東京電力株式会社 福島第一原子力発電所の現状について

資料2
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所の現状について
平成26年12月22日
東京電力株式会社
(1)1号機から6号機までの事故時の状況(概略)
①原子炉の運転状況 ②建物の水素爆発 ③溶融燃料デブリの有無
4号機
6号機
4号機
3号機
2号機
1号機
5号機
6号機
①停止中
②爆発なし
③デブリなし
①停止中
②爆発あり
③デブリなし
3号機
5号機
2号機
1号機
①停止中
②爆発なし
③デブリなし
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
①運転中
②爆発あり
③デブリあり
①運転中
②爆発なし
③デブリあり
①運転中
②爆発あり
③デブリあり
1
(2)1号機から6号機までの原子炉及び使用済燃料等の状況
各号機とも安定した冷却を継続している
1号機
2号機
3号機
溶融した
炉心燃料
溶融した
炉心燃料
溶融した
炉心燃料
(400体)
(548体)
(548体)
392体
615体
566体
(うち新燃料
100体)
(うち新燃料
28体)
約20℃
使用済燃料
プール水温
格納容器内の
燃料体数
(括弧内は
事故前の体数)
使用済燃料
プール保管
燃料体数
4号機
なし
26体
(うち新燃料
52体)
約26℃
約25℃
約13℃
約27℃
水素濃度
0.08%
原子炉
注水量
約4.6㎥/時
(5号機は
炉水温度)
5号機
6号機
共用
プール
なし
(新燃料)
事故前は
1533体
圧力容器
底部温度
プラントデータは12/15時点
548体
使用済燃料
プールに移動
(764体)
994体
1858体
-
6726体
(うち新燃料
48体)
(うち154体は
4号機新燃
料)
(うち新燃
料は24体)
-
約25℃
-
-
約21℃
約9℃
約24℃
約17℃
約10℃
0.08%
0.08%
-
-
-
-
約4.3㎥/時
約4.5㎥/時
-
-
-
-
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
2
(3)1号機から3号機までの原子炉圧力容器底部温度の推移
1号機
2号機
3号機
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
3
(4)放射性物質濃度の監視体制(陸側①)
【放射性物質濃度の監視体制】・・・測定頻度は連続
●オペフロ上のダストモニタで監視※(1,3号機各4箇所)
○原子炉建屋近傍の可搬型連続ダストモニタで監視(3箇所)
●構内の可搬型連続ダストモニタで監視(5箇所)
●敷地境界におけるモニタリングポスト(8箇所)
敷地境界付近における可搬型連続ダストモニタ(5箇所)による監視
敷地境界付近におけるダストサンプラ(3箇所)による測定
5.6号機サービス建屋前
1号機
3号機
3号機南側
MP1
旧厚生棟前
1.2号機法面
免震重要棟前
MP8
シールド中央制御室前
MP7
MP2
厚生棟休憩所前
MP3
正門警備所前
MP4
MP5
MP6
(C)GeoEye/日本スペースイメージング)
※建屋カバー解体に伴う,測定点の移設・追設期間を除く
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
4
(5)放射性物質濃度の監視体制(陸側②)
1~4号機からの追加的放出量を1回/月で評価を実施
1号機
2号機
原子炉建屋
ダスト採取ライン
(6ヶ所)
②ブローアウトパ
ネルの隙間
フィルター
出口
③PCVガス管
理sys
フィルター出口
①排気設備sys
①建屋カバー内
フィルター
原子炉建屋
フィルター
②PCVガス管理sys
4号機
①原子炉上部
②PCVガス管理sys
フィルター
出口
フィルター
南西②
南西①
機器ハッチ
ダスト採取ライン
(3ヶ所)
フィルター
フィルター
入口
出口
フィルター
①燃料取出し用カバー内
原子炉建屋
原子炉建屋
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
フィルター
出口
フィルター
3号機
原子炉上部
フィルター
入口
②燃料取出し用カバー排気設備
5
(6)モニタリングポストデータの推移
1000
(μSv/h)
モニタリングポスト(MP-1~8)
MP-1
MP-2
MP-1
MP-8
4号機
3号機
2号機
1号機
5号機
6号機
森林の伐採,表土の除去,
遮蔽壁の設置により低下
MP-3
免震棟
100
西門
MP-5
線
量
率
正門
MP-2
MP-3 MP-4
MP-4
MP-7
MP-5
MP-6
MP-6
MP-7
MP-8
降雪による影響により低下
10
1
11/4/1
降雪による影響により低下
遮蔽壁取り外しによる上昇
11/8/1
11/12/1
12/4/1
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
12/8/1
12/12/1
13/4/1
13/8/1
13/12/1
14/4/1
14/8/1
6
(7)1~4号機原子炉建屋からの放射性物質による敷地境界における被ばく線量評価
0.6
1.7
被ばく線量(mSv/年)
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
1月
1
9月
7月
5月
3月
1月
1月
1
9月
7月
5月
3月
1月
1月
1
9月
7月
5月
3月
1月
1月
1
9月
7月
0
1~4号機原子炉建屋から新たに放出される放射性物質による,敷地境界における空気中放射性物質濃度は,
Cs-134及びCs-137ともに約1.8×10-9ベクレル/cm3と評価。
放出された放射性物質による敷地境界上の被ばく線量は0.03mSv/年
(自然放射線による年間線量(日本平均約2.1mSv/年)の約70分の1に相当)と評価。
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
7
(8)敷地内の線量測定データ
平成26年11月28日公表データ
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
8
(9)福島第一原子力発電所 構内配置図
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
9
(10)放射性物質濃度の監視体制(海側)
港湾口北東側
※
※
港湾口東側
港湾口南東側
※
海洋への影響をモニタリング
港湾内への影響の監視
港湾内の放射能濃度の分布をモニタリング
港湾口
※
北防波堤北側
測定項目及び頻度
全β
H-3
Sr90
1回/週
1回/週
1回/週
1回/月
港湾内
西側
※必要に応じて測定頻度を見直す
5,6号機
放水口北側
6号機
取水口前
※
※
※
γ線
南防波堤南側
港湾内 港湾内
東側
南側
※
港湾中央
港湾内 ※
北側
※
物揚場前
南放水口付近
1u
6号機 5号機
2u
3u
4u
1号機取水口 2号機取水口 取水口内南側
東波除提
(遮水壁前)(遮水壁前) (遮水壁前)
北側
○は継続地点、□は追加した地点を示す。
※: 天候により採取できない場合あり。
シルトフェンス
海側遮水壁
1号機
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
2号機
3号機
4号機
10
(11)海水中放射性物質濃度の推移①
港湾口
14/7/2
14/10/30
14/3/4
13/7/7
13/11/4
14/7/2
14/3/4
13/7/7
13/11/4
13/3/9
12/11/9
12/7/12
12/3/14
11/3/20
(2013年6月26日より追加)
:採取点
:採取点(旧)
6号機取水口前
(Bq/L)
10000000
14/10/30
(2013年6月26日より追加)
11/11/15
11/7/18
11/3/20
14/7/2
13/11/4
14/10/30
1
14/3/4
1
13/7/7
10
1
13/3/9
10
12/11/9
100
10
12/7/12
100
12/3/14
1000
100
11/11/15
1000
11/7/18
10000
1000
11/3/20
10000
13/3/9
100000
10000
12/11/9
100000
Cs-134
Cs-137
1000000
12/7/12
100000
I-131
Cs-134
Cs-137
1000000
12/3/14
Cs-134
Cs-137
1000000
港湾内東側
(Bq/L)
10000000
11/11/15
(Bq/L)
10000000
11/7/18
港湾内西側
(Bq/L)
10000000
《参考》告示濃度(周辺監視区域外の水中の濃度限度)
・Cs-137:90Bq/L
・Cs-134:60Bq/L
I-131
Cs-134
Cs-137
1000000
100000
10000
被覆工事:5/17~7/5
1000
100
:シルトフェンス
10
:海側遮水壁
:海底土被覆
14/10/30
1u
2u
3u
4u
5u
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
14/10/30
14/7/2
14/3/4
13/7/7
13/11/4
13/3/9
12/11/9
12/7/12
12/3/14
11/11/15
11/7/18
1
11/3/20
14/10/30
14/7/2
14/3/4
13/11/4
13/7/7
13/3/9
12/11/9
12/7/12
12/3/14
11/11/15
11/7/18
11/3/20
1
14/10/30
1
10
14/3/4
10
10
100
13/11/4
100
100
1000
13/7/7
1000
1000
13/3/9
10000
10000
12/11/9
100000
11/11/15
10000
I-131
Cs-134
Cs-137
11/7/18
100000
100000
シルトフェンス設置:4/11~4/14
1000000
11/3/20
I-131
Cs-134
Cs-137
1000000
I-131
Cs-134
Cs-137
1000000
物揚場前
(Bq/L)
10000000
14/7/2
5,6号機放水口北側
(Bq/L)
10000000
南放水口付近
(Bq/L)
10000000
12/7/12
6u
12/3/14
14/7/2
14/3/4
13/11/4
13/7/7
13/3/9
12/11/9
12/7/12
12/3/14
11/11/15
11/7/18
11/3/20
1
(2012年11月26日より採取点を約1km南側へ移動)
11
(12)海水中放射性物質濃度の推移②
14/10/30
14/7/2
14/3/4
2u
3u
14/3/4
13/11/4
13/7/7
13/3/9
14/7/2
14/3/4
13/11/4
13/7/7
13/3/9
12/11/9
12/7/12
12/3/14
11/11/15
11/7/18
11/3/20
14/10/30
1u
6号機 5号機
12/11/9
1
1
12/7/12
10
10
12/3/14
100
100
11/3/20
1000
1000
11/11/15
10000
10000
11/7/18
100000
100000
14/7/2
I-131
Cs-134
Cs-137
1000000
Cs-134
Cs-137
1000000
14/10/30
(Bq/L)
10000000
4号機取水口前(シルトフェンス内側)
(Bq/L)
10000000
東波除堤北側
13/11/4
11/3/20
14/10/30
14/7/2
14/3/4
13/11/4
13/7/7
13/3/9
12/11/9
12/7/12
12/3/14
11/11/15
11/7/18
11/3/20
14/10/30
14/7/2
14/3/4
1
13/11/4
1
13/7/7
10
1
13/3/9
10
12/11/9
100
10
12/7/12
100
12/3/14
1000
100
11/11/15
10000
1000
11/7/18
10000
1000
11/3/20
10000
13/7/7
100000
13/3/9
100000
Cs-134
Cs-137
1000000
12/11/9
Cs-134
Cs-137
12/7/12
100000
1000000
11/7/18
Cs-134
Cs-137
1000000
取水口内南側(遮水壁前)
(Bq/L)
10000000
12/3/14
2号機取水口(遮水壁前)
(Bq/L)
10000000
11/11/15
1号機取水口(遮水壁前)
(Bq/L)
10000000
4u
1号機取水口 2号機取水口 取水口内南側
東波除提
(遮水壁前)(遮水壁前) (遮水壁前)
北側
○は継続地点、□は追加した地点を示す。
※: 天候により採取できない場合あり。
シルトフェンス
海側遮水壁
1号機
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
2号機
3号機
4号機
12
(13)1号機から4号機の現状と課題
現状
建屋カバー
水素爆発した原子炉建屋にカバーを設置(2011年10月)
使用済燃料プールからの燃料取り出しに向けた
建屋カバー撤去を実施中
注水
課題
1号機
原子炉建屋上部及びプール内ガレキ状況の把握
建屋カバー撤去期間中の放射性物質の飛散防止
2011年3月12日撮影
現状
ブローアウトパネル
(閉止完了)
ブローアウトパネルを閉止し,放射性物質
の飛散を抑制
原子炉建屋内の線量が非常に高い
注水
課題
2号機
ブローアウト
パネル
原子炉建屋内の線量低減対策
2011年4月10日撮影
福島第一
安全第一
福島第一
福島第一
安全第一
安全
第一
注水
3号機
課題
福島第一安全第一
線量が高いため,線量低減対策を
2012年2月12日撮影
遠隔操作重機で,安全かつ着実に実施
現状
燃料取り出し用カバー
クローラクレーン
4号機
2013年3月11日撮影
原子炉建屋上部のガレキ撤去が完了
(2013年10月)
使用済燃料プール内のガレキ撤去中
(今後,燃料取り出し用カバーおよび
燃料取扱設備設置予定)
現状
構台
2011年10月28日カバー工事完了
ガレキ撤去前
ガレキ撤去後
課題
使用済燃料プールからの燃料取り出し開始
(2013年11月18日)
使用済燃料の共用プールへの移送完了(2014年11月5日)
新燃料の取り出し中(2014年末取り出し完了予定)
引き続き安全を確保しつつ作業を実施
2011年9月22日撮影
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
2013年11月12日カバー工事完了
13
(14)1号機~3号機におけるリスクの特徴
福島第一の特徴を踏まえ,リスクを効果的に低減していくことが重要
 時間の経過に伴い燃料(及びデブリ)のリスク(崩壊熱)は減少(図1,図2)
 注水停止12時間後において3プラント分の放出を考慮した場合の敷地境界での
実効線量は約6.3×10-5mSv/年
 注水停止34時間後までに炉心への注水に成功すれば炉心再損傷を防止できる
 使用済燃料プールもインベントリは大きいが,燃料損傷までの時間余裕が大きい
 事故時の被ばく評価に大きく影響を与える希ガスやよう素は大部分が既に減衰
 窒素供給停止から水素濃度が可燃限界に至るまでの時間余裕100時間以上
 建屋地下滞留汚染水,タンク内汚染水等,事故由来のリスクが存在
 ただし,建屋地下滞留汚染水に含まれる放射性物質濃度は減衰・水処理により減少
(セシウム137濃度は,事故時(H23.6)の約1/50に減少)
1.0E+03
1号機
100
80
温度(℃)
1.0E+01
燃料プール冷却が停止したとしても,
時間余裕は,大幅に増加
120
3号機
事故直後と比較し燃料デブリの崩壊
熱は1/100以下に低下
→原子炉注水が停止しても,
時間余裕は大幅に増加
1.0E+02
崩壊熱[MW]
2号機
1.0E+00
3号機燃料プール(H23.3.11)
60
3号機燃料プール(H26.9.1)
2号機燃料プール(H23.3.11)
40
2号機燃料プール(H26.9.1)
1号機燃料プール(H23.3.11)
1.0E-01
燃料プールは100℃到達
に10日以上の余裕あり
20
1.0E-02
H23.3
H23.9
H24.3
H24.9
H25.3
H25.9
H26.3
H26.9
H27.3
H27.9
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
発電プラントの燃料プール(※)
0
0
図1 燃料デブリの崩壊熱の推移
1号機燃料プール(H26.9.1)
200
400
600
時間(h)
800
1000
1200
※運転停止直後に炉心燃料すべてを燃料プールに移動した例
図2 燃料プール冷却停止時の水温上昇評価
14
(15)1号機~4号機の使用済燃料プール冷却設備の多重化・多様化
2基/号機
又は
海面からの高さ エアフィンクーラー
10m
二次系
常用設備
原水地下
タンク
一次系補給ライン
送水
ポンプ
ろ過水
タンク
1基
海面からの
高さ30m
1基
2台/号機
又は
1基
又は
送水
ポンプ
1基
G
原水地下
タンク
ろ過水
タンク
1基
1基
一次系
海
2台/号機
一次系
ポンプ
SFP
二次系
ポンプ
2台/号機
一次系
海
1台
発電機 車載注水ユニット
又は
複合災害
対応①
二次系
一次系補給ライン
ろ過水
タンク
SFP
海面からの高さ10m
:使用不能
原水地下
タンク
一次系
ポンプ
二次系
ポンプ
2基/号機
1台 エアフィンクーラー
設備状況
(発災後)
2台/号機
備蓄燃料(3日分)にて
発電機,車両運用
複合災害発災後6時間以内に
SFP注水(水位確認)実施
複合災害
対応②
一次系
ポンプ
SFP
一次系
一次系
ポンプ
SFP
海
備蓄燃料(3日分)
にて車両運用
消防車
一次系
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
海
15
(16)1号機~3号機の原子炉注水設備の多重化・多様化(1/2)
電源盤
復水貯蔵
タンク(CST)
常用設備
①
海面からの
高さ30m
CST炉注
ポンプ
2台/号機
電源盤
海
1基
2台/号機
ろ過水
タンク
1基
G
電源盤
常用高台
炉注ポンプ
又は
常用設備
③
外部
電源
タービン建屋内
炉注水ポンプ
処理水
バッファタンク
外部電源
海
海面からの高さ10m
1基
常用設備
②
外部
電源
処理水
バッファタンク
1基
常用設備
④
3台
非常用ディーゼル
発電機
非常用高台
炉注ポンプ
海
3台
純水
タンク
G
非常用ディーゼル
発電機
純水タンク脇
炉注水ポンプ
海
2基
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
3台
16
(17)1号機~3号機の原子炉注水設備の多重化・多様化(2/2)
前頁の常用設備①~④については、複合災害発生後、全て使用不能となる
前提で複合災害対応を準備
設備状況
(発災後)
電源車
4台
炉注専用消防車
3台
電源盤
復水貯蔵
タンク(CST)
消防車等の燃料については
3日分を備蓄
海面からの
高さ30m
外部
電源
CST炉注
ポンプ
前提:常用設備①~④
全設備使用不能
海
海面からの高さ10m
【複合災害対応設備】
1基
2台/号機
活用
消防車
備蓄燃料(3日分)
にて車両運用
消防車
複合災害
対応①
又は
ろ過水
タンク
海
1基
複合災害発災後12時間
以内に炉注水再開
注水ライン再敷設
備蓄燃料(3日分)
にて車両運用
消防車
複合災害
対応②
海
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
17
(18)1号機~3号機の窒素封入設備の多重化
G
常用設備
非常用ディーゼル
発電機
電源盤
外部電源
窒素ガス
分離装置
非常用
窒素ガス
分離装置
高台共用
ヘッダー
外部電源
電源盤
窒素ガス
分離装置 共用
ヘッダー
1基
1基
海面からの
高さ30m
海面からの高さ10m
海
2基
活用
備蓄燃料(3日分)にて
発電機運用
G
非常用ディーゼル
発電機
:使用不能
電源盤
設備状況
非常用
窒素ガス
(発災後)
分離装置
複合災害
1基
1基
対応
複合災害発災後30時間
以内に窒素封入再開
外部電源
窒素ガス
分離装置
高台共用
ヘッダー
電源盤
外部電源
窒素ガス
分離装置 共用
ヘッダー
海
2基
窒素封入ライン敷設
窒素ガス分離装置が使用不能となることから、津波により損傷を受けた窒
素封入ラインを再敷設後、非常用窒素ガス分離装置にて窒素封入再開
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
18
(19)5号機の状況
燃料は原子炉圧力容器及び使用済燃料プールで既設設備にて冷却継続中。
来年春より原子炉圧力容器から使用済燃料プールへの移動を予定
(単位:体)
5号機 燃料貯蔵状況 貯蔵場所
新燃料数 使用済燃料数
総数
原子炉圧力容器
120
428
548
使用済燃料プール(貯蔵容量:1590)
48
946
994
新燃料貯蔵庫(貯蔵容量:170)
0
0
使用済燃料プールゲート
スキマサージタンク
復水貯蔵タンク
使用済
燃料プール
MUWC
燃料
核計装
FPC
:運転中
:停止中(待機中)
燃料
CUW
CRD
:主要配管(通水)
:主要配管(非通水)
RCW
RHR
SW
RHRS
サプレッションプール
海
海
ECCS
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
FPC :燃料プール冷却浄化系
CUW :原子炉冷却材浄化系
RCW :原子炉補機冷却系
SW
:補機冷却海水系
RHR :残留熱除去系
RHRS :残留熱除去海水系
MUWC :復水補給水系
ECCS :非常用炉心冷却系
CRD :制御棒及び制御棒駆動系
19
(20)6号機の状況
燃料は使用済燃料プールで既設設備にて冷却継続中。
(単位:体)
6号機 燃料貯蔵状況 貯蔵場所
新燃料数 使用済燃料数
総数
原子炉圧力容器
0
0
0
使用済燃料プール(貯蔵容量:1770)
172
1456
1628
新燃料貯蔵庫(貯蔵容量:230)
230
230
使用済燃料プールゲート
スキマサージタンク
復水貯蔵タンク
使用済
燃料プール
MUWC
燃料
核計装
FPC
:運転中
:停止中(待機中)
CUW
:主要配管(通水)
:主要配管(非通水)
CRD
RCW
RHR
SW
RHRS
サプレッションプール
海
海
ECCS
無断複写・転載禁止 東京電力株式会社
FPC :燃料プール冷却浄化系
CUW :原子炉冷却材浄化系
RCW :原子炉補機冷却系
SW
:補機冷却海水系
RHR :残留熱除去系
RHRS :残留熱除去海水系
MUWC :復水補給水系
ECCS :非常用炉心冷却系
CRD :制御棒及び制御棒駆動系
20
MP-3
伐採木
多核種
除去設備
RO濃縮水
処理設備
E
J3
J2
H5
J1
ガレキ
C
B
MP-8
G3・G4・G5
G7
G6
ガレキ
第二セシウム
吸着装置
(HTI建屋)
共用プール
H4
伐採木
一時保管槽
ガレキ
伐採木
ガレキ
ガレキ
G
0m
100m
4号
3号
2号
伐採木
一時保管槽
ガレキ
F
1号
ガレキ
ガレキ
5号
6号
配管ルート
F
伐採木
一時保管槽
伐採木
一時保管槽
ガレキ
ガレキ
ガレキ
ガレキ
MP-1
ガレキ
廃スラッジ一時保管施設
C
H6
MP-7
H2
H3
伐採木
一時保管槽
淡水化設備
(RO)
淡水化設備
(蒸発濃縮)
J4
J5
D
J6
地下貯水槽
H8
H9
H1
地下貯水槽
使用済吸着塔
一時保管施設
F
ガレキ
ガレキ
ガレキ
ガレキ
高性能多核種除去設備
免震重要棟
ガレキ
雑固体廃棄物焼却設備
(設置中)
ガレキ
伐
採
木
サブドレン他
浄化設備 乾式キャスク
仮保管設備
伐
採
木
MP-2
増設多核種除去設備
K1
K1
J7
地下水バイパス
一時貯留タンク
K2
MP-4
車両整備場
タンクの設置状況
入退域管
理施設
大型休憩所
(建設中)
MP-6
車輌用スクリー
ニング・除染場
MP-5
構外仮設休憩所
新事務本館
(建設予定地)
新事務棟
瓦礫
(容器収納)
瓦礫保管
テント内
高レベルタンク等(既設)
高レベルタンク等(設置予定)
多核種除去設備
サブドレン他浄化設備等(設置予定)
乾式キャスク仮保管設備
中低レベルタンク等(既設)
中低レベルタンク等(設置予定)
瓦礫保管エリア
瓦礫保管エリア(設置予定)
伐採木保管エリア
伐採木保管エリア(設置予定)
大熊町
メガフロート
町境
セシウム吸着塔
仮保管施設
500m
提供:日本スペースイメージング(株)、
(C)DigitalGlobe
敷地境界
使用済吸着塔
一時保管施設
使用済吸着塔
一時保管施設
(多核種除去設備他)
中低レベル淡水タンク
高レベル滞留水受け
タンク(緊急時受入れ)
伐採木
(屋外集積)
伐採木一時保管槽
瓦礫
(屋外集積)
固体廃棄物貯蔵庫
瓦礫
(屋外集積)
覆土式一時保管施設
瓦礫保管テント
1000m
平成26年11月27日公表資料
廃スラッジ一時保管施設
除染装置
(プロセス建屋)
セシウム吸着装置
(焼却工作建屋)
海側遮水壁
(設置中)
凍土方式による
陸側遮水壁
(設置中)
原子炉注水設備用
冷凍機
双葉町
東京電力(株) 福島第一原子力発電所 構内配置図