No.273 平成 26 年12月22 日 Shizuokaken nougyoukaigi report ★主な内容★ Ⅰ 農政対策ニュース <規制改革会議 農業ワーキンググループ開かれる> Ⅳ 情報のページ <新聞・出版(新刊)の案内等> Ⅱ 組織の動き Ⅴ 今後の日程 <11 月の常任会議員会議等会議開催状況> Ⅲ 農業者年金のページ <農業者年金の加入推進について> Ⅰ 農政対策ニュース ◇ 規制改革会議農業ワーキンググループ開かれる 規制改革会議農業WGは12月12日、第21回会合を開き、全国農業会議所か ら組織改革の検討状況を聴取した。全国農業会議所は松本広太専務理事らが出席し 12月4日の全国農業委員会会長代表者集会で決議した「農業委員会組織・制度見 直しに関する要請」の趣旨を説明した。 同要請には、地域の農業者からの推薦を基本とした透明性のある手続きによる農 業委員の「代表制」の確保や、農業委員の定数の十分な確保、法定化されている「 意見の公表・建議、諮問答申」の維持などが盛り込まれている。 政府は6月、農業委員会について①「公選制」廃止、②農業委員の定数半減、③ 法律に規定された業務から意見公表や行政庁への建議の除外などを盛り込んだ規 制改革実施計画を決定している。 全国農業会議所の説明に対し、WGの委員からは異論が続出。農業委員の選出方 法を地域の農業者からの推薦を基本とすることについて「農業委員が地域外や新規 参入者から選任されることがなくなるのではないか」といった意見が相次ぎ、議論 は物別れとなり、農業委員の定数確保や意見の公表・建議などの仕組みの維持につ いても「規制改革実施計画に反しているのではないか」などと問題視する意見が出 た。 同会議所は現場に根強くある意見をダイレクトに伝えたものであることを強調 し、要請に即した農業委員会組織・制度改革の実現を強く訴えた。 WGは同会議所が示した要請内容について、再度農水省から意見を聴取して、規 制改革会議として、農業委員会改革に関して意見を表明するかどうか判断すること となった。 ◇平成 26 年度 全国農業委員会会長代表者集会開かれる 全国農業会議所(二田孝治会長)主催による 標記集会が 12 月 4 日、東京の日比谷公会堂で 開かれ、全国から約 1,000 人が集まった。本 県からは、黒田淳之助会長ほか 16 人が参加し た。 挨拶で二田会長は、政府・与党で検討中の農 業委員会改革について、予断を許さないとした 上で「農業現場の意向を反映した制度改正とす 代表者集会の様子 るため、会長各位の尽力を強くいただきながら、 裾野の広い、実態に合った対策を全力で講じていく必要がある」と呼びかけた。 講演では元参議院議員・元林野庁長官で、すかいらーくフードサイエンス研究所理 事長の入澤肇氏が「農業・農村を発展させる農業委員会組織・制度改革のあり方」と 題して、 「農業委員会の役割は地味だが極めて重要」等と話した。 その後、岩手県岩手町農業委員会が女性農委登用拡大や農地中間管理事業について、 香川県三豊市農業委員会が遊休農地対策の積極的な取組について事例発表を行った。 続いて①農業委員会組織・制度見直し、②農業・農村の再構築に向けた基本農政の 確立と施策推進、③TPP 交渉において国会決議の遵守、に関する要請を決議したほか、 「農地を活かし、担い手を応援する全国運動」の推進及び「情報提供活動」の一層の 強化に関する申し合わせを決議した。特に①の決議にあたっては「公選制維持を要請 すべき」といった強い意見が数多く出され、収集がつかず会場は騒然となった。これ に対し二田会長は「代表制」を確保することが重要と、参集者に理解を求めた。 代表者集会後は要請班と視察班に分かれ、衆議院解散中のため、本県選出参議院議 員への要請及び長野県のアンテナショップ「銀座 NAGANO」の視察を行った。参議 院議員への要請では大会決議に基づき、別紙要請書により①農業委員会組織・制度見 直し、②農業・農村の再構築に向けた基本農政の確立と施策推進、③TPP 交渉におい て国会決議の遵守の 3 点について書かれた要請書を手渡した。 本県からの参加者 と 銀座 NAGANO で熊谷所長から説明を受ける様子 ◇地区別農業委員等研修会開かれる 県農業会議は「多様な経営による農地の有効利用」をテーマに、静岡県農業振興公 社の協賛を得て、農業委員会、関係団体及び農林事務所を対象とした研修会を県内2 地区(東部:12 月 2 日伊豆の国市、西部:12 月 9 日袋井市)で開いた。両地区合わ せて約 600 人が参加した。 事例発表では東西合わせて 5 つの農業経営体及び行政が「私の農業経営・農地の活 用方法」と題して発表を行った。大規模水田複合経営型では遠州森鈴木農園(株)の鈴 木晃氏が農地を 3 倍活用した取組を発表。6 次産業化型では、東部地区は(有)なかじ ま園の中嶌正子専務取締役が農園カフェの取組について、西部地区は(株)東平商会の 牧野巧次長が地元の食材を活用した商品の開発などについて発表。小面積活用型では、 東部地区は伊豆市農業委員会の渡邊敦士主任が市が経営しているラウベ付き農園に ついて、西部地区は袋井市にある夢未来みどり塾の藤田忠男園主兼塾長が農業体験農 園の取組について発表した。 続いて「農業・農村の将来を考える」と題して(財)農政調査委員会の矢口芳生客員 研究員が政府・与党が進める農業改革に疑問を呈し、「農地を守ることは地域社会を 守ることである」「地域が成り立たなければ個も成り立たない」と力強く講演した。 最後に農地中間管理事業や人・農地プラン、機構集積協力金、耕作放棄地対策、情 勢報告について県農業振興課、農業振興公社、本会職員が説明して閉会した。 参加者からは「事例発表が大変わかりやすく良かった」、 「農業・農村の将来を考え ると今回の政府の改革に不安を感じる」、 「身近な問題として興味深く受講できた」と いった意見や「小規模な農業経営で成功している農家の話を聞いてみたい」などの意 見が寄せられた。 左から右に向か って 鈴木農園 なかじま園 伊豆市 夢未来みどり塾 矢口芳生先生 熱心に聴き入る 参加者(西部) Ⅱ 組織の動き(H26.10~H26.11) ◆ 11月の常任会議員会議 ◆ 県農業会議は11月21日、静岡市葵区追手町の静岡中央ビルで定例の常任会議員 会議を開いた。議事等の内容は次のとおりで、下表の農地法に基づく諮問案件につい て、許可相当として答申した。 [議事] ❏ 農地法に基づく知事諮問 農 区 分 4 地 法 条 5 条 諮問件数 面積 ㎡ 諮問件数 面積 ㎡ 静 岡 県 9 5,680 34 29,799 三 島 市 1 347 1 1,032 沼 津 市 2 1,673 3 27,598 富 士 市 0 0 2 250 富士宮市 1 379 11 7,071 静 岡 市 4 3,126 7 3,615 島 田 市 0 0 9 8,656 焼 津 市 2 1,575 6 2,757 藤 枝 市 1 571 6 2,602 掛 川 市 3 870 16 7,123 磐 田 市 0 0 11 9,471 浜 松 市 14 9,216 68 60,596 袋 井 市 4 1,007 10 4,115 菊 川 市 1 236 6 2,281 牧 之原市 0 0 13 4,723 計 42 24,680 203 171,689 転用用途別の主なもの 面積 ㎡ % 他施設用 (駐車場、資材置場等)) 80,474 面積 ㎡ 住 宅 41 31,857 % 面積 ㎡ 植 16 % 林 26,344 13 [農政懇談] 「農業委員会法改正関係の情勢について」事務局から説明し、意見交換を行 たった。 ◇ 農地転用等現地調査を実施 県農業会議は 11 月 27.28 日、常任会議員に よる農地転用現地調査を行った。常任会議員及 び事務局職員等 19 人が参加した。農地転用案 件として、JAとぴあ浜松集出荷施設、メガソ ーラー建設予定地、ソーラーシェアリング(浜 松市)の3件。現地で説明を聞き確認した結果、 とくに問題は認められなかった。 農業振興施設等の視察として、愛知県豊橋市 JA の集出荷施設 の万場調整池、田原市営農支援センターを視察 し、それぞれ説明いただいた。 万場調整池 ソーラーシェアリング(でこぽん栽培) ◇ 東海・近畿ブロック女性農業委員研修会開かれる 全国農業会議所、全国女性農業委員ネ ットワーク、岐阜県女性農業委員協議会 等の共催による標記研修会が12月9日、 岐阜市で開かれ、2府8県の女性農業委 員等168人、うち本県から9人が参加 した。 研修会では全国農業会議所職員の青木 昴平氏から「第 22 回農業委員統一選挙結 挨拶する岐阜県女性農業委員協議会 後藤会長 果の概要」、東海農政局 経営支援課長補 佐の伊東誉維氏から「農業女子プロジェ クトについて」情報提供をいただいた。 続いてのパネルトークでは岐阜県女性農業委員協議会の國島氏がコーディネー ターとなり、髙田農園の髙田禮子・さなえさん親子と(有)しいたけブラザーズ横田 喜子・美由紀さん親子をパネラーに迎え、本音のトークが繰り広げられた。 毎年、恒例になりつつあるグループディスカッションでは、 「地域農業の振興に 向けた女性農業委員の役割」を基本テーマに活発な意見が飛び交っていた。 参加者からは、 「他県の農業の現状や、農業委員活動の様子がよくわかり参考に なった」等の意見が出ていた。 ◇ 女性農業委員登用促進研修会開かれる 全国農業会議所、全国女性農業委員ネットワーク等の共催による標記研修会が 12 月 11 日、東京都で開かれ、全国の女性農業委員等 139 人、うち本県から古見梅子 し ずおか女性農業委員会会長(伊豆市)と本会職員が参加した。 WWBジャパン 奥谷京子代表から「ユニークで素敵な事業を支える女性の力」 と題した講演が行われた後、 「女性農業委員の登用対策について」などいくつかのテ ーマを中心にグループディスカッションが行われた。 どのグループも日頃の活動等を交えた自己紹介から活発に発言し、意見交換が行 われていた。 ◇ 平成26年度第2回日本農業技術検定試験が実施される 日本農業技術検定協会主催の平成 26 年 度第 2 回日本農業技術検定が 12 月 13 日、 全国一斉に行われ、静岡会場では、第 3 級試験が静岡市葵区御幸町の静岡市産学 交流センタープレゼンルームにおいて、 県下の「平成 26 年度第 1 回農の雇用事業」 で採択され農業研修を受けている者を中 心に 50 人が受験した。 試験に取り組む受験者 問題は、農業基礎部門が 40 問、栽培系、 畜産系、環境系、食品系から一つの系を選択して回答する問題 10 問の、合計 50 問 からなっており、概ね 6 割以上を正解した者が 3 級資格を取得できる。 受験生は、今年の 4 月から新たに農業に取り組み始めた若者を中心に、緊張した 表情で真剣に取り組んでいた。 合否は 2 月頃日本農業技術検定協会から発表されることとなっている。 ◇ 農業者年金農業委員研修会開く 県農業会議は12月16日に袋井市、11月19日に長泉町、12月16日に 袋井市、12月19日に長泉町で標記研修会を開いた。 研修会には、農業委員・農業委員会事務局職員が出席し、本会職員が農業者年 金制度の概要等を説明した後、意見交換を行った。 ◇ 農業者年金業務担当者会議開く 県農業会議は11月28日に標記会議を静岡市の静岡中央ビルで開いた。 会議には農業者年金担当者23人が出席し、会議では、本会職員から本年度の 上半期の取組み状況と下半期の取組み、給付関係、適用・収納関係、考査指導関 係について説明し、意見交換を行った。 ◇ 県男女共同参画推進委員会開かれる 県農業振興課は11月25日、県庁で標記委員会を開いた。 委員となっているJA、漁協、森林組合、農山漁村ときめき女性などの女性組 織代表、本会を含む関係団体職員あわせて10人の委員が出席した。 小櫻義明静岡大学名誉教授を座長に、県推進指針の「県が政策手段をもって達 成する目標」の各種指標を県が説明、関係団体からは「県と団体が共に目指す目 標」への取組みを報告、意見交換した。 JA、農業委員会では、役員、委員等への女性の登用に一定の成果が表れてき ている一方、森林組合、漁協においては女性登用が進まない状況が報告された。 この委員会は、県が取り組む「第2次静岡県男女共同参画基本計画2011~2020」 に基づき、県産業経済部が定める「静岡県農山漁村男女共同参画推進指針(H26 ~29年度)」により、県が農林水産団体等と連携した取り組みを進める一環で毎 年度開いている。 Ⅲ 農業者年金のページ ー 本県における農業者年金の加入推進について ー 11月の新規加入者は、焼津市の2人、袋井市の 1 人、湖西市の 1 人で 合計4人となり、4月から 11月の新規加入者数は 29人(うち 20~39 歳は16 人)となっています。(次頁参照) ☆ 農業委員会と県農業会議の戸別訪問 農業委員会と県農業会議が連携する戸別訪問は、12 月 15 日現在で目標 266 人に対し 176 人(達成率 66.2%)となっています。 11 月は、函南町、掛川市、菊川市、藤枝市で実施しました。 函南町では、会長、加入推進部長、地区農業委員、藤枝市は会長、地区農 業委員に同行いただきました。会長、加入推進部長、地区農業委員の同行に より、未加入者の方も前向きに検討いただけたようです。ご協力ありがとう ございました。 これから戸別訪問を行う市町についても 20~39 歳の若い農業者等の対 象者の選定とともに、地域に信頼のある加入推進部長、農業委員の顔つなぎ が効果的なため同行をよろしくお願いします。 平成26年度農業者年金市町別新規加入者の状況 平 成 26 年 12 月 15 日 現 在 静 岡 県 農 業 会 議 平成26年度 区 分 目標数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 計 達成率 目標達成 (%) 静 岡 市 23 0 0 1 0 0 2 0 0 3 13.0 浜 松 市 27 1 3 0 2 2 0 1 0 9 33.3 沼 津 市 8 1 0 0 0 0 0 0 0 1 12.5 熱 海 市 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 三 島 市 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 市 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 富 士 宮 伊 東 市 2 0 0 0 0 0 0 1 0 1 50.0 島 田 市 15 0 0 0 0 0 1 0 0 1 6.7 富 士 市 14 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 磐 田 市 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 焼 津 市 1 0 0 0 0 0 0 0 2 2 200.0 掛 川 市 19 0 1 0 0 0 0 0 0 1 5.3 藤 枝 市 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 市 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 御 殿 場 ○ 袋 井 市 5 0 0 0 0 1 0 0 1 2 40.0 下 田 市 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 裾 野 市 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 湖 西 市 5 0 0 0 0 0 0 0 1 1 20.0 伊 豆 市 (1) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 - ○ 市 2 0 0 0 0 0 2 1 0 3 150.0 ○ 市 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 御 前 菊 崎 川 (1) 1 0 0 0 0 0 0 0 1 - 牧 之 原 市 21 0 0 0 3 0 0 0 0 3 14.3 東 伊 豆 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 伊 豆 の 国 市 河 南 津 伊 松 西 豆 崎 伊 豆 函 南 町 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 100.0 清 水 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 長 泉 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 小 山 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 吉 田 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 町 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 205 (204) 4 4 1 5 3 5 3 4 29 14.2 川 根 本 森 合 計 ※ 伊豆市と伊豆の国市は目標を達成しているため、努力目標とする ○ ○ ☆ 全国における加入推進事例(青森県つがる市農業委員会) つがる市農業委員会は、平成 24 年度に青森県内で最も多い 18 人が新 規加入しました。 農業委員 36 人(加入推進部長 9 人含む)が1人最低 5 戸の戸別訪問 を行っており、これを上回る戸別訪問を行った農業委員もいます。同委員 会会長は「つがる市では加入推進は戸別訪問のみ。毎年続けている地道な 戸別訪問と農業所得が 2 年連続上向いたことが、加入者が増えた要因」 と話しています。 加入推進部長は「後継者の加入にはやはり親を説得しなければ加入まで 結びつかない。平成 23 年度は 1 人で 4 人を新規加入させた農業委員が おり、これが刺激になり、戸別訪問を頑張った成果が出た」話しています。 両氏は旧制度脱退者だが、将来の年金の必要性と旧制度と新制度の違い を良く理解し、脱退したことを後悔して新制度に加入し、「地道な戸別訪 問以上の推進活動はない。戸別訪問に力を入れ加入推進していきたい」と 話し、決意を新たにしています。 ☆ 全国の加入者の声(愛媛県、宇和島市農業委員会) 宇和島市で農業者年金に加入した女性(59)は、4 年前に研修会で農 業者年金の説明を詳しく聞き、早速、翌日には同農業委員会に出向いて、 加入手続きをしました。 「農業者年金の最大の魅力は節税です。もっと早く知っていればと本当 に残念に思います」と話し、確定申告時に、自分が積み立てた年金は社会 保険料として全額控除できるメリットを強調しています。 さらに「掛け金が自分で調整でき、60 歳までなら金融機関に預けるよ り節税できる利点がある」と農業者年金の魅力を感じています。 「若い人は子育てや何かと物入りで、30 年先の年金について考えられ ないかもしれませんが、節税と国の助成額を計算しただけでもとてもお得 だと思います。若い時に加入するほど有利です」と話しています。 Ⅳ 情報のページ ■■ 全国農業図書刊行案内 ■■ 書 名 コード 番 号 仕様等 2014 年版 農業者年金 年金の仕組みと政策支援 26-06 8頁 改訂 2 版 新・よくわかる農地の法律手続き 26-16 150 頁 2,100 円 新・農地の法律がよくわかる 百問百答(改訂版) 26-17 366 頁 2,300 円 平成 26 年度版 農家のためのなんでもわかる農業の税制 26-19 170 頁 1,100 円 平成 26 年度版 よくわかる農家の青色申告 26-26 120 頁 800 円 農業委員研修テキスト④ 農地パトロール-利用状況調査のすすめ方- 26-25 32 頁 400 円 農地の安心な貸し借りを進めましょう 26-20 6頁 75 円 人・農地プランの作成・見直しを進めよう ~農地中間管理機構を活用しよう~ 26-21 16 頁 110 円 ストップ!遊休農地 豊かな農地を次世代へ 26-22 6頁 75 円 2014 年度版 地域農業の担い手「認定農業者」 26-23 6頁 75 円 農地法の解説 改訂版 26-28 470 頁 3,150 円 多視点型農業マーケティング 26-30 197 頁 933 円 農業経営を法人化しませんか 26-31 6頁 75 円 2015 年 農業委員手帳 26-35 ポケット版 617 円 農業者年金加入事例集 Vol.7 26-34 48 頁 720 円 2015 年 農業委員活動記録セット 26-37 記録簿 64 頁 相談 30 頁 515 円 改訂 5 版 農地転用許可制度の手引 26-29 150 頁 952 円 改訂版 農家の経営継承と相続税・贈与税納税 猶予制度のあらまし 26-32 28 頁 420 円 農地制度実務要覧 26-36 1,331 頁 図 ■■ 全国農業新聞 改訂2版 定 価 92 円 8,000 円 ■■ 平 成 27 年 2 月 号 の 申 込 ・ 中 止 ・ 変 更 の 締 切 は 、 平 成 27 年 1 月 1 9 日 ( 月 ) と な り ま す の で よ ろ し く お 願 い し ま す 。 全国農業新聞は、農業者の公的代表機関である 農業委員会系統組織が発行する専門紙です。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ 特徴のある週刊新聞・・・・解説に力点をおいたニュース報道と企画編集 時代に鋭く斬り込む・・・・農政・農業・農村の動き、問題をタイムリーに 経営に役立つ・・・・・・・経営者マインドと実務情報 喜びや悩みを共感できる・・読者の心に訴える 深みと味がある・・・・・・単なる情報で終わらない 読みやすく親しみやすい・・老若男女が楽しく読める 発 購 行 日:毎週金曜日 読 料:月額600円、年7,200円(消費税込) ※ 2015 年 4 月からは月額 700 円となります。 ※ 購読の申し込みは、下記申込書にご記入いただき静岡県農業会議まで FAX 下さい。 お問い合わせ・申込先 静岡県農業会議 TEL:054-255-7934 / FAX:054-273-4314 発行所:全国農業会議所 〒102-0084 東京都千代田区二番町 9-8 情報事業の強化については農業委員の皆様の協力が必要不可欠です。農業委員1人1部新規購読者の確保をお願いします。 全 国 農 業 新 聞 申 込 書 申込日:平成 年 月 日 全国農業新聞を 部 平成27年 月より申込みます。 郵便番号 住所 電話番号 ふりがな 氏名 ■ 本紙制作の参考にいたしますので該当項目に○印をつけて下さい 役 職 経 営 農業者年金 農業委員 専業 認定農業者 加入者 市町議会議員 兼業 納税猶予者 受給者 その他役職者 非農家 ※この申込書は、全国農業新聞の送付・領収の他、アンケート以外には使用いたしません。 会議情報 コラム 規制改革会議について思うこと 農耕の起源については諸説があるようだが、我が国でも数千年前から稲作がされていたの は確実である。稲作を行うためには水が必要であり、限られた資源であることから各自が勝 手に使うと、稲作自体が成り立たなくなる。恐らく、村々には国家成立以前、文字も無かっ た時代から水の使い方、ため池や水路、農作業道などの維持管理について地域の決め事(法) や共同作業があり、それが今日の部農会、水利組合、共同利用組合、土地改良区、農業協同 組合などの農業組織の原点であろう。 また、気象災害や病害、虫害から逃れるために、春は豊年祈念,秋は豊穣感謝の祭祀を行 い、その場所が鎮守の森、神社へ発展していったと思われる。 すなわち、農業は地域の協調・協力がなければできず、面的、歴史的、文化的に地域に深 く根ざしたものであり、農業の成立後に個々に家内制手工業から発展した工業、物々交換・ 市から発展した商業とは全く背景が違うのである。 農業への新規参入については、決して拒むものではなく、実際、静岡県内でも多くの新規 就農者養成事業が実施され、全国に誇れる新規参入事例がある。しかし、新規参入にあたっ ては、古くから地域が共同作業や共同出資で維持してきた農業用の資源や施設を使わせても らうことへの感謝と維持管理への協力、地域住民との調和を忘れてはならない。仮に、大規 模で参入した企業が勝手に農業を行おうとした場合、水源の確保、水路や農道の建設、維持 管理を自社単独でせざるを得なくなり、低コスト化どころか莫大なコスト増になるのは明白 である。 新規参入者と地域との橋渡しをし、担い手の育成、トラブルの解消、農業・農村の発展に 努めるのも、地域から選ばれ信任された農業委員の仕事の一つであることを、規制改革会議 は理解していただきたいものである。(翁麿) Ⅴ 今後の日程(平成 27 年 1 月) 1月 7日 農業者年金個別相談会 (湖西市) 13 日 農業者年金個別相談会 (焼津市) 15 日 農業者年金農業委員研修会 16 日 農業者年金個別相談会 (御殿場市) 19 日 農業者年金個別相談会 (川根本町) 22 日 常任会議員会議 (静岡市・静岡商工会議所) 26 日 農業者年金農業委員研修会 (清水町) 27 日 農業者年金個別相談会 (掛川市) 30 日 農業者年金農業委員研修会 (伊東市) (牧之原市) ◇ ◇ ◇ 農業委員会実務研究会を県内9会場で開催します ◇ ◇ ◇ 県農業会議は、農業委員会事の務局職員を対象に、農地法の改正に伴う農業委員会の 業務(農地台帳・地図の整備と公表、遊休農地所有者等への意向確認)に関する実務研究 会を、県及び県農林事務所と連携して開きます。日程は下表のとおりです。 開催日程(各会場ともに午後 1 時 30 分~午後 4 時) 地区 開催日・会場 対象市町 静 岡 平成27年 1月13日(火) 静岡市 志 太 島田市「市役所4階 第3委員会室」 焼津市、藤枝市、島田市 平成27年 1月14日(水) 西 部 浜松市、湖西市 浜松市「市役所本館 3 階会議室」 平成27年 1月15日(木) 東伊豆町、河津町、下田市 賀 茂 下田市外ヶ岡 1-1 「開国下田みなと会議室 2」南伊豆町、松崎町、西伊豆町 平成27年 1月16日(金) 伊豆市、伊豆の国市、伊東市、 北伊豆 伊東市「市役所5階中会議室」 熱海市 平成27年 1月19日(月) 駿 東 裾野市、御殿場市、小山町 裾野市「市役所地下会議室A」 平成27年 1月21日(水) 榛 原 川根本町、吉田町、牧之原市 島田市「市役所4階 第3委員会室」 小 笠 平成27年 1月28日(水) 菊川市、御前崎市、掛川市 磐 田 磐田市「市役所西庁舎3階 303 会議室」 袋井市、森町、磐田市 平成27年 1月29日(木) 富 士 富士市、富士宮市 富士市「市役所6階第1会議室」 平成27年 1月30日(金) 三島市、函南町、沼津市 駿 豆 清水町「役場3階大会議室」 清水町、長泉町 発行/静岡県農業会議 静岡市葵区追手町 9-18 静岡中央ビル 7F Tel 054-255-7934 Fax 054-273-4314
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