Poster - 奈良先端科学技術大学院大学

光線空間を用いた画素毎に独立したリフォーカシング
G13-7
Pixel-wise Refocusing via Light Field
◎三原 基† 浅田 繁伸† 石原 葵† 岩口 尭史†
岡本 貴典†
田中 賢一郎‡,† 久保 尋之† 向川 康博†
大阪大学‡
†
奈良先端科学技術大学院大学
研究の背景・目的
被写界深度
(DOF)
目的・提案
ü  動物園
ü  スポーツグラウンド
ü  観光地
ü 奥行きの異なる複数物体に合焦
ü 目立たせたくない物体はぼかす
などでの写真撮影時
檻・柵
バックネットが
被写体を遮蔽
全焦点画像
光線空間の取得および
再構成によって実現
開口の大きなレンズで撮影
光学の限界
光学の限界を超えたイメージング
画素毎に独立したリフォーカシング
実験・結果
実験環境
光線空間の取得
Fence
Background
DSLR Camera
ü  背景
ü  後方物体
ü  柵
ü  前方物体
が存在するシーンを
カメラを移動させて
撮影
Z
Object
Object
X-Z
Stage
X
9x9=81視点から撮影
物体の奥行きに応じて
視差が異なる
各視点から撮影した画像群を
ずらして重ねあわせ
リフォーカス画像の生成
後方物体に合焦
柵に合焦
前方物体に合焦
リフォーカス画像を生成
自転車に合焦
柵に合焦
鹿に合焦
合焦深度推定
全焦点画像
大
ずらし量
各画素において
リフォーカス画像中から
合焦している画素を選択
全焦点画像
柵をぼかす場合
推定深度
遠
小
近
目立たせたくない画素を
ぼけている領域から選択
不要物体除去画像
画素毎のリフォーカス
全焦点画像
不要物体除去画像