の理解 ①障害の基礎的理解 1 障害の概念とICF 2 障害者福祉の基本理念 (1時間) (3時間) (7)-④ (8)-① ②障害の医学的側面、生 1 身体障害 活障害、心理・行動の 2 知的障害 特徴、かかわり支援等 3 精神障害 の基礎的知識 4 その他の心身の障害 (1時間) 6 (8)-② ③家族の心理、かかわり 1 家族の抱えるストレスの理解 支援の理解 2 家族への支援 (8)-③ (1時間) (9)こ こ ろ と か 【ア 基本知識の学習(10~13 時間)】 ら だ の し く ① 介 護 の 基 本 的 な 考 え 1 法的根拠に基づく介護 みと生活支 援技術 方 (3時間) 2 理論に基づく支援 (9)-① 3 ICFの支援に基づく支援 ② 介 護 に 関 す る こ こ ろ 1 学習と記憶、感情と意欲の基礎知識 (75時間) の し く み の 基 礎 的 理 2 自己概念と生きがい 解 (3時間) (9)-② 3 適応行動とその阻害要因 ③ 介 護 に 関 す る か ら だ 1 人体各部の名称と動きに関する基礎知識 の し く み の 基 礎 的 理 DVD 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 解 (6時間) :ボディメカニクスの活用 2 骨・関節・筋に関する基礎知識:ボディメカニクスの活用 3 中枢神経と体性神経に関する基礎知識 (9)-③ 4 自律神経と内部器官に関する基礎知識 5 こころとからだを一体的にとらえる 6 利用者の心身の違いに気づく視点 【イ 生活支援技術の講義・演習(50~55 時間)】 ④生活と家事 1 家事と生活の理解 (9時間) 2 家事援助に関した基礎知識と生活支援 (9)-④ ⑤ 快 適 な 居 住 環 境 整 備 1 快適な居住環境に関する基礎知識 と介護 (6時間) 2 高齢者・障害者特有の住環境整備と福祉用具に関す る留意点と支援方法 (9)-⑤ DVD 快適な居住環境整備と介護:介護用品 ⑥ 整 容 に 関 連 し た こ こ 1 整容に関する基礎知識 ろ と か ら だ の し く み 2 整容の支援技術 と自立に向けた介護 (3時間) DVD 整容に関連したこころとからだのしくみと自立 (9)-⑥ に向けた介護 ⑦移動・移乗に関連した 1 移動・移乗に関する基礎知識 こ こ ろ と か ら だ の し DVD 移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと くみと自立に向けた 介護 (9時間) 自立に向けた介護①② 2 さまざまな移動・移乗に関する用具とその活用方法 (9)-⑦ 3 移動を阻害するこころとからだの要因の理解と支援 方法 4 移動と社会参加の留意点と支援 ⑧ 食 事 に 関 連 し た こ こ 1 食事に関する基礎知識 ろ と か ら だ の し く み DVD 食事に関連したこころとからだのしくみと自立 7 (9)-⑧ と自立に向けた介護 (6時間) に向けた介護 2 からだのしくみと食事形態 3 福祉用具や食器の活用方法 4 食事を阻害するこころとからだの要因の理解と支援 方法 5 口腔ケア ⑨入浴、清潔保持に関連 1 入浴・清潔保持に関連した基礎知識 し た こ こ ろ と か ら だ DVD 入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしく のしくみと自立に向 けた介護 (6時間) みと自立に向けた介護 2 入浴用品と整容用具の活用方法 (9)-⑨ 3 入浴を阻害するこころとからだの要因の理解と支援 方法 ⑩ 排 泄 に 関 連 し た こ こ 1 排泄に関する基礎知識 ろ と か ら だ の し く み DVD 排泄に関連したこころとからだのしくみと自立 と自立に向けた介護 (6時間) に向けた介護 2 排泄環境整備と排泄用具の活用方法 (9)-⑩ 3 排泄を阻害するこころとからだの要因の理解と支援 方法 ⑪ 睡 眠 に 関 連 し た こ こ 1 睡眠に関する基礎知識 ろ と か ら だ の し く み DVD 睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立 と自立に向けた介護 (3時間) に向けた介護 2 睡眠環境と腰部の活用方法 (9)-⑪ 3 睡眠を阻害するこころとからだの要因の理解と支援 方法 ⑫ 死 に ゆ く 人 に 関 連 し 1 終末期に関した基礎知識とこころとからだのしく たこころとからだの しくみと終末期介護 (3時間) み 2 生から死への過程 (9)-⑫ 3 「死」に向き合うこころの理解 4 苦痛の少ない死への支援 【ウ 生活支援技術演習(10~12 時間)】 ⑬ 介 護 過 程 の 基 礎 的 理 1 介護過程の目的・意義・展開 解 (6時間) 2 介護過程とチームアプローチ (9)-⑬ ⑭ 総 合 生 活 支 援 技 術 演 1 通所介護施設において、バイタルチェック、入浴、 習 (6時間) (10)振り返り ①振り返り 排泄、食事、機能訓練、レクレーション等の介等に (9)-⑭ ついての見学と実習 1 振り返り (2時間) (10)-① (4時間) 8 ② 就 業 へ の 備 え と 研 修 1 就業への備えと研修修了後における継続的な研修 修了後における継続 (10)-② 的な研修(2時間) 別表2 担 当 講 師 一 覧 表 資格(取得年月日) № 講師氏名 科目番号 略歴(経験年数) 現在の職業(経験年数) 修了評価 担当の有無 作業療法士(H17/5) ① 岡野 裕 (1)-全科目 介護支援専門員(H23/5) (4)-②③ 介護福祉士(H26/3) (7)-全科目 病院 勤務 (9)-⑤⑫⑬ ・作業療法士(6 年) (10)-全科目 訪問看護ステーション 勤務 有 ・作業療法士(3 年 11 ケ月) (3)-③④ (4)-① ② 岡野 照 (5)-全科目 (8)-全科目 (9)-①⑭ 介護福祉士(H18/4) 有 通所介護施設勤務 ・介護職(8 年 8 ケ月) 介護支援専門員(H19/5) ③ 稲吉 裕子 (2)-② (3)-①② 居宅介護支援事業所勤務 有 ・介護支援専門員(7 年 7 ケ月) 介護支援専門員(H20/5) 介護福祉士(H18/5) ④ 片岡 英之 (2)-① 通所介護施設勤務 ・介護福祉士(6 年 8 ケ月) 居宅介護支援事業所勤務 ・居宅介護支援専門員(2 年 2 ヶ月) 9 無 看護師(S48/5 月) リハビリテーション病院勤務 ⑤ 國屋 五十鈴 (6)-① ・看護師(39 年) 無 訪問看護ステーション勤務 ・看護師(2 年 11 ヶ月) 介護福祉士(H13/4) ⑦ 山崎 信子 (9)-②③④⑥⑦⑧ ⑨⑩⑪ 県立高校特別非常勤講師 ・講師(11 年 3 ケ月) 訪問介護事業所勤務 ・訪問介護員(13 年 7 ケ月) 10
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